毎年、5月の第2日曜日は「母の日」です。
デイサービス・老人ホームなどの介護施設では、母の日にちなんだレクリエーションやイベントを企画しているケースが多いのではないでしょうか。
本記事では、母の日におすすめの7つのレクリエーションをご紹介します。
介護施設で導入するレクリエーションにお悩みの方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
毎年、5月の第2日曜日は「母の日」
5月の第2日曜日は「母の日」です。
スーパーやショッピングモールなどで母の日専用のコーナーが作られたり、テレビでも特集が組まれたりと、さまざまなイベントが行われる記念日です。
そんな母の日に介護施設の利用者が楽しめるイベント・レクリエーションを企画できれば、盛り上がること間違いありません。
母の日にちなんだレクリエーション・イベントを考えていきましょう。
介護施設で過ごす母の日におすすめのレクリエーション7選
介護施設で行う母の日におすすめのレクリエーションを7つご紹介します。
おすすめの母の日レクリエーション
- カーネーションの造花作り
- 母の日特別メニューの料理
- 簡単な塗り絵
- 母の日用の間違い探しクイズ
- 特別演奏会
- カラオケ
- 家族の思い出を語る会
それぞれレクリエーションについて確認していきましょう。
カーネーションの造花作り
母の日と言えばやはり「カーネーション」でしょう。
利用者とカーネーションの造花作りをするというレクリエーションがおすすめです。
造花制作キットなどを使えばそこまで難しくないため、利用者が気軽に取り組みやすいことが特徴です。
また、手先を使って手作りするため、手指のトレーニングや脳の活性化なども期待できます。
完成した造花を花瓶で飾ったり、花束にしたりするのもおすすめです。
介護施設を彩る飾りとして有効活用しましょう。
母の日特別メニューの料理
母の日に特別な献立の料理を作るというのもおすすめです。
サラダをブーケのように束ねたり、サーモンなどでカーネーションのようにしたちらし寿司を作ったりと、視覚的にも楽しめるレクリエーションとなります。
みんなで献立を考えたり、料理が得意な利用者がいれば一緒に作ったりなど、楽しみ方もさまざまです。
食事をする際には料理について感想を話したり、思い出の料理について語ったりしても良いでしょう。
簡単な塗り絵
母の日にちなんだ簡単な塗り絵を用意するというのもおすすめです。
カーネーションや親子のイラストなど、母の日を感じられる塗り絵を用意しましょう。
塗り絵は簡単なものから少し難易度が高いものまで用意できるため、利用者の状況に合わせて難易度を変えることができます。
思うように手先が動かせない利用者の方には、スタッフが付いてサポートしましょう。
塗り絵の余白部分に家族への感謝の気持ちをメッセージとして書いても良いでしょう。
家族にプレゼントすれば喜ばれること間違いありません。
母の日用の間違い探しクイズ
母の日にちなんだ間違い探しクイズも介護施設で行うレクリエーションとしておすすめです。
家族やカーネーションのイラストが入ったテーマのクイズを選び、母の日を感じられるような工夫をしましょう。
間違い探しクイズは脳の活性化が促されるため、認知症予防などの効果も期待されます。
利用者同士で楽しみながら脳トレができることから人気のレクリエーションです。
特別演奏会
懐かしの歌を生演奏する特別演奏会もおすすめのレクリエーションです。
利用者が子どもの頃に人気だった曲や昔流行った歌謡曲などを演奏すると、とても盛り上がります。
スタッフに音楽経験がある方が演奏したり、プロの音楽家の方を招いて演奏してもらったりなど、さまざまなパターンで演奏会を開催できます。
また、近所の幼稚園や保育園に協力してもらい、子どもが楽器を演奏するというレクリエーションを企画するケースも多いようです。
カラオケ
カラオケは、年代・性別問わず人気のレクリエーションです。
高齢者がみんなで楽しめる特別なイベントとして、母の日にカラオケを企画してみても良いでしょう。
演奏会と同様に、昔流行った曲や好きだった音楽などで盛り上がること間違いありません。
また、みんなで楽しく歌うことで利用者同士の交流が深まる効果も期待できます。
家族の思い出を語る会
母の日をきっかけにして、家族との思い出を語る会などを開催しても良いでしょう。
利用者の思い出話に花が咲き、とても盛り上がることでしょう。
昔の出来事を思い出して語ると、脳が刺激されるため認知症予防などの効果も期待できます。
老人ホームやデイサービスなどの介護施設にぴったりのレクリエーションです。
ただし、漠然と思い出を語るのは難しいため、あらかじめスタッフの方で話すテーマなどを決めておくと良いでしょう。
介護施設のイベントはレクリエーション保険でリスクに備えよう
ここまで母の日におすすめのレクリエーション・イベントをご紹介してきましたが、介護施設で行うレクリエーションにはケガなどのリスクが伴います。
特に手作りの工作などを行う場合、はさみなどでケガをしてしまう可能性があります。
そうしたリスクに備え、レクリエーション保険への加入がおすすめです。
レクリエーション保険とは、比較的小規模の行事を対象としてイベントの参加者・見学者のケガなどを補償する保険のことです。
レクリエーション保険の保険料はイベントの危険度や参加人数によって異なりますが、1名あたり数十円〜数百円程度で加入できるケースが多くなっています。
手頃な保険料で利用者のケガや見学者に対する損害賠償責任を補償できるため、おすすめの保険です。
老人ホームやデイサービスでレクリエーション・イベントを企画しようと検討中の方は、合わせてレクリエーション保険の加入も視野に入れておきましょう。
記事まとめ
本記事では、老人ホームやデイサービスなどの介護施設で母の日におすすめのレクリエーションをご紹介しました。
母の日にちなんでカーネーションの造花作りをしたり、母の日用の間違い探しクイズを行ったりと、工夫次第でさまざまなレクリエーションが考えられます。
本記事でご紹介したレクリエーションを参考に、利用者が楽しめるイベントを企画しましょう。
また、介護施設でレクリエーションを行う場合はレクリエーション保険などでリスクに備えておくことが大切です。
手頃な保険料で利用者のケガのリスクに備えられるため、レクリエーション開催の企画とともに保険の加入も視野に入れましょう。