レクリエーション保険のこと

同好会や地域イベントで利用!レクリエーション保険でテニスのケガに備える

テニス大会や練習会でのケガにレクリエーション保険で備えるには

テニスの際にレクリエーション保険を活用する

社会人サークルや地域のスポーツイベントなどで、テニスを楽しむ方も多くいらっしゃるでしょう。

テニスでは打ったボールが人にあたってしまったり、ラケットが手にあたってしまったりと、ケガのリスクもあります。そのため、あらかじめケガに関する保険などに加入してリスク対策をしておくことがおすすめです。

しかし、定期的にテニスをしている方ならまだしも、年に数回だけ行う地域のテニス大会などで参加者全員に傷害保険に加入してもらうのは無理がありますよね。

そんなときには、レクリエーション保険がおすすめです

レクリエーション保険は1回だけのイベントでも加入でき、一人あたりの保険料も数十円~数百円と非常に安くすみます。

この記事では、テニス大会に利用できるレクリエーション保険の補償内容や注意点を解説します。

ぜひチェックしてみてください。

テニス同好会・地域のスポーツ大会でレクリエーション保険を利用する

レクリエーション保険はテニスのケガも補償対象

レクリエーション保険はテニスのケガも補償対象

社会人サークルや地域の同好会などでテニス大会や練習会を開催する場合、万が一の参加者のケガに備えておくことが大切です。

常日頃からテニスの練習をしている方はケガのリスクがあるため保険に加入済みかもしれませんが、地域のちょっとしたイベントとして開催されるテニス大会に参加する方などは、保険には加入していないことも多いでしょう。

そんなときに、レクリエーション保険を使えばメンバー全員に対して補償を用意することができます

団体の主催者が参加者全員をまとめて加入できる

レクリエーション保険は、テニス大会などのイベントを行う団体の主催者(代表者)が参加者全員をまとめて加入します。

そのため、テニス大会のメンバーはそれぞれ手続きは必要なく、一人あたりの保険料だけを用意しておくだけで済みます。

加入は行事1回ごと、または年間単位で

レクリエーション保険は、テニス大会1回ごとに契約することもできますし、定期的にテニスの練習会を開催する団体であれば年間単位で契約(年間包括契約)することも可能です。

年間単位で契約する場合には、年間行事計画にもとづいて事前に開催予定分の保険料を支払い、あとから開催実績を確認して支払い済み保険料との差額を精算するかたちになります。

契約方法によって保険料が割安・割高になるということはないため、自分たちの団体に適した契約方法を選びましょう

補償内容はケガによる死亡・治療に対する最低限の傷害補償

レクリエーション保険の補償内容は、テニス大会の最中に発生した事故やアクシデントによるケガで万が一死亡した場合や後遺症が残った場合、または通院等によって治療が必要になった場合の保険金支給となります。

支払われる保険金

  • 死亡保険金
  • 後遺障害保険金
  • 通院保険金
  • 入院保険金
  • 手術保険金

また、保険会社によっては熱中症などを補償の対象とする特約を用意していることがあります。そういった特約を付帯すると、保険料が少し割高にはなりますが、補償対象の幅が広くなります。

保険料は開催内容、期間、保険金額によって決まる

レクリエーション保険の保険料は、開催する行事の内容と、設定する保険金額によって決まります。

ケガの危険が高い活動ほど保険料が割高になりますが、保険金額をかなり高額にしない限りは一日あたり一人数十円~数百円程度で収まることがほとんどでしょう

複数日に渡ってテニス大会を行う場合には、開催日数に比例して保険料が高くなります。

保険料は一人あたり一日いくらという形で算出されるので、団体の代表者の方は適宜メンバーから保険料を集めましょう。

レクリエーション保険に加入する際の条件

レクリエーション保険に加入する際の条件

レクリエーション保険に加入する際の条件

ここでは、レクリエーション保険に契約する際の条件について解説します。

レクリエーション保険はどんな団体でも加入できるわけではなく、所定の契約条件を満たす必要があります。

イベントの日程が日帰りであること

まず、レクリエーション保険に加入するには開催予定の行事が日帰りである必要があります

テニス大会や練習会などは日帰りの日程になることがほとんどだと思いますが、もし合宿などのかたちでスポーツイベントを開催する場合にはレクリエーション保険に加入することができません。

参加メンバーが10人以上いること

レクリエーション保険は、原則として団体向けの保険商品となっています。

契約できる最低人数は保険会社によって異なりますが、JA共済(農協)やAIG損保では10名から。損保ジャパンや三井住友海上では20名以上からとなっています。

以上をふまえると、もしレクリエーション保険に加入するなら少なくとも10名以上の参加者が必要です。

ある程度の人数を集めるテニス大会などでは問題ないかと思いますが、数人でテニスの練習をするなどの場合にはレクリエーション保険に加入できない場合もあるでしょう。

そういった場合には、国内旅行傷害保険など少人数でも加入できるタイプの傷害保険を検討してみてください。

契約手続き方法と保険金の支払い請求方法

加入と保険金支払い請求の方法

加入と保険金支払い請求の方法

ここでは、レクリエーション保険の契約手続方法と、万が一参加者がケガをした際の保険金の支払い請求方法を解説します。

契約はネットもしくは電話問い合わせ

レクリエーション保険の契約は、レクリエーション保険を取り扱う保険代理店または引受保険会社に問い合わせをして手続きを進めます。

ほとんどの場合ネットからのWeb問い合わせを受け付けているので、イベントの開催内容と日程、参加者数などを記載の上見積り問い合わせをしてください。

急いで加入したい場合には、電話問合せがおすすめです。

イベント開催日までに参加者名簿を用意しておくこと

レクリエーション保険に加入する際の非常に重要なポイントとして、「イベント開催日までに参加者の名簿を用意しておくこと」が挙げられます

参加者名簿は、万が一の際に保険会社に保険金を請求するために必要になります。これがなければ、最悪の場合保険金を支給してもらえなくなってしまうため、忘れずに用意しましょう。

なお、参加者名簿は、レクリエーション保険の契約時には必要ありません。テニス大会や練習会などのイベント開催日までに用意しておけば大丈夫です。

参加者がケガをし治療が必要になった場合にはすぐに連絡

テニス大会や練習会の最中に参加者がケガをし、病院で治療が必要になった場合などは、すぐに契約をした保険代理店または引受保険会社へ連絡しましょう。

担当のスタッフが状況を確認の上、保険金支給のために必要な手続きを進めてくれます。

なお、保険代理店や保険会社の連絡はなるべく早くすることをおすすめします

保険金を支給してもらうためには、支給対象となる事故が発生してから30日以内に連絡をしなければいけない等の制限が設けられていることがほとんどです。

こういった保険金請求に関する規約は、レクリエーション保険のパンフレット資料や約款などに記載されているので、事前に必ず確認しておきましょう。

まとめ:テニス大会に備えてケガのリスク対策をしっかり行おう

テニス大会では事前に保険を用意しよう

テニス大会では事前に保険を用意しよう

今回は、テニス大会やテニスの練習会などで利用できるレクリエーション保険について解説しました。

レクリエーション保険は、単発のイベントから年間単位で予定が決まっている定期イベントまで加入できます。

また、一人あたりの保険料も安いため、地域の交流行事などでちょっとしたテニス大会を行う場合にも気軽に活用できます。

今回はテニス大会等での活用について紹介しましたが、レクリエーション保険はその他のスポーツも契約対象になります。ケガのリスクがあるレクリエーション活動を行う場合には、ぜひ加入を検討してみてください。

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