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障害者の方と楽しめるスポーツレクリエーション6選!実施時のポイントとは

障害者の介護をされている方必見、スポーツレクリエーションを紹介

障害者の方と楽しめるスポーツレクリエーション6選!実施時のポイントとは

障害者が楽しめるスポーツレクリエーションはたくさんあります。パラスポーツの競技となっているスポーツも多いです。

レクリエーションは、楽しいと感じてもらうのが目的。身体を動かすことでスッキリとする感覚を障害者の方にも味わってもらいましょう。

スポーツの中には健常者とチームになって行うものもあります。交流をしたい方にもおすすめです。

今回は、障害者も参加できるスポーツレクリエーションを紹介します。障害者の介護をする方は参考にしてください。

障害者の方と一緒に楽しもう!スポーツレクリエーション6選

障害者の方と一緒に楽しもう!スポーツレクリエーション6選

スポーツレクリエーションとは、楽しく身体を動かすことを目的に考えられたレクリエーションです。障害がある方でも楽しめます。

スポーツレクリエーションには、いろんな種目があります。パラリンピックの競技として採用されているスポーツも取り入れられていますよ。

ここでは、障害者の方と一緒に楽しめるスポーツレクリエーションを紹介します。

知的障害や自閉症、身体障害など、障がいによっておすすめスポーツが違います。どんなレクリエーションが良いのか、探している方はぜひチェックしてください。

車椅子でも楽しめる「風船バレー」

「風船バレー」とは、どんな障がいを持った方でも楽しめるレクリエーションゲームです。障害者の介護施設などでも取り入れられています。

パラスポーツとしても人気のスポーツです。

「風船バレー」は、バドミントンコートとネットを使って行います。

ルールは、6人制バレーとほぼ同じです。障害者3〜4人と健常者2〜3人で6人のチームを作ります。

風船は40cmの大きな風船を用意。中に鈴を2つ入れます。鈴があれば、視覚障害者も楽しめますよね。

コートに風船がきたら、全員が一回は触れる必要があり、10回以内に相手のコートに返します。15分で15ポイント先取したチームが勝ちです。

慣れるまでは上に打ち上げることを意識して行うと良いでしょう。

健常者と障害者が一緒に楽しめるレクリエーションです。声を掛け合いながら楽しんでください。

運動会にもおすすめ「フライングディスク」

「フライングディスク」も、障がいに関係なくできる参加型のスポーツレクリエーションです。

フライングディスクで、5〜7m先の輪を狙います。10回連続して投げて、通過した回数で競い合うスポーツです。

選手たちは、投げ方を工夫して高得点を狙います。

また、どのくらい遠くに投げられるかを勝負する競技もあります。

3枚のフライングディスクで一番遠くに飛んだものを計測。距離が長い人の勝ちです。

フライングディスクは、特別支援学校など、教育現場でも取り入れられています。障害者の参加するスポーツ大会などにもおすすめです。

家族で遊べる「ファミリーバドミントン」

「ファミリーバドミントン」とは、ラケットの長さを短くし、羽の頭にスポンジボールをつけて行うスポーツレクリエーションです。

通常のバドミントンコートを利用するので、どこの体育館でも遊ぶことができます。

「ファミリーバドミントン」は、シャフトの長さが短く、より手元に近い感覚で打てます。

羽もスピードが出ないようスポンジがついているので、障害者でも安心してプレーができるでしょう。

コートには前衛1名、後衛2名が入ります。得点が入ったら、コート内のポジションを回しましょう。家族ごとの対抗戦にしても面白そうですね。

介護施設で人気「ボッチャ」

「ボッチャ」は、誰でも楽しめるよう考えられたスポーツです。身体が不自由な重度の障害者でもプレーできます。

介護施設などでも人気のスポーツレクリエーションです。

チームごとに6球投げて、ジャックボールに近づけたチームが勝ち。シンプルなゲーム内容ですが、先攻後攻のせめぎ合いで盛り上がります。

障害の度合いによって、サポートがつくことも可能です。

投げることができない場合は、投球補助具(ランプ)なども使えます。みんなで楽しむときは、代わりの人が投げても良いでしょう。

