「社内イベントで盛り上がるレクリエーションって、どんなものがあるんだろう?」
「会議のアイスブレイクにピッタリな簡単なレクリエーションが知りたいな」
このようなことでお悩みではありませんか?
大人向けのレクリエーションは、場の雰囲気を和ませたり、参加者同士の交流を深めたりするのに最適です。
しかし、世の中には子供向けのレクリエーションも多く、大人でも楽しめて手軽にできるものを選ぶのは意外と難しいものです。
そこで今回は、社内交流やイベント、アイスブレイクで活躍する「大人向けレクリエーション」13選を紹介します。
ぜひこの記事を参考に、大人向けのレクリエーションを取り入れて、次回のイベントを楽しいひとときにしましょう。
【室内におすすめ】大人向けレクリエーション5選
ここでは、室内で楽しめる大人向けのレクリエーションを5つご紹介します。
どれも簡単にできるものばかりなので、開催予定のレクリエーションにぴったりのものを選んでみてください。
クイックスワップ
2つのチームが向かい合い、お互いの服装や髪型、アクセサリーなどの変化を見つけるレクリエーションです。準備がほとんど必要なく、大人数でも気軽に楽しめます。
参加人数は10〜20人が目安で、遊ぶ際の手順は以下のとおりです。
- チーム分け
まず、人数を半分にして2つのチームに分かれます。 - 相手チームを観察
相手チームの服装や髪型、持ち物などをよく観察し、特徴を覚えましょう。 - 変化を加える
片方のチームは後ろを向いて待機します。その間に、もう一方のチームが変化を加えます。例えば靴を履き替えたり、並ぶ順番を変えたり、と工夫してみてください。 - 変化を見つける
後ろを向いていたチームが振り返り、相手の変化した箇所をできるだけ多く見つけます。細かな変化に挑戦するのも楽しいですが、思い切って服を着替えて大きく変化させるのも効果的です。
このレクリエーションは、観察力や記憶力を鍛えながら、自然とチームワークが向上する効果があります。
15分程度で終わるので、会議中の休憩やイベントの合間に気分転換として取り入れるのもおすすめです。大人も楽しめるため、仕事の場でも活用できます。
参考:チームビルディング大百科
https://teambuilding.patia-kitchen.jp/column/888/
塩コショウゲーム
塩コショウゲームは、大人でも気軽に楽しめるレクリエーションです。
塩とコショウ、パンとバターのように、セットになるペアを探すシンプルなゲームですが、コミュニケーションが自然と生まれ場が盛り上がります。
親睦会やチームビルディングなど、大人向けイベントで取り入れると効果的です。
プレイする手順は以下の通りです。
- 参加者全員の背中に、ペアになる単語のカードを貼ります。自分では何が貼られているか見えません。
- 周囲の人に「私は飲み物ですか?」「調味料ですか?」など、はい・いいえで答えられる質問をします。
- 質問を重ねて自分のカードを推理し、自分のペアをさがしましょう。
- ペアが見つかったら、二人で正解かどうかを確認します。
たとえば、「私は白いですか?」と質問し、「自分は塩かもしれない」と推理できたら、今度はコショウを背負った人を探します。ペアが正しく見つかれば正解です。
このレクリエーションは10〜30人で楽しめ、必要な道具は紙とペンだけと手軽です。
大人がプレイヤーであれば、「コーヒーとミルク」「ワインとチーズ」など、大人が楽しめる組み合わせにするとより盛り上がります。
参加者同士の距離を縮めたいときにぴったりなレクリエーションです。
参考:タカラッシュ
https://takarush.co.jp/blog/012_recreation-games-guide/#%E5%A1%A9%E3%82%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%82%A6%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0
NASAゲーム
NASAゲームは、宇宙開発機関NASAが作ったユニークなレクリエーションです。
もともとは宇宙飛行士の訓練用に開発されたものですが、現在では大人向けのレクリエーションやチームビルディングのワークショップなどでも広く活用されています。
参加者は「月面で母船から200km離れた場所に不時着した宇宙飛行士」という設定で、以下の15個の道具を、生き残るために重要な順に順位づけします。
- パラシュート
- ソーラー発電式の携帯用ヒーター
- 箱に入ったマッチ
- 宇宙食
- 15mのナイロン製ロープ
- 45口径ピストル×2丁
- 粉ミルク×1ケース
- 酸素ボンベ×2本
- 月面用の星座表
- 自動的に膨らむ救命ボート
- 方位磁石
- 水19リットル
- 照明弾
- 注射器の入った救急箱
- 太陽電池のFM送受信機
プレイする手順は次のとおりです。
- まず一人で15分ほど考えて、重要な順番を決めます。
- 次に4〜6人のグループで話し合い、グループとしての順位を決定します(20分程度)。
- 最後にNASAが作成した正解の順位と比較します。
