レクリエーション保険のこと

損保ジャパンのレクリエーション保険は20名以下でも加入可能?代替3社を比較

損保ジャパンのレクリエーション保険が使えない20名以下のイベントにおすすめの代替保険はこれだ!

損保ジャパンのレクリエーション保険は20名以下でも加入可能?代替3社を比較

損保ジャパンのレクリエーション保険への加入を検討しているものの、「参加者が20名を下回りそう」と心配している方は多いのではないでしょうか。

実は損保ジャパンのレクリエーション保険は、公式サイトによれば「1契約あたり参加者数20名以上」が加入条件となっており、19名以下の少人数イベントでは加入できません。

申込時に参加者数を確認され、20名未満では申込自体が受け付けられないケースもあります。

しかし、少人数イベントでも安心して開催するための代替保険はあります。

この記事では、20名以下でも加入できるレクリエーション保険を3社比較し、最適な選択肢をご紹介します。

損保ジャパンのレクリエーション保険は20名以下では加入できない?

損保ジャパンのレクリエーション保険は20名以下では加入できない?

「20名前後の小規模イベントを開催予定だが、実際の参加者が20名を下回りそう...」

「15名程度の社内運動会を企画しているがレクリエーション保険に入れるか心配」

このような状況でこのページをご覧になっている方も多いでしょう。

結論からお伝えすると、損保ジャパンの公式サイトの情報によれば、レクリエーション保険(レクリエーション傷害保険)は、「1契約あたり参加者数20名以上の行事(レクリエーション)に参加する方々のケガを補償する保険」と明記されています。

つまり、19名以下の少人数イベントでは、損保ジャパンのレクリエーション保険には加入できません。

申し込みの段階で参加者数を確認され、20名未満の場合は申込自体が受け付けられない可能性があるのでご注意ください。

損保ジャパンのレクリエーション保険の加入条件

損保ジャパンのレクリエーション保険の熱中症補償の内容と特徴

損保ジャパンのレクリエーション保険に加入する際は、いくつかの重要な条件を満たす必要があります。

この保険は単なるイベント保険ではなく、特定の条件を満たすイベントのみが対象となるため、申込前に条件を確認しておくことが大切です。

以下では、参加人数以外にも知っておくべき損保ジャパンのレクリエーション保険の加入条件について詳しく解説します。

参加人数の条件(20名以上)以外にも、損保ジャパンの公式資料によれば、レクリエーション保険には以下のような加入条件があります。

  • 対象となるイベント:小学校の運動会や遠足、地域のクラブ活動など(宿泊を伴うレクリエーションやスキューバダイビング等の危険度の高いレクリエーションは引受不可)
  • 保険期間:イベント当日の集合から解散までの間
  • 参加者名簿:名簿等によって参加者が確認できること
  • 最低保険料:1,000円(団体割引適用時はそれに応じた最低保険料あり)

特に参加者名簿の管理が重要です。

万が一事故が発生した場合は保険金請求をする必要があり、この際に名簿の提出を求められることがあります。

そのため、参加者情報は正確に記録し保管しておきましょう。

なお保険期間について、「集合から解散まで」と限定されていますが、「往復途上傷害危険補償特約」が自動セットされているため、自宅からイベント会場までの往復中のケガも補償対象となる点は大きなメリットです。

出典:レクリエーション傷害保険|【公式】損保ジャパン
レクリエーション 補償プランのご案内 行事参加者の傷害危険補償特約セット 傷害保険

20名以下のイベントにおすすめの代替保険3社

20名以下のイベントにおすすめの代替保険3社

損保ジャパンのレクリエーション保険が20名以下では加入できないことはわかりましたが、少人数のイベントでも安心して開催するためには保険加入が欠かせません。

ここでは20名以下の小規模なイベントでも加入できる3つの保険会社をご紹介します。

いずれも損保ジャパンのレクリエーション保険に近い補償内容を持ちながら、少人数のイベントにも対応している保険商品です。

主催者さまのニーズに合わせて最適な保険をお選びください。

JA共済のイベント共済

JA共済(農協):イベント共済

損保ジャパンのレクリエーション保険とは異なり、JA共済の「イベント共済」は10名程度からでも加入可能なため、20名以下の小規模イベントに最適です。

特に地域の行事やサークル活動など、地域に密着した活動に適した保険といえるでしょう。

イベント共済の大きな特徴は、「イベント傷害共済」と「イベント賠償責任共済」の2つをセットで加入できる点です。

これにより参加者のケガだけでなく、主催者側の賠償責任リスクも同時にカバーできます。

また、損保ジャパンのレクリエーション保険と比較しても保険料が非常にリーズナブルな点も魅力です。

  • 加入条件:10名以上(地域によって異なる場合あり)
  • 保険料目安:1日あたり1名18円〜24円(イベントの種類による)
  • 補償内容:傷害補償・賠償責任補償
  • 特徴:地域の営農組合員でなくても「員外利用」として加入可能な場合あり

