レクリエーション保険のこと

レクリエーション保険の料金はいくら?補償内容・保険金の例を挙げて紹介

レクリエーション保険の保険金・保険料はいくら?相場を解説

行事・イベントを団体で開催する場合は、参加者の安全を考えてレクリエーション保険に加入するのがおすすめです。

しかし、レクリエーション保険についてよく知らない人の中には、「保険料はいくらかかるのか」「保険金はいくら設定すれば良いのか」といろいろな不安を持っている人もいるでしょう。

そこで今回は、保険会社で実際に販売されているレクリエーション保険のパンフレットを元に、保険金額や保険料はいくらくらいになるのかを見ていきます。

この記事は、次のような人におすすめの内容です。

  • レクリエーション保険の保険料はいくらか知りたい人
  • レクリエーション保険の保険金額はいくらがいいか気になる人
  • レクリエーション保険の契約条件をチェックしたい人

そもそもレクリエーション保険ってなに?基本的な補償内容を解説

レクリエーション保険とは、団体でレジャー行事やイベントを開催する場合に主催者が参加者のケガや事故を補償するために加入する保険商品です。参加者個人での加入はできません。

1契約で行事・イベントの参加者全員を補償できるのがレクリエーション保険の最大の特徴です。ちなみに、参加者の一部を補償対象外にすることはできません。

また、レクリエーション保険は、1日単位で加入が可能。行事・イベントが数日開催される場合はまとめての契約もできます。

ただし、行事・イベントの種類によってはレクリエーション保険の補償が適用されないことがあります。

詳細な条件はレクリエーション保険を販売する保険会社によって異なりますが、基本的に宿泊が伴う行事・イベントは契約の対象外です。

その他、保険会社に危険度が高いと判断されたスポーツなども契約の対象とならないため、よく覚えておきましょう。

レクリエーション保険の保険料はいくら?

では、実際にレクリエーション保険に加入する際の保険料はいくらなのでしょうか。

通常、保険に加入する際は補償内容に応じて保険料が決定されます。レクリエーション保険も例外ではなく、死亡保険金や通院・入院保険金の金額に応じて保険料が決まります。

また、レクリエーション保険の特徴として、開催するイベント・行事の種類によっても保険料が異なります。どの保険商品も、ケガをするリスクの高い行事ほど保険料が高く設定されるのが一般的です。

このように、個々の設定によって変わるため「この保険商品はいくら」というのは一概には言えません。

しかし、保険商品のパンフレットに掲載されている契約例を参考に、保険料がいくらかある程度の目安を知ることは可能です。

ここでは、現在販売されている下記の3商品について、パンフレットに載っている補償内容と料金例がいくらになっているかご紹介致します。

  • 三井住友海上
  • 損保ジャパン
  • 東京海上日動

補償内容と保険料の例

ここでは、各保険会社のレクリエーション保険について、イベント・行事の区分、補償内容に応じた保険料がいくらになっているのか表にまとめてご紹介します。

三井住友海上の場合

三井住友海上では、「レクリエーション傷害補償プラン」というレクリエーション保険を販売しています。

参加者1人あたり、1日あたりの保険料がいくらかは、下記の通りです。

区分
行事・イベントの種類
保険料
補償内容
Aいちご狩り、日帰り遠足、アーチェリー、
徒歩のオリエンテーリング、ソフトボール、ヨガ、ラジオ体操など
37円死亡・後遺障害保険金:500万円
入院保険金日額:5,000円
通院保険金日額:3,000円
B運動会、軟式野球、日帰りキャンプ、
マラソン大会、陸上競技、自転車、競歩、剣道など
181円
C硬式野球、スキー、スノーボード、
ラクロス、レガッタ、サッカー、
スノーボードなど
361円

損保ジャパンの場合

損保ジャパンでは、「レクリエーション補償プラン」というレクリエーション保険を販売しています。

参加者1人あたり、1日あたりの保険料がいくらかは、下記の通りです。

区分
行事・イベントの種類
保険料
補償内容
A日帰り遠足、花火大会(市販のもの)、
料理教室、ラジオ体操、ヨガ、ハイキング、バーベキューなど
30円死亡・後遺障害保険金:455万円
入院保険金日額:4,000円
通院保険金日額:2,000円
B日帰りキャンプ、運動会、自転車、
軟式・準硬式野球、マラソン、
フェンシング、防災・避難訓練など
150円死亡・後遺障害保険金:460万円
入院保険金日額:4,000円
通院保険金日額:2,000円
C硬式野球、サッカー、スキー、
ホッケー、レスリング、空手、
カヌー競漕、サーフィンなど
300円死亡・後遺障害保険金:457万円
入院保険金日額:4,000円
通院保険金日額:2,000円

東京海上日動の場合

東京海上日動では、「レクリェーション災害補償プラン」というレクリエーション保険を販売しています。

参加者1人あたり、1日あたりの保険料がいくらかは、下記の通りです。

区分
行事・イベントの種類
保険料
補償内容
Aバドミントン大会、卓球大会、テニス大会、
ハイキング、水泳教室、ヨガ、日帰り遠足、潮干狩りなど
24円死亡・後遺障害保険金:500万円
入院保険金日額:2,000円
通院保険金日額:1,000円
B軟式野球の大会、剣道大会、陸上競技、
運動会、サイクリング、マラソン大会、サッカー教室など
120円
Cサッカー大会、硬式野球大会、
山車・みこしに参加する祭り、ハンドボール、
バスケットボールなど
241円

