イベント開催時に想定されるリスク

想定されるリスク
- イベント参加者のケガ
- 悪天候や出演者の傷害・疾病によるイベントの中止
- 会場やレンタル品の損壊
- 飲食イベントによる食中毒
レジャー保険は法人イベントに最適でないかも

【法人向け】イベント開催時の保険の選び方

ポイント
- 保険会社・商品が定める加入条件をチェックする
- 必要な特約を考える
- 保険料の見積もりを出してもらう
保険会社・商品が定める加入条件をチェックする
保険会社や商品ごとに保険の加入条件を設けている場合があります。 事前にチェックし、開催するイベントに適しているかどうかを確かめておきましょう。 例えば、「20人以上が参加するイベントが補償対象」という保険商品は少なくありません。 また、宿泊を伴うイベントは補償の対象外だったり、死亡のリスクが高いスカイダイビングなどは保険金が支払われなかったりする場合もあります。 あらかじめ、法人が主催するイベントの内容と加入条件が合致しているかどうかチェックしておきましょう。必要な特約を考える
保険商品は、基本の補償内容に加えて特約で補償を上乗せすることができます。 どういった特約を契約するのかじっくり検討することも大切です。 例えば、参加者の熱中症や食中毒などを補償する特約があります。 また、地震や噴火、津波などで参加者がケガなどをした場合に補償が受けられる特約などもあります。 あらかじめどういったリスクに備えたいのか想定し、必要な特約を契約しましょう。保険料の見積もりを出してもらう
万が一のリスクに備える保険ですが、支払う保険料が負担になってしまっては元も子もありません。 どのくらい保険料がかかるのかを把握してから保険に加入しましょう。 法人のイベント用に加入する保険は、イベント・行事の内容や参加人数、保険金の額をもとに保険料が算出されます。 そのためあらかじめ保険料を把握するためには、保険会社に問い合わせて見積もりを出してもらう必要があります。 複数の保険会社・商品の見積もりを比較し、無理なく支払える保険料でリスクに備えましょう。法人イベントにはイベント保険やレクリエーション保険がおすすめ

イベント保険とは
イベント保険は、イベントや行事で損害・傷害を伴う事故が発生したときに補償される保険商品です。 不特定多数が参加する比較的規模が大きいイベントを対象としているため、法人が主催するイベントに向いています。 イベント保険の主な補償内容は以下の通りです。傷害保険 | イベント中に参加者がケガをした場合に補償される |
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施設賠償責任保険 | 施設の管理不備などが原因で傷害・損害が発生したときに補償される |
動産総合保険 | 動産が紛失・破損したときに補償される |
興行中止保険 | 天候不順などでイベントが中止・延期になった場合に補償される |
レクリエーション保険とは
レクリエーション保険も、イベント保険と同様にイベントや行事に備えて加入する保険商品です。 ただしイベント保険とは違い、一般的には比較的小規模のイベントを対象としています。 レクリエーション保険の主な補償内容は以下の通りです。死亡保険金 | イベントの参加者が事故を原因として死亡した場合に補償される |
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後遺障害保険金 | イベントの参加者が事故を原因として後遺障害が残ったときに補償される |
入院保険金 | イベントの参加者が事故を原因として入院をした場合に、入院日数に応じて保険金が給付される |
手術保険金 | イベントの参加者が事故を原因として手術をした場合に補償される |
通院保険金 | イベントの参加者が事故を原因として通院した場合に補償される |
損害賠償保険金 | 第三者にケガを負わせたり、モノを壊してしまったりして損害賠償責任を負ったときに補償される |
記事まとめ:レジャー保険以外の保険を検討しよう
