各人気商品の補償内容や特長、レジャー保険の選び方のポイントを解説！

アウトドア・レジャー保険は、ゴルフなどのスポーツやキャンプなどのアウトドアでのリスクに備えられる保険です。

各保険会社がさまざまな商品を用意しているため、「どれを選べば良い？」と迷っている方も多いでしょう。

この記事では、アウトドア・レジャー保険の特徴や選び方のポイント、人気の商品8選を紹介します。

ぜひ本記事を参考に、人気のレジャー保険への加入を検討しましょう。

アウトドア・レジャー保険とは

アウトドア・レジャー保険とは、ゴルフ・スキーなどのスポーツやキャンプなどのアウトドアでのリスクに備えて加入する保険です。

スポーツ中に事故に遭ってケガをしたときや、相手に損害を負わせてしまったときに補償が適用されます。

アウトドア・レジャー保険の補償内容は以下の通りです。

詳しい補償内容は商品によって異なるため、加入の際には特長を比較して自分に合ったものを選びましょう。

レクリエーション保険やイベント保険とはどう違う？

レジャー保険と同じく、スポーツ・レジャーでのリスクに備える保険として「レクリエーション保険（イベント保険）」があります。

レクリエーション保険は、イベントの主催者が参加者全員を対象に加入する保険であり、加入人数が「20人以上」などと定められていることが多いです。

保険金の額は所定の範囲内であれば、主催者が自由に設定することができます。

一方、レジャー保険は個人でもグループでも参加できますが、基本的には少人数が対象の保険です。

保険料・保険金額はプランによって定められており、契約者側が変更することはできません。

上記の違いを踏まえ、スポーツ・レジャーを楽しむ際には適切な保険を選びましょう。

国内旅行保険でもアウトドア・レジャー時の保障を受けられる

国内旅行中の事故を補償する「国内旅行保険」でも、アウトドア・レジャー時の補償を受けることが可能です。

旅行中の事故でケガをしたり、携行品が破損・盗難などの被害に遭ったりしたときに保険金が支払われます。

すでに国内旅行保険に加入している方は、レジャー保険に加入しなくても補償を受けられる可能性があります。

一度加入している国内旅行保険の補償範囲について見直してみましょう。

レジャー保険の選び方のポイント

レジャー保険を選ぶ際、以下の3つのポイントを意識しましょう。

それぞれのポイントを確認していきましょう。

契約中の保険の補償範囲をチェックする

まずは、自分が加入している保険の補償範囲を確認しましょう。

すでに契約している保険で補償されている場合、支払う保険料が無駄になってしまう可能性があるため注意が必要です。

例えば、レジャー保険で補償される「個人賠償責任」は、自動車保険や火災保険で補償されているケースがあります。

また、自身のケガに対する補償は医療保険や傷害保険で補償できる場合が多いため、新規でレジャー保険を契約する必要はありません。

補償が重複していると、場合によってはどちらか一方しか保険金が支払われないこともあります。

まずは契約中の保険の補償範囲を確認し、不足している補償をレジャー保険で補いましょう。

自分に合ったプランの保険を選ぶ

レジャー保険は、「ゴルフ向け」「スキー・スノーボード向け」などと、プランが細分化しているケースもあります。

自分に合ったプランのレジャー保険を選ぶようにしましょう。

例えばゴルフ保険は、ケガやゴルフ用品の破損などの補償だけでなく、ホールインワン・アルバトロスを達成したときに保険金が支払われる商品があります。

ゴルフを趣味にして毎週のように楽しむ方は、ゴルフに特化したレジャー保険に加入すべきです。

一方、夏はゴルフやテニス、冬はスキーやスノーボード、といった形でさまざまなスポーツ・レジャーを楽しむ人もいるでしょう。

その場合は、レジャー全般を補償してくれるレジャー保険がおすすめです。

好きなスポーツ・レジャーの種類に合わせて、自分に合ったプランの商品を選びましょう。

契約期間を決める

レジャー保険を契約する際は、契約期間をどれくらいに設定するかという点も重要になります。

期間によって補償内容や保険料が大きく異なるため、慎重に選びましょう。

レジャー保険には1日単位・1年単位など、さまざまな契約期間の商品があります。

1日単位は手頃な保険料でリスクに備えられ、1年単位は補償金額が大きいため手厚く備えられるという特徴があります。

年に1〜2回レジャーを楽しむ程度であれば、保険料が安い1日単位の商品がおすすめです。

一方、「毎週のようにゴルフに行く」という方は、1年単位の保険で手厚く備える方が良いでしょう。

スポーツ・レジャーを楽しむ頻度に合わせて、契約期間を決定しましょう。

【1日単位】人気商品3選

1日単位で加入できるレジャー保険の人気商品として、以下の3つが挙げられます。

各レジャー保険の特長を解説していきます。

① セブンイレブン✕三井住友海上：1DAYレジャー保険

「1DAYレジャー保険」は、レジャーでのあらゆるリスクに備えたレジャー保険です。

以下の3つの特長があります。

「1DAYレジャー保険」は24時間で補償が受けられ、保険料が1日500円からと手頃であることが魅力です。

レジャーの種類によって「ゴルフ向け」「スキー・スノボ向け」「ハイキング・軽登山向け」「レジャー全般」のプランが用意されています。

また、スマートフォンから簡単に申込手続きができます。

気軽に申し込める点も「1DAYレジャー保険」のメリットです。

② あいおいニッセイ同和損保：国内旅行傷害保険