このゲームの面白さは、一人で考えたときよりも、グループで話し合ったほうが正解に近づきやすい点です。
例えば、「マッチはなぜ最下位なの?」という質問が出たとき、「月には酸素がないから火がつかないんだ!」という発見につながります。
こうした気づきが、さらに議論を深めていきます。
このNASAゲームは、大人が気軽に楽しめるレクリエーションでありながら、チームで協力してより良い結果を導き出す練習にもなります。
ゲームを通じて、チームワークやコミュニケーションの大切さを学べるのが魅力です。会社の研修やサークル活動など、さまざまな場面で活用できるでしょう。
参考:チームビルディング大百科
https://teambuilding.patia-kitchen.jp/column/211/
ピンポン玉リレー
ピンポン玉リレーは、スプーンに乗せたピンポン玉を落とさないように、次の人に渡すレクリエーションです。
ルールは簡単ですが、やってみると意外と難しく、大人の方でも夢中になって楽しめます。
このレクリエーションはチーム対抗で行うと一気に盛り上がります。早く渡そうとすると焦ってピンポン玉を落としてしまうこともあるため、スピードと安定感のバランスが重要です。
成功したときの達成感が大きく、大人同士の対決でも盛り上がること間違いなしでしょう。
また、チーム全体で応援し合えるのも、このレクリエーションの魅力です。
プレイヤーだけでなく、観客も一体となって盛り上がり、場全体が楽しい雰囲気に包まれます。
さらに楽しみたい場合は、事前に練習してスプーンの持ち方や渡し方を工夫すると、ハイレベルな戦いが楽しめます。
仲間と戦略を考えたり、技を磨いたりする過程も大人ならではの面白さが味わえるポイントです。
参考:社内運動会.com
https://shanaiundokai.com/event/ping-pong-ball-competition/
ウインクキラーゲーム
ウインクキラーゲームは、参加者が「主犯者」「共犯者」「一般市民」に分かれてプレイする、大人向けのレクリエーションです。
人狼ゲームに似た推理系のレクリエーションで、主犯者チームと一般市民チームのどちらが勝つかを競います。
ルールを読むだけでは少し難しく感じるかもしれませんが、経験者と一緒に1〜2回プレイすればすぐに覚えられ、大人でもハマりやすい奥深さがあります。
参加者はカードを引いてそれぞれの役割を決めます。
主犯者は1人、共犯者は1〜2人、残りが一般市民です。
全員が円になって座り、ゲームスタートです。
それぞれの役割ごとにする行動は以下のとおりです。
- 主犯者・共犯者:目が合った一般市民にこっそりウインクをして脱落させる。
- 一般市民:誰がウインクしているかを観察し、犯人を見つけ出す。
- 告発したいとき:2人が同じ人を指名し、犯人が当たれば市民の勝ち。外れたら告発者が脱落します。
このレクリエーションの面白いポイントは、共犯者が市民のフリをして場をかき乱す駆け引きです。
積極的に他人を告発して信頼を得たり、静かに振る舞って疑惑の目を逸らしたりするなど、心理戦がゲームの鍵になります。
最初はイメージしにくいかもしれませんが、やればやるほど駆け引きが深まり、大人同士で真剣な推理合戦が楽しめます。
友人や同僚同士でプレイすると、普段とは違う一面が見えるのも魅力です。
人狼ゲームが好きな大人の方なら、このレクリエーションもかなり気に入るでしょう。シンプルなルールの中に奥深い心理戦が詰まった、何度でも楽しめるゲームです。
参考:ウィキペディア
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%82%AD%E3%83%A9%E3%83%BC
【屋外におすすめ】大人向けレクリエーション5選
屋外の広いスペースだからこそできる、大人向けのレクリエーションもあります。
体を動かすことで気分転換になり、運動不足の解消にも効果的です。
ここからはチームで協力して盛り上がるものから、個人で気軽に挑戦できるものまで、屋外で楽しめる大人向けのレクリエーションを5つご紹介します。
万歩計ダンス
「万歩計ダンス」は、歩数計を使った屋外向けのレクリエーションです。
広い場所で体を大きく動かしながら楽しめるので、大人が集まるイベントやパーティーで人気があります。
参加者は歩数計を腰や腕、足など好きな場所に装着し、1分間音楽に合わせてダンスをします。制限時間内に歩数が最も多かった人が勝ちです。
屋外で行うことで、のびのびと体を動かせるのが魅力です。
アレンジとして「地面から足が完全に離れたら失格」といったルールを追加すると、さらに白熱したダンスバトルになるでしょう。
このレクリエーションは準備が簡単で気軽に始められるため、短時間のウォーミングアップやイベントの余興にもぴったりです。
参考:ゲットクラブ
https://www.get-club.net/kanji/game/165.php
目的地移動ゲーム
「目的地移動ゲーム」は、目隠しをした1名とサポート役2名の3人1組で目的地を目指す屋外レクリエーションです。
