一般的にレジャー保険には、1日単位で加入できるタイプ(1DAY保険)と保険期間1年のタイプがあります。
スポーツ中や日常生活でのケガに備えるためには、保険期間1年のレジャー保険がおすすめです。
保険期間1年であれば、一時的なスポーツだけでなく、日常生活のリスクにも対応できます。
また日常生活のリスクについては、健康保険や医療保険で十分な場合でも、年間通してレジャーを楽しむ回数が多い人にとっては、保険期間1年のほうが安心ではないでしょうか。
そこでこの記事では、保険期間1年のタイプであるau損保「ケガの保険 日常の事故」の特長について詳しくまとめます。
au損保のレジャー保険「ケガの保険 日常の事故」の特長
au損保では、ケガなどを補償した「ケガの保険 日常の事故」を販売しています。
「ケガの保険 日常の事故」にはコースが3つあり、補償内容は異なります。
どのようなリスクに備えた保険なのか、コースによってどのように異なるのか、「ケガの保険 日常の事故」の特長をまとめます。
au損保「ケガの保険 日常の事故」の保険料や支払い方法
払込方法と支払方法
保険期間は1年のみで、払込方法には「月払」と「一時払」があります。
月払 | クレジットカード払、auかんたん決済 |
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一時払 | クレジットカード払、auかんたん決済、au PAY、コンビニ払 |
払込方法と保険料
au損保の「ケガの保険 日常の事故」には、ブロンズ、シルバー、ゴールドの3つのコースがあります。
月払 | 410円(B)、830円(S)、1,530円(G) |
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一時払 | 4,450円(B)、9,090円(S)、16,650円(G) |
※(B):ブロンズ、(S):シルバー、(G):ゴールド
その他の特徴
- 本人タイプのみで、家族タイプなどはありません。
- auかんたん決済(一時払)のみ、Pontaポイントを利用できます。
- ブロンズのみ個人賠償責任補償を外せます。
- ドコモやソフトバンクでも加入できます。
au損保「ケガの保険 日常の事故」の補償内容
概要 | |
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死亡保険金 | 事故によるケガのため、事故発生日からその日を含めて 180日以内に死亡した場合に、死亡保険⾦額の全額が支払われる。 |
後遺障害保険金 | 事故によるケガのため、事故発生日からその日を含めて 180 日以内に所定の後遺障害が発生した場合に、後遺障害の程度に応じて、後遺障害保険⾦額の100%〜42%が支払われる。 |
入院一時金 | 事故によるケガのため、事故発生日からその日を含めて180 日以内に免責日数(2日)を超えて⼊院した場合に、⼊院一時⾦額の全額が支払われる。 |
入院保険金 | 事故によるケガのため、事故発生日からその日を含めて180日以内に⼊院した場合に、⼊院の日数に対して、1日につき⼊院保険⾦日額が支払われる。 |
手術保険金 | 事故によるケガのため、事故発生日からその日を含めて180日以内にそのケガの治療のために約款所定の手術を受けた場合に、手術保険金が支払われる。 |
通院保険金 | 事故によるケガのため、事故発生日からその日を含めて 180日以内に通院した場合に、通院の日数に対して、1日につき通院保険⾦日額が支払われる。 |
熱中症補償特約 | 「日射」または「熱射」により被った身体の障害について、後遺障害保険⾦、⼊院一時⾦、⼊院保険⾦、手術保険⾦および通院保険⾦が支払われる。 |
個人賠償責任補償特約 | 被保険者が日常生活における偶然な事故や住宅の所有、使⽤または管理に起因する偶然な事故により、他人を死傷させたり、他人の物に損害を与えたりした結果、第三者に対して法律上の損害賠償責任を負った場合に、保険⾦が支払われる。 |
賠償事故解決特約 (示談代行サービス) |
個人賠償責任保険金を支払う法律上の損害賠償責任が発生した場合に、被保険者からの申出により、au損保が被保険者のために折衝、示談、または調停もしくは訴訟の手続きを行う。 |
携行品損害補償特約 | 居住する住宅(敷地内を含む)の外で携行する被保険者所有の身の回り品に偶然な事故により損害が発生した場合に保険金が支払われる。 |
