レジャーやスポーツ中の事故によるケガなどのリスクに備える保険として、レジャー保険があります。
コンビニで加入できるレジャー保険もありますが、大手コンビニのファミリーマートはレジャー保険を取り扱っていません。
レジャー保険をコンビニで契約したい場合は、ファミリーマート以外のコンビニから選ぶ必要があります。
本記事では、ファミリーマートで加入できる保険の種類やファミリーマート以外のコンビニで取り扱うレジャー保険の特徴、自分に合った保険商品を選ぶポイントをご紹介します。
ぜひ本記事を参考にして、ご自身に最適なレジャー保険をご契約ください。
【注意】ファミリーマートではレジャー保険の取り扱いがない
大手コンビニのファミリーマートでは、レジャー・スポーツのリスクに備えられるレジャー保険の取り扱いがありません。
レジャー保険に加入したい場合はファミリーマート以外の選択肢を視野に入れましょう。
しかしレジャー保険以外の保険商品であれば、ファミリーマートで加入することができます。
ここではファミリーマートで加入できる保険の種類について解説します。
ファミリーマートで加入できる保険の種類
ファミリーマートでは以下の保険商品に申し込むことができます。
- ちょいのり保険(1日自動車保険)
- バイク自賠責保険
- 自転車向け傷害保険
それぞれの保険の特徴や補償内容を簡単に解説します。
ちょいのり保険(1日自動車保険)
ちょいのり保険は1日単位で加入できる自動車保険です。
「シンプルプラン」「レギュラープラン」「プレミアムプラン」の3種類があり、シンプルプランは800円から契約することができます。
ファミリーマートのちょいのり保険の主な補償内容は以下の通りです。
- 対人・対物賠償に関する補償
- 自分自身・同乗者の補償
- ロードアシスト
- 借りた車の補償(レギュラープラン・プレミアムプランで補償)
- 弁護士費用の補償(プレミアムプランのみ補償)
対人・対物賠償の保険金額は無制限です。
普段は乗らない自動車の運転をする日に契約することで万が一のリスクに備えることができます。
バイク自賠責保険
バイク自賠責保険は、バイク事故で被害者にケガをさせたり、死亡させたりしてしまった場合に補償される保険商品です。
自賠責保険はバイクの所有者に対して加入が義務付けられている保険であり、未加入の場合は罰則が科せられます。
ファミリーマートのバイク自賠責保険の補償内容は以下の通りです。
- 傷害による損害:被害者1人につき最高120万円まで
- 後遺障害による損害:後遺障害の程度に応じた等級により被害者につき第1級3,000万円まで
- 死亡による損害:被害者1人につき最高3,000万円まで
- 死亡にいたるまでの傷害による損害:被害者1人につき120万円まで
ファミリーマートのバイク自賠責保険は24時間365日いつでもネットから契約できます。
更新手続きもネットで手軽にできる点がバイク自賠責保険の魅力です。
自転車向け傷害保険
自転車向け傷害保険は、自転車事故のリスクに備えられる保険商品です。
自転車事故以外の日常生活で他人にケガを負わせたり、モノを壊してしまったりした場合も補償の対象となります。
ファミリーマートの自転車向け傷害保険の補償内容は以下の通りです。
- 損害賠償責任補償
- 死亡保険金
- 後遺障害保険金
- 入院保険金
- 手術保険金
損害賠償責任補償については被保険者本人だけでなく、配偶者や同居の親族、別居の未婚の子どもが損害賠償責任を負った場合も補償の対象となります。
自転車事故やそれ以外の事故に備えたい場合は、ファミリーマートの自転車向け傷害保険がおすすめです。
ファミリーマート以外のコンビニでレジャー保険に加入しよう
すでにご紹介した通り、ファミリーマートではレジャー保険を取り扱っていません。
コンビニでレジャー保険に加入したい場合は、セブンイレブンやローソンなどで契約しましょう。
ここではセブンイレブンやローソンのレジャー保険について解説します。
セブンイレブン「1DAYレジャー保険」
1DAYレジャー保険は、三井住友海上が提供するレジャー保険です。
セブンイレブンのマルチコピー機から簡単に手続きをすることができ、保険料をレジで支払うことで契約が完了します。
1DAYレジャー保険には「ゴルフ向けプラン」「スキー・スノボ向けプラン」「ハイキング・軽登山向けプラン」「レジャー全般プラン」があります。
楽しむレジャーの種類に合わせてプランを選びましょう。
補償内容
1DAYレジャー保険の主な補償内容は以下の通りです。
- 傷害死亡保険金
- 傷害入院時一時保険金
- 骨折時一時保険金
- 日常生活賠償保険金
- ゴルフ賠償責任保険金
- 救援者費用等保険金
- ホールインワン・アルバトロス費用保険金