あいおいニッセイ同和損保の「国内旅行傷害保険」は、国内旅行中の偶発的な事故による傷害を補償する商品です。

主に以下の3つの特長があります。

「国内旅行傷害保険」は、旅行中の事故や火災によるケガ、損害賠償責任の負担、携行品の盗難・損害など、あらゆるリスクに備えられる保険です。

保険期間は1泊2日から1ヶ月まで設定できるため、旅行の長さに合わせた期間を選べます。

また、20名以上で申し込む場合は団体割引が適用になり、人数が増えるほど割引率が高くなります。

グループで旅行に行く場合は「国内旅行傷害保険」がおすすめです。

③ チューリッヒ少額短期保険：ミニケアキャンプ保険

チューリッヒ少額短期保険が提供する「ミニケアキャンプ保険」は、キャンプでのトラブルに特化したレジャー保険です。

「ミニケアキャンプ保険」には、主に以下の3つの特長があります。

「ミニケアキャンプ保険」は、キャンプに行く日数に応じて1日〜5日の間で保険期間を設定できます。

キャンプ中のケガだけでなく、第三者やレンタル用品への賠償責任、行き帰りの事故なども補償の対象です。

また、スマートフォンから簡単に申し込みが完了する点も魅力です。

キャンプによく行く方は「ミニケアキャンプ保険」の契約をおすすめします。

【1ヶ月単位】人気商品2選

1ヶ月単位で加入できるレジャー保険の人気商品として、以下の2つが挙げられます。

2つのレジャー保険の特長を解説していきます。

① PayPayほけん：ちょこっと保険

「ちょこっと保険」は、PayPayほけんが提供している保険です。

主に以下の3つの特長があります。

「ちょこっと保険」は、月単位で補償内容や保険料を変更できる商品です。

「来月はスキーに行くから補償を手厚くしよう」など、柔軟に補償内容と保険料を変更できる点が魅力です。

また、「ゴルフプラン」や「スキー・スノーボードプラン」など、スポーツ・レジャーの種類に合わせたプランが用意されています。

インターネットから簡単に手続きできるため、気軽に申し込みたい方は「ちょこっと保険」の契約がおすすめです。

② 東急少額短期保険：スマQsnow

東急少額短期保険の「スマQsnow」は、スキーやスノーボードでのリスクに備えたレジャー保険です。

「スマQsnow」には、主に以下の3つの特長があります。

「スマQsnow」は1日単位・1ヶ月単位・1年単位から保険期間を選べます。

スキーやスノーボードを楽しむ頻度に合わせて補償を用意できる点がメリットです。

また、1日200円からの保険料は業界最安クラスであり、保険料負担が小さい点も魅力です。

スマホで90秒で申し込めるため、当日の移動中のちょっとした隙間時間に申し込めます。

スキーやスノーボードを存分に楽しみたい方は、「スマQsnow」の契約がおすすめです。

【1年単位】人気商品3選

1年単位で加入できるレジャー保険の人気商品として、以下の3つが挙げられます。

各レジャー保険の特長を解説していきます。

① 楽天損害保険：楽天超かんたん保険

「楽天超かんたん保険」は、楽天損害保険が提供する保険です。

主に以下の3つの特長があります。

「楽天超かんたん保険」は、「自転車保険プラン」「ゴルファー保険プラン」など、さまざまなシチュエーションに合わせたプランが用意されています。

本人型だけでなく、夫婦型や家族型などが用意されており、家族のスポーツの頻度に合わせて補償の範囲を選択できます。

また、楽天市場のショッピングと同じような感覚で手続きできる点も魅力です。

楽天会員限定で利用できる保険であるため、楽天会員の方は「楽天超かんたん保険」への加入を視野に入れましょう。

② au損保：ケガの保険 日常の事故

au損保が提供する「ケガの保険 日常の事故」は、スポーツや日常生活のアクシデントに備える保険です。

「ケガの保険 日常の事故」は、主に以下の3つの特長があります。

「ケガの保険 日常の事故」は、年単位で補償を受けることができる商品です。

あらゆる事故に対するリスクをオールシーズン補償してもらうことができます。

また、加害者になってしまったときの示談代行サービスも付いているため安心です。

3つのプランから補償内容を選べるため、ご自身の状況に合わせて好きなプランを選びましょう。

③ アメリカンホーム保険：ライフスタイル保険

「ライフスタイル保険」はアメリカンホーム保険が提供する商品です。

3つのプランが用意されており、「アウトドア安心プラン」はアウトドアでのリスクに特化した保険です。

「ライフスタイル保険」には、主に以下の3つの特長があります。

「ライフスタイル保険」では、ケガでの入院や携行品の損害だけでなく、新型コロナウイルスなどの感染症や熱中症などの入院でも補償を受けられます。

補償対象者も「本人型」「夫婦型」「家族型」「本人・親族型」と範囲を選ぶことができ、アウトドアの状況に応じた補償を備えられます。

また、医療・健康相談サービス「安心ダイヤル24」を利用できる点もメリットです。

24時間年中無休で相談を受けてくれるため、安心して利用できます。

アウトドアでのリスクに備えながら、相談サービスを利用したい方には「ライフスタイル保険」がおすすめです。

記事まとめ

この記事では、レジャー保険の人気商品8選を紹介しました。

レジャー保険を選ぶ際には、契約中の補償範囲をチェックした上で自分に合ったプランを選ぶことが重要です。

また、レジャー保険には1日単位・1年単位などで契約できるタイプがあるため、スポーツ・レジャーの頻度に合わせて選ぶ必要があります。

本記事で紹介した期間別の人気商品を参考に、自分に合ったレジャー保険でリスクに備えましょう。