保険料の目安は数十円~数百円程度

主要な損保会社3社の保険料がいくらかご紹介しましたが、いずれもケガの危険性が少ないA区分のプランでは30円程度、ケガの危険性が多いC区分では300円程度の保険料が掲載されています。

これを踏まえると、レクリエーション保険の保険料がいくらという疑問に対しては、数十円~数百円程度というのが1つの目安と考えられるでしょう。

もちろん、補償内容の充実度によって保険料は変わります。先程の例では、死亡保険金は450万~500万円程度でしたが、たとえば1,000万円などに設定すれば保険料も比例して高くなります。

保険金額をいくらに設定するべきかは、開催するイベントの内容や参加者によって決めることをおすすめします。いくらか決められない場合には、保険会社や保険代理店に相談すれば一般的な相場を教えてくれます。

補償内容と保険料のバランスをよく考えていくらにするか設定してみて下さい。

参加者の人数はいくらでも加入できる?

レクリエーション保険は、保険会社によって契約可能な参加者の人数が決まっています。

特に、下限人数は契約前によく確認しておくことが大切です。

一般的に、レクリエーション保険では団体の人数が20名以上からでなければ加入できないなど、下限を設定しています。

保険商品によっては45名以上の制限が設けられていることがありますが、多くの場合は20名以上がボーダーラインです。

あまりに少ない人数では加入することができないので、注意して下さい。

なお、加入人数の上限については制限がない場合がほとんどなので、いくらまでなら加入できるのかはそこまで気にしなくても良いでしょう。

レクリエーション保険に関連するよくある質問

最後に、レクリエーション保険に関するよくある質問をいくつか紹介します。

ケガ・事故時の保険金額をいくらにするか決められないときは?

レクリエーション保険の適切な保険金額が分からない場合は、保険会社または保険代理店に相談することをおすすめします。

保険会社や保険代理店は、一般的にいろいろなレクリエーション保険の取扱いをしています。そのため、開催予定の行事・イベントの種類や参加者の人数などの条件を元に、保険金額をいくらにするべきかアドバイスしてくれることが多いです。

自分でレクリエーション保険の保険金額をいくらにするか決められない場合は、ぜひ頼りにしてみてください。

保険金額を受け取る際にはどうすればいい?

万が一イベントや行事の最中に事故が起こり、レクリエーション保険の保険金を請求することになった場合は、すみやかに保険会社・保険代理店に連絡しましょう。

その際、開催したイベント・行事の参加者名簿の提出を求められることがあるため、あらかじめ用意しておきましょう。

保険金がいくら支払われるかは、契約時に設定した補償内容にのっとって決まります。いくらの補償内容にしたか忘れてしまった場合には、保険証券を確認しましょう。

まとめ:保険料はイベント・行事の内容や補償内容によって異なる

今回は、レクリエーション保険に加入する場合に気になる保険料について、目安の金額がいくらになるか説明しました。。大切なポイントをまとめると次の通りです。

  • レクリエーション保険の保険料がいくらになるかは、補償内容によって違う
  • 保険金額が高くなるほど、保険料の金額が上がる
  • 保険金額や保険料の設定金額がいくらかは、保険会社によって異なる
  • いくらが適切が自分で判断できないときは保険会社や保険代理店に問い合わせる

保険料がいくらになるかは、補償内容やイベント・行事の種目によって違いますが、多くの場合は数十円~数百円程度の範囲におさまります。費用の負担を抑えて加入できるのが、レクリエーション保険の良いところと言えますね。

会社などの団体で行事・イベントを開催する場合は、事前にレクリエーション保険に加入しておくとより安全・安心です。

今回紹介した内容を参考に自分に合ったレクリエーション保険を見つけて、保険料や保険金をいくらにするのがいいのかを考えてみましょう。

監修者のコメント

行事主催者がレクリエーション保険に加入する目的は、多くの場合「参加者へのお見舞金の手配」です。この場合、大きな保険金額を設定する必要はありませんので、いくらにするか悩んだ際にはパンフレットに記載のパターンをベースに保険金額を設定すれば良いと思います。また、保険金を請求する際の保険会社や保険代理店への連絡方法(電話番号等)はすぐに分かるようにメモしておきましょう。保険証券には必ず連絡先が記載されていますが、イベントの直近に契約をした場合は保険証券が届くのに時間がかかる場合があります。

監修者

当記事の監修者:遠山直孝

  • 保険コンプライアンス・オフィサー2級
  • ファイナンシャルプランナー(AFP)
  • 損保大学(法律・税務)

国立大学卒業後、大手保険会社に27年勤務し、現在は損害保険代理店に所属。営業、企画部門での多彩な経験から、法律・税務を踏まえた実用的な保険の活用に精通しており、日々情報を発信しています。

※損保大学とは、損害保険の募集に関する知識・業務を向上させるために日本損害保険協会が立ち上げた制度。当監修者は「法律・税務」などの知識を深める専門コースを修めています。

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