ゴルフやスキー、スノーボードなどのレジャー・スポーツを行う場合、事故やケガのリスクに対する備えとして「レジャー保険」に加入しておくと安心です。
しかし各保険会社がレジャー保険を提供しており、それぞれ補償内容や特長が異なるため、商品を比較して自分に合ったものを選ぶことが大切です。
この記事では、1日単位で契約できる人気のレジャー保険5商品について、補償内容や特長を比較してご紹介します。
比較の際に注目したいポイントも解説していくので、ぜひ本記事を参考に自分に合ったレジャー保険を選びましょう。
レジャー保険とは
レジャー保険は、ゴルフやスキー、スノーボードなどのレジャーやスポーツでの事故・ケガなどに備える保険です。
自分がケガをしてしまったときだけでなく、他人に対して損害賠償責任を負ったときにも保険金が支払われます。
レジャー保険の基本的な補償内容は以下の通りです。
基本の補償内容
- 傷害死亡補償
- 傷害入院補償
- 傷害手術補償
- 個人賠償責任補償
- 救援者費用補償
- 携行品損害補償
加入する前に補償内容をよく確認しておきましょう。
レジャー保険に加入するメリット
レジャー保険に加入するメリットは、さまざまな保険期間から選べるという点です。
1日単位・1年単位の商品が存在しているため、自分に合った保険期間を設定することができます。
例えば毎週ゴルフに出かけるような方の場合、ケガや賠償責任のリスクは高まります。
1年単位のレジャー保険に加入して、手厚い補償を受けた方が良いでしょう。
一方、年に1〜2回程度レジャーを楽しむ程度の場合、1年単位のレジャー保険では保険料の負担が大きくなります。
手頃な保険料で加入できる1日単位のレジャー保険を活用し、ケガのリスクに備えることをおすすめします。
ご自身の状況に合わせ、適切な保険期間を設定できる点がレジャー保険を利用するメリットです。
イベント保険やレクリエーション保険との違い
レジャー保険と似たような商品に、イベント保険やレクリエーション保険があります。
イベント保険・レクリエーション保険とレジャー保険の大きな違いとして、加入できる人数の違いが挙げられます。
レジャー保険は基本的に個人を対象とした保険商品であり、グループで加入する場合も「2〜6人まで」などと少人数であるケースがほとんどです。
一方のイベント保険やレクリエーション保険は団体で加入することが多く、大人数が補償の対象となります。
個人や少人数のグループでレジャーに出かける場合はレジャー保険、大人数のイベント・レクリエーションを主催する場合はイベント保険・レクリエーション保険がおすすめです。
最適な保険を見つけるために...保険の比較ポイント
最適なレジャー保険に出会うためには、ポイントを押さえて商品を比較することが大切です。
レジャー保険の比較ポイントとして、以下の3点が挙げられます。
比較ポイント
- 申込手続きを簡単にできるか
- レジャー1回あたりの保険料がどれくらいかかるか
- 特定のレジャーに特化したプランがあるか
これからレジャー保険に加入しようと考えている方は、上記3つのポイントを参考に商品を比較してみましょう。
申込手続きを簡単にできるか
まずは、加入の申し込みや保険料の支払い手続きを簡単に進められるかどうかチェックしましょう。
インターネットで申し込みから支払いまで完結できるタイプの商品であれば、スマホから手軽に申し込めるためおすすめです。
例えば、東急少額短期保険の「スマQsnow」はスマホから90秒で申し込むことができます。
スキー場に向かう移動中や待機中などの隙間時間で気軽に加入可能です。
できるだけ簡単に申込手続きを済ませられるレジャー保険を選びましょう。
レジャー1回あたりの保険料がどれくらいかかるか
レジャー1回あたりにどれくらいの保険料がかかるのかという点も、事前に比較しておくことが大切です。
レジャーを楽しむ頻度に合わせ、1回あたりの保険料を計算しましょう。
例えば1日単位のレジャー保険の保険料が500円、1年単位のレジャー保険の保険料が5,000円の場合を比較します。 単純に保険料だけを比較すると、1日単位のレジャー保険の方が安いです。 しかし年に10回以上レジャーに出かけると、1年単位の保険はレジャー1回あたりの保険料が500円以下となり、1日単位の保険よりも割安になります。 単純な保険料だけを比較するのではなく、レジャー1回あたりの保険料を比較しましょう。 レジャー保険を選ぶ際には、特定のレジャーに特化したプランがあるかも確認しておきましょう。 自分が好きなレジャーの種類に合ったプランが設けられている可能性があります。 例えば三井住友海上の「1DAYレジャー保険」では、ゴルフ向けプランが用意されています。 ゴルフの補償として「ゴルフ用品保険金」「ホールインワン・アルバトロス費用保険金」が設けられており、ゴルファーにおすすめのプランです。 ほかにも「スキー・スノボ向け」や「ハイキング・軽登山向け」などのプランがあります。 レジャー全般ではなく特定のレジャーを楽しむ場合は、特化した商品やプランがないか確かめてみましょう。 ここからは、1日単位で加入できる人気のレジャー保険5商品を比較しながら解説していきます。 人気レジャー保険5商品 各商品の特長や補償内容を比較し、自分に合ったレジャー保険を選びましょう。 「1DAYレジャー保険」は、三井住友海上が提供しているレジャー保険です。 保険期間は24時間であり、レジャーでのケガや事故に備えることができます。
