「レクリエーションって、そもそもどんな意味なんだろう?」
「語源を知ると、見方も変わるのかな?」
そんな疑問を持ったことはありませんか?
「レクリエーション」という言葉には、思っているよりも深い意味があります。
語源を知ると、単なる遊びや気分転換ではなく、自分にとって大切な時間だと感じられることもあるかもしれません。
言葉の語源や成り立ちを知ることで、自分に合った過ごし方のヒントが見つかる方もいるでしょう。
この記事では、『レクリエーションの語源』やその背景をもとに、以下のような内容を紹介します。
- レクリエーションの由来と成り立ち
- 語源から見える本来の役割や目的
- 語源から考える楽しみ方のヒント
レクリエーションを語源から考えてみると、これまで気づかなかったような楽しみ方が見えてくるはずです。
いつもの過ごし方に、ちょっとした新しい視点を加えるきっかけになればうれしいです。
レクリエーションの語源
「レクリエーション」という言葉は、「遊び」や「気分転換」という意味で使われることが多いですが、本来はどのような意味を持つのでしょうか。
語源をたどると、レクリエーションが単なる楽しみ以上の意味を持つ言葉であることが分かります。
ここでは、語源から本来の意味をひも解いていきましょう。
レクリエーションの語源はラテン語の「recreatio」
レクリエーションの語源は、ラテン語の「recreatio(レクレアティオ)」です。
この言葉には、「元気を取り戻す」「心身を回復させる」という意味があります。
昔の英語辞書では、「軽い食事でリフレッシュすること」や「元気回復」と説明されていました。現代の辞書でも、「休養」「気晴らし」「保養」といった意味で使われています。
長時間の勉強や運動で疲れたとき、少し休むと気分が軽くなるでしょう。そのような回復の時間が、「recreatio」にあたります。
※参照 レクリエーション【Recreation】 | kazuokawasaki Ph.D. https://www.kazuokawasaki.jp/kk/9_designlang2.php?cid=42&del=4
「re」+「create」の意味は再創造
「recreatio」は、「re(再び)」と「create(創造する)」の2つの言葉が合わさってできています。
つまり、「もう一度つくりなおす」という意味を持っています。
レクリエーションは、ただ休むだけでなく、心と体をリフレッシュし、新たな力を生み出す活動だということがわかります。
授業の合間に気持ちを切り替えたり、放課後に遊んでスッキリしたりする時間も、「再創造」としてのレクリエーションといえるでしょう。
※参照 レクリエーションの意義と展開 | 新潟県立青少年研修センター https://www.nier.go.jp/jissen/01/h23/rejime/pdf_4_04/kazama.pdf
日本語に直すと「気力の回復」「楽しみ」という意味
レクリエーションは、日本語では「気力の回復」や「楽しみ」といった意味で使われます。
実際、辞書には「仕事や勉強でたまった疲れをいやす」「新しい力を取り戻すための活動」といった説明があります。
たとえば、好きな音楽を聴いたり、友達とゲームをしたりすることで、自然と元気が湧いてくるような時間もレクリエーションの一つといえるでしょう。
つまり、レクリエーションとは、楽しみながら心や体を整え、明日への活力を生み出す大切な時間といえるでしょう。
※公益財団法人 日本レクリエーション協会 | レクリエーション ライセンスガイド https://recreation.or.jp/WP_ORJP/wp-content/uploads/license_guide_2023.pdf
語源から考えるレクリエーションの楽しみ方
ここまでに解説したとおり、レクリエーションには「recreatio(レクレアティオ)=再び創る」という意味があり、心や体に元気を取り戻すための活動として位置づけられています。
このことを踏まえると、レクリエーションをどのように捉え、行っていくべきなのかが見えてきます。
ここでは以下の3つのテーマに分けて、語源からすると、レクリエーションのあるべき形を紹介します。
- 「楽しませる」より「元気をつくる」を目指す
- その人らしさを再構築する時間として行う
- 一人でも誰かとでも楽しめる形に工夫する
レクリエーションが持つ本来の意味を踏まえ、生活をより前向きにするための楽しみ方を考えていきましょう。
「楽しませる」より「元気をつくる」を目指す
レクリエーションの語源は「再び創る」という意味を持っています。
このことから分かるように、レクリエーションは誰かを楽しませるためというよりも、自分自身が元気になれる時間です。
つまり、一般的なイメージとは違って、レクリエーションは単なる「集団でのゲーム」や「イベント行事」ではありません。
日々の生活に気力を取り戻すために、余暇(レジャー)を使って行う活動全体を指します。
