レジャー保険には補償対象となるケースとそうでないケースがある？！

レジャー保険は、スキーやスノーボード、ゴルフなどのスポーツ・レジャー中の事故やケガを補償する保険商品です。

しかし事故やケガの内容によっては補償の対象とならないケースもあるため、あらかじめ補償範囲を確かめておくことが重要です。

この記事では、レジャー保険の基本的な特徴や補償対象となる事故・ケガ、補償の対象とならないケースについて解説していきます。

ぜひ本記事を参考にレジャー保険の補償対象を確認し、万が一のリスクに備えていきましょう。

レジャー保険とは

レジャー保険は、スキーやスノーボード、ゴルフなどのスポーツ・レジャー中の事故やケガを補償する保険商品です。

自分自身がケガをした場合に限らず、第三者にケガを負わせてしまった場合の賠償責任も補償されます。

レジャー保険は主に以下の補償が受けられます。

ただし商品によって補償内容が異なるため、事前に確認しておくことが大切です。

補償対象となる事故・ケガ

レジャー保険は、スポーツ・レジャー中の事故やケガを補償する商品です。

しかしすべての事故・ケガが補償対象となるわけではないため、事前に補償範囲を把握しておくことが大切です。

ここでは、レジャー保険で補償対象となる事故・ケガについて解説します。

急激かつ偶然な外来の事故によるケガ

レジャー保険は、急激かつ偶然な外来の事故によるケガを補償対象としている保険商品です。

事故が原因ではない慢性的な腰痛やテニス肘などは補償の対象となりません。

例えば、以下のようなケースはレジャー保険の補償対象となります。

• 登山中に転んでケガをした
• サッカーでほかの選手にぶつかってケガを負わせてしまった
• スキーで転倒してスキー板・ストックを破損してしまった

上記のようなケガや損害賠償責任のリスクに備えたい場合は、レジャー保険への加入がおすすめです。

レジャー保険で補償対象にならないケースとは？

以下のようなケースに該当する場合、レジャー保険の補償対象とはなりません。

それぞれしっかりと確認しておきましょう。

危険が伴うスポーツによる事故・ケガ

危険が伴うスポーツで事故に遭い、ケガをしてしまった場合は補償の対象となりません。

例えばスカイダイビングやロッククライミングなどは、ケガや死亡のリスクが高いスポーツとして補償の対象外となるケースが多いです。

また、オートバイや自動車の競争選手、プロボクサーなどの危険性が比較的高い職業に従事している間のケガも補償対象となりません。

補償の対象外となるスポーツや職業は、保険会社・商品ごとに異なります。

レジャー保険を契約する前に、危険なスポーツに指定されているものを確認しておきましょう。

故意または重大な過失、犯罪行為によるケガ

故意または重大な過失による事故でケガをした場合は、レジャー保険の補償対象外です。

保険金を受け取るためにわざと事故を起こしても、保険金が支払われることはありません。

また、犯罪行為や自殺行為などでケガをした場合も補償の対象外となります。

あくまでも普通にスポーツ・レジャーを楽しんでいるときに起きた偶然の事故を対象にしていることを頭に入れておきましょう。

事故から一定期間を過ぎた入院・手術

レジャー保険の傷害死亡補償や傷害入院手術補償は、事故の発生から一定期間以内の死亡や入院・手術を補償の対象としています。

一定期間を過ぎた後に死亡したり、入院・手術をしたりしても保険金は支払われないため注意が必要です。

事故発生からの期間は保険会社や商品によって異なりますが、180日に設定されていることが多いです。

あらかじめ期間を確認しておき、いつまで補償の対象となるのか把握しておきましょう。

まとめ：加入前に補償範囲・内容をよく確認して手続きしよう

レジャー保険は、スポーツ・レジャー中の事故やケガを補償する保険商品です。

急激かつ偶然な外来の事故によるケガが補償対象となっており、万が一のリスクに備えることができます。

一方で、危険が伴うスポーツによる事故や故意または重大な過失、犯罪行為によるケガ、事故から一定期間を過ぎた入院・手術などは補償の対象となりません。

レジャー保険契約前に補償対象となる範囲や内容、対象外のケースを把握した上で自分に合ったレジャー保険を契約しましょう。