季節ごとの行事やイベントを企画するのは、考えているより大変です。特に初めて担当するときは、何をしたら良いのか分かりませんよね。
「子どもたちが騒いでいてうまくいかない」
「施設の利用者さんがあまり楽しくしてくれない」
などの悩みもあるでしょう。
レクリエーションには、いろんな種類のゲームや遊びがあります。行事やイベントのレクリエーションにも最適です。
今回は、クリスマス会が盛り上がる、おすすめレクリエーションゲームとクリスマス会を盛り上げるコツを紹介します。
楽しいクリスマスを過ごすためにも、行事やイベントを企画する方は、参考にしてください。
クリスマス会を盛り上げるコツ
ここでは、クリスマス会を盛り上げるコツを紹介します。子供から高齢者まで、みんなが楽しめる会を実施たいですね。
BGMや飾りつけもひと工夫
クリスマス会を開催するなら、クリスマスらしい飾りつけで雰囲気を盛り上げましょう。ツリーやプレゼントの空箱、リースのオーナメントなどを用意します。
ツリーは色紙を丸に切って壁に貼ったりして作ることも可能です。最近はいろんなアイデアがオンライン上にアップされているので、参考にすると良いでしょう。
老人ホームやデイサービスなどの介護施設なら、みんなでオーナメントを作る工作レクリエーションを開催するのもおすすめです。
プレゼントを用意しよう
クリスマスには欠かせないプレゼント。レクリエーションゲームの景品として用意しても良いですが、せっかくならみんなの手に渡って欲しいですよね。
高いものでなくても構いません。お菓子やジュースなどを用意しておくと喜ばれます。
子供会なら、シールや色塗りの下絵なども良さそうです。高齢者向けなら、みんなで手作りしたクッキーやシフォンケーキなどを用意してみませんか?
心ばかりのプレゼントで構いません。みんなを喜ばせて楽しみましょう。
実行委員や職員など主催側はコスプレしよう
クリスマス会にサンタさんにコスプレしたり、クリスマスカラーの服を着たりして気分を盛り上げましょう。
クリスマスを楽しんでいるスタッフがいれば、雰囲気もよくなりますよね。
町内のクリスマス会で小学生〜中高生が集まる場合は、中学生や高校生を中心にクリスマス会を企画してもらうのもおすすめです。
大人はコスプレして会をサポートしても良いでしょう。
孤立しないようサポートも大切
いろんな人が集まるクリスマス会などの行事では、馴染めずに孤立してしまうことありますよね。
1人でいる人がいたら、寂しい思いをしているかもしれません。様子を見て声をかけていきましょう。
せっかくのクリスマス会、みんなが楽しめる時間にしたいですね。
マジックショーや演劇などを取り入れよう
マジックショーや演劇などは、非日常の時間を味わえます。クリスマス会にもおすすめのイベントです。また、演奏会や合唱会なども良いでしょう。
アマチュアやプロの人に頼んでショーを開催してもらうと盛り上がります。
また、参加者のみんなで練習をして作り上げたマジックショーや演劇を楽しむのも面白いでしょう。
みんなで頑張ったマジックショーや演劇なら、思い出にも残りやすいですよね。
クリスマス会を盛り上げよう!おすすめレクリエーションゲーム6選
それでは、クリスマス会におすすめのレクリエーションを紹介します。普段行っているレクリエーションをクリスマスバージョンにして楽しむのもおすすめです。
高齢者も喜ぶ「クリスマスソングでリズム体操」
音楽レクリエーションは、介護施設などでも人気のレクリエーションゲームです。
クリスマスソングは、リズムが簡単で、高齢者向けのリズム体操にもおすすめ。高齢者とリズム体操を行うときは、安全面を考えて、椅子に座って行いましょう。
リズム体操のレクリエーションは、身体機能の維持・向上や認知症予防に効果的です。
老人ホームやデイサービスの利用者さんは、カラダを動かすことが少ないですよね。クリスマスソングを楽しみながら、カラダを動かしてもらいましょう。
