イベント保険

三井住友海上のイベント賠償責任保険商品の補償内容を全部解説!

イベント中のリスクに対応できる、三井住友海上のイベント賠償責任保険について詳しく紹介

イベント賠償責任保険とは?補償内容や契約対象になるイベントの種類を紹介

「イベントで誰かがケガをしたらまずいな...」

「せっかく準備したイベントが、台風で中止になったら...」

「機材や展示品が壊れた場合に備えたい...」

イベント主催者として、このような不安を抱えている方は多いのではないでしょうか?

イベントには参加者への怪我や施設の損害、イベント中止など、様々なリスクが潜んでいます。

これらのリスクに備え、適切な補償を受けるためには、適切な保険に加入することが重要です。

三井住友海上では、イベント中の賠償責任や関連リスクを補償できる保険を提供しています。

この記事では、イベント中のリスクに対応できる、三井住友海上のイベント賠償責任保険について詳しく紹介します。

保険の特徴や補償内容、保険料の目安などを具体的に解説するので、ぜひこの記事を参考にしてイベント当日に備えましょう。

三井住友海上のイベント賠償責任保険は3種類

三井住友海上のイベント賠償責任保険は3種類

最初に、実は三井住友海上では「イベント賠償責任保険」という名称の保険商品は提供していません。

その代わり、三井住友海上には、イベント中の賠償責任を補償できる保険として3種類の商品が用意されています。

これらの保険は、イベント開催に伴う様々なリスクに対応できるよう設計されており、イベント賠償責任保険の代わりに加入できます。

イベントに関連して活用できる3つの保険商品は以下のとおりです。

  • レジャー・サービス施設費用保険
  • 興行中止保険
  • 動産総合保険

これらの保険は補償内容が異なり、イベントの種類や大きさ、主催者の必要などに合わせて選ぶことができます。

参照:動産総合保険 | 三井住友海上

各種保険の特徴や補償内容を詳しく解説!

各種保険の特徴や補償内容を詳しく解説!

イベント賠償責任保険の代わりに加入できる、三井住友海上の3種類の保険は、それぞれどのような内容なのでしょうか?

各保険の補償範囲や特徴を理解することで、最適な保険選びが可能になります。ここからは3種類の保険について詳しく解説します。

レジャー・サービス施設費用保険

三井住友海上の「レジャー・サービス施設費用保険」は、遊園地やプール、スポーツジムなど、多くの人が利用する施設でもしもの事故が起きたときに役立つ保険です。

例えば、お客さまが転んでケガをしてしまったり、提供した食事で体調を崩してしまったりした場合に、お見舞いの費用や事故対応にかかる費用を補償します。

対象となる施設と事故

レジャー・サービス施設費用保険は、遊園地、映画館、百貨店、ホテルなど、たくさんの人が利用する施設に適しています。

火事や爆発、強い風や大雪などの自然災害による事故も対象となります。

たとえば、遊園地で火事が起きて、来場者がけがをした場合の対応費用が補償されます。

主な補償内容

補償内容は主に3つの費用に分かれます。

  1. 被災者対応費用:被害者の家族の交通費やホテル代、捜索や救助にかかった費用など
  2. 被災者傷害見舞費用:けがの程度に応じた見舞金
  3. 災害広告費用:事故についての謝罪広告や営業再開のお知らせにかかる費用