- コンペにおけるホールインワン・アルバトロス達成祝品贈呈費用保険金
- ゴルフ用品保険金
ただしプランによって補償内容が異なるため、契約前に確認しておきましょう。
申し込み手続き方法
セブンイレブンから1DAYレジャー保険を申し込む場合は、店内に設置されているマルチコピー機から手続きを進めます。
マルチコピー機未設置の店舗を除き、全国のセブンイレブンから申し込み手続きが可能です。
申し込みはマルチコピー機から保険商品とプランを選択し、プリントされた払込票をレジに持って行って保険料を支払います。
ローソン「ゴルファー保険」
ゴルファー保険は、ローソンで加入できるゴルフ向けのレジャー保険です。
ゴルフ中のあらゆるリスクに備えることができるため、普段からゴルフを楽しむ方におすすめの商品となっています。
保険料は1ヶ月1,000円から加入することができ、補償は手続き日の翌日から始まります。
ゴルフに行く前日に申し込み手続きをすることで、ゴルフのリスクに備えることが可能です。
補償内容
ゴルファー保険の主な補償内容は以下の通りです。
- 個人賠償責任補償保険金
- 死亡・後遺障害保険金
- 入院保険金
- 通院保険金
- ゴルフ用品補償
- ホールインワン・アルバトロス費用
上記の通り、ゴルフを楽しむ方に適した補償が充実しています。
趣味でゴルフを楽しむ方におすすめのレジャー保険です。
申し込み手続き方法
ゴルファー保険は、ローソン店頭にあるLoppiから手続きを行います。
Loppiで「ほけん」を選択し、「ゴルファー保険」を選択したら画面の指示にしたがって手続きを進めます。
申込券が発行されるので、レジにて代金を支払うことで申し込み手続き完了です。
「お客さま控え」が発行されるため、必ず受け取って保管しておきましょう。
自分に合った保険商品を選ぶポイント
レジャー保険を選ぶ際、以下のポイントを押さえた上で商品を選びましょう。
ポイント
- 事前に補償内容を確認する
- レジャーの頻度に合わせて保険期間を決める
- 特定のレジャーに特化した保険もおすすめ
それぞれのポイントを解説していきます。
事前に補償内容を確認する
レジャー保険は、商品によって補償内容が異なります。
「必要な補償が受けられない」という事態を避けるためにも、事前に商品の補償内容を確認しておきましょう。
例えば、商品によっては通院保険金が給付されるタイプのレジャー保険があります。
入院・手術後の通院に対しても補償が適用されるため、安心して治療に専念することができます。
通院治療のリスクに備えておきたい場合は、通院保険金は欠かせない補償内容です。
自分にとって必要な補償内容を考え、加入しようとしている商品が対応しているかどうか確認しておきましょう。
レジャーの頻度に合わせて保険期間を決める
レジャー保険は、商品やプランによって「1日単位」「1年単位」などの保険期間が設定されています。
自分がレジャーに行く頻度に合わせて保険期間を設定しましょう。
例えば毎週のようにゴルフを楽しむ方は、1年単位のレジャー保険がおすすめです。
毎回レジャー保険を契約する必要がなく、1年間にわたって手厚い補償を受けられることが特徴です。
一方で普段はあまりレジャーに行かない場合、レジャーに行く日だけを補償する1日単位のレジャー保険が良いでしょう。
1日あたり数百円の保険料で補償を備えることができます。
ご自身がどれくらいの頻度でレジャーを楽しむか考え、適切な保険期間を選びましょう。
特定のレジャーに特化した保険もおすすめ
レジャー保険はレジャー全般を対象にした商品だけでなく、特定のレジャーに特化した保険商品も用意されています。
自分が楽しむレジャーに特化した商品がある場合は加入を検討しましょう。
例えば、セブンイレブンから加入できる1DAYレジャー保険は「ゴルフ向けプラン」「スキー・スノボ向けプラン」などが用意されています。
ゴルフ向けプランには「ゴルフ賠償責任保険金」や「ホールインワン・アルバトロス費用保険金」など、ゴルフを楽しむ方にとって嬉しい補償が設けられています。
特定のレジャーに特化した保険商品も視野に入れつつ、自分に最適なレジャー保険を選びましょう。
記事まとめ
ファミリーマートで加入できる保険商品には、1日自動車保険やバイク自賠責保険、自転車向け傷害保険などの種類があります。
しかしファミリーマートではレジャー保険に加入することはできないため注意が必要です。
コンビニでレジャー保険に加入したい場合は、ファミリーマート以外のコンビニがおすすめです。
セブンイレブンの「1DAYレジャー保険」やローソンの「ゴルファー保険」などがあります。
本記事でご紹介したレジャー保険選びのポイントを参考に、コンビニで契約できるレジャー保険に加入しましょう。