声の指示だけを頼りに協力しながらゴールを目指しますが、手を引いたり触れたりすることは禁止です。
このゲームでは、それぞれ次の3つの役割があります。
- 目隠しをする人:サポート役の声を頼りに進む。
- 近くでサポートする人:目隠しをした人のすぐそばで、安全に誘導するための具体的な声かけを行う。
- 全体を指示する人:少し離れた場所から全体を見渡し、進行方向や注意点をわかりやすく伝える。
例えば、「前に段差があるよ」と近くのサポート役が声をかけた後、全体を見ている人が「段差を超えたら少し右に進もう」と次の指示を出す流れです。
移動する距離は約2kmが目安で、1時間ほどかかります。
途中で役割を交代すると、参加者全員が異なる視点からレクリエーションを楽しむことができます。
この大人向けレクリエーションは屋外で実施するのに最適で、イベントやチームビルディングでも人気があります。自然とリーダーシップやチームワークが育まれ、信頼関係も深まる良い機会となるでしょう。
参考:チームビルディング大百科
https://teambuilding.patia-kitchen.jp/column/199/
アルティメット(フライングディスク)
「アルティメット」はフライングディスク(フリスビー)を使ったチーム対抗の屋外レクリエーションです。
サッカーのようにフィールドを駆け回りながら、バスケットボールのようにパスをつないで得点を狙います。
ゲームの目的は、相手の陣地にある得点エリア(エンドゾーン)でディスクをキャッチすることです。
パスをつないで少しずつ前進し、相手チームに奪われないよう工夫しながらゴールを目指します。
サッカーとは異なり、ディスクを正確にキャッチするには、判断力や反射神経が重要です。
仲間と息を合わせてプレーすることでチームワークも深まり、大人が楽しめるレクリエーションとして最適です。
参考:レクぽ
https://www.recreation.jp/movie/article/214/2/13
ブラインドスクエア
ブラインドスクエアは、大人向けのレクリエーションで、全員が目隠しをした状態でロープを四角形に整えるゲームです。
シンプルなルールながら、参加者同士のコミュニケーションや協力が求められるため、大人のチームビルディングやグループワークに最適です。
ゲームは、最初にロープを床に円形で置き、参加者がその周囲に立つところから始まります。全員が目隠しをした後、数歩後ろに下がり、自分の位置がわからない状態でスタートします。
進行役はいないので、参加者は互いの声だけを頼りに、ロープを持ちながら四角形を作ることを目指します。
「右に少し動いて」「その場で待って」など声を掛け合いながら進めますが、視覚に頼れないため、感覚と思いやりが重要になります。
このレクリエーションでは、チーム内で自然とリーダーシップを取る人やサポート役が現れます。
大人同士が協力し合う場面が多いため、結束力が深まり、ゲームを通じて信頼関係を築けます。
研修やイベントで行うと、初対面の大人同士でも、声を掛け合いながら自然と距離が縮まります。
レクリエーションをきっかけに、普段話す機会が少ない人とも楽しくチームワークを深められるでしょう。
参考:チームビルディング大百科
https://teambuilding.patia-kitchen.jp/column/233/
モルック
モルックは、木の棒を投げてピンを倒し、得点を競う大人から子どもまで楽しめるレクリエーションです。
見た目はボウリングに似ていますが、ボールは使わず木の棒(モルック)を使うのが特徴です。
このゲームに使う道具は次の3つです。
- モルック:投げる木の棒
- スキットル:的となる約20cmの木の棒。12本あり、それぞれに1から12までの数字が書かれています。
- モルッカーリ:投げる位置を示す線
ゲームは、プレイヤーがモルッカーリの手前に立ち、モルックを投げてスキットルを倒すことで進行します。
得点は倒れたスキットルの数字の合計です。
たとえば、次のように得点を計算します。
- 「10」と書かれたスキットル1本のみを倒した場合は10点
- 「5」と「8」の2本を倒した場合は合計13点
ただし、ゲームには注意が必要なルールがあります。
50点を超えると25点に減点され、さらに3回連続で1本も倒せないと失格となり0点になります。
シンプルなルールながら、得点計算の楽しさや戦略性があり、レクリエーションやイベントでも人気です。
ゲームを通じてコミュニケーションが増え、子どもから大人まで誰でも気軽に参加できるでしょう。
参考:Sports for social
https://sports-for-social.com/3minutes/molkky/
【オンラインにおすすめ】大人向けレクリエーション3選
オンラインでの社内交流やイベントのアイスブレイクにもぴったりな、3つのレクリエーションについてお伝えします。
- ノーカタカナゲーム
- みんなで回転しりとり
- 都道府県スリーヒントビンゴ
どれもルールが簡単で、すぐに始められるゲームばかりです。ぜひ参考にして、次回のオンラインイベントを盛り上げましょう!
