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大台ケ原山は登山初心者でも楽しめる!おすすめコースや周辺情報もご紹介

大台ケ原は初心者でも絶景が楽しめる!おすすめ登山コースや観光エリアを解説

大台ケ原山は登山初心者でも楽しめる!おすすめコースや周辺情報もご紹介

大台ケ原は山奥に位置しているので、登山初心者には難易度が高いと思われるかもしれませんが、「大台ヶ原ドライブウェイ」が延びていることもあり、4月中旬以降は多くの登山者でにぎわいます。

歩道も整備されているので、初心者でも安全に大台ヶ原山登山を満喫することができます。

では、秘境ムードを味わいつつも絶景や見どころの多い大台ケ原登山について、初心者の方にもわかりやすく紹介していきます。

大台ケ原とは

大台ケ原とは

「近畿の尾根」や「紀伊半島の尾根」とも呼ばれる「大台ケ原(おおだいがはらやま)」は、三重県と奈良県の県境にある台地上の高原で、標高1,695.1mの三重県最高峰の山です。

大台ケ原の年間雨量は3,500mmとされており、日本でも有数の降雨量の多い山としても知られています。

山頂の「日出が岳」の展望台からは絶景の360度の大パノラマを堪能でき、天気がよければ富士山を望むこともできます。

また、朝日が昇る前からスタンバイしていると、水平線から朝日がゆっくりと顔を出す瞬間にも立ち会うことができます。

ほかにも、巨岩の大蛇嵓(だいじゃぐら)からは美しい紅葉を愛でることができるなど、さまざまな魅力があることから「日本百名山」にも選ばれており、関西でも人気の登山コースとなっています。

大台ケ原は登山初心者にもおすすめ

大台ケ原は、山頂近くまでバスでアクセスできたり、日帰り登山ができたりと登山初心者にもおすすめの山です。

初心者におすすめなのは冬を除いた春夏秋シーズンで、4月にはマンサクが、5月にはゴヨウツツジやシャクナゲなどの花が咲き誇り、10月から11月にかけてはブナやモミジなどの紅葉で山全体が一面に色づきます。

初心者におすすめsなのは冬を除いた春夏秋シーズンで、4月にはマンサクが、5月にはゴヨウツツジやシャクナゲなどの花が咲き誇り、10月から11月にかけてはブナやモミジなどの紅葉で山全体が一面に色づきます。

特に、大台ケ原山は山全体が特別保護地区に指定されていることもあり、ありのままの自然の姿が美しい紅葉で彩られる様子はまさに圧巻のひとこと。その光景を目当てに登山を計画する初心者の方も多くみられます。

季節ごとに表情を変える大台ケ原の自然を、ぜひ登山初心者の方にも味わっていただきたいです。

登山初心者は要チェック!2021年の紅葉の見ごろ予想

大台ケ原の美しい紅葉を見たいという登山初心者の方は、紅葉の見頃の時期も知りたいことでしょう。

大台ケ原の紅葉は、例年10月初旬から色づき始め、10月の中旬から11月の上旬にかけて見頃を迎えます。

大蛇嵓、正木峠、シオカラ吊橋、日出ケ岳、牛石ヶ原といった紅葉スポットを、ミズナラやナナカマド、モミジ、ブナ、シロヤシオなどが美しく彩ります。

紅葉情報をまめにチェックしてベストシーズンに登山を楽しみましょう。

初心者必見の大台ケ原山の見どころ4つ

初心者必見の大台ケ原山の見どころ4つ

大台ケ原山にはたくさんの魅力的なポイントがあります。見逃すことのないように、登山初心者の方も事前にチェックしておきましょう。

登山初心者におすすめの大台ケ原山の見どころ①:日出ヶ岳

大台ヶ原の最高峰で、山頂には展望台があり360度の大パノラマが広がります。

特に、天気の良い早朝には富士山が遠望できることも。日の出を目当てに訪れる登山客も多いです。

登山初心者におすすめの大台ケ原山の見どころ②:正木ヶ原

広大な丘に、立ち枯れしたトウヒの幻想的な風景が登山初心者の心をとらえます。眺望がよく、熊野灘まで気持ちよく見渡せます。

また、日出ヶ岳から正木峠の間にはシロヤシオの群生地があり、6月上旬から中旬頃に見ごろを迎えます。

山初心者におすすめの大台ケ原山の見どころ③:大蛇嵓

800mの断崖絶壁の上にあり、大蛇の背に乗ったようなスリルが味わえる大台ケ原で最も人気のあるスポットです。

先端に立つと、足下がすくんでしまう程のスリルを、ぜひ登山初心者の方にも味わっていただきたいです。

眺望もすばらしく、西大台やその奥に大峯山系を臨めます。

また、5月下旬頃にはシャクナゲが、6月上旬頃にはアケボノツツジが見頃を迎えます。

登山初心者におすすめの見どころ④:シオカラ谷

吊り橋付近は美しい景観で、特に紅葉の時期は秋色に染まった渓谷美を堪能できます。

また、吊り橋まではシャクナゲが群生しているため、「シャクナゲ坂」とも呼ばれています。シャクナゲの見頃は5月20日前後から1週間程度です。

初心者向けの大台ケ原山の登山ルート2選

登山初心者におすすめの大台ケ原山の登山ルートをふたつご紹介します。

ご紹介するのは、「東大台(中道)コース(Aコース)」と「東大台コース(Bコース)」で、いずれも足場が整備されているので歩きやすいため初心者向けとなっているうえ、見どころも満載のコースです。