たとえば、毎日忙しく過ごすなかで、少し散歩をするだけでも気分がリセットされることがあります。
また、好きな音楽を聴いたり、趣味に没頭したりする時間も気分転換になる方もいるでしょう。
こうした時間が、まさに、語源の意味する「再創造」にあたります。
自分らしい元気を取り戻し、明日への活力を生み出すきっかけをつくること。それが語源から分かる、レクリエーションの大きな役割なのです。
※参照 介護現場でのレクリエーションの在り方 | 日本通所ケア研究会 https://tsuusho.com/news/article/%E4%BB%8B%E8%AD%B7%E7%8F%BE%E5%A0%B4%E3%81%A7%E3%81%AE%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%81%AE%E5%9C%A8%E3%82%8A%E6%96%B9
その人らしさを再構築する時間として行う
レクリエーションは、一律に決まったことをする活動ではありません。
その人のペースや興味に合わせた内容こそが、その人らしさを引き出します。
語源の「再び創る」という意味には、自分らしい生活や気持ちを取り戻すという願いも込められているように感じられます。
たとえば、昔好きだった手芸に久しぶりに取り組む高齢者が、少しずつ笑顔を取り戻していく場面があります。
このように、レクリエーションはかつての自分を思い出しながら、今の自分らしさを再確認する時間にもなっています。
※参照 レクリエーション【Recreation】 | kazuokawasaki Ph.D. https://www.kazuokawasaki.jp/kk/9_designlang2.php?cid=42&del=4
一人でも誰かとでも楽しめる形に工夫する
レクリエーションというと集団活動のイメージが強いかもしれませんが、語源を踏まえると、必ずしも大勢で行う必要はないことが分かります。
「再び創る」という語源が示すように、大切なのはその人自身が元気を感じられるかどうかです。
周囲と話すのが苦手な人が、一人で読書やぬり絵に集中することで心が落ち着き、自然と気持ちが前向きになることがあります。
語源にあるように、自分に合った過ごし方を工夫すれば、一人でも豊かなレクリエーションの時間を過ごせるでしょう。
※参照 レクリエーションの意義と展開 | 新潟県立青少年研修センター https://www.nier.go.jp/jissen/01/h23/rejime/pdf_4_04/kazama.pdf
レクリエーションがもたらすメリット
レクリエーションは、私たちの心と体にさまざまな良い影響を与えてくれます。
レクリエーションの語源は「re-creation(再び創る)」であり、この言葉が示すように、レクリエーションは心身をリフレッシュし、活力を与えてくれる活動です。
ここからは、レクリエーションが私たちの生活にもたらす、具体的なメリットについて解説していきます。
交流を生みコミュニケーションが深まる
レクリエーションを通して、人との会話が生まれやすくなります。
ふだんは話すきっかけがない人とも、自然に言葉を交わせるからです。
たとえば、会社のイベントで上司や他の部署の人とゲームをすることで、今まで知らなかった一面を発見できるかもしれません。
また、ゲーム中のやり取りや笑いは、参加者同士の信頼関係を築く良い機会となるでしょう。
楽しい時間でストレスを発散できる
ピクニックやボウリングなど、体を動かす活動や美味しい食事を楽しむことは、日々のストレスから解放される良い機会です。
外の新鮮な空気を吸ったり、仲間と笑い合ったりするだけでも、気分が軽くなるでしょう。
仕事や勉強で溜まったストレスについても、レクリエーションを通して和らげることが可能です。
日常とは異なる環境でリラックスできることは、レクリエーションの大きな魅力です。
前向きな気持ちややる気がわいてくる
チームで協力してゲームに成功したときのうれしさや、自分の得意なことを活かしてほめられたときの喜びは、大きな達成感につながります。
こうしたポジティブな経験をすると、「またがんばってみよう」と思えることがあります。
レクリエーションには、私たちの意欲を高め、積極的な気持ちを引き出す力があるのです。
協力することでチームワークが育つ
リレーやグループ対抗のクイズ大会など、共通の目標に向かって協力するレクリエーションは、参加者同士の連帯感を育みます。
普段はあまり話さない人と協力することで、自然とコミュニケーションが生まれ、お互いを助け合う気持ちが生まれるでしょう。
自分の良さに気づき、自信が持てる
歌や工作など、自分の個性を発揮できる活動を通して「すごいね」と褒められる経験は、「自分にもできることがある」という自信につながります。
レクリエーションは、自分自身の新たな一面を発見し、自己肯定感を育む機会となるでしょう。
これらの経験は、日々の生活に充実感や生きがいをもたらします。
シチュエーション別!おすすめレクリエーション活動を紹介!
