レジャーは楽しいものですが、なかにはケガをする危険が高かったり、高価な道具を紛失・損害する恐れがあったりするものもありますよね。
こうしたリスクに対応できるのがレジャー保険です。
レジャーを楽しむ前にあらかじめ加入しておくことで、万が一のことがあった際に保険会社から状況に見合った補償を得ることができます。
しかし、日々の生活で忙しく、「前もってレジャー保険に加入しておくのを忘れてしまっていた……」という場合もあるでしょう。
そこで本記事ではレジャー保険の概要を紹介した後に、当日加入できるのかどうか見ていきます。
おすすめのレジャー保険も見ていくので「すぐに補償がスタートするレジャー保険を探している」という方はぜひ参考にしてください。
そもそもレジャー保険とは
レジャー保険とはスキー・スノーボードやハイキング、ゴルフといったスポーツやレジャー中の傷害や損害が補償される保険です。
自分自身が負ったケガはもちろん、第三者にケガを負わせてしまった場合に補償がきく賠償責任保険の機能が備わったレジャー保険も存在します。
ちなみに、レジャー保険はいろいろな保険の総称のようなものです。
レジャー保険に分類されるものとしては、「登山保険(山岳保険)」や「スキー保険」、「ゴルフ保険」、「国内旅行保険」、「海外旅行保険」などがあります。シチュエーションが特定された保険として販売されていることが一般的です。
このため、レジャー保険によって補償内容や加入期間などの条件が大きく違います。
したがって当日加入を急ぐ際も、慌てずに自分に必要な補償とレジャー保険の内容をよく確認することが大切です。
なお、レジャー保険ではゴルフ肘やテニス肘といった慢性的な痛みを伴う症状は補償されないことを念頭に置いておきましょう。
当日加入できる?
結論から言うと、レジャー保険のなかには当日加入できる商品もあります。
ただし、すべてのレジャー保険が当日加入に対応しているとは限らないので、「どうしても○○会社のレジャー保険に加入したい」と考えている場合は時間に余裕を持って加入手続きを進めるようにしましょう。
当日加入可能!おすすめのレジャー保険8選
それではここから、当日加入に対応しているレジャー保険を紹介します。
いずれも実際に保険会社から販売されているものなので、「今すぐにレジャー保険に加入する必要がある」という方はぜひ比較検討の参考にしてください。
三井住友海上「1DAYレジャー保険」
三井住友海上の「1DAYレジャー保険」は、スマートフォンやコンビニで24時間365日いつでも加入できる保険です。
レジャーの種類によってプランが用意されていて、「ゴルフ向け(G1・G2)」「スキー・スノボ向け(S1・S2)」「ハイキング・軽登山向け(H1・H2)」「レジャー全般(A1・A2)」「みんなまとめて(M1)」が用意されています。
補償内容はプランによって異なりますが、万が一の際は下記のような補償を得られます。
- 傷害死亡保険金
- 傷害入院時一時保険金
- 骨折時一時保険金
- 日常生活賠償保険金
- ゴルフ賠償責任保険金
- 救援者費用等保険金
- ホールインワン・アルバトロス費用保険金 など
三井住友海上の「1DAYレジャー保険」についてもっと詳しく知りたい方は、三井住友海上インターネットデスクに問い合わせて確認してみましょう。
- 電話番号:0120-92-2367
- 受付時間:9時~17時
出典:1DAYレジャー保険(24時間単位型総合生活補償保険)
東京海上日動火災保険「eゴルファー保険」
東京海上日動火災保険の「eゴルファー保険」はゴルフを楽しむ前に加入しておくと、万が一のリスクに対応できる保険です。
契約はパソコンやスマートフォンなどを通じて締結します。
用意されているプランはAプラン、Bプラン、Cプランの3つあり、それぞれ補償内容が異なります。
下表にまとめたので確認してみましょう。
補償内容 | A | B | C |
---|---|---|---|
死亡・後遺障害 | 500万円 | 300万円 | 300万円 |
入院保険金(日額) | 5,000円 | 3,000円 | 3,000円 |
通院保険金(日額) | 2,000円 | 1,000円 | 1,000円 |
第三者に対する損害賠償 | 国内1億円、国外1億円 | 国内1億円、国外1億円 | 国内1億円、国外1億円 |
ゴルフ用品の損害 | 30万円 | 20万円 | 10万円 |
ホールインワン・アルバトロス費用 | 30万円 | 20万円 | 10万円 |
出典:補償内容・保険料|eゴルファー保険|東京海上日動火災保険
au損害保険株式会社「ゴルフの保険」
au損害保険株式会社では「ゴルフの保険」という名称のレジャー保険を取り扱っています。
ゴルフに出発する当日の加入に対応していて、出発から帰宅までの傷害・損害をしっかり補償してくれるのが特徴です。
プランはブロンズ、シルバー、ゴールドの3つあり、それぞれ補償内容が異なります。下表で確認してみましょう。