初心者向け大台ケ原山の登山ルート①:東大台(中道)コース(Aコース)

初心者向けにおすすめの大台ケ原山の登山ルートのひとつ目は、東大台(中道)コース(Aコース)です。

歩道は整備されているので登山初心者でも歩きやすく、登山道の随所に設置されている案内板や動植物の解説板を見るのも楽しみのひとつ。

大台ケ原の最高峰である日出ヶ岳からの絶景はもちろんのこと、スリル満点の大蛇嵓や正木ヶ原などの見どころもあります。

登山ルートは以下の行程となっており、距離は約9㎞、所要時間は初心者の方で約4時間程度が目安です。

大台ヶ原ビジターセンター→40分→日出ヶ岳→30分→正木ヶ原→10分→尾鷲辻→15分→牛石ヶ原→25分→大蛇嵓→30分→牛石ヶ原15分→尾鷲辻→35分→大台ヶ原ビジターセンター

東大台の登山口は大台ケ原ビジターセンターの横にあります。

大台ヶ原ビジターセンターには、大台ケ原山関連の情報が提供されているので、初心者の方は登山前に情報を得ておくと、より登山が楽しめるでしょう。

初心者向け大台ケ原山の登山ルート②:東大台コース(Bコース)

初心者におすすめの登山ルートのふたつ目は、東大台コース(Bコース)です。こちらのコースは、東大台(中道)コース(Aコース)にシオカラ谷などをめぐるルートをプラスしたコース設計となっています。

登山ルートは以下のような行程ですすみ、距離は約9㎞、所要時間は登山初心者で約4時間が目安となります。

大台ヶ原ビジターセンター→40分→日出ヶ岳→30分→正木ヶ原→10分→尾鷲辻→15分→牛石ヶ原→25分→大蛇嵓→58分→シオカラ谷吊橋→40分→大台ヶ原ビジターセンター

なお、シオカラ吊り橋まで長い下りが続き、そこから大台ケ原ビジターセンターまで長い登りが続きますので、体力に余裕がある初心者の方向きとなります。

基本的なルートは東大台(中道)コース(Aコース)と同じなので、日出ヶ岳からの絶景や正木ヶ原の立ち枯れ木、スリリングな大蛇嵓を楽しみましょう。

シャクナゲ坂を下り、涼しげな水の音が耳に届いたらシオカラ谷に到着です。吊り橋付近の景観美を十分に満喫しましょう。

登山初心者は要チェック!服装や持ち物

登山初心者は要チェック!服装や持ち物

大台ケ原山への登山を検討している初心者の方の中には、大台ケ原山登山時にはどのような服装をしていけばいいのか悩んでいる方もいるでしょう。

また、登山時に必要な持ち物もチェックしておきたいところです。

大台ケ原山登山に適した服装や持ち物について確認していきましょう。

大台ケ原山へは「登山」の服装で

大台ケ原山へは山登りというよりハイキング気分で訪れる登山客もいますが、登山初心者の方は登山の服装で臨むことをおすすめします。

コースによっては足場が整備されているところもありますが、スリル満点の箇所もあることから、登山時の服装が適しています。

また、初心者の方でも経験者と一緒に上級者向けのコースである「西大台コース」にチャレンジすることがあるかもしれませんが、このコースは難易度が高いためきちんとした登山服にすべきでしょう。

インナーウェアは速乾素材のものが適しており、薄手のものを重ね着することで体温調節ができるものがおすすめです。

靴は登山靴が理想ですが、初心者の方は持っていないこともありますので、履きなれたスニーカーなどでも問題ないでしょう。

紅葉の時期は防寒対策が必須

大台ケ原山の紅葉を目当てに登山をする初心者の方は、防寒対策をしっかりとることをおすすめします。

例年、紅葉の見ごろは10月の中旬から11月の上旬にかけてなので、気温が低く最高気温でも10℃を下回ることが多いです。

そのため、防寒性のあるウインドブレーカーやフリースなどで寒さ対策をしましょう。

初心者が用意すべき持ち物

冒頭でもご紹介しましたように、大台ケ原山は降雨量の多い地域であるうえ、山の天気は変化しやすいので、レインウェアは必ず持っていきましょう。

特に登山初心者の方は、「晴れているからレインウェアはいらないのでは?」と思ってしまいがちですが、急な雨で全身が濡れてしまうと身体中が冷えて低体温症になりかねません。

