レクリエーション保険のこと

損保ジャパンのレクリエーション保険の補償内容をパンフレットをもとに解説

損保ジャパンのレクリエーション保険を契約する前にパンフレットを確認しよう

損保ジャパンのレクリエーション保険の補償内容をパンフレットをもとに解説

行事・レクリエーションを開催する際、参加者がケガをしてしまうリスクを想定しなければなりません。

万が一のリスクに備えられる「レクリエーション保険」を活用し、参加者のケガをカバーしておきましょう。

本記事では、損保ジャパンが提供するレクリエーション保険をパンフレットをもとにして商品の特徴や補償内容を解説していきます。

行事・レクリエーションの開催を予定している方は、ぜひ本記事を参考にしてレクリエーション保険を有効活用しましょう。

損保ジャパンの「レクリエーション保険(行事参加者の傷害危険補償特約セット傷害保険)」概要

損保ジャパンの「レクリエーション保険(行事参加者の傷害危険補償特約セット傷害保険)」概要

損保ジャパンでは「レクリエーション保険(行事参加者の傷害危険補償特約セット傷害保険)」という商品を提供しています。

行事や小規模なイベントによるケガのリスクをカバーできる商品であるため、商品の概要をよく確認しておくことが大切です。

ここでは、損保ジャパンのレクリエーション保険の特徴や対象となるレクリエーションの種類、契約方式などの基本的な内容について解説していきます。

商品の特徴

損保ジャパンのレクリエーション保険は以下の3つの特長を持つ商品です。

  • レクリエーション参加中のケガを補償
  • レクリエーション参加者全員を補償
  • 熱中症の危険を補償

本商品は、集合してから解散するまでの間に発生する傷害事故を補償する商品です。

主催者が加入するだけで参加者を全員まとめて補償できるため、個人がそれぞれで加入する必要がありません。

また、補償対象となる事故には「熱中症」も対象となっており、熱中症で死亡や入院・手術などとなった場合も保険金が支払われます。

ただし、熱中症に関する補償は「熱中症危険補償特約」をセットした場合に限られます。

保険の対象となるレクリエーションの種類

損保ジャパンのレクリエーション保険で補償対象となる行事は、大きく3つの区分に分けられます。

以下の表は、損保ジャパンのレクリエーション保険のパンフレットに記載されたレクリエーションの種類から一部を抜粋したものです。

区分 レクリエーションの種類
A いちご狩り、遠足(日帰り)、お花見、海水浴、ソフトボール大会、町内清掃、花火大会(市販程度の花火)、バーベキュー、ボウリング、盆踊り、ラジオ体操、料理教室など
B ウィンドサーフィン、運動会、キャンプ(日帰り)、サイクリング、魚釣り(船使用不可)、軟式野球(準硬式を含む)、防災・避難訓練(市民・学童が行う程度のものも)、マラソンなど
C カヌー競漕、空手、硬式野球、サーフィン、サッカー(フットサルを含む)、柔道、スキー、相撲、ラグビー、レスリングなど

