レクリエーション保険のこと

レクリエーション保険は行事・イベントの開催日前日でも加入できる?

イベント前日にレクリエーション保険に加入する際の注意点

レクリエーション保険は行事・イベントの開催日前日でも加入できる?

※この記事は、「損保ジャパン レクリエーション補償プランのご案内」「三井住友海上 レクリエーション傷害補償プラン」「あいおいニッセイ同和損保 レクリェーション保険傷害保険のご案内」を参考にしています。みんレクでは、常に正しい情報を掲載するよう努めておりますが、最新の情報は公式サイトをご確認ください。

会社などの団体で行事・イベントを開催する場合は、参加者の傷害のリスクを考えてレクリエーション保険に加入するのがおすすめ。

しかし、保険の申し込み手続きには何かと時間がかかるので、レクリエーション保険の契約を先延ばしにしてしまう人もいるでしょう。

中には、行事・イベントの開催日の前日にレクリエーション保険の手続きをしていないことに気付く人もいるかもしれません。

そこで今回は、「レクリエーション保険は行事・イベントの前日でも加入できるのか」について解説します。加入できるとしたら、具体的などのような選択肢があるのかあわせてチェックしていきましょう。

この記事は、次のような人におすすめの内容です。

こんな人におすすめ!

  • 行事・イベントの前日に契約しても大丈夫か気になる人
  • レクリエーション保険の事前準備をチェックしたい人
  • 行事・イベントの前日に加入できるレクリエーション保険が知りたい人

レクリエーション保険は行事・イベントの前日までの加入でOK

レクリエーション保険は行事・イベントの前日までの加入でOK
結論から言えば、レクリエーション保険は行事・イベントの開催日の前日までに加入しておけば問題ありません

もちろん、時間に余裕を持ってレクリエーション保険の加入手続きをした方が安心ですが、前日でもちゃんと間に合うということを覚えておきましょう。

注意:保険会社や契約内容によっては前日加入ができないこともある

注意:保険会社や契約内容によっては前日加入ができないこともある
先に説明した通り、行事・イベントの開催日の前日でも加入できるレクリエーション保険は存在します。

しかし、保険会社で販売されているすべてのレクリエーション保険が前日加入に対応しているとは限りません。

また、希望する補償内容などの条件によっては、開催日の前日だと手続きを引受けてもらえないこともあります

行事・イベントの開催日の前日でも加入できるレクリエーション保険はありますが、選択肢が少なくなる可能性があることは理解しておきましょう。

いろいろな保険会社のレクリエーション保険を比較した上で、好きな保険に加入したい場合は前日よりも早い段階で申し込みをすることをおすすめします。

開催日の前日までに準備しておくといいこと3選

開催日の前日までに準備しておくといいこと3選
行事・イベントの前日にクリエーション保険を契約するとなると、何かとバタバタしやすいです。

そこでこの章では、レクリエーション保険の申し込みまでに少しでも時間が取れる場合に準備しておくといいことを3つ紹介します。

加入するレクリエーション保険を決めておく

行事・イベントの開催日に申し込みをするレクリエーション保険を1から探すとなると、ある程度の時間が必要になります。

できるだけスムーズにレクリエーション保険の手続きを進めるためにも、前もって加入するレクリエーション保険を決めておくことをおすすめします

いくつかのレクリエーション保険を比較して、2つ程度にしぼっておくといいでしょう。

レクリエーション保険の補償内容や加入条件をチェックする

レクリエーション保険は販売されている保険会社や契約するプランによって、補償内容や加入条件が異なります。

行事・イベントの開催日の前日に急いでレクリエーション保険に申し込みをすると、細かな内容をきちんと確認できない可能性があります。

したがって、レクリエーション保険の加入手続きをするまでに、いくつかの保険商品の内容を比較しておくことが大切です。

例えば、レクリエーション保険は参加者の人数が限定されている場合がほとんどです。特に、下限人数は要注意で、保険会社が指定する人数を下回ると当該レクリエーション保険には一切加入できません

