レクリエーション保険のこと

人気レクリエーション保険の補償額を補償内容別に紹介【加入前にチェック】

5つのレクリエーション保険の補償内容・補償額を紹介

人気レクリエーション保険の補償額を補償内容別に紹介【加入前にチェック】

団体で運動会などの行事・イベントを開催する際、レクリエーション保険に加入しておくと安心です。

レクリエーション保険に加入しておけば、行事・イベント中に参加者がケガをした場合などに補償されます。

また、参加者一人ひとりが契約手続きをする必要はなく、代表者1人がレクリエーション保険に加入すれば参加者全員を補償されるのがポイントです。

レクリエーション保険はいろいろな保険会社から販売されているため、どの商品を選べばいいか分からず困ってしまう場合もあるでしょう。

そこで本記事では、人気がある5つのレクリエーション保険をまとめて紹介します。

補償額や補償内容などの情報を確認できるので、ぜひ参考にしてください。

【人気5商品】レクリエーション保険の補償内容の種類と補償額を解説

【人気5商品】レクリエーション保険の補償内容の種類と補償額を解説

それでは早速、おすすめの5つのレクリエーション保険を紹介します。今回は、以下のレクリエーション保険の情報をチェックしていきましょう。

5つのレクリエーション保険

  • あいおいニッセイ同和損保:レクリエーション傷害保険
  • 東京海上日動:レクリェーション災害補償プラン
  • JA共済(農協):イベント共済
  • 三井住友海上:レクリエーション傷害補償プラン
  • 損保ジャパン:レクリエーション補償プラン

あいおいニッセイ同和損保:レクリエーション傷害保険

あいおいニッセイ同和損保:レクリエーション傷害保険

あいおいニッセイ同和損保では「レクリエーション傷害保険」という名称のレクリエーション保険を取り扱っています。

1日あたりの参加者が20名以上いれば加入でき、1契約あたりの最低保険料は1,000円とされています。スポット利用や年間利用(包括契約特約が必要)も可能です。

基本の補償内容は以下のとおりです。

  • 死亡保険金
  • 後遺障害保険金
  • 入院保険金
  • 手術保険金
  • 通院保険金

また、熱中症危険補償特約や食中毒補償特約を付帯することで、補償内容の幅を広げることができます。

ここでは、基本補償の補償額の決まり方を確認しましょう。

基本補償の補償額の決まり方

あいおいニッセイ同和損保のレクリエーション保険では、保険期間中の事故によるケガのため、事故の発生の日からその日を含めて180日以内に死亡した場合、約款所定の後遺障害が発生した場合、入院した場合、手術を受けた場合、通院した場合に下記が支払われます。

またセットする特約により、保険金が支払われる場合および支払われる補償額や、保険金が支払われないケースが変更になることもあります。

詳細は「ご契約のしおり(普通保険約款・特約)」をご確認ください。

死亡保険金 死亡・後遺障害保険金額の全額
後遺障害保険金 死亡・後遺障害保険金額 × 約款所定の保険金支払割合(4~100%)
入院保険金 入院保険金日額 × 入院日数
手術保険金 ①入院中に受けた手術
入院保険金日額 × 10
②左記①以外の手術
入院保険金日額 × 5
通院保険金 通院保険金日額 × 通院日数

なお、あいおいニッセイ同和損保の場合では、公式のパンフレットに具体的な補償額が記載されていません。

どれくらいの補償額を設定できるのか知りたい場合は、直接あいおいニッセイ同和損保に問い合わせて確認するようにしましょう。

出典:あいおいニッセイ同和損保 レクリエーション傷害保険

東京海上日動:レクリェーション災害補償プラン

東京海上日動:レクリェーション災害補償プラン

東京海上日動の「レクリェーション災害補償プラン」は、傷害保険と賠償責任保険をセットにしたプランです。

傷害保険だけ、賠償責任保険だけ、もしくは傷害保険と賠償責任保険の両方の申し込みが可能です。

1契約につき、参加者の人数が45名いることが加入条件となっています。

傷害保険の補償範囲は以下のとおりです。

  • 死亡保険金
  • 後遺障害保険金
  • 入院保険金
  • 手術保険金
  • 通院保険金

一方、賠償責任保険に加入すると次のような補償が得られます。

  • 損害賠償金
  • 争訟費用
  • 損害防止軽減費用
  • 緊急措置費用
  • 協力費用

東京海上日動の公式パンフレットには、保険料をベースにした補償額の例が紹介されているのでここで確認しておきましょう。

傷害保険の補償額の例

東京海上日動のレクリエーション保険では、比較的危険度の低い行事・イベント(例:バドミントン大会、ヨガ、潮干狩りなど)を実施する場合、1日あたり1名24円で以下の補償額が適用されます。

死亡・後遺障害 500万円
入院保険金日額 2,000円
通院保険金日額 1,000円

保険料は危険度が高くなりにつれアップする仕組みなので、レクリエーション保険に加入する際は行事・イベントの種類・必要補償額などをよく確認することが大切です。

損害賠償保険の補償額の例

損害賠償保険は以下2つのプランが用意されていますが、いずれも支払限度額は1億円、免責金額はなしとなっております。

プラン 保険料
主催者が負う賠償責任のみを対象とする場合 1日あたり1名10円(最低保険料:5,000円)
主催者および参加者が負う賠償責任を対象とする場合 1日あたり1名50円(最低保険料:5,000円)