レクリエーションは語源から分かる通り、心と体を「再び創る」という意味を持つ、大切な時間です。
つまり、レクリエーションを行う時は、その場の状況や目的に合わせて内容を工夫することが大切です。
ここでは、学校・会社・介護施設という3つの場面別に、おすすめのレクリエーション活動を紹介します。
学校で楽しめるレクリエーション
学校でのレクリエーションは、「re-creation=もう一度つくり出す」という意味からもわかるように、自分をリフレッシュしたり、新しい一面に気づいたりするきっかけになります。
仲間と協力しながら活動する中で、自分に自信が持てたり、元気が出てきたりすることもあります。
こうした時間にレクリエーションを取り入れると、心がリセットされ、明るい気持ちになれるでしょう。学校行事の一つとしてだけでなく、放課後に友達と気軽に楽しめるのも魅力です。
学校でよく行われているレクリエーションの例を、いくつか紹介します。
レクリエーション名 | レクリエーションの内容 |
---|---|
スポーツ大会 | リレーやバレーボールなどをクラスで対抗 |
文化祭準備 | 出し物や飾りつけをみんなで制作 |
キャンプ・遠足 | 自然の中で共同作業や移動 |
どの活動も、楽しみながら人とのつながりが深まるものばかりです。
勉強や部活だけでは味わえない体験を通して、大切な思い出ができるでしょう。
会社で楽しめるレクリエーション
仕事の合間にレクリエーションを取り入れると、気分がリフレッシュされ、仕事へのやる気も戻ってきます。
「re-creation=再び創る」という意味からもわかるように、職場の空気を変えるきっかけにもなります。
最初は気軽に取り組める内容から始めると参加しやすくなります。
たとえば、次のようなレクリエーションは、忙しい日常の中でも取り入れやすいものです。
レクリエーション名 | レクリエーションの内容 |
---|---|
スポーツイベント | 部署ごとの対抗戦などで運動 |
懇親会 | ランチ会やビンゴで会話が弾む |
オフィスヨガ | 短時間のストレッチやヨガ |
気軽に参加できる内容から始めれば、参加のハードルも下がり、より多くの人が楽しめる時間になります。
介護施設で楽しめるレクリエーション
介護施設では、レクリエーションの語源にもあるように、心を元気にするレクリエーションの時間がとても大切です。
安心して楽しめる活動があれば、日々の生活にも明るさや活力が生まれます。
以下が、高齢者でも無理なく取り組める定番のレクリエーションの一例です。
レクリエーション名 | レクリエーションの内容 |
---|---|
脳トレ | しりとりや計算などの簡単な問題 |
回想法 | 昔の写真や音楽で思い出話 |
音楽療法 | 懐かしい曲を聴いたり歌ったり |
どれも体に負担をかけることなく、自然と笑顔になれるような内容ばかりです。
こうした時間を日常に取り入れることで、心も体もほっとするような穏やかなひとときを過ごせるでしょう。
まとめ
「レクリエーション」という言葉には、ただの遊びや気分転換以上の意味が込められています。語源をたどることで、その本来の役割や価値が見えてきます。
もともとは「再び創る」という意味があり、レクリエーションは心や体の元気を取り戻すための時間を指します。
語源を知ると、誰かと楽しむのも一人で落ち着くのも、どちらも大切なレクリエーションだと気づけるでしょう。
言葉の語源からヒントを得て自分に合った過ごし方を見つけることで、毎日が少し前向きになります。忙しいときこそ、ほんの少しでも「元気をつくる時間」を意識して取り入れてみてください。
また、レクリエーションを主催する側にとっては、参加者の安心・安全も大切な視点です。そんなときに頼れるのが、「みんレク」のレクリエーション傷害保険です。
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※参照 レクリエーション傷害保険 | みんレク https://xn--cbkxbye7k.com/lp/