救援者費用等補償特約 | 被保険者が次の①から③のいずれかに該当し、契約者、被保険者または被保険者の親族が捜索救助費用等を負担したことによって損害を被った場合に保険金が支払われる。①搭乗している航空機・船舶が行方不明または遭難した場合②急激かつ偶然な外来の事故により被保険者の生死が確認できない場合または緊急な捜索・救助活動を要する状態となったことが警察等の公の機関により確認できた場合③急激かつ偶然な外来の事故によるケガのため、事故の発生の日からその日を含めて180日以内に死亡した場合または継続して14日以上入院した場合 |
出典:au損保「ケガの保険 日常の事故」
なお上記のうち、持ち歩いているモノが破損するなどの損害を被った場合に保険金が支払われる「携行品損害補償特約」では、対象外となるものがあります。
「携行品損害補償特約」のおもな対象外商品
- 株券、定期券、切手 ※乗車券は対象
- キャッシュカード、クレジットカード
- パスポート
- 船舶、自動車、原動機付自転車、自転車およびこれらの付属品
- 山岳登はんなどの危険な運動を行っている間に用いられる用具
- プロボクサー、プロレスラーなど、危険を有する職業に従事している間に用いられる用具
- 義歯、義肢およびコンタクトレンズ
- 動物や植物
- サーフボード、携帯電話、ノート型パソコン、つり具 など
対象外商品を目的に加入しても無駄になりますので、「持って行くモノ」と「補償の対象となるモノ」を十分確認しましょう。
また救援者費用等補償特約は、具体的には次のような費用が補償されています。
救援者費用等補償特約で対象となる費用
- 捜索救助費用
- 交通費(現地までの1往復分の交通費・救援者2名分まで)
- 宿泊料(1名につき14日分限度・救援者2名分まで)
- 現地からの移送費用
- 諸雑費(国内3万円まで、国外20万円まで)
費用の種類によっても上限が設けられています。あらかじめ救援者となりそうな親族には伝えておいたほうがよいでしょう。
au損保「ケガの保険 日常の事故」保険金額
ゴールド | シルバー | ブロンズ | |
---|---|---|---|
死亡・後遺障害 | 300万円 | 200万円 | 100万円 |
入院一時金 | 2万円 | - | - |
入院保険金日額 | 6,000円 | 4,000円 | 2,000円 |
手術保険金 | 入院中6万円/入院外3万円 | 入院中4万円/入院外2万円 | 入院中2万円/入院外1万円 |
通院保険金日額 | 1,000円 | 500円 | - |
熱中症補償 | 〇 | 〇 | 〇 |
個人賠償責任 | 1億円 | 1億円 | 1億円 |
示談代行サービス | 〇 | 〇 | 〇 |
携行品損害 | 30万円 | - | - |
救援者費用等 | 100万円 | 100万円 | - |
出典:au損保「ケガの保険 日常の事故」
au損保のレジャー保険「ケガの保険 日常の事故」が向いている人
au損保のレジャー保険「ケガの保険 日常の事故」が向いている人について解説します。当てはまる人は、選択肢の一つとして検討してみてください。
ケガの補償を充実させたい人
国内の病気やケガであれば、公的医療保険が適用できます。また医療保険に加入していれば、ケガの補償もついています。
そのため、これらの補償に上乗せしたい人や医療保険の補償が少ない人にはおすすめです。
年間何度もレジャーを楽しみたい人
レジャー保険には1日保険もあります。
au損保の「ケガの保険 日常の事故」の保険期間は1年ですので、年に数回程度しかレジャーをしない人は1日保険で十分ですが、そうでない人は、au損保「ケガの保険 日常の事故」が向いています。
個人賠償責任補償は加入済みの人
個人賠償責任補償は、ほかの保険で加入していると、保険金が調整される可能性があり、保険料の無駄になります。
au損保「ケガの保険 日常の事故」のブロンズコースなら、個人賠償責任補償を外すこともできますので、補償の重複と保険料の無駄を避けられます。
年間通して国内旅行やスポーツなどを楽しみたい人向け
au損保「ケガの保険 日常の事故」はいずれのコースも、年間通してレジャーを楽しみたい人向けの保険です。
公式サイトをよく読むことは重要ですが、すべての情報が記載されているわけではありません。
補償内容には、支払いの対象となるケース・ならないケースがあり、契約前に確認しておかなければなりません。
補償内容の詳細は「重要事項説明書」や「契約のしおり」に記載されていますので、必ず読むようにしましょう。