出典:東京海上日動 レクリェーション災害補償プラン

JA共済(農協):イベント共済

JA共済(農協):イベント共済

JA共済(農協)が販売している「イベント共済」は、イベント傷害共済とイベント賠償責任共済からなるレクリエーション保険です。

セットで加入することも可能ですが、単独で契約することもできます。

JA共済(農協)のイベント傷害共済の補償内容は、以下のとおりです。

  • 死亡共済金
  • 後遺障害共済金
  • 重度後遺障害費用共済金
  • 部位・症状別治療共済金

一方、イベント賠償責任共済では次のような内容が補償されます。

  • 損害賠償金
  • 争訟費用
  • 損害防止費用
  • 求償権保全行使費用
  • 緊急措置費用
  • 遅延損害金
  • 臨時費用

イベント傷害共済、イベント賠償責任共済ともに公式パンフレットで、補償額(共済金額)の例が紹介されているのでここで確認しておきましょう。

イベント傷害共済の補償額(共済金額)の例

JA共済(農協)では、行事・イベントの1日あたりの平均被共済者数が10~99人であるとき、1名あたり1日24円~で以下の補償額(共済金額)が適用されます。

補償内容 補償額(共済金額)
死亡共済金 300万円
部位・症状別治療共済金 3,000円

なお、開催する行事・イベントの危険度や1日あたりの平均被共済者数によって、保険料(共済掛金)が変わってきます。

たとえば、バレーボールやボーリングなどの場合は1日あたり24円で上表の補償額が適用されますが、スキーやラグビーなど危険度が高めの行事・イベントの場合、同様の補償額を設定しようとすると1日あたり186円の保険料(共済掛金)が必要になります。

イベント賠償責任共済の補償額(共済金額)の例

JA共済(農協)のイベント共済では、1日あたり1名12円~で5,000万円の共済金額を設定できます。

ただし、保険料(共済掛金)は実施する行事・イベントによって異なるので要確認です。

出典:JA共済(農協) イベント共済

三井住友海上:レクリエーション傷害補償プラン

三井住友海上:レクリエーション傷害補償プラン

三井住友海上では「レクリエーション傷害補償プラン」という名称のレクリエーション保険を販売しています。

1日の平均参加人数が20名以上であれば加入でき、スポット契約や包括契約にも対応しています。

三井住友海上のレクリエーション保険における基本補償の内容は、以下のとおりです。

  • 死亡保険金
  • 後遺障害保険金
  • 入院保険金
  • 手術保険金
  • 通院保険金

また、以下特約を付帯して補償の幅を広げることも可能です。

  • 天災危険補償特約
  • 熱中症危険補償特約
  • 食中毒補償特約

レクリエーション傷害補償プランの公式の案内には、補償額の例として3つのプランが紹介されていたのでこちらで確認しておきましょう。

プラン1では1日あたり1名9円で、以下の補償額が適用されます。

死亡・後遺障害 100万円
入院保険金日額 1,500円
通院保険金日額 1,000円

プラン2になると1日あたり1名23円で、以下の補償額が適用されます。

死亡・後遺障害 300万円
入院保険金日額 3,000円
通院保険金日額 2,000円

1日あたり1名につき37円支払うプラン3では、次のような補償額が適用されるそうです。

死亡・後遺障害 500万円
入院保険金日額 5,000円
通院保険金日額 3,000円

出典:三井住友海上 レクリエーション傷害補償プラン

損保ジャパン:レクリエーション補償プラン

損保ジャパン:レクリエーション補償プラン

損保ジャパンが販売するレクリエーション保険「レクリエーション補償プラン」は、個別契約方式だけでなく、年間包括契約方式にも対応しています。

1日の参加者が20名以上いれば加入条件を満たすことができ、人数が多ければ所定の団体割引率が適用されるのがポイントです。

基本補償は以下のとおりです。

  • 死亡保険金
  • 後遺障害保険金
  • 入院保険金
  • 手術保険金
  • 通院保険金

また、熱中症危険補償特約を付帯することで、熱中症による死亡や入院・手術などの補償も可能になります。

公式サイトに掲載されている資料によると、1日あたり1名30円から以下の補償額が適用されます。

死亡・後遺障害 455万円
入院保険金日額 4,000円
通院保険金日額 2,000円

出典:損保ジャパン レクリエーション補償プラン

記事まとめ

記事まとめ

今回は人気があるレクリエーション保険を5つ紹介しました。

下表に補償額の情報をまとめたので、レクリエーション保険に加入する際に役立ててください。

保険会社名 基本補償の内容 補償額の例
あいおいニッセイ同和損保 死亡保険金、後遺障害保険金、入院保険金、手術保険金、通院保険金 要問い合わせ
東京海上日動 【傷害保険】死亡保険金、後遺障害保険金、入院保険金、手術保険金、通院保険金【賠償責任保険】損害賠償金、争訟費用、損害防止軽減費用、緊急措置費用、協力費用 死亡・後遺障害:500万円、入院保険金日額:2,000円、通院保険金日額:1,000円
JA共済(農協) 【イベント傷害共済】死亡共済金、後遺障害共済金、重度後遺障害費用共済金、部位・症状別治療共済金【イベント賠償責任共済】損害賠償金、争訟費用、損害防止費用、求償権保全行使費用、緊急措置費用、遅延損害金、臨時費用 死亡共済金:300万円、部位・症状別治療共済金:3,000円
三井住友海上 死亡保険金、後遺障害保険金、入院保険金、手術保険金、通院保険金 死亡・後遺障害:100万円、入院保険金日額:1,500円、通院保険金日額:1,000円
損保ジャパン 死亡保険金、後遺障害保険金、入院保険金、手術保険金、通院保険金 死亡・後遺障害:455万円、入院保険金日額:4,000円、通院保険金日額:2,000円

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