レクリエーションのネタに困ったら、カラーボールを使ってひと工夫をしてみませんか?
カラーボールは、100円均一や量販店で簡単に手に入ります。
「いつも同じレクリエーションばかりになってしまう」
「みんなをもっと楽しませたい」
と、悩んでいるなら、カラーボールを使ってみませんか?
今回は、子供や高齢者向けにカラーボールを使ったいろんなレクリエーションゲームを紹介します。
レクリエーションを盛り上げるコツも一緒に紹介するので、確認してください。
レクを盛り上げるコツや進め方
ここでは、カラーボールを使ったレクリエーションを楽しむコツについて紹介します。
囲いのある場所を確保する
カラーボールのレクリエーションをする場合は、ボールが遠くに転がらないよう囲いをするか、壁などに囲われている場所で行いましょう。
理由は、ボールを転がしたままにしていると怪我をしてしまうかもしれないからです。介護施設などでは大怪我につながる可能性もありますよね。
カラーボールを使ったレクリエーションには、玉入れやボーリングなど、ボールを投げる行為をすることがあります。
カラーボールが遠くに転がってしまうと、探すのも大変です。せっかくみんなが楽しんでいるのに、ゲームの流れを止めてしまう可能性も。
カラーボールを確認しやすいよう、囲いを作ったり狭い廊下をうまく活用しましょう。
ボールを拾う係りを作る
カラーボールのレクリエーションを行う場合は、次の人が遊ぶまでにボールを集める必要があります。
カゴを用意して、ボールを拾う係を作っておくとレクリエーションの進行がスムーズです。
参加者が遊びに夢中になれるよう、フォローする係を作りたいですね。介護施設などでは、スタッフがフォローすると良いでしょう。
安全面を確認しよう
カラーボールレクリエーションを行うときは、安全面の確認が大切です。周りの状況や他のチームとの距離などを考慮しましょう。
カラーボールで怪我をすることはないと甘くみてはいませんか?
投げたボールがどこかに当たり、ものが倒れてしまうこともあります。また、前述した通り、踏んづけて転ぶ可能性もありますよね。
周りに角のある家具があるか、当たったら危険なものがないか、部屋の中を確認しましょう。
高齢者向けカラーボールレクリエーションゲーム5選
ここでは、高齢者向けのレクリエーションを紹介します。
カラーボールを使ったレクリエーションは、運動機能を維持するトレーニングにも最適です。
高齢者におすすめ「ペットボトルボーリング」
「ペットボトルボーリング」は、デイサービスや老人ホームなどの介護施設で人気のレクリエーションゲームです。
空のペットボトルを準備するだけで簡単に行えます。
球を投げる動作は、肩まわりや体幹のトレーニングにもおすすめ。何本倒せるかを楽しみましょう。チーム対抗で行えば盛り上がります。
廊下など少し狭いスペースを活用すれば、球拾いなどが楽になりますよ。
介護施設で人気「後ろ向きボール送り」
「後ろ向きボール送り」は、高齢者におすすめのレクリエーションゲームです。
1チーム8〜10人くらいになって別れましょう。円になって椅子に座ります。相手の背中を見る向きで座りましょう。
ボールは、上・下・横でも好きな方向から後ろの人に渡します。ボールを落とさずに先に渡しきったチームが勝ちです。
ボールが転がったら、ゆっくりと取りに行ってもらい、再スタート。
単純なゲームですが、腕や上半身を動かす体操になります。簡単だったら、しりとりをしながら行うのもおすすめです。みんなで工夫して楽しみましょう。
老人ホームに最適「文字つなぎゲーム」
「文字つなぎゲーム」は、カラーボールに文字を書いて行うレクリエーションゲームです。文字は、直接書くか、文字を書いた紙を貼りましょう。
カラーボールに書かれた文字を使って単語を作ってもらいます。たくさん作れたチームの勝ちです。