三井住友海上の「1DAYレジャー保険」の特長として、以下の3点が挙げられます。 「1DAYレジャー保険」には、「ゴルフ向けプラン」「スキー・スノボ向けプラン」「ハイキング・軽登山向けプラン」「レジャー全般プラン」があります。 レジャーの種類に合わせてプランを選べる点が「1DAYレジャー保険」の魅力です。 また、複数人で加入できる「みんなまとめて安心プラン」も用意されています。 グループでレジャーを楽しむ場合でも、参加者をまとめて保険を契約できる点がメリットです。 「1DAYレジャー保険」の補償内容は以下の通りです。 ただしプランによって補償内容が異なるため、事前にプランの内容を確認しておきましょう。 「スマQsnow」は、東急少額短期保険が提供しているレジャー保険です。 スキーやスノーボードに適した保険であり、スマホから気軽に加入することができます。 東急少額短期保険の「スマQsnow」の特長として、以下の3点が挙げられます。 「スマQsnow」の保険料は1日200円からと業界最安クラスになっています。 手頃な保険料でケガや事故に備えられる点が加入するメリットです。 また、保険期間は1日単位だけでなく、シーズン(1ヶ月)単位や1年単位でも加入できます。 レジャーを楽しむ頻度に合わせて保険期間を設定できる点も魅力です。 「スマQsnow」の補償内容は以下の通りです。 加入する前に補償内容をよく確認しておきましょう。 「ミニケアキャンプ保険」は、チューリッヒ少額短期保険が提供するレジャー保険です。 キャンプでのケガや事故に備えることができ、キャンプの日数に応じて1日〜5日の間で日数を選ぶことができます。 チューリッヒ少額短期保険の「ミニケアキャンプ保険」の特長として、以下の3点が挙げられます。 「ミニケアキャンプ保険」では、自分や家族がケガで入院した際に補償が適用されます。 第三者やレンタル用品に対する賠償責任も補償が適用されるため、安心してキャンプを楽しむことができます。 また、ネットから簡単に手続きができる点も「ミニケアキャンプ保険」のメリットです。 補償は最短翌日から受けられるため、前日の申し込みでケガや事故に備えられます。 「ミニケアキャンプ保険」の補償内容は以下の通りです。 キャンプでのあらゆるリスクに備えられるため、普段からキャンプを楽しむ方におすすめの保険です。 「1日保険シリーズ」は、楽天損保が提供している保険商品です。 スマホから気軽に申し込むことができ、楽天ポイントが貯まったり、使えたりする点が魅力の商品です。 楽天損保の「1日保険シリーズ」の特長として、以下の3点が挙げられます。 「1日保険シリーズ」には、「ドローン保険」や「お出かけ安心レジャー保険」「ゴルフ保険」など、さまざまな商品ラインナップが用意されています。 自分のニーズに合わせて適切な商品を選べる点が「1日保険シリーズ」のメリットです。 また、保険料が1日200円からと設定されている点も魅力です。 手頃な保険料でケガや事故などのあらゆるリスクに備えることができます。 「1日保険シリーズ」は、契約タイプによって補償内容が異なります。 契約タイプの一つである「お出かけ安心レジャー保険」の補償内容は以下の通りです。 契約する前に各プランの補償内容を確認しておきましょう。 「スポーツ・レジャー保険」は、ソフトバンクかんたん保険が提供するレジャー保険です。 アウトドアやスポーツでの思わぬアクシデントに備えることができることが特徴の保険商品です。 ソフトバンクかんたん保険の「スポーツ・レジャー保険」の特長として、以下の3点が挙げられます。 「スポーツ・レジャー保険」は1日単位で補償されるプランだけでなく、月額プランも用意されています。 月額プランなら日常生活におけるケガや賠償事故も補償対象であるため、安心して生活を送ることができます。 また、1日300円からと手頃な保険料でリスクに備えられる点もメリットです。 月額プランでも月560円から加入できるため、保険料の負担を抑えたい方にもおすすめの商品です。 「スポーツ・レジャー保険」の補償内容は以下の通りです。 ただし、プランによって補償内容が異なるため、加入前によく確認しておきましょう。 本記事では、1日単位で加入できるレジャー保険の特長や補償内容を比較してご紹介しました。 レジャー保険は各保険会社から提供されており、さまざまな商品があります。 商品を比較する際には、申し込みの手軽さやレジャー1回あたりの保険料、特定のレジャーに特化したプランの有無などをチェックすることが大切です。 本記事でご紹介した比較ポイントや人気商品を参考に、自分に合ったレジャー保険を見つけ出しましょう。特定のレジャーに特化したプランがあるか
【1日単位】人気レジャー保険5商品の補償内容と特長をチェック!
三井住友海上:1DAYレジャー保険
特長
補償内容
東急少額短期保険:スマQsnow
特長
補償内容
チューリッヒ少額短期保険:ミニケアキャンプ保険
特長
補償内容
楽天損保:1日保険シリーズ
特長
補償内容
ソフトバンクかんたん保険:スポーツ・レジャー保険
特長
補償内容
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