レクリエーションゲームは、学校行事を盛り上げたいときや、クラスの雰囲気づくりをしたいときにもおすすめです。
また、中学生なら、学校や子ども会などでも集まる機会もあるでしょう。
集まった子どもたちを盛り上げるためにも、気楽に参加できるレクリエーションゲームを計画しておくと安心です。
今回は、中学生に流行りの遊びなど、中学生向けの学級レクリエーションゲームを紹介します。
学級レクやイベントなどを企画する人はぜひチェックしてください。
レクリエーション実施による中学生への効果
まずは、レクリエーションゲームによる中学生への効果を紹介します。
雰囲気を和らげる
新しい環境で過ごすときは大人でも緊張しますよね。レクリエーションは緊張をほぐし、雰囲気を和らげるのにおすすめです。
新しい学年に上がったばかりは、みんな友達ができるか不安に思っていることも。
特に新1年の中学生はいろんな地域から集まるので、緊張も大きいでしょう。
まずは、中学生でも簡単に盛り上がるレクリエーションゲームで、クラス内の雰囲気を良くしてみませんか?
クラスの成長につなげよう
レクリエーションは、コミュニケーションを円滑にし、相手のことを思いやる気持ちを育てるのにもおすすめです。
中学生なら、レクリエーションゲームを通して、クラスメイトとの交流を深めてもらうのも良いでしょう。
クラスメイトとの交流を促進して、信頼ある学級を作ることで、荒れの防止にも効果的。
クラスを成長させて、いろんな問題に立ち向かいたいですね。
仲間との協力を体験してもらおう
レクリエーションには、仲間と協力しないとクリアできないゲームもたくさんあります。
中学生になると、1人で過ごしたいと静かに過ごす人もいますよね。
1人で過ごす時間も大切ですが、仲間と協力して何かを達成するのも大切なこと。
レクリエーションゲームは、仲間との協力体験をするのにもおすすめです。
運動不足の解消
中学生になると、運動習慣のない生徒も出てきます。運動嫌いでもレクリエーションゲームなら、みんなと楽しみながら運動をすることができます。
みんなで協力するゲームやリレー、リズムゲームなどもおすすめです。
体を動かすレクリエーションを取り入れて楽しむことで気持ち良さを学んでもらいたいですね。
積極性を育てよう
レクリエーションゲームは、簡単なゲームが多いので、誰でも役に立つ体験ができます。
役に立ったり、人を助けたりする経験は、積極性を育てるのにも最適です。
他の人と協力して自分の力を発揮することは、自信にもつながります。
レクリエーションゲームで積極性を育てて、中学生生活を楽しんでもらいたいですね。
【教室】おすすめ学級レク5選
それでは、中学生におすすめの教室でできるレクリエーションを紹介します。
室内レクリエーションなので、子供たちが集まるクリスマス会やハロウィンのイベントなどのネタにも最適です。
ピンポンパンゲーム
ピンポンパンゲームは、室内遊びに人気の学級レクリエーション。中学生でも盛り上がるゲームです。
みんなで輪になって座り、じゃんけんでスタートする人を決めます。
初めの人が「ピンポンパンゲーム」と言ったら、他の人が「イェーイ!」と声を出してゲームがスタート。
スタートの人からピン・ポン・パンと順に右回りで声を出し、最後のパンの人が次のピンを指名します。
前の人に戻ったり、全然違う人を指名したりしながら、ゲームを楽しみましょう。
リズムにのれなかったり、言い間違えたりしたら負けです。
中学生なら、初めはゆっくりとスタートして、慣れてきたらスピードをあげても◎。
ソーシャルディスタンスを取りながらもできるゲームです。コロナ対策のレクリエーションゲームを探している人は参考にしてください。
後出しジャンケン
後出しジャンケンは、大人数でも遊べる人気の室内レクリエーションです。中学生ならスピードを上げてやると面白いでしょう。
ルールは簡単。
まずは、ジャンケンをするリーダーを決めます。
リーダーは、みんなに出してもらう「勝ち・あいこ・負け」を指定。その後に「後出しジャンケン、ジャンケンポン」と言って、まずは自分の手を出します。