高齢者の認知症予防に効果的なレクリエーションゲーム。老人ホームやデイサービスなどの介護施設で人気です。
室内レクが盛り上がる「的あてゲーム」
「的あてゲーム」は、子どもから高齢者まで人気のあるレクリエーションゲームです。
ペットボトルや人形など、いろんなものを棚に置けば的になります。
また、同じサイズの段ボールを9つ用意し、くっ付けて的を作ってみるのも良いでしょう。球入れの要領で的にボールを入れてもらいます。
他にも紙コップを並べたり、ホワイトボードを活用する方法もありますよ。的に点数をつけて、当てた点数の合計を競って楽しむのもおすすめです。
高齢者の運動におすすめ!「ボール体操」
「ボール体操」は、高齢者の身体機能の維持・向上におすすめのボールレクリエーションゲームです。
遊び方は簡単。少し大きめの柔らかいカラーボールを用意します。買ってきたカラーボールの空気を抜いても良いでしょう。
椅子に座って、ボールを足で踏んだり、ひざで挟んだりして運動を行います。ボールを持って回したり、手で押したり引いたりと力を入れるのもおすすめです。
ボールを使っていろんな動作をしてカラダを動かしましょう。
子ども向けカラーボールレクリエーション4選
ここでは、カラーボールを使った子ども向けのレクリエーションゲームを紹介します。
学校のレクの時間や子ども会などで楽しんでください。
行事におすすめ「紙コップイン」
保育園や幼稚園、介護施設などでは、季節ごとに行事を行いますよね。「紙コップイン」は、縁日のような夏祭りにおすすめのレクリエーションゲームです。
用意するのは、カラーボールと紙コップだけ。
ボールは、紙コップに入る小さなサイズか、上にのっかるサイズを用意しましょう。
紙コップを段ボールなどにきっちりと並べます。隙間ができる時は、カップの底をテープで段ボールに留めるなどをすると良いでしょう。
紙コップで的を作ったら、一定の距離にラインを引きます。あとはカップを目掛けて投げ入れるだけ。
カップにいくつボールを入れられたかを競い合いましょう。
子どもたちに人気「後ろ向き玉入れ」
「後ろ向き玉入れ」は、意外と難しく熱中する人が続出するレクリエーションゲームです。
カゴに向かって後ろ向きに座ります。狙いを定めて、後ろ向きのままカゴにボールを投げ入れます。
何人か同時に行う場合は、ひとりひとり違う色のボールを持って行うと良いでしょう。たくさんカゴにボールを入れられた人の勝ちです。
後ろ向きで投げ入れる動作は、空間認識の感覚が磨かれるので、子どもたちの成長を促すことができます。
体育館レクにおすすめ「カウボーイボール集め」
「カウボーイボール集め」は、体育館など少し広い場所で行うレクリエーション におすすめです。フラフープとロープ、カラーボールを用意しましょう。
フラフープにロープを結びつけ、カラーボールは床に撒いておきます。ラインからフラフープを投げ入れ、フラフープに入ったカラーボールをたぐり寄せましょう。
手元にどのくらいのボールを集められたかを競います。
体育館なら、バトミントンコートなどを利用すると簡単に行えますよ。コートの端から4チーム対抗で行うのも面白いでしょう。
みんなで協力「おたまリレー」
「おたまリレー」は、ボールをおたまで持って落とさずにリレーをするレクリエーションです。ピンポン玉で行われる場合が多いですが、カラーボールでも楽しむことができます。
大きめのお玉を用意して、どのチームが早く運べるかを競いましょう。持ち手のバランス力などが試されます。
落とさずに走るのは意外と難しいので、子どもたちも夢中になるでしょう。
記事まとめ
カラーボールのレクリエーションは、子どもから大人まで楽しめます。
ボールを使ったレクリエーションは、高齢者の認知症予防や身体機能の維持・向上などに効果的です。
また、子どもたちの運動機能や創造力の向上も期待できます。
介護施設や保育園などでレクリエーションを企画する方は、ぜひ参考にしてください。