JA共済は農業協同組合が運営する共済ですが、公式サイトによれば農業者以外の方でも利用可能です。

「准組合員」として少額の出資金を支払うことで加入できますし、「員外利用」として組合員にならずに利用することもできます。

20名以下のイベントでレクリエーション保険に加入したい場合の有力な選択肢といえるでしょう。

AIGのレクリエーション傷害保険

AIG損害保険:レクリエーション傷害保険

AIGでは「レクリエーション傷害保険」を提供しており、こちらも損保ジャパンのレクリエーション保険が対象としない20名以下の小規模イベントでも加入可能。

10名以上から申込可能というハードルの低さが特徴です。

AIGのレクリエーション傷害保険の魅力は、補償内容のカスタマイズ性の高さにあります。

イベントの性質や予算に応じて必要な補償を選べるため、無駄のない保険設計が可能です。

熱中症特約や食中毒特約などが付帯できるため、野外イベントや飲食を伴うイベントにも安心です。

  • 加入条件:10名以上から加入可能
  • 保険料目安:イベント内容により変動
  • 補償内容:傷害死亡・後遺障害、入院、通院、熱中症特約、食中毒特約など
  • 特徴:補償内容をカスタマイズ可能、10名という低い加入条件

三井住友海上の1DAYレジャー保険

三井住友海上の「1DAYレジャー保険」は、損保ジャパンのレクリエーション保険では対応不可能な極小規模のイベントにも対応しています。

最大の特徴は、なんと1名からでも加入可能という点です。

レジャー保険なので、20名以下どころか2〜6名の超少人数イベントでも「みんなまとめて安心プラン」で一括加入できます。

また、申込方法の手軽さも大きな魅力です。

コンビニでの申込やオンラインでの手続きが可能で、イベント当日でもスマホから10分前まで申込できるという即時性が嬉しいポイント。

急遽開催が決まった小規模イベントでも安心です。

  • 加入条件:1名から可能、「みんなまとめて安心プラン」は2名〜6名
  • 保険料目安:1名あたり300円〜500円
  • 補償内容:傷害死亡保険金、入院時一時金、骨折時一時金、賠償責任など
  • 特徴:コンビニで簡単に申込可能、1日単位で加入できる

20名以下のごく少人数のイベントや、参加者数が直前まで確定しないケースでも柔軟に対応できるため、小規模でカジュアルなレクリエーションにおすすめの選択肢です。

少人数向けレクリエーション保険の比較表

少人数向けレクリエーション保険の比較表

ここまで紹介した3社は、いずれも損保ジャパンのレクリエーション保険とは異なり、20名以下の小規模イベントに対応しています。

各社の特徴を一目で比較できるよう、重要なポイントを表にまとめました。

保険選びの参考にしてください。

保険会社 最低人数 1人あたり保険料目安 申込方法 補償範囲 特徴
JA共済 10名〜 18円〜24円 窓口訪問 傷害+賠償 地域密着型、食中毒補償あり
AIG 10名〜 記載なし 代理店 傷害+熱中症+食中毒 補償内容カスタマイズ可能
三井住友海上 1名〜 300円〜500円 コンビニ・オンライン 傷害+賠償+救援者費用 申込手続き簡単、当日申込可能

この比較表からわかるように、20名以下の少人数イベント向けレクリエーション保険は各社で特色が異なります。

人数条件が最も少ないのは三井住友海上のレジャー保険で、1名から加入可能となっています。

一方、JA共済は保険料が最も安価で、1人あたりわずか20円程度というコスパの高さが特徴的です。

AIGは補償内容のカスタマイズ性に優れており、イベントの特性に合わせた保険設計ができるのが魅力でしょう。

損保ジャパンのレクリエーション保険のように団体割引を適用する大規模な保険と比較すると1人あたりの保険料は若干高くなる場合もありますが、20名以下の小規模イベントでも安心して活動できる環境を整えることができます。

イベントの性質や参加者数、予算に応じて最適なレクリエーション保険を選びましょう。

少人数向けレクリエーション保険のよくある質問

少人数向けレクリエーション保険のよくある質問

20名以下の少人数向け保険の選択肢が見えてきたところで、実際の申込みや運用に関する疑問に答えていきましょう。

特に申込期限や手続きの柔軟性、補償範囲などは重要なポイントです。

ここでは、少人数向けレクリエーション保険について、よくある質問とその回答をまとめました。

実際の加入前に必ず確認しておきたい事項をチェックしましょう。

申込はいつまでに行えばよいですか?