他にも寒さ対策として、帽子や手袋などもあると安心ですね。

また、登山には忘れてはならないのが地図で、ほかにも登山中の飲み物やエネルギー源となる行動食なども忘れずに持っていきましょう。

アクセス方法

アクセス方法

登山初心者が大台ケ原山へ向かう方法としては、車か公共交通機関の利用となります。

紅葉の時期は渋滞が予想されるため、可能であれば公共交通機関の利用をおすすめしますが、車の場合は早めに駐車場まで到着できるようにしましょう。

大台ケ原への車でのアクセス方法

大台ケ原まで車でアクセスする方法は以下の通りです。

【大阪方面から】

阪和自動車道美原JCT→南阪奈道路→国道165号 大和高田バイパス→国道169号経由 美原JCTから約2時間30分

【中京方面から:1】

名阪国道針IC→国道369号→国道370号→国道169号経由 針ICから約2時間30分

【中京方面から:2】

亀山JCT→伊勢自動車道→勢和多気JCT→紀勢自動車道→尾鷲北IC→国道42号→熊野大泊IC→国道42号→国道309号→国道169号 熊野大泊ICから約1時間40分

【奈良市方面から】

国道24号→国道169号経由。奈良市内から約2時間45分。橿原市内から約2時間00分。

【南紀方面から】

国道42号→国道309号→国道169号経由 熊野市より約2時間

登山初心者の方で初めて大台ケ原を訪れる場合は、余裕をもって出発することをおすすめします。

大台ケ原ビジターセンター駐車場

大台ケ原ビジターセンターの駐車場には、約200台分の駐車が可能で、料金は無料で利用できます。また、トイレも設置されています。

大台ケ原への公共交通機関でのアクセス方法

「近鉄大和上市駅」から奈良交通バス「大台ヶ原行きに乗車し、「大台ヶ原」で下車します。

運行時間は、近鉄大和上市駅から約1時間44分が目安です。

登山とともに楽しみたい周辺の観光情報

登山とともに楽しみたい周辺の観光情報

大台ケ原登山に合わせて、初心者の方にぜひ訪れていただきたい周辺の観光スポットをご紹介します。

登山初心者におすすめの大台ケ原観光スポット①:小処温泉

大台ケ原山登山で汗を流した後は、渓谷の岩をそのまま利用して造られた自然岩風呂を満喫できる「小処温泉」で疲れを取るのはいかがでしょうか。

美しい渓谷を眺めながら静かにゆったりと温泉に浸かれば、登山で疲れた初心者の方の身体を芯から癒してくれるでしょう。

住所 〒639-3702 奈良県吉野郡上北山村小橡665
TEL 07468-3-0256
アクセス 近鉄大和上市駅からバスで1時間40分(R169ゆうゆうバス)。
河合下車徒歩で2時間30分
公式サイト

登山初心者におすすめの大台ケ原観光スポット②:入之波温泉 山鳩湯

登山初心者におすすめの大台ケ原周辺の観光スポットのふたつ目は、「入之波温泉 山鳩湯」です。

山鳩湯は、毎分500Lものお湯を自噴している自家源泉があるため、加水なしで源泉100%掛け流しの温泉を堪能することができます。

泉質は、甘味があって硫化水素臭を持ち、無色透明ですが数時間後には淡黄褐色に変化するという特徴があります。

露天風呂は巨大なケヤキをくりぬいて造られた丸太風呂で、自然味あふれる情緒を楽しめます。

住所 〒639-3611 奈良県吉野郡川上村入之波391
TEL 0746-54-0262
アクセス 【公共交通機関】近鉄吉野線「大和上市」駅からバスで60分
【車】西名阪自動車道「郡山IC」から約65㎞(約1時間30分)
南阪奈道路「葛城IC」から約58km(約1時間20分)
公式サイト

登山初心者におすすめの大台ケ原観光スポット③:七ツ釜滝

大台ケ原山登山に訪れた初心者の方には、「日本の滝百選」にも選ばれている「七ツ釜滝」にも足を運んでいただきたいです。

「節理」と呼ばれる岩石の割れ目に沿って形成された七つの滝と滝壷が連続しており、落差は120m以上もある大杉谷の名勝です。

体力に余力のある初心者の方はぜひ訪れてみてください。

住所 〒519-2634 三重県多気郡大台町大杉
アクセス 公共交通機関】JR紀勢本線
「三瀬谷駅」から町営バスで63分、終点「大杉」下車。登山口まで徒歩3時間
【車】紀勢道「大宮・大台インター」より車で75分。登山口まで徒歩5分
公式サイト

まとめ

関西の秘境ともいわれている大台ケ原山は、絶景ポイントやさまざまな見どころポイントがある、登山初心者でも安心して登ことができる山です。

特に、紅葉の時期の手つかずの自然が一面に色づく様は、まさに圧巻の一言で、美しい紅葉を目当てに訪れる登山客も多いです。

寒さと雨天対策を万全にして、今年は大台ケ原山の紅葉を愛でに出かけてみてはいかがでしょうか。

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