レクリエーション保険のこと

「イベント参加者30人」の場合におすすめのレクリエーション保険はどれ?

参加人数30人では加入できないレクリエーション保険もあるので注意

「イベント参加者30人」の場合におすすめのレクリエーション保険はどれ?

イベントや行事のリスクに備えて加入するレクリエーション保険は、商品によって行事参加者の人数が決められています。

もし30人のイベントに備えてレクリエーション保険に加入しようと思っても、補償の対象にならない可能性があります。

事前に商品ごとの加入条件を比較し、30人のイベントに備えられるレクリエーション保険を選ぶことが大切です。

この記事では、30人程度が参加するイベントにおすすめのレクリエーション保険や契約時に比較すべきポイントを解説します。

主催するイベント・行事のリスクにしっかりと備えたいと考えている方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

注意!レクリエーション保険は加入条件で参加者の人数が決まっている

注意!レクリエーション保険は加入条件で参加者の人数が決まっている

レクリエーション保険は、団体での遠足や会社の運動会などにおけるリスクに備える保険商品です。

ある程度小規模のイベント・行事に備えて加入する商品ですが、商品ごとに加入条件として参加者の人数が定められているため注意が必要です。

例えば、東京海上日動のレクリエーション災害補償プランは1契約あたりの行事参加者数が「45名以上であること」を条件として定めています。

比較的大人数のイベント・行事を開催する場合に向いており、30人前後のイベントの場合は加入することができません。

加入するレクリエーション保険を選ぶ際は加入条件をチェックし、主催するイベントが補償の対象になっているかどうか確認しておきましょう。

「参加者30人以上」ならこれ!おすすめのレクリエーション保険4選

「参加者30人以上」ならこれ!おすすめのレクリエーション保険4選

参加者が30人前後のイベント・行事を主催する場合は、以下の4つのレクリエーション保険がおすすめです。

4つのレクリエーション保険

  • あいおいニッセイ同和損保:レクリエーション傷害保険
  • AIG保険:レクリエーション傷害保険
  • 三井住友海上:レクリエーション傷害補償プラン
  • 損保ジャパン:レクリエーション補償プラン

上記4つの保険の加入条件や補償内容をそれぞれご紹介します。

それぞれ比較しながら、開催するイベント・行事に最適な保険商品を選びましょう。

あいおいニッセイ同和損保:レクリエーション傷害保険

あいおいニッセイ同和損保:レクリエーション傷害保険

あいおいニッセイ同和損保のレクリエーション傷害保険は、手頃な保険料で幅広い補償を受けられるレクリエーション保険です。

特約によって熱中症や食中毒に備えられるため、屋外のイベントや飲食を伴う行事に適しています。

加入条件

あいおいニッセイ同和損保のレクリエーション傷害保険は、行事参加者が1日20名以上(2日以上開催する場合は1日あたりの平均行事参加者数が20名以上)いることが条件となっています。

30名前後のイベントを開催する場合は、問題なく加入することができます。

補償内容

あいおいニッセイ同和損保のレクリエーション傷害保険の主な補償内容は以下の通りです。

死亡保険金 保険期間中の事故によるケガを原因として、事故の発生日から180日以内に死亡した場合に保険金が支払われる
後遺障害保険金 保険期間中の事故によるケガを原因として、事故の発生日から所定の後遺障害が発生した場合に保険金が支払われる
入院保険金 保険期間中の事故によるケガの治療をするために、事故の発生日から180日以内に入院した場合に保険金が支払われる
手術保険金 保険期間中の事故によるケガの治療をするために、事故の発生日から180日以内に手術を受けた場合に保険金が支払われる
通院保険金 保険期間中の事故によるケガの治療をするために、事故の発生日から180日以内に通院した場合に保険金が支払われる

イベント中のケガのリスクにしっかりと備えられる点が特徴のレクリエーション保険です。

AIG保険:レクリエーション傷害保険

AIG保険:レクリエーション傷害保険

AIG保険のレクリエーション傷害保険は、比較的小規模のイベントに備えて加入するレクリエーション保険です。

最低保険料も1,000円からと安くなっており、負担を小さく抑えてリスクに備えられることが特徴です。

加入条件

AIG保険のレクリエーション傷害保険は1日の参加者が10名以上(開催日が2日以上の場合は1日あたり平均10名以上)が加入条件です。

30人前後のイベントは加入条件に引っかからないため、問題なく加入することができます。

補償内容

AIG損保のレクリエーション傷害保険の主な補償内容は以下の表の通りです。

死亡保険金 保険期間中の事故によるケガが原因で180日以内に亡くなった場合に保険金が支払われる
後遺障害保険金 保険期間中の事故によるケガを原因として、事故の発生日から所定の後遺障害が発生した場合に程度に応じて保険金が支払われる
入院保険金 保険期間中の事故によるケガの治療をするために、事故の発生日から180日以内に入院した場合に保険金が支払われる
手術保険金 保険期間中の事故によるケガの治療をするために、事故の発生日から180日以内に手術を受けた場合に保険金が支払われる
通院保険金 保険期間中の事故によるケガの治療をするために、事故の発生日から180日以内に通院した場合に保険金が支払われる

