レクリエーション保険のこと

おすすめのレクリエーション保険をイベント・行事の活用場面ごとに紹介!

参加者のケガに備えるレクリエーション保険!おすすめの商品を紹介

レクリエーション保険は、イベントや行事の際に参加者がケガをした場合、所定の保険金が支払われる傷害保険です。万が一の死亡保険金や、ケガの治療のための入院・通院・手術保険金が支給されるため、ケガをしてしまった参加者のお見舞金として役立てることができます。

そんな便利なレクリエーション保険ですが、備えられるのは参加者のケガだけでないことをご存知でしょうか。

実は、保険会社によっては、熱中症や食中毒も補償の対象となるレクリエーション保険が販売されており、広い範囲のイベント・行事におすすめできるのです。

この記事では、レクリエーション保険の役立つ補償内容や、おすすめの活用ケースを紹介。また、便利に活用できるおすすめのレクリエーション保険商品も紹介しています。

イベントや行事の主催者の方は、開催行事の内容をふまえて最適なレクリエーション保険を選んでみてくださいね。

レクリエーション保険はどんな場合に役立つ?

レクリエーション保険は、地域のスポーツ大会や遠足、社内運動会などのイベント・行事を開催する際に、参加者が万が一ケガをしてしまった際に役立つ保険です。

補償内容は、死亡・後遺障害保険金、入院保険金、通院保険金、手術保険金で、一般的な傷害保険に備わっているような基本補償がついています。

レクリエーション保険で注意が必要なのは、日帰りのイベントや行事のみが契約対象になる点。また、ケガをするリスクの高い危険なレジャーやイベントは契約できないという点です。

とはいえ、契約できないのはスカイダイビングやロッククライミングなど、普段の生活の中では行う機会が少ないレジャーがほとんどです。

地域の子ども会や学校、会社のイベントとして一般的に行われるようなものは、ほぼレクリエーション保険の対象となります。

食中毒や熱中症などにも備えられる点がポイント

レクリエーション保険は参加者のケガに対する備えとして利用されることがほとんどですが、実は保険会社によっては食中毒や熱中症も補償の対象としているものがあります。

そのため、カレー作りやバーベキューをするようなキャンプ行事や、夏場に行うイベントにもおすすめなのです。

食中毒や熱中症の補償を適用させるには、レクリエーション保険に契約する際に所定の特約を付帯させる必要があるため、保険会社や保険代理店にしっかり確認することをおすすめします。

社内イベントは労災がおりない場合もあるため、しっかり備えが必要

レクリエーション保険でイベントや行事に備えるというと、「ケガをしやすい子どもが参加する行事やイベントが主な対象」と思う方も多いかと思います。

しかし、大人がメインで参加するイベント・行事の場合でも、レクリエーション保険で備えておくことがおすすめなケースがあります。

たとえば、会社で運動会やゴルフ大会などの社内イベントを開く場合を考えてみてください。もしこういった社内イベントで参加者の社員がケガをしても、社内イベントは業務と関係ないと捉えられることが多く、労災がおりないことがほとんど。よって、ケガの治療費は社員が負担することになります。

こういった場合、社員のリスクに対する備えが甘いと言われ、面倒な揉め事に発展する可能性もあるでしょう。

そんなときにレクリエーション保険を活用すれば、行事1回ごとに割安な保険料でリスク対策ができるため、非常におすすめです。

社内イベント以外にも、社会人サークルなどのイベントでも誰かが大きなケガをすれば「主催者はケガのリスク対策をしていなかったのか?」と揉める可能性はゼロではありません。万が一のためにレクリエーション保険に加入しておいて、実際になにか事故が発生したら保険金をお見舞金として渡すなどの対策を考えておくことをおすすめします。

おすすめの活用ケース

ここからは、レクリエーション保険が役立つおすすめの活用ケースをご紹介します。活用ケースを知ることで、どういった場合にレクリエーション保険が役立つのかがわかります。

また、熱中症や食中毒の特約が付けられる保険商品は限られているので、ここでは特約を付加できるおすすめの保険商品もあわせて解説していきます。

①スポーツ大会やお祭りなど、大人数が参加する行事の場合

レクリエーション保険は、大人数の団体で開催するイベントや行事におすすめです。

基本的に、レクリエーション保険に契約できるのは保険商品ごとに定められた最低人数以上の団体です。多くの保険会社では最低人数を20名としており、それ以下の参加者数では加入できません。

