レジャー保険

東京海上日動が販売する旅行・レジャー保険【全4種類】を解説

東京海上日動の旅行・レジャー保険を徹底解説!

東京海上日動が販売する旅行・レジャー保険【全4種類】を解説

国内外の旅行中やスポーツ中に、ケガをすることがあります。また宿泊先の備品を誤って壊してしまうことがあるかもしれません。

治療や損害の費用が少額であればいいですが、程度によっては高額になることも考えられます。

このような偶然の事故による損害に備えた保険が旅行・レジャー保険です。旅行・レジャー保険は様々な保険会社が取り扱っています。

この記事では、東京海上日動の旅行・レジャー保険について解説します。

旅行・レジャー保険とは

旅行・レジャー保険とは

旅行・レジャー保険とは、スポーツやレジャー、旅行中の急激かつ偶然な外来の事故によるケガなどに備えた保険で、普通傷害保険がベースになっています。

一般的には、死亡・後遺障害、ケガの入院・通院・手術のほか、賠償責任や携行品損害などの補償があります。

商品によって保険金額や付帯できる特約の種類が異なるため、補償内容を比較して保険料とのバランスを確認する必要があります。

東京海上日動でも旅行・レジャー保険の商品として、4タイプを取り扱っています。それぞれの特徴や補償内容を紹介します。

【全4種類】東京海上日動の旅行・レジャー向け保険商品

東京海上日動の旅行・レジャー保険には、「リスク細分型海外旅行保険」「海外旅行保険」「国内旅行傷害保険」「ゴルファー保険」があります。

それぞれの補償内容や特徴を紹介します。

リスク細分型海外旅行保険「MARINE PASSPORT」

リスク細分型海外旅行保険「MARINE PASSPORT」

リスク細分型海外旅行保険「MARINE PASSPORT」は、インターネット専用のリスク細分型海外旅行保険です。

リスク細分型とは、旅行先や年齢ごとにリスクを区分し、それぞれの区分ごとに保険料を設定するタイプです。

一般的な海外旅行保険では、年齢や旅行先で区分していないため、本当のリスクと比べると割高な保険料を支払うことになります。年齢区分では若いほど保険料は安くなります。

またハワイやオーストラリアなど日本人がよく行く比較的安全な旅行先ほど、保険料は安くなります。

「MARINE PASSPORT」の場合、年齢区分は「17歳以下」「18~29歳」「30~49歳」「50~59歳」「60~69歳」「70歳以上」です。

「18~49歳」ならリスク細分型のほうが保険料は安くなる可能性が高く、そのほかの年齢でも安くなる可能性があります。

リスク細分型海外旅行保険「MARINE PASSPORT」の特徴

  • 若い人(18歳以上)ほど保険料は割安になる傾向
  • リスクの低い旅行先ほど保険料は割安になる傾向
  • インターネットで申し込み可能

申込条件

  • 出発日90日前から当日(出国のため航空機に搭乗するまで)まで
  • 旅行期間 日帰り~31日間
  • 1回10名分まで
  • 契約者 満18歳以上

補償内容・1名あたり保険金額

エコノミー スタンダード デラックス
傷害死亡 1,000万円 1,000万円
傷害後遺障害 1,000万円 1,000万円
治療・救援費用 1,000万円 3,000万円 5,000万円
疾病死亡 500万円 1,000万円 1,000万円
賠償責任 1億円 1億円 1億円
携帯品損害 20万円 30万円 30万円
航空機寄託手荷物 3万円
航空機遅延 あり

出典:東京海上日動「MARINE PASSPORTのご案内」

リスク細分型海外旅行保険には、「エコノミー」「スタンダード」「デラックス」があり、デラックスの補償内容が最も厚くなっています。

海外旅行でのケガなどで治療を受けた場合、公的医療保険が使えない治療で負担が大きくなる可能性があるため、特に治療・救済費用の保険金額や支払い条件を確認しましょう。

またほかの損害保険やクレジットカードなどですでに補償を受けている可能性もあります。補償が重複していないか確認するとよいでしょう。

海外旅行保険

海外旅行保険

海外旅行保険とは、海外旅行中のケガや病気に備えた保険で、高額になりがちな海外での治療費を補償します。

海外旅行保険には、大きく「自身のケガや病気に関する補償」「他人にケガをさせてしまったときの補償」「持ち物に関する補償」「その他の費用に関する補償」の4つの補償があります。

年齢区分は3区分で、選べる保険金額や保険料が異なります。

おおむねリスク細分型海外旅行保険「MARINE PASSPORT」の「デラックス」よりも補償内容は充実しており、その分、保険料も割高になります。

リスク細分型海外旅行保険「MARINE PASSPORT」との違い

  • 治療・救援費用の保険金額で「無制限」を選べる
  • 保険期間31日超もある
  • 選べる契約タイプが多い

おもな補償内容(例)・0~69歳以下

C3 C2 B2
傷害死亡 1,000万円 1,000万円
傷害後遺障害 5,000万円 5,000万円 1,000万円
治療・救援費用 無制限 無制限 3,000万円
応急治療・救援費用 300万円 300万円 300万円
疾病死亡 1,000万円 1,000万円
賠償責任 1億円 1億円 1億円
携帯品損害 30万円 30万円 10万円
航空機寄託手荷物 3万円 3万円 3万円
航空機遅延 あり あり あり