大人も楽しめる「ハンドベル演奏会」
クリスマスらしい音楽レクリエーションといえば、「ハンドベル演奏会」。きよしこの夜やジングルベルなど、簡単な曲で演奏会にチャレンジしましょう。
遊び方は簡単です。
1人1音を持ちます。楽譜を前に貼り出し、どこで自分の音を出すのかを確認します。
1回目はゆっくりと歌いながら挑戦。
みんなが自分の音を確認できたら、もう少し早くして曲を奏でましょう。
ハンドベル演奏のレクリエーションは、リズム感の向上や認知症予防に効果が期待できます。
小さなお子さんがいるときは、大人と一緒に行ってもらいましょう。クリスマスにおすすめのレクリエーションゲーム。ぜひ挑戦してみてくださいね。
子ども会におすすめ「ビンゴ大会」
ビンゴ大会は子供たちにも人気のレクリエーションゲーム。クリスマスらしいビンゴカードを作るところから始めると良いでしょう。
まずは、クリスマスを連想する単語でビンゴカードに埋めてもらいます。
ビンゴカードに書いた単語を集めて、紙に書いて箱に入れておきましょう。
ビンゴカードができたらスタート。
司会者は箱から紙を引いて発表します。言われた単語があった人はチェックをつけていきましょう。横・縦・斜めのどれかが揃ったら「ビンゴ!」と大きな声で言います。
ビンゴになった方には、司会者からプレゼントが渡されますよ。
「ビンゴ大会」は、クリスマスに最適なレクリエーションゲーム。高齢者も楽しめるので、介護施設などでも取り入れられています。
みんなで楽しむ「クリスマスソング合唱会」
「クリスマスソング合唱会」は、子供から大人まで楽しめるレクリエーションゲームです。高齢者でもクリスマスソングを耳にしたことがない方は少ないでしょう。
歌うレクリエーションは、喉の筋力をつかうので、高齢者の嚥下障害の予防に効果的。また、大きな声で歌えば気分もリフレッシュされますよね。
保育園や幼稚園など、幼児向けに行う場合は、振り付けをつけるのもおすすめです。カラダも一緒に動かすことでリズム感も養われるでしょう。
音楽系レクリエーションは、クリスマス会を盛り上げたいときにおすすめです。
老人ホームで盛り上がる「二人羽織」
二人羽織は、2人のチームワークが合わないと成功しないレクリエーションゲームです。
高齢者同士だと、難しい場合もあるので、スタッフやボランティアに来ている大学生などに協力を仰ぐと良いでしょう。
利用者さんには懐かしいレクリエーションゲーム。二人羽織でおたふくの絵を書いたり、習字をしてもらったりと楽しみましょう。
ポップコーンやクッキーなどのスイーツを食べさせるのも面白いかもしれませんね。
「二人羽織」のレクリエーションで、利用者のコミュニケーションを促進しましょう。
子どもから大人まで楽しめる「歌あてクイズ」
音楽系のレクリエーションは、行事やイベントを盛り上げるのに最適。クリスマスソングや冬の人気曲を用意して、「歌あてクイズ」を楽しみましょう。
子供から大人向けの「歌あてクイズ」には、イントロやAメロを用意。高齢者向けには歌詞も用意してあげると、当てやすくなります。
冬の歌謡曲で検索すると、いろんな曲が出てきます。介護施設などで行う場合は、日頃から利用者さんとコミュニケーションをして、どんな曲が好きなのかリサーチしておくとクイズが作りやすいです。
「歌あてクイズ」のレクリエーションは、認知症予防に効果的。最後は、歌をみんなで歌って楽しみましょう。
記事まとめ
12月はいろいろと忙しい時期ですよね。クリスマスパーティーの準備は早めに行いましょう。
老人ホームやデイサービスなどの介護施設で企画するときは、12月初め頃から飾りを作るワークショップなどを取り入れて、徐々に部屋の中を飾り付けていくと気分も盛り上がるでしょう。
クリスマス会は、みんなで楽しむイベントです。レクリエーションゲームを取り入れて、ぜひ楽しんでください。