保険金の支払い限度額

保険金の支払い限度額は、事故の種類や被害の程度によって変わります。例を挙げると以下のとおりです。

  • 死亡見舞費用:1人につき50万円まで
  • 入院見舞費用:入院期間に応じて2万円から10万円の範囲

オプション特約

傷害見舞費用追加補償特約をつけると、火事や爆発以外の事故、例えば施設内での転倒によるけがなども補償対象になります。

保険料の目安

保険料は施設の種類や規模、年間売上高などによって異なります。一例を挙げると以下のようになります。

総床面積1万平方メートルの百貨店 年間約24万円
150平方メートルのレストラン 年間約1万2千円

このように、保険料は状況によって大きく変わる可能性があるので、加入時は三井住友海上に問い合わせるようにしましょう。

参照:レジャー・サービス 施設費用保険 | 三井住友海上

興行中止保険

三井住友海上の「興行中止保険」は、イベントが予期せぬ理由で中止や延期になったときに、主催者が被る経済的な損失を補償する保険です。

イベント主催者にとって、安心してイベントを開催できる心強い味方です。

対象となるイベント

この保険は、普段の生活とは違う特別なイベントを対象としています。具体的には、以下のようなイベントが挙げられます。

  • 音楽コンサート
  • 演劇公演
  • スポーツ大会
  • 地域のお祭り
  • 花火大会

これらのイベントは、準備に多額の費用がかかるため、中止になった場合の損失は非常に大きくなります。

そこで、万が一中止になった場合に備えて、その費用を補償してくれるのがこの保険です。

保険期間

保険の適用範囲は、契約締結日からイベント終了日までです。複数日にわたるイベントの場合は、最終日までが保険期間となります。

補償内容

以下のような場合に、保険金が支払われます。

  • 悪天候でイベントが中止になった場合
  • 出演者が急病になった場合
  • 交通機関の事故でイベントが延期になった場合

具体的に補償される費用としては、次のようなものが挙げられます。

  • イベントの準備のために既に支払った費用(会場使用料、広告宣伝費など)
  • 中止や延期に伴って新たに発生した費用(キャンセル料、追加の人件費など)

保険料例

保険料は、イベントの種類や規模、開催場所、時期などによって異なります。

例えば、11月に関東地方で開催される1日限りのお祭りの場合、以下のとおりです。

  • 支払限度額:1,000万円
  • 縮小支払割合:90%
  • 保険料:約95万円

実際の保険料は三井住友海上に問い合わせ、確認する必要があります。

参照:興行中止保険 | 三井住友海上 ,補償内容 | 三井住友海上 ,保険料例 | 三井住友海上

動産総合保険

三井住友海上の「動産総合保険」は、イベントなどで使用する音響機器や展示品などを、さまざまな事故から守る保険です。

幅広い補償内容を持ち、イベントの準備から片付けまで、安心してイベントを開催できるようサポートします。

補償される内容

動産総合保険では、火災や盗難だけでなく、運搬中の破損や、突然の豪雨による水濡れ被害なども補償します。

  • 火災、落雷、爆発
  • 台風や地震などの自然災害
  • 破損、盗難

ただし、故意や重大な過失による損害、通常の使用による摩耗や劣化は補償対象外となるので注意してください。

保険料

保険料は、補償内容や期間、対象となる場所や建物など、契約内容によって変わってきます。

保険料は最低でも5,000円からとなり、具体的な金額を知りたい場合は、保険代理店や保険会社に気軽に相談する必要があります。

参照:動産総合保険 | 三井住友海上

イベント賠償責任保険と同時に加入を検討したい!三井住友海上のレクリエーション保険

イベント賠償責任保険と同時に加入を検討したい!三井住友海上のレクリエーション保険

イベント賠償責任保険と同時に加入を検討したいのが、三井住友海上のレクリエーション保険です。

三井住友海上のレクリエーション保険は、イベント中に参加者がケガをしてしまったときのための保険です。

もしもの事故でケガをしてしまった場合、死亡や後遺障害だけでなく、入院、手術、通院まで幅広くサポートしています。

この保険は、様々なイベントに対応しており、保険料はイベントの内容や参加者数によって変わります。

一度だけのイベントでも、年間を通して何度もイベントを開催する場合でも加入することができます。

イベント主催者にとって、参加者の安全を守り、万が一の事故に備えることはとても重要です。

イベントの内容や規模に合わせて、参加者のケガを補償するレクリエーション保険と、主催者の責任を補償するイベント賠償責任保険の両方に加入することで、安心してイベントを開催できるでしょう。

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参照:レクリエーション傷害補償プラン | 三井住友海上

記事まとめ

記事まとめ

この記事では、三井住友海上が提供するイベント中のリスクに対応できる保険を3種類紹介しました。

三井住友海上にはイベント賠償責任保険は存在しませんが、代わりとなるイベント中のリスクを補償する保険商品が用意されています。

今回紹介した三井住友海上の3つの保険は、様々な角度からイベント主催者を守る補償が揃っています。

1つ目は、施設内で発生した事故による利用者の怪我や食中毒などを補償する「レジャー・サービス施設費用保険」です。

この保険は、遊園地やホテルなど不特定多数の人が利用する施設での事故に備えることができます。

2つ目は、イベントの予期せぬ中止や延期による損失を補償する「興行中止保険」です。

悪天候や出演者の急病など、様々な理由でイベントが中止になった場合に、準備費用やキャンセル料などを補償してくれます。

3つ目は「動産総合保険」です。

イベントで使用する機材や展示品などを、事故による損害から守り、幅広いリスクを補償します。

火災や盗難、破損など、様々なリスクから大切な資産を守ることができます。

イベントを成功させるには、リスク管理が欠かせません。

この記事で紹介した三井住友海上の保険を参考に、イベントの規模や特性に合わせた適切な保険を選び、安心してイベントを開催できるよう備えましょう。

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