契約の対象となるイベント・行事の種目は非常に多く、たいていのスポーツイベントであれば契約が可能です。

また、避難訓練や町内清掃活動などもレクリエーション保険の対象となるため、自治体の活動などでレクリエーション保険を活用するのもおすすめです。

②年間の行事予定が立っている場合

レクリエーション保険は、イベント1回ごとに加入することもできますが、年間の予定計画がわかっていれば年間包括契約もすることができます。

学校行事や社内行事など、毎年ある程度の予定の計画がわかっているような場合は、契約の手間が省けるため年間包括契約がおすすめです。

③夏場のイベント・行事の場合

夏場のイベントや行事では、屋内・屋外に関わらず熱中症のリスクがあります。

通常の傷害保険では熱中症は補償の対象とならないことが多いですが、レクリエーション保険では特約を付加させることで熱中症も補償対象とすることが可能。

夏は団体でレジャーに行くことも多いかと思いますので、そういったときにこそレクリエーション保険を検討するのがおすすめです。

熱中症の特約を付加させることができる保険商品は、下記の2商品となっています。夏のイベントに備えたい方はそれぞれ詳細をチェックしてみてください。

④キャンプ等で食事を作る場合

キャンプ等、参加者が自分たちで食事を作るような場合に備えておきたいのが、食中毒のリスクです。

レクリエーション保険では、熱中症と同様に特約を付加させることで食中毒を補償対象とすることが可能。参加者自身が食事を作る場合だけでなく、たとえば行事中にお弁当などがでる場合の食中毒にも備えることができるため、キャンプに限らず様々なイベントにおすすめです。

食中毒に備える特約を付加させることができる保険商品は、下記の保険商品です。

レクリエーション保険以外に損害賠償責任保険にも加入すべき?

ここまで説明してきた通り、レクリエーション保険は行事やイベントの参加者のケガに対する補償をもった保険で、特にスポーツやレジャーなどの行事におすすめです。

しかし、イベントや行事を行う際には、主催者や参加者自身のケガだけでなく、見学者や来場者、近隣住民へ損害を与える可能性もリスクの1つとして注意しておかなくてはいけません。

たとえば、スポーツ大会を開催した際に保護者の見学用のテントが倒れて見学者にケガをさせてしまったなど、思わぬ事故で第三者にケガをさせてしまう可能性は十分にありえます。

このような場合には、主催者がイベント運営の責任者として管理責任を問われ、損害賠償を請求されてしまうことも考えられるでしょう。

そういった場合に備えて、レクリエーション保険だけでなく損害賠償責任保険にも加入しておくことをおすすめします。

レクリエーション保険の中には、あらかじめ傷害保険と損害賠償責任保険がセットになっているものもあるため、わざわざ2つ保険に加入するのが面倒という方はセットになっている商品を選ぶのがおすすめ

ただし、多くのレクリエーション保険は傷害保険のみで、損害賠償責任保険は別途加入が必要というケースになるため、忘れずに加入を検討しましょう。

まとめ:イベント・行事の際には大人も子どもも補償を用意するのがおすすめ

今回は、レクリエーション保険が役立つケースと、どんな場面で活用するのがおすすめかを解説してきました。

重要なポイントをまとめると、以下のとおりです。

  • レクリエーション保険は、ケガ以外にも特約をつけることで熱中症や食中毒も補償の対象となる
  • レクリエーション保険は団体向けの保険なので、大人数のイベント・行事におすすめ
  • 労災がおりない社内イベントや、夏場のイベント、飲食の機会があるイベントに活用するのもおすすめ
  • レクリエーション保険だけでなく、損害賠償責任保険の加入も検討したほうが良い

レクリエーション保険は、主催者が参加者全員分をまとめて契約することができるので、大人数の団体にはもってこいの保険です。また、対象となるイベント・行事の範囲も非常に広いため、あらゆる団体におすすめできます。

一年を通しての行事計画があらかじめわかっている場合には年間包括契約もおすすめなので、ぜひ検討してみて下さい。

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