補償内容 | ブロンズ | シルバー | ゴールド |
---|---|---|---|
死亡・後遺障害 | 100万円 | 300万円 | 500万円 |
入院保険金(日額) | 5,000円 | 5,000円 | 5,000円 |
手術保険金 | 25,000円もしくは50,000円 | 25,000円もしくは50,000円 | 25,000円もしくは50,000円 |
通院保険金(日額) | 500円 | 1,500円 | 3,000円 |
個人賠償責任 | 5,000万円 | 8,000万円 | 1億円 |
携行品損害 | 10万円 | 20万円 | 30万円 |
ホールインワン・アルバトロス費用 | 10万円 | 20万円 | 30万円 |
ドコモ「ワンタイム保険」
ドコモでは「ワンタイム保険」という名称の保険が取り扱われており、海外旅行の際の補償を得ることができます。
当日加入にも対応していますが、2023年5月現在、ゴルファー保険、レジャー保険、国内旅行保険について商品改良のため販売が中止されている状態です。
順次販売の再開を予定していると公式サイトに明記されているので、こちらより最新情報をチェックしてみましょう。
ソフトバンク「かんたん保険」
ソフトバンクの「かんたん保険」には、
- ゴルファー保険
- 海外旅行保険
- 国内旅行保険
- スポーツ・レジャー保険
といったいろいろな種類の保険がラインナップされています。
例えば、スポーツ・レジャー保険に加入すると次のような補償を得ることができます。
補償内容 | ちょこっと | しっかり |
---|---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 150万円 | 200万円 |
傷害入院保険金(日額) | 1,500円 | 2,000円 |
傷害手術保険金 | 入院中:入院保険金(日額)×10倍、外来時:入院保険金(日額)×5倍 | 入院中:入院保険金(日額)×10倍、外来時:入院保険金(日額)×5倍 |
救援者費用 | 200万円 | 200万円 |
携行品損害 | なし | 10万円 |
個人賠償責任 | 1,000万円 | 1,000万円 |
出典:ソフトバンクかんたん保険
楽天損保「1日保険シリーズ」
楽天損保の「1日保険シリーズ」はスマートフォン専用の保険で、当日加入に対応しています。
クレジットカード払いはもちろん、楽天ポイントや楽天キャッシュを含むポイント払いに対応しているのも大きな特徴です。
商品のラインナップは下記のとおりです。
- ゴルフ保険
- スポーツ保険
- イベント・スポーツ鑑賞保険
- お出かけ安心レジャー保険
- 国内旅行傷害保険
補償内容は各プラン共通となっているので、下表でまとめて確認しましょう。
補償内容 | 保険金額 |
---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 290万円 |
傷害入院保険金(日額) | 3,000円 |
傷害手術保険金 | 入院中:30,000円、外来時:15,000円 |
救援者費用 | 200万円 |
個人賠償責任 | 1億円 |
PayPayほけん「ちょこっと保険」
PayPay保険では「ちょこっと保険」という名称のレジャー保険を販売しています。
プランは全部で15個ありますが、下記ではその一部を紹介します。
- 損害賠償プラン
- 自転車プラン
- ゴルフプラン
- スポーツプラン
- 国内旅行プラン
- 山大好きプラン
- スキー・スノーボードプラン
このほかに自由設計型プランも用意されているので、自分に合うレジャー保険が見つからないという場合はPayPay保険に相談してみるといいかもしれません。
出典:ちょこっと保険|PayPayほけん(PayPay保険サービス株式会社)【公式】
東急少額短期保険株式会社「スマQplay」
東急少額短期保険株式会社では「スマQplay」という名称の傷害保険を販売しています。
レジャーやスポーツはもちろん、日常生活で自分自身がケガを負った場合は他人にケガを負わせてしまった場合の賠償責任が補償されます。
レジャー当日でもスマートフォンから加入手続きができるので安心です。
東急少額短期保険株式会社の「スマQplay」における補償内容は下記のとおりです。
補償内容 | 保険金額 |
---|---|
傷害通院保険金(日額) | 6万円 |
傷害手術保険金 | 4万円 |
個人賠償責任 | 1,000万円 |
出典:スポーツやレジャー向け保険 スマQplay|東急少額短期保険株式会社
まとめ
ゴルフやハイキングなどのレジャーを楽しむ際は、レジャー保険に加入しておくと万が一の際に保険会社の補償を受けられるので安心です。
今回紹介したように当日加入できるレジャー保険もあるので、加入手続きがまだすんでいないという方はぜひ検討してみてください。