ノーカタカナゲーム
「カタカナ語を使わずに説明するヒントクイズ」です。
お題に対してカタカナ語を使わずに説明し、他の参加者がその説明から答えを当てるというシンプルで楽しいレクリエーションです。
たとえば、「バスケットボール」を説明するときは、「ゴールに向かってボールを投げて得点を競うスポーツ」といったように、カタカナ語を使わずに伝えます。
説明を聞いた人は、その内容からお題が何かを考え、正解を当てればポイントです。
ヒントを工夫するほど場が盛り上がり、大人同士でも頭を使いながら楽しめるのがこのゲームの魅力です。
道具がいらず、ルールも簡単なため、説明もしやすく気軽に遊べます。
特にオンラインでのレクリエーションにぴったりのゲームなので、大人の集まりや社内イベントなどでも活用しやすいでしょう。
参考:ゲットクラブ
https://www.get-club.net/kanji/game/1981.php
みんなで回転しりとり
21個のマスを円形に並べて、全員で協力して最初の文字と最後の文字をつなげるしりとりゲームです。
途中に指定された文字を必ず入れるため、普通のしりとりより少し頭を使いますが、その分大人でも十分楽しめる内容です。
進め方は以下のとおりです。
- 最初に司会者が「最初の文字」と「必ず入れる2文字」を決めて書き込みます。
- 参加者は順番に単語を考えてしりとり形式でマスを埋めていきます。
- 最後に最初の文字と最後の文字がつながればクリアです!
たとえば、「最初の文字が『さ』で、途中の2文字が『んか』の場合」、最初の人は「さ」から始まる単語でスタートし、2人目以降は「んか」が入った単語を考えなければいけません。
画面共有を使って円形のしりとり表を全員で確認しながら進めると、今どこまでできているかが一目で分かります。
会話と画面共有ができれば全員で楽しめるので、オンラインイベントにぴったりなレクリエーションです。
参考:ゲットクラブ
https://www.get-club.net/kanji/game/1978.php
都道府県スリーヒントビンゴ
都道府県を当てるクイズとビンゴが合体したレクリエーションです。
画面共有を使ってヒントやビンゴカードを確認しながら進められるので、オンラインイベントにもぴったりです。
ゲームの進め方は以下のとおりです。
- まず3つのヒントから都道府県を当てるクイズを行います。たとえば「もも」「原子力発電所」「猪苗代湖」の3つのヒントから福島県と当てるイメージです。
- クイズの正解が発表されたら、チームごとに正解した都道府県の中から好きなものを選び、9マスのビンゴカードに記入します。
- その後、かごの中から都道府県カードを1枚ずつ引いていきます。ビンゴカードに書いた都道府県と一致すれば○をつけていきましょう。
- 縦・横・斜めのいずれかが揃えばビンゴの完成です。
最初のクイズで都道府県の特徴を学び、その後のビンゴで運を試せる、知識と運が組み合わさった楽しいゲームです。
オンラインでも気軽にできるので、イベントのアイスブレイクやレクリエーションに最適です!
記事のまとめ
この記事では、大人向けのレクリエーションを13種類ご紹介しました。
室内、屋外、オンラインと場面に応じて最適なものを紹介したので、さまざまな場面で役立つはずです。
アイスブレイクには短時間でできるゲームがぴったりですし、チームビルディングには協力型のレクリエーションが効果的。
目的に応じて取り入れれば、自然とコミュニケーションが生まれ、より良い関係が築けるでしょう。
ただし、イベント中に思わぬケガや体調不良が起こる可能性もあるため、事前の準備も重要です。
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