さらに「熱中症危険補償特約」「細菌性食中毒補償特約」などの特約も付いており、夏の屋外イベントや飲食を伴う行事を安心して行うことができます。

三井住友海上:レクリエーション傷害補償プラン

三井住友海上:レクリエーション傷害補償プラン

三井住友海上のレクリエーション傷害補償プランは、手頃な保険料でイベント・行事中のリスクに備えられるレクリエーション保険です。

オプションで地震や噴火、津波などの天災を原因としたケガのリスクにも備えられるため安心して加入できる商品です。

加入条件

三井住友海上のレクリエーション傷害補償プランは、イベントの参加者が1日平均20名以上で、名簿等で参加者を把握できることが加入条件となっています。

さらに危険度が低い行事に限定されており、あまりにも危険なスポーツなどをイベントとして行う場合は加入できないリスクがあるため注意が必要です。

遠足やサイクリング、サッカーなどの危険度が低いイベントを30名程度で行う場合は加入できる可能性が高いためご安心ください。

補償内容

三井住友海上のレクリエーション傷害補償プランの基本補償は以下の表の通りです。

死亡保険金 保険期間中の事故によるケガを原因として、事故の発生日から180日以内に亡くなった場合に保険金が支払われる
後遺障害保険金 保険期間中の事故によるケガを原因として、事故の発生日から所定の後遺障害が発生した場合に程度に応じて保険金が支払われる
入院保険金 保険期間中の事故によるケガの治療をするために、事故の発生日から180日以内に入院した場合に保険金が支払われる
手術保険金 保険期間中の事故によるケガの治療をするために、事故の発生日から180日以内に所定の手術を受けた場合に保険金が支払われる
通院保険金 保険期間中の事故によるケガの治療をするために、事故の発生日から180日以内に所定の通院(往診、訪問診療およびオンライン診療など)をした場合に保険金が支払われる

上記の補償に加え、オプション補償で「天災危険補償特約」「熱中症危険補償特約」「食中毒補償特約」などを上乗せすることもできます。

損保ジャパン:レクリエーション補償プラン

損保ジャパン:レクリエーション補償プラン

損保ジャパンのレクリエーション補償プランは、ケガによる死亡や入院、手術を含めたさまざまな補償を備えられるレクリエーション保険です。

最低保険料は1,000円からと安く、負担を抑えて補償を備えることができます。

加入条件

損保ジャパンのレクリエーション補償プランは団体契約専用の商品であり、参加者が20名以上のイベントを対象としています。

30名のイベント・行事を開催する場合は加入することができます。

補償内容

損保ジャパンのレクリエーション補償プランの主な補償内容は以下の表の通りです。

死亡保険金 保険期間中の事故によるケガを原因として、事故の発生日から180日以内に亡くなった場合に保険金が支払われる
後遺障害保険金 保険期間中の事故によるケガを原因として、事故の発生日から所定の後遺障害が発生した場合に程度に応じて保険金が支払われる
入院保険金 保険期間中の事故によるケガの治療をするために、事故の発生日から180日以内に入院した場合に保険金が支払われる
手術保険金 保険期間中の事故によるケガの治療をするために、事故の発生日から180日以内に所定の手術を受けた場合に保険金が支払われる
通院保険金 保険期間中の事故によるケガの治療をするために、事故の発生日から180日以内に所定の通院(往診、訪問診療およびオンライン診療など)をした場合に保険金が支払われる

上記の基本補償に加え、プランには「行事参加者の傷害危険補償特約」「細菌性食中毒およびウイルス性食中毒補償特約」がセットされています。

【人数以外にも】契約時に比較すべきポイント

【人数以外にも】契約時に比較すべきポイント

レクリエーション保険を契約する際、比較すべきポイントは加入条件だけではありません。

以下の3つのポイントを確認した上で、加入する商品を選ぶことが大切です。

  • 補償内容・特約の内容
  • 保険料
  • 申込方法

それぞれのポイントを把握し、開催するイベントに適した商品を選びましょう。

補償内容・特約の内容

レクリエーション保険を契約する際、どういった補償が受けられるのか確認しておくことが大切です。

特に、特約は商品によって付帯できるものが違う場合もあるため、内容をよく確認しておきましょう。

例えば夏の屋外で開催するイベントの場合、参加者が熱中症で倒れるリスクが想定されます。

熱中症を補償する特約を上乗せしておくと、安心してイベントを開催することができます。

開催するイベントで想定されるリスクを考え、補償できる商品を選びましょう。

保険料

レクリエーション保険を選ぶ際は、保険料を比較することも重要です。

「30人のイベントでどれくらい保険料がかかるのか」を把握し、なるべく負担が小さいものを選びましょう。

また、レクリエーション保険は最低保険料が定められているケースが多いです。

例えば最低保険料が1,000円、1人あたり30円で加入できる商品に30人で加入する場合、「30円×30人=900円」となるため、適用される保険料は1,000円となります。

30人のイベントを開催する場合は、1人あたりの保険料ではなく30人で加入する場合の保険料を比較しましょう。

申込方法

レクリエーション保険の多くは、商品を取り扱っている代理店等に問い合わせて契約するという流れが一般的です。

しかしなかにはネット上で完結できるレクリエーション保険もあるため、申込方法を比較しておきましょう。

例えばあいおいニッセイ同和損保では、24時間いつでもオンラインで申し込める「ネットで簡単!レクリエーション傷害保険」を提供しています。

申し込みから保険金請求の手続きまですべてネットで完結できるため、気軽に契約手続きを進められます。

申し込みをしやすいレクリエーション保険を選ぶと良いでしょう。

記事まとめ:参加者30人のイベントに最適な保険を選ぼう

記事まとめ:参加者30人のイベントに最適な保険を選ぼう

レクリエーション保険は商品ごとの加入条件によって参加人数が定められているため、事前に確認しておくことが大切です。

30人前後のイベント・行事の場合は加入できないという商品もあるため、必ず商品の加入条件をチェックしておきましょう。

また、レクリエーション保険に加入する際は人数以外にも、補償内容や保険料、申込方法などを比較することをおすすめします。

本記事でご紹介したレクリエーション保険を比較し、自分に合った商品を選びましょう。

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