その他にも、開催予定の行事・イベントが保険会社の補償対象になっているかなども必ず確認するようにしましょう。

ネットで検索したり、案内資料を請求したりして加入するレクリエーション保険についてしっかり理解しておくことをおすすめします。

保険会社の問い合わせ方法や申し込み方法を確認する

行事・イベントの前日にレクリエーション保険の申し込みをする場合は、保険会社の問い合わせ先や方法などをあらかじめ確認しておくと安心です。

例えば、「問い合わせはメールでもできるのか」「ネットやコンビニからの申し込みは可能か」などをチェックしておきましょう

さらに、保険会社の営業時間や電話番号を控えたり、申し込みに必要な書類一覧をチェックしたりすれば、行事・イベントの前日でもバタバタせずにレクリエーション保険の申し込みができるでしょう。

行事・イベントの前でも加入しやすいレクリエーション保険3選

行事・イベントの前でも加入しやすいレクリエーション保険3選
団体で行事・イベントを開催する場合に、前日でも申し込みしやすいレクリエーション保険を3つ紹介します。

今回は、次の3つのレクリエーション保険の特徴やプランを見ていきましょう。

  • 損保ジャパン日本興亜:レクリエーション補償プラン
  • 三井住友海上:レクリエーション傷害補償プラン
  • あいおいニッセイ:レクリエーション傷害保険

損保ジャパン日本興亜:レクリエーション補償プラン

損保ジャパン日本興亜でレクリエーション保険として加入できるのは、「レクリエーション補償プラン」です。

このレクリエーション保険に加入すると、行事・イベント中の参加者のケガや傷害事故が補償されます。また、熱中症危険補償特約を主契約に付帯すれば、参加者が熱中症になった場合も補償対象になります

なお、行事・イベントの前日に加入する場合でも、参加者の人数が20人以上いなければ申し込みできません

損保ジャパン日本興亜の保険料・保険金額例

行事・イベントの区分 A(危険度:小) B(危険度:中) C(危険度:大)
保険料 30円 150円 300円
死亡・後遺傷害保険金 455万円 460万円 457万円
入院給付金(日額) 4,000円 4,000円 4,000円
通院保険金(日額) 2,000円 2,000円 2,000円

上表中の「行事・イベントの区分」は、危険度が低いものはA、高いものはCというように損保ジャパン日本興亜によって分けられています。

行事・イベントの区分についてもっと具体的に知りたい場合は、損保ジャパン日本興亜の案内資料を取り寄せたり、問い合わせたりすることをおすすめします。

三井住友海上:レクリエーション傷害補償プラン

三井住友海上でレクリエーション保険として販売されているのは、「レクリエーション傷害補償プラン」です。

行事・イベントのために参加者が集合してから解散するまでの間に起きた事故やケガが補償対象になります。

オプション補償として、天災危険補償特約や入院・通院・手術保険金の支払い条件変更などが用意されています。ただし、行事・イベントの主催者の管理下にない状態で発生した事故は補償対象外です。

1日あたりの平均参加者数が20人以上いなければ、三井住友海上のレクリエーション保険には加入できないので注意しましょう。

また、参加者を名簿などで確認できなければ、この保険への申し込みはできません。

三井住友海上の保険料・保険金額例

契約プラン A(危険度:小) B(危険度:中) C(危険度:大)
保険料 9円 47円 37円
死亡・後遺傷害保険金 100万円 300万円 500万円
入院給付金(日額) 1,500円 3,000円 5,000円
通院保険金(日額) 1,000円 2,000円 3,000円