出典:東京海上日動「海外旅行保険(個人) パンフレットデジタル版」

東京海上日動の海外旅行保険は年齢や補償内容によってさまざまなプランがあります。

海外旅行保険を検討する際には、リスク細分型の海外旅行保険も比較し、保険料とのバランスを考慮して選ぶ必要があります。

基本的に補償を充実させると保険料は高くなります。

海外旅行では、「治療費」と「賠償責任」を中心に、ほかの補償を充実させるかどうかを検討するとわかりやすいでしょう。

国内旅行傷害保険

国内旅行傷害保険

国内旅行傷害保険は、国内旅行中のケガや手荷物の盗難・破損などに備えた保険です。

海外旅行保険とは異なり、病気による入院や通院には対応していません。

補償内容(例)・3泊4日

保険料 2,250円 1,750円
死亡・後遺障害 3,414万円 2,606万円
入院保険金日額 12,000円 8,000円
手術保険金 入院保険金日額の10倍(入院中)・入院保険金日額の5倍(入院中以外) 入院保険金日額の10倍(入院中)・入院保険金日額の5倍(入院中以外)
通院保険金日額 7,000円 5,000円
賠償責任 3,000万円 3,000万円
携行品損害 40万円 30万円
救援者費用等 150万円 150万円
航空機欠航・着陸地変更費用 1万円 1万円

出典:東京海上日動「国内旅行傷害保険 パンフレットデジタル版」

国内旅行傷害保険は、観光中のケガだけでなく、スキーで骨折して入院した場合にも補償されます。

山岳登はんやスカイダイビングなどの危険な運動を予定している場合は「特別危険担保特約」、山岳登はん中に遭難した場合の捜索費用に備えるなら「遭難捜索費用担保特約」を付帯できます。

トータルアシストからだの保険(ゴルファー)

トータルアシストからだの保険(ゴルファー)

トータルアシストからだの保険(ゴルファー)は、ゴルフに関するリスクをまとめて補償する、保険期間1年の保険です。

国内外のゴルフ場やゴルフ練習場敷地内でのゴルフ中のケガをメインに、オプションで第三者に対する賠償責任、ゴルフ用品の損害、ホールインワン・アルバトロス費用を付けられます。

プラン例 保険期間:1年間

保険料 5,500円 8,000円
死亡・後遺障害 620万円 860万円
入院保険金日額 3,000円 5,000円
通院保険金日額 1,000円 3,000円
第三者に対する賠償責任 国内1億円/国外1億円 国内無制限/国外1億円
ゴルフ用品の損害 10万円 20万円
ホールインワン・アルバトロス費用 20万円 30万円

出典:東京海上日動「トータルアシストからだの保険(ゴルファー) パンフレットデジタル版」

上記のほかにも補償プランがありますので、東京海上日動や代理店に確認しましょう。

また東京海上日動の「トータルアシストからだの保険(ゴルファー)」では、下記のサービスが自動付帯されます。

メディカルアシスト 電話で医療に関する相談ができる
介護アシスト 電話で高齢者向けの生活支援や介護に関する相談ができる
デイリーサポート 電話で法律・税務・社会保険に関する相談ができる

団体契約したい場合はレクリエーション保険がおすすめ

団体契約したい場合はレクリエーション保険がおすすめ

スポーツやレジャーを団体で実施する場合、レジャー保険で一人ひとりが加入するのではなく、レクリエーション保険でまとめて補償を得る方法があります。

レジャー保険とレクリエーション保険の違い

レジャー保険や国内旅行傷害保険、レクリエーション保険はいずれもケガをした場合に備えた保険です。

レジャー保険や国内旅行傷害保険の契約者は個人や家族ですが、レクリエーション保険の契約者は自治体や企業などの団体で、一定数以上の参加者が必要となります。

レクリエーション保険は、一度に多くの人数が保険に加入しますので、団体割引が適用され、被保険者一人ひとりにかかる保険料は割安になるのが一般的です。

東京海上日動のレクリェーション災害補償プラン

団体でイベントを行う方に!東京海上日動のレクリエーション保険の補償を解説

東京海上日動のレクリエーション災害補償プランは、普通傷害保険と施設賠償責任保険をセットにした保険です。

行事参加者数45名以上から申し込み可能です。

1名あたりの保険料は、傷害保険の保険料と賠償責任保険の保険料の合計で、行事の種類や団体割引率によって変わります。

レクリエーション災害補償プラン 例

行事の種類(例) 傷害保険 損害賠償保険プラン① 1名あたり保険料(団体割引前)
ハイキング 死亡・後遺障害538.1万円/入院保険金日額2,000円/通院保険金日額1,000円 1事故につき1億円(支払限度額) 傷害保険25円+損害賠償保険10円=35円
サイクリング 死亡・後遺障害538.1万円/入院保険金日額2,000円/通院保険金日額1,000円 1事故につき1億円(支払限度額) 傷害保険126円+損害賠償保険10円=136円
サッカー大会 死亡・後遺障害538.1万円/入院保険金日額2,000円/通院保険金日額1,000円 1事故につき1億円(支払限度額) 傷害保険253円+損害賠償保険10円=263円

出典:東京海上日動「レクリエーション災害補償プランのおすすめ」

上記の保険料に対して、参加者数が多いほど高い割引率が適用されます。

またリスクの高い行事ほど保険料は割高です。補償内容を十分確認したうえで、加入しましょう。

もしもの事故に備えて東京海上日動の旅行・レジャー保険加入を検討しよう

もしもの事故に備えて東京海上日動の旅行・レジャー保険加入を検討しよう

旅行・レジャー保険を検討する場合、保険金額などの補償内容が違うため、比較しにくいかもしれません。

保険会社や商品によって付帯するサービスも異なるため、単純な比較はできません。

そこで、重視する補償内容を限定して比較すると、選びやすくなります。

重視する点で比較しても絞り切れない場合に、ほかの補償内容や各種サービスを比較するとよいでしょう。

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