運動や地域とのコミュニケーションにもおすすめのスポーツレクリエーションです。

視覚障害者におすすめ「ブラインドサッカー」

「ブラインドサッカー」は、視覚障害者向けのパラスポーツです。5人制のサッカーで、フットサルのルールを基本としています。

4人のフィールドプレイヤーは、アイマスクをしてプレー。

ボールは、シャカシャカと音が出るようになっています。

ボールを持ったプレイヤーに近づくときは、「ボイ」と声をださないとファウルをとられるので注意しましょう。

ゴールキーパーは健常者が行います。理由はゴールの方向や指示を出さないといけないからです。

初めて行うときは、ボール回しやドリブルなど基本的な動きを練習するとよいでしょう。健常者もアイマスクをつければ一緒に楽しむことができます。

見えない状態でプレーするのは、かなり難しいので、まずは基本から慣れていきましょう。

高齢者の運動に最適「ショートテニス」

ショートテニスは、テニスをより簡単にプレーしやすくしたスポーツレクリエーションです。運動におすすめの種目で、障害者でも気軽に参加できます。

ショートテニスでは、軽くて大きめのスポンジ製のボールを使用。コートはバドミントンコートを利用します。

思い切り打っても、スポンジのボールなので、相手のコートに行くまでに緩やかなスピードに。

サーブは、コートにワンバウンドしてから打ち返しましょう。2バウンドするとNGで、相手のポイントになります。

テニスを気軽に楽しんで欲しいときにおすすめのスポーツレクリエーション。

子どもから高齢者までプレーできるので、福祉や介護施設のスポーツ大会などにもおすすめです。

レクリエーションを楽しんでもらうためのポイントや注意すべきことを解説

レクリエーションを楽しんでもらうためのポイントや注意すべきことを解説

障害者に気軽にスポーツを楽しんでもらうためには、準備が必要です。

ここでは、障害者も参加するスポーツレクリエーションを開催する際に気を付けたいことを紹介します。

補助や介助が必要な場合がある

障害者が参加するレクリエーションの場合は、介助や補助が必要な場合が多いです。一人一人をサポートできるよう工夫しましょう。

サポート内容は障害者によって違うので、事前に家族や本人と相談をすると安心です。スポーツを楽しめるよう、障害者をサポートしたいですね。

バリアフリーの会場か確認する

イベントやスポーツ大会を開催するときは、体育館や競技場がバリアフリーの施設かどうかを確認しましょう。

障害の種類によっては必要ないかもしれませんが、障害者の知り合いなどが応援にくる可能性もあります。

事前に会場に問い合わせをしておくと良いでしょう。

進め方をわかりやすく伝える

知的障害や発達障害の方には、言葉で説明しても伝わらない場合があります。ルールや進行内容を絵などで説明できるよう用意しておきましょう。

絵で次にどんな活動があるのか伝えると安心してもらえます。ゲームの内容なども説明をしておくとスムーズに楽しめるでしょう。

参加は自由に

レクリエーションの目的は、障害者に充実した日々を送ってもらうことです。

障害者の介護・福祉施設では、体操や創作系のレクリエーションなどさまざまな種類を用意しますよね。

やる気がないのに参加をしてもらっても、楽しくないだけです。本人のやる気を確認して参加を促しましょう。

安全に配慮して、レクリエーション保険の加入を検討しよう

地域や福祉・介護施設合同で体育祭や運動会などを開催する場合は、レクリエーション保険への加入がおすすめです。

レクリエーション保険は、参加者のプレー中の怪我などに適用されます。保険料も安く、1日から加入が可能です。

いろんな方が集まる場合は、安心して開催できるよう準備をしましょう。

まとめ

まとめ

スポーツレクリエーションは、障害者のやりがいや生きがいとなることも多いです。パラスポーツの選手になって活躍する方も少なくありません。

障害者でも身体を動かして楽しめます。初めて参加するなら、気軽に参加できる体操教室などもおすすめです。

介護の仕事をされている方は、気になるスポーツがあったら、現場で提案をしてレクリエーションを企画してみるのも面白いでしょう。

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