上記のようにさまざまな種類のイベント・行事が保障の対象となっています。

パンフレットに記載がないレクリエーションであっても補償の対象となる可能性があるため、損保ジャパンまたは保険代理店に問い合わせて確認しておくと良いでしょう。

契約の方式

損保ジャパンのレクリエーション保険は大きく分けて以下の2つの契約方式となります。

  1. 個別契約(活動日特定)方式
  2. 年間包括契約方式

個別契約(活動日特定)方式は、レクリエーション行事が開催される度に契約を行う方式です。

開催予定のレクリエーションの種類や参加者数、開催日などを連絡して、行事のたびに毎回契約を結ぶ仕組みとなっています。

年間包括契約方式は、あらかじめ年間の行事予定表を提出することで年間行事をまとめて契約する方式です。

事前にレクリエーションの種類や開催予定日、予定参加者数を連絡することで一括契約を行います。

年間包括契約方式の場合、契約時に年間の予定参加者数に基づいた暫定保険料を支払い、実際の参加者数が明確になったときに確定した保険料との差額が後から精算されます。

定期的にイベントを行う予定があり、開催予定日や参加者数などがある程度分かっている場合は年間包括契約方式がおすすめです。

パンフレットをもとに補償内容を確認

パンフレットをもとに補償内容を確認

次に、パンフレットをもとにして損保ジャパンのレクリエーション保険についての補償内容を確認していきます。

支払われる保険金の種類や保険料・保険金額の例を紹介していくので、加入を検討中の方はぜひこちらを参考にしてみてください。

保険金の種類

損保ジャパンのレクリエーション保険で補償される内容は以下の表の通りです。

保険金の種類 補償内容
死亡保険金 急激かつ偶然な外来の事故によりケガをして、事故の発生日からその日を含めて180日以内に死亡された場合に死亡・後遺障害保険金額の全額が支払われる。
後遺障害保険金 急激かつ偶然な外来の事故によりケガをして、事故の発生日からその日を含めて180日以内に後遺障害が生じた場合、程度に応じて死亡・後遺障害保険金額の4%〜100%が支払われる。
入院保険金 急激かつ偶然な外来の事故によりケガをして入院をした場合、事故の発生日からその日を含めて180日以内の入院日数に対し、1日につき入院保険金日額が支払われる。
手術保険金 急激かつ偶然な外来の事故によりケガをして、事故の発生日からその日を含めて180日以内にケガの治療のために所定の手術を受けた場合、入院給付金日額の5倍または10倍の給付金が支払われる。
通院保険金 急激かつ偶然な外来の事故によりケガをして通院をした場合、事故の発生日からその日を含めて180日以内の通院日数に対し、90日を限度として1日につき通院保険金日額が支払われる。

基本的にはレクリエーション中に発生した事故が原因のケガを補償する内容となっています。

参加者がケガで死亡・後遺障害となったり、治療のために入院・手術・通院をしたりするリスクをカバーしたい場合におすすめの商品です。

1日1名あたりの保険料と保険金額例

保険料・保険金額については、先ほどご紹介したレクリエーションの区分やイベントの参加人数によって異なります。

レクリエーションの区分ごとの保険料・保険金額の例は以下の表の通りです。

区分 保険料(1日1名あたり) 保険金額団体割引なし(1日20名以上) 保険金額団体割引5%(1日50名以上)
A 30円 死亡・後遺障害:455万円、入院保険金日額:4,000円、通院保険金日額:2,000円 死亡・後遺障害:484万円、入院保険金日額:4,000円、通院保険金日額:2,000円
B 150円 死亡・後遺障害:460万円、入院保険金日額:4,000円、通院保険金日額:2,000円 死亡・後遺障害:503万円、入院保険金日額:4,000円、通院保険金日額:4,000円
C 300円 死亡・後遺障害:457万円、入院保険金日額:4,000円、通院保険金日額:2,000円 死亡・後遺障害:504万円、入院保険金日額:4,000円、通院保険金日額:2,000円

例えば、Bに区分される運動会を30名の規模で1日開催した場合、トータルの保険料は「150円×30名=4,500円」となります。

運動会の最中に参加者がケガをして入院した場合は、入院1日あたり4,000円の給付金が支払われる仕組みです。

上記の表はあくまでもパンフレットに記載があった例であるため、損保ジャパンや保険代理店に確認して詳細な保険料・保険金額を確かめておきましょう。

申し込み方法

申し込み方法

損保ジャパンのレクリエーション保険に関する新規加入相談は、保険代理店にて対応しています。

最寄りの損保ジャパン保険代理店で加入に関する相談・問い合わせを行いましょう。

なお、商品に加入する際には申込書の記入が必要となり、記入内容は正確な回答を行う義務があります。

レクリエーション保険における告知事項は以下の2点です。

  • 被保険者の人数
  • 他の保険契約等の加入状況

上記の2点は損保ジャパンが公平な引受判断を行う上で重要な内容であるため、正確な内容を回答するように注意しておきましょう。

損保ジャパンのレクリエーション保険はこんな人におすすめ

損保ジャパンのレクリエーション保険はこんな人におすすめ

損保ジャパンが提供するレクリエーション保険は以下のような方におすすめの商品です。

  • 比較的規模が小さい行事を開催する予定がある
  • 夏の屋外で行事を開催する予定がある

損保ジャパンのレクリエーション保険は、あらかじめ参加人数が分かっているような比較的小規模な行事を対象とした保険商品です。

参加人数を把握できる範囲の行事を予定している場合は、損保ジャパンのレクリエーション保険がおすすめです。

反対に不特定多数の人が参加するような大規模な行事の場合は、レクリエーション保険よりも「イベント保険」といった商品の活用を検討しましょう。

また、本商品では熱中症危険補償特約のセットにより、熱中症の危険も補償対象となります。

真夏の屋外でイベントを開催する場合、参加者が熱中症となるリスクが非常に高まります。

熱中症による死亡や入院、手術等のリスクに備えられる損保ジャパンのレクリエーション保険がおすすめです。

上記の2点に該当するような行事を開催する予定のある方は、損保ジャパンのレクリエーション保険への加入を検討してみてはいかがでしょうか。

記事まとめ:契約前にパンフレットをしっかりと確認しよう

本記事では、損保ジャパンのレクリエーション保険をパンフレットを参考にしながら補償内容、保険料例などを紹介してきました。

本商品は、行事参加者の傷害の補償がメインとなっており、主催者が参加者をまとめて補償できることが特徴となっています。

事故による死亡や入院、手術などのリスクをカバーできるため、行事を開催する予定がある方は加入を検討してみましょう。

また、詳細な補償内容や保険料・保険金額の例がパンフレットに記載されています。

本商品への加入をご検討中の方は、ぜひ一度パンフレットに目を通して内容の理解を深めておくと良いでしょう。

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