本記事はWeb上に掲載されている日新火災海上保険のレクリエーション傷害保険に関するパンフレットを元に執筆しております。2024年現在は保険内容等が更新されているがある可能性があるため、詳細については保険代理店あるいは日新火災海上保険にてご確認ください。
社内の運動会や町内のイベントなどの行事やイベントを開催するにあたって、楽しむことはもちろんですが、参加者全員が安全に参加できるよう配慮することは主催者側の義務でもあります。
行事やイベントを安全に実施するために様々な保険がある中で、評判の良い保険の1つが今回ご紹介する日新火災海上保険のレクリエーション保険です。
この記事では、日新火災海上保険のレクリエーション保険の補償内容や、保険金の請求方法について解説します。
日新火災海上保険のレクリエーション傷害保険とは?
日新火災海上保険のレクリエーション保険は、正式名を「行事参加者の傷害危険補償特約付帯 普通傷害保険」と言います。
イベントや行事の参加時に、参加者が急激かつ偶然な事故によってケガをした場合の補償として、保険金を受け取ることができます。
イベントが開催されている時間だけではなく、イベントに参加するための自宅から集合地に向かう道中や、イベント開催地で解散後自宅に帰宅するまでの道中までが補償の対象です。
つまり、日新火災海上保険のレクリエーション保険は行事・イベントが開催される「当日一日丸ごと」の保険となります。
補償内容
日新火災海上保険のレクリエーション保険で補償される保険金は、以下のものが挙げられます。
- 死亡保険金
- 後遺障害保険金
- 入院保険金
- 手術保険金
- 通院保険金
これらの保険金は、イベント・行事の参加中に発生した偶然の事故等によりケガを負い、そのケガが原因で死亡、もしくは通院・入院・手術による治療が必要になった場合に補償されます。
故意・重大な過失や自殺行為、闘争行為、犯罪行為、無資格運転、酒気及び運転などによる事故の場合には、補償の対象となりません。
また、細菌性の食中毒や、ウイルス性の食中毒も補償の対象となりません。
キャンプでカレー作りをする等で食中毒にも対応したレクリエーション保険をお探しの方は、日新火災海上保険とは違う保険会社の商品を検討しましょう。
補償対象となるイベント・行事と保険料
レクリエーション保険では、補償の対象となるイベントや行事が定められています。
また、保険料はイベント・行事の種類や補償内容の充実度によって異なります。
日新火災海上保険のレクリエーション保険では、まず補償内容の充実度が異なる3つの補償コースが用意されており、それによって保険料も異なります。
3つの補償コース
コース | 死亡・ 後遺障害 |
入院日額 (1日につき) |
通院日額 (1日につき) |
---|---|---|---|
A | 300万円 | 3,000円 | 1,500円 |
B | 700万円 | 3,000円 | 3,000円 |
C | 1,000万円 | 5,000円 | 3,000円 |
補償対象となるイベントと保険料
イベント内容 | 補償コース | 保険料 (20名~499名参加の場合) |
---|---|---|
ソフトボール大会・バレーボール大会・テニス大会・ボーリング大会・水泳大会・いちご狩り・お花見・盆踊り・ハイキング など | A | 20円 |
B | 42円 | |
C | 51円 |
イベント内容 | 補償コース | 保険料 (20名~499名参加の場合) |
---|---|---|
野球大会(軟式・準硬式)・運動会・サイクリング・マラソン大会・スケート大会・ウインドサーフィン・陸上競技 など | A | 102円 |
B | 206円 | |
C | 253円 |
イベント内容 | 補償コース | 保険料 (20名~499名参加の場合) |
---|---|---|
野球大会(硬式)・サッカー大会・スキー大会・サーフィン・みこしかつぎ・アイスホッケー など | A | 203円 |
B | 412円 | |
C | 506円 |
なお、日新火災海上保険のレクリエーション保険では、団体の参加人数に応じて所定の団体割引を受けることが可能。人数が多ければ多いほど、お得に加入することができます。
レクリエーション保険は「最低人数20名」という点に注意!
日新火災海上保険のレクリエーション保険に加入する際には、契約時の条件として、最低人数が決められている点に注意が必要です。
日新火災海上保険以外の保険会社のレクリエーション保険に関しても、加入人数に関する取り決めがあることがほとんどです。
日新火災海上保険の場合、レクリエーション保険の最低加入人数は20名。
つまり、20名を下回る参加者人数である場合、日新火災海上保険のレクリエーション保険に加入することはできません。
参加人数が20名を下回る場合の対処法は、こちらの記事に記載していますので、少人数の団体の方は参考にしてみてください。
宿泊を伴う行事は補償対象外という点にも注意
また、レクリエーション保険は宿泊を伴うイベント・行事は補償対象外という点にも注意してください。
複数日開催するイベント・行事でも、それぞれ日帰りで行う場合にはレクリエーション保険の対象となりますが、宿泊が入ると対応することができません。
宿泊を伴う行事・イベントについては、国内旅行傷害保険などで対応しましょう。
日新火災海上保険には、宿泊を対象とした国内旅行傷害保険商品もあるので、そちらをご検討ください。
レクリエーション保険の保険金を請求をする方法
レクリエーション保険に限らず、保険はもしものときのために加入するものなので、本来であれば行事やイベント中に問題が起きることなく終わることが一番です。
しかし、場合によってはトラブルやケガが起こることもあり得るので、万が一の場合に備えて保険金請求方法について事前にしっかりと確認しておく必要があります。
日新火災海上保険への保険金の請求方法
日新火災海上保険のレクリエーション保険で保険金を請求するには、事故が起こってから30日以内に契約時に利用した保険代理店、もしくは日新火災海上保険に連絡しなければいけません。
事故発生日から30日以内に連絡しなければ、保険金支払いの遅延や、支払われる保険金が削減されてしまう可能性もあるため、早めの連絡をおすすめします。
また、連絡する際には契約時に発行された保険証券を用意しておくとスムーズに手続きが進みます。
また、被保険者が直接保険金を請求することができない場合には、代理人が代わりに保険金を請求することができる「代理請求制度」も設けられています。
代理請求制度では別途所定の手続きが必要なので、保険代理店あるいは日新火災海上保険に確認の上、手続きをしてください。
加入する際は日新火災海上保険の代理店から
レクリエーション保険の加入方法は各保険会社・保険商品によって異なりますが、日新火災海上保険のレクリエーション保険に関しては、保険代理店を通して加入する必要があります。
日新火災海上保険の公式ホームページからの申し込み等はできないので、注意が必要です。
なお、レクリエーション保険加入時には、参加者全員の数や名前等が分かる名簿を提出するほか、行事開催日・順延日が確認できる活動計画表・予定表などの資料を提出する必要があります。
加入前にこれらの資料を用意して、レクリエーション保険に加入するようにしましょう。
まとめ:家族・友人・会社などの大人数のイベントにぴったり
今回は、日新火災海上保険のレクリエーション保険について解説してきました。
イベントや行事の際は、人数が多ければ多いほど何が起こるか分かりません。時として予測ができないようなトラブルや事故が起こる危険性は十分あります。
大人数でのイベントだからこそ、参加者の命や安全を守るべく工夫する必要があるでしょう。
日新火災海上保険のレクリエーション保険は、加入時の人数等の条件をクリアすれば、家族や友人、会社、自治体など、大人数で行うイベントや催し物に広く対応することができます。
保険料も手頃な金額なので、加入時の金銭的負担も小さいです。
せっかくの楽しいイベントを、参加者全員が心置きなく楽しむためにも、ぜひレクリエーション保険の加入を検討してみてくださいね。
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