20名以下向けの各社の保険は申込期限に大きな差があります。

イベント開催日が迫ってからでも加入できるレクリエーション保険商品もあるため、急な少人数イベントにも対応可能です。

  • JA共済:イベント開催7日前までに窓口での手続きが必要です。地域のJA窓口での対面申込となるため、余裕をもった手続きが望ましいでしょう。
  • AIG:一般的にはイベント前日までの申込が可能ですが、代理店によって締切時間が異なる場合があります。担当代理店に確認することをおすすめします。
  • 三井住友海上:最も申込期限に融通が利く保険で、コンビニでの手続は開始1時間前まで、スマートフォンからのオンライン申込なら開始10分前までという驚きの手軽さです。

三井住友海上の1DAYレジャー保険なら、「今日これから少人数のレクリエーションがある」という場合でも対応可能です。

参加者名簿が直前まで確定しない場合はどうすればよいですか?

20名以下の小規模イベントでも、参加者が直前まで確定しないケースは多いものです。

損保ジャパンのレクリエーション保険では名簿提出が必須ですが、代替保険ではどうでしょうか。

  • JA共済:加入時に参加者名簿の提出が必要です。イベント共済は基本的に名簿管理が厳格なため、参加者が流動的な場合は注意が必要です。
  • 三井住友海上:「みんなまとめて安心プラン」では、参加予定人数での申込が可能です。具体的な名簿の提出よりも予想人数での契約となるため、参加者が流動的な少人数イベントに適しています。
  • AIGを含む各社共通:予想される最大人数で申し込み、後日実際の参加者数に応じて調整する方法も一般的です。ただし、詳細は各保険会社の規定により異なりますので、事前確認が必要です。

特に20名前後で変動する可能性があるイベントでは、どの程度の柔軟性があるかを事前に確認しておくことが重要です。

当日キャンセルが出た場合、保険料は返金されますか?

基本的に当日キャンセルの保険料返金はありません。

小規模なレクリエーションほどキャンセルの影響が大きいため、以下のポイントを押さえておきましょう。

  • 保険適用は実際の参加者のみが対象となります。名前を登録した人が別の人に変更になった場合は、保険会社への連絡が必要な場合があります。
  • 20名以下の少人数イベントでは、事前に余裕を持った人数設定をしておくことが安全策です。
  • 三井住友海上の1DAYレジャー保険では、補償開始時間前であれば取消が可能です。スマホからなら開始10分前、コンビニなら1時間前までキャンセル可能な柔軟性を持っています。

損保ジャパンのレクリエーション保険と比較して、三井住友海上の商品は少人数イベントの変動に対応しやすい設計となっています。

どんな事故が補償対象になりますか?

20名以下の少人数向けレクリエーション保険でも、基本的な補償範囲は損保ジャパンのレクリエーション保険と大きな違いはありません。

一般的な補償範囲は以下の通りです。

  • ケガの補償:イベント中の転倒・落下による怪我、骨折、捻挫などが基本的な補償対象です。三井住友海上の場合は、スキー・スノボ向けプランに骨折時一時金が特徴的です。
  • 熱中症:屋外イベントでは重要な補償ですが、条件付きで対象となる場合が多いです。AIGでは熱中症特約として明示されています。
  • 賠償責任:参加者が第三者にケガをさせたり、物を壊したりした場合の補償です。少人数のイベントでも重要なリスク対策になります。
  • 食中毒:飲食を伴うイベントでは特約付帯が必要な場合があります。JAやAIGでは食中毒補償が含まれるプランがあります。

AIGのレクリエーション保険は熱中症特約や食中毒特約など、イベントの特性に合わせてカスタマイズできるため、20名以下の小規模でも特定リスクに備えたレクリエーション保険の設計ができます。

記事のまとめ

記事のまとめ

この記事では、少人数イベントの保険選びで悩んでいる方々へ向けて、損保ジャパンのレクリエーション保険が20名以下では利用できなくても、代替策があることをお伝えしました。

JA共済、AIG、三井住友海上の各社は、それぞれ特色ある少人数向けプランを提供しています。

イベント規模や目的、予算に合わせてレクリエーション保険を選ぶことで、小規模でも安全なイベント運営が可能です。

特に申込期限や名簿管理の柔軟性、熱中症・食中毒の補償などの違いを理解した上で選択することが大切です。

参加者と主催者双方を守るレクリエーション保険の選択肢は豊富にあります。

安心してイベントを楽しみましょう。

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