レクリエーション保険のこと

【責任者必見】レクリエーション保険の保険料はいくら?相場や支払い方法を確認

レクリエーション保険の保険料相場と対象行事・保障内容などを解説

【責任者必見】イベント保険の保険料はいくら?相場や支払い方法を確認

団体で行事・レクリエーションを実施する際は、参加者に万が一の事故・ケガが起きた場合を想定して、責任者側でレクリエーション保険を契約しておくのがおすすめです。

この記事では、レクリエーション保険の契約にかかる保険料の相場と補償内容、また実際に補償を受けられるケース・対象外となるケースの違いを解説。

人気レクリエーション保険の保険料もまとめているので、保険料の相場を知りたい・各社の料金相場を比較したいという責任者の方はぜひ参考にしてみてください。

レクリエーション保険の料金相場はいくら?

レクリエーション保険の料金相場はいくら?

まずは、レクリエーション保険の保険料の区分と相場について詳しく見ていきましょう。

またレクリエーション保険で利用できる団体割引の概要や割引額の相場なども解説していきます。

レクリエーション保険の保険料は対象行事・レクリエーションの区分によって異なる

レクリエーション保険の保険料は全ての行事・レクリエーションで一律というわけではなく、対象行事の危険度によってA~Cの3段階に区分けしている合がほとんどです。

どの行事・レクリエーションがどの区分に該当するかは保険商品によって異なりますが、例えば『あいおいニッセイ同和損保』のレクリエーション傷害保険では以下のように対象行事が区分けされています。

区分 レクリエーションの種類
A 遠足(日帰り)・オリエンテーリング(徒歩によるもの)・海水浴・ゲートボール・テニス・ハイキング・ボウリング・料理教室・町内清掃・ラジオ体操など
B 運動会・キャンプ(日帰り)・競歩・スケート・軟式野球・アスレチック・防災訓練(市民・学童が行う程度のもの)・マラソン・ライフル射撃 など
C ゴーカート・硬式野球・サーフィン・サッカー・柔道・ボクシングなど

レクリエーション保険の保険料の相場

レクリエーション保険の保険料は上記区分ごとに設定されており、相場としては以下のようになります。

区分 保険料の相場(1日1人あたり)
A 20円~30円程度
B 110円~150円程度
C 220円~300円程度

危険度の低いイベントが対象の場合は20円~30円程度が相場、危険度の高いイベントが対象の場合は220円~300円程度が相場料金です。

いずれにしても、1日1人あたり数十円~数百円という少ない費用で補償を受けられるのがレクリエーション保険の魅力です。

なおレクリエーション保険の保険料の相場は補償内容や保険金の設定額によっても異なるため、あくまで1つの目安として参考にしてみると良いでしょう。

参加者の人数に応じた団体割引が受けられる場合も

参加者の人数に応じた団体割引が受けられる場合も

多くのレクリエーション保険では、参加者の人数に応じた団体割引のサービスを提供しています。

割引率はレクリエーション保険の契約人数によって異なり、保険料全体の5%~20%程度が相場です。

なお団体割引を受けるには、団体最低保険料の条件を満たしていることが条件となります。

例として、『あいおいニッセイ同和損保』のレクリエーション傷害保険の団体割引率をご紹介します。

1日あたりの参加者数 団体割引率 団体最低保険料
20名以上 5% 1,900円
500名以上 10% 45,000円
1,000名以上 15% 85,000円
3,000名以上 20% 240,000円

人気レクリエーション保険の料金をもとに相場をチェック!

人気レクリエーション保険の料金をもとに相場をチェック!

続いて、より具体的な保険料の相場を知るために、人気・知名度の高い保険会社から販売されているレクリエーション保険の保険料を見ていきましょう。

各社の区分ごとの保険料は以下の通りです。(行事・レクリエーションの区分けは保険会社によって異なるため、詳細は各社のWebサイトや資料パンフレットなどをご参照ください。)

保険商品 保険料(A) 保険料(B) 保険料(C)
損保ジャパン:レクリエーション補償プラン 30円 150円 300円
三井住友海上:レクリエーション傷害補償プラン 9円~37円 47円~181円 95円~361円
東京海上日動:レクリエーション災害補償プラン 24円 120円 241円
AIG保険:レクリエーション傷害保険 32円・53円 105円・158円 160円
JA共済(農協):イベント共済 18円~24円 75円~90円 156円~186円
あいおいニッセイ同和損保:レクリエーション傷害保険 要問合せ 要問合せ 要問合せ