他の人は出された手を見て、「勝ち」ならリーダーの手に勝つように手を出します。
最後まで残れば勝ちです。
リーダーはみんなが楽しめるよう先生が行うのも良いでしょう。
リモートで集まるときにも楽しめますよ。
他己紹介
他己紹介は、初対面の中学生同士でも交流ができるレクリエーションゲームです。
いろんな学校から集まる中学生たち。新学期は、緊張している人も多いですよね。
まずは、2人1組になってもらい、自己紹介をしてもらいましょう。
聞く内容はある程度決めておいても◎。趣味や好きなもの、好きな教科、特技、好きなご飯などで良いでしょう。
自己紹介が終わったら、みんなに他己紹介します。
どんな印象を受けたかや共通点、相手の好きなものなどをどのように伝えるかを考えながら、みんなに相手のことを紹介しましょう。
何度かペアを入れ替えながら行うのもおすすめです。「好きなものについて紹介してください」など、どんな話をするのかテーマを決めてあげるとスムーズですよ。
オンラインでも楽しめるゲームです。みんなと仲良くなりたいときにおすすめします。
NGワードゲーム
NGワードゲームは、中学生にも人気の学級レクリエーションゲーム。
5〜6人で輪になって座り、自分以外の参加者が言ってはいけないワードを書いて、誰かに渡します。
渡された人は見ないようにして、頭などにワードを貼りましょう。
相手に言ってはいけないワードを指定し、言わせたら勝ち、言ってしまったら負けです。
お互いいろんな会話をして相手にワードを言わせるよう工夫します。
ワードには、フルーツや食べ物などの名詞、走るや歌うなどの動詞などいろんなワードを書いて楽しみましょう。
お題を好きな食べ物などにすれば、自己紹介にも活用できますよ。
ワードウルフ
ワードゲームで定番のワードウルフは、中学生のレクリエーションゲームにもおすすめ。似た単語を用意し、会話の中から少数派を見つけるレクリーションゲームです。
例えば、「サッカー・フットサル」「ケチャップ・マヨネーズ」など。
6〜8人くらいなら、少数派を1〜2名にすると面白いでしょう。
単語が書かれたカードを、みんなで引いて、自分の持ったカードについて相手にバレないように会話します。
少数派がバレずに済んだら少数派の勝ち。誰かが言い当てたら、多数派の勝ちです。
出ているワードを当てたら勝ちにするのも面白いでしょう。
中学生なら修学旅行や遠足などに出かけることもありますよね。移動のバスの中でも楽しめるゲームです。ぜひ、みんなで楽しんでくださいね。
【体育館】おすすめ学級レク5選
ここでは、中学生におすすめの体育館レクリエーションを紹介します。
中学生になると体格も違ってくるので、みんなで楽しめるレクリエーションを選びたいですね。
ピンポン玉リレー
ピンポン玉リレーは、スプーンの上にピンポン玉をのせてリレーをするレクリエーションです。
中学生で行うなら、スプーンを卓球のラケットや板状のものに変えたり、2人でもったりしても良いでしょう。
小さなスプーンに乗せて行う定番のピンポン玉リレーを一工夫。大人数ならチーム対抗で楽しめるのでおすすめです。
風船バレー
風船バレーは誰でも簡単にできるので、レクリエーションゲームには最適。中学生なら、2対2などにしてバトミントンコートなどを使うと良いでしょう。
1個だと簡単すぎるというときは、風船を2つや3つにすると盛り上がりますよ。
風船がいくつかある場合は、タイム制にして、風船が少ない方が勝ちとしても◎。
ルールを一工夫して行えば、中学生でも十分楽しめるゲームです。
少人数〜大人数で楽しめる風船バレー。大人数のときはチームに分かれて行いましょう。
フープリレー
フラフープを早く通し終わったら勝ちのフープリレー。クラスの親睦を深めたいときなどにおすすめのレクリエーションゲームです。
10人程度の人数で手をつなぎ合って並びます。
フープを手にかけてスタート。手を繋いだままフープにカラダを通して次の人に渡します。
先にくぐり終わったら勝ちです。
両サイドの人との協力が必要不可欠なゲームです。スピードを競っても良いでしょう。