あいおいニッセイ:レクリエーション傷害保険

あいおいニッセイでレクリエーション保険として申し込みできるのは、「レクリエーション傷害保険」という保険商品です。

先に紹介したレクリエーション保険と同様に、団体で行事・イベントを開催する場合に主催者が前日までに加入することで参加者の傷害が補償されます。

あいおいニッセイのレクリエーション保険に加入するためには、行事・イベントの1日あたりの参加人数が20人以上必要です。

20人を下回る場合は、たとえ行事・イベントの開催日の前日であっても申し込みできないので注意しましょう。

主契約に以下の特約を付帯して補償内容を手厚くできる点が、あいおいニッセイ同和損保のレクリエーション保険の特徴です。

  • 熱中症危険補償特約
  • 細菌性食中毒およびウイルス性食中毒補償特約

あいおいニッセイ同和損保の保険金額例

契約プラン A(危険度:小) B(危険度:中) C(危険度:大)
保険料 30円 150円 300円
死亡・後遺傷害保険金 560万円
入院給付金(日額) 3,000円
通院保険金(日額) 1,500円

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レクリエーション保険に関連するよくある質問

レクリエーション保険に関連するよくある質問
最後に、レクリエーション保険に関連する質問をいくつか紹介します。

宿泊を伴う場合でも開催日前日に契約できる?

契約日が前日かどうかに限らず、レクリエーション保険は宿泊を伴う行事・イベントは契約の対象外です

日帰りのイベントに変更するか、国内旅行保険など他の保険商品への加入を検討しましょう。

開催日が数日に及ぶ場合も前日加入できる?

開催する行事・イベントの日数が数日に及ぶ場合でも、前日加入できるレクリエーション保険は存在します。

ただし、保険会社の対応などによっては、開催日前日の申し込みができないケースもあります。

どうしても前日に加入したい場合は、保険会社に電話で問い合わせたり、他の保険会社の商品を視野に入れたりなどの対応を取りましょう。

開催日の前日に参加者が減った場合は?

レクリエーション保険を行事・イベントの少し前に契約している場合は、前日までに参加者の人数が変わることもあるでしょう。

この場合は、レクリエーション保険の契約先である保険会社にできるだけ早く伝える必要があります。

状況によっては、保険料や補償内容などが変更されることもあるので注意が必要です。

記事まとめ

記事まとめ
レクリエーション保険は、行事・イベントの前日でも加入できるのかについて解説しました。大切なポイントをまとめると次の通りです。

この記事のポイント

  • 行事・イベントの前日でも申し込みできるレクリエーション保険がある
  • ただし、すべてのレクリエーション保険が前日加入に対応しているわけではない
  • いくつかの保険商品を比較して加入したいなら、前日の手続きはおすすめしない
  • できるだけスムーズに手続きをするためには前日までの用意が必要

今回紹介した保険会社以外にも、JA(農協)やAIG損保(旧AIU保険)などでもレクリエーション保険が取り扱われています。

ただし、前日加入は商品の種類が限定される可能性が高いので、できるだけ早い段階でレクリエーション保険に加入することをおすすめします。

ネットから前日申し込みできるレクリエーション保険はこちらで紹介!

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監修者のコメント

レクリエーション保険に加入する場合は、基本的には前日にならないよう余裕をもって契約手続きを完了することをおすすめします。レクリエーション保険の手続きは現状、対面もしくは郵送での手続きが必要であり、前日に手続きの申入れをすると手続きが間に合わないケースも出てきます。
もし、前日にならないと参加人数が確定しない場合は、契約手続き時点の人数で契約をしておき、確定時に人数の変更を行うことができます。また、開催が中止となった場合は前日までに保険代理店、保険会社に申し出をすれば契約を取消することが可能です。

監修者

当記事の監修者:遠山直孝

  • 保険コンプライアンス・オフィサー2級
  • ファイナンシャルプランナー(AFP)
  • 損保大学(法律・税務)

国立大学卒業後、大手保険会社に27年勤務し、現在は損害保険代理店に所属。営業、企画部門での多彩な経験から、法律・税務を踏まえた実用的な保険の活用に精通しており、日々情報を発信しています。

※損保大学とは、損害保険の募集に関する知識・業務を向上させるために日本損害保険協会が立ち上げた制度。当監修者は「法律・税務」などの知識を深める専門コースを修めています。

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