上記の料金相場は1つのプラン例であり、保険金の設定額や特約の有無などによって変動することがあります。

また『あいおいニッセイ同和損保』のように、パンフレットには保険料の記載がないケースもあるため、詳しい料金については問合せフォームなどを利用して確認するようにしましょう。

どのような場合に保険金を受け取ることができるのか

どのような場合に保険金を受け取ることができるのか

ここからは、レクリエーション保険の主な補償内容と、保険金を受け取る場合の手順について解説していきます。

保険金の支払いを受けられないケースも紹介しているので、合わせて参考にしてみてください。

保険金の支払いを受けられるケース・補償内容

レクリエーション保険に加入することで受けられる基本的な補償内容・保険金は、どの保険会社・商品でも共通しています。

基本の補償内容に含まれる保険金の種類と受け取れるケース、またその金額の計算方法は以下の通りです。

保険金の種類 補償を受けられるケース 保険金の額
死亡保険金 保険期間中の事故によるケガのため、自己の発生日から180日以内に死亡した場合 死亡・後遺障害保険金額の全額
後遺障害保険金 保険期間中の事故によるケガのため、自己の発生日から180日以内に所定の後遺障害が発生した場合 死亡・後遺障害保険金額×所定の保険金支払割合(4~100%)
入院保険金 保険期間中の事故によるケガのため、自己の発生日から180日以内に入院した場合 入院保険金日額×入院日数
手術保険金 保険期間中の事故によるケガのため、自己の発生日から180日以内に手術を受けた場合 入院中の手術:入院保険金日額×10・その他の手術:入院保険金日額×5
通院保険金 保険期間中の事故によるケガのため、自己の発生日から180日以内に通院した場合 通院保険金日額×通院日数

保険金の支払いを受けられないケース

保険期間中の事故・ケガであれば、いかなる場合でも補償を受けられるのかというと、そうではありません。

ほとんどの保険商品では、以下のようなケースで保険金の支払いが行われないため注意しましょう。

補償対象外のケース

  • 保険契約者・被保険者または保険金受取人の故意または重大な過失
  • 被保険者の闘争行為、自殺行為または犯罪行為によるケガ
  • 脳疾患、病気または心神喪失によるケガ
  • 妊娠・出産・早産または流産によるケガ
  • 自動車等の無資格運転、酒気帯び運転または麻薬等を使用して運転した際のケガ
  • 地震もしくは噴火またはこれらを原因とする津波によるケガ
  • むちうち症・腰痛等で医学的他覚所見のないもの など

保険金の支払いを受ける方法

保険金の支払いを受ける方法

保険金の支払いを受ける場合の基本的な手順は以下の通りです。

  1. 保険会社へ事故やケガの状況を連絡する
  2. 保険金請求書などの書類に必要事項を記入する
  3. 手続きに必要な書類を保険会社へ提出する
  4. 保険金額の決定通知が郵送される
  5. 保険金額の支払いを受ける

また最近では、郵送による手続きだけでなく、インターネットから申請手続きを行える保険会社も増えています。

郵送にかかる手間やコストをなくし、速やかに申請手続きを行うことができるので、レクリエーション保険を契約する際は、料金相場や補償内容と合わせてネット対応の有無もチェックしておくと良いでしょう。

まとめ

まとめ

  • レクリエーション保険の保険料の相場は、危険度の低いイベントで20円~30円程度、危険度の高いイベントで220円~300円程度
  • 参加人数に応じて団体割引を受けられるレクリエーション保険も多く、割引率の相場は5%~20%程度
  • レクリエーション保険を契約する際は、料金相場と合わせてインターネットからの申請に対応しているかどうかを確認するのがおすすめ

レクリエーション保険の保険料の相場は1日1人あたり数十円~数百円程度であるため、一般的な傷害保険と比較して少ない費用で契約できるおすすめの保険商品と言えます。

特約などのオプション内容が充実しているレクリエーション保険も多いので、責任者としてイベント開催の予定がある方はぜひ加入を検討してみてくださいね。

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