中学生と小学生との交流などにも最適なレクリエーションです。
フルーツバスケット
子供たちのお馴染みの遊びフルーツバスケットは、中学生にも人気の学級レクリエーションゲームです。
体育館などの広い場所で行うのがベスト。
椅子をある程度の距離をとって円に並べます。
鬼を1人と、座っている人にそれぞれフルーツを割り振り、鬼に指定されたフルーツの人は立ち上がり別の椅子に座りましょう。
その際に鬼も椅子を取りに行きます。
あぶれた人が鬼となり、フルーツを指定するを繰り返しましょう。
単純すぎて盛り上がらない場合は、「今朝パンを食べた人!」「髪が短いの人」など指定するワードに工夫をすると楽しいですよ。
タオルで人間知恵の輪
人間知恵の輪は、みんなでタオルをもち合い繋いで作った知恵の輪を手を離さずに解くレクリエーションゲームです。中学生なら工夫しながら楽しめるでしょう。
ゲームは2人から行うことができます。
人数が多ければ多いほど解くのが難しくなるので、中学生にもおすすめのレクリエーション。
タオルがあれば簡単にできるゲームなので、郊外学習時のイベントや外遊びにも最適です。
足を通したりくるっと回ったりと手を離さないようにん工夫をして輪に戻りましょう。
手に持つタオルのサイズを変えても楽しいですよ。
【屋外】おすすめレク3選
最後に屋外で楽しめる中学生向けのレクリエーションゲームを紹介します。中学生にもなると、球技大会やスポーツ大会などもありますよね。
また、林間学校のキャンプファイヤーなどで盛り上がることもあるでしょう。屋外で楽しめるレクリエーションを取り入れて場を盛り上げましょう。
だるまさんが転んだ
子供の遊びとして定番のだるまさんが転んだも、工夫をすると中学生でも楽しめるレクリエーションゲームになります。
中学生は児童数も増えるので、人数を増やしてギネスに挑戦している学校も。
少人数で行う場合は、だるまさんが転んだの転んだの部分を笑った、バンザイしたなど動作の指定に変更して行うのも楽しいでしょう。
密にならないようにスペースをとって行うことも可能なので、コロナ対策にもおすすめのゲームです。
キックベース
キックベースはクラス対抗におすすめのレクリエーションゲームです。中学生なら授業でやることもあるでしょう。
サッカーボールを使ったベースボールゲームなので、グローブやバットがなくても簡単に行うことができます。
ルールは簡単です。
投手からした投げで転がってきたボールをバッターは蹴ります。守備はボールを手でとり、走者に当てたり、ベースを先に踏めばアウトです。
盗塁などは禁止。
中学生以上は、投捕間が14m・塁間20m・ホームランライン50mなどと規定もあります。
中学生なら狙って蹴ることができる人もいるでしょう。クラス対抗戦などにすれば、盛り上がること間違いなし。ぜひみんなで楽しみましょう。
大縄跳び
大縄跳びは中学生にも人気の学級レクリエーションゲームです。
みんなで協力して何人まで一緒に飛べるかを競ったり、何回飛んでいられるかを競います。
息を合わせて飛び続けるのは意外と難しいです。クラスで一致団結して取り組みましょう。
飛び続けるコツは大きく飛びすぎないことや、左右の幅を広げすぎないことです。
縄の回し手も重要なポイント。何回飛べるかみんなで挑戦しましょう。
記事まとめ:中学生向けレクリエーションで盛り上がろう!
レクリエーションは種類が豊富で、中学生でも楽しめる遊びがたくさんあります。
中学生なら、少し難易度を上げたり、スピードを上げて競ってみるのも面白いでしょう。
クラス替えに合わせてみんなの緊張をほぐしたり、スポーツ大会に向けて一致団結したりといろんな効果が期待できるのもレクリエーションの嬉しいポイント。
みんなで盛り上がって楽しんでもらいましょう。
また、レクリエーションを実施する際には事故や怪我のリスクがつきもの。
生徒・保護者・先生方の安心のためにも、レクリエーション実施時には「レクリエーション保険」などを活用してリスクに備えておくことをおすすめします。
行事開催時にはぜひレクリエーション保険への加入をご検討ください。