1日だけのイベントに参加する場合でも、安心して楽しむためには、イベント保険について知っておくことが大切です。
「イベント保険って、主催者が入るものじゃないの?」と思うかもしれませんが、実は、個人で加入できるイベント保険もあるんです。
この記事では、1日単位で加入できる個人向けイベント保険について、以下の内容を解説します。
- 1日単位で加入できる個人向けのイベント保険の選び方
- 1日むけのイベント保険加入時の注意点
- おすすめのイベント保険3選
この記事を読むことで、自分を守るための保険について知り、安心してイベントを楽めるようになるでしょう。
ぜひこの記事を参考にして、参加予定のイベントに適した個人向け1日保険を見つけてください。
個人向け1日イベント保険の選び方
個人向け1日イベント保険を選ぶ際には、気を付けるべきポイントが4つあります。
ここからは、4つのポイントについて詳しく解説していきます。
必要な補償が受けられるかどうか
参加するイベントの内容に合わせて、どんな補償が含まれているのかを確認しましょう。
ケガをしたときの診察費用や入院費用は、どの傷害保険にも基本的に含まれています。
しかし、食中毒や熱中症の補償は、保険会社によって違います。夏のスポーツイベントや食イベントに参加する際は、こうした保障があるかどうかをしっかり確認しましょう。
また、大人数が集まるスポーツ大会では、他の参加者とぶつかってケガをしたり、思わぬトラブルが起きたりすることがあります。
そのため、他の人にケガをさせてしまった場合の賠償責任の補償も大切です。
イベントを安全に楽しむためには、起こりうる事故やトラブルへの備えが大切です。
保険の内容をよく確認して、安心してイベントに参加できるようにしましょう。
申し込みしやすいかどうか
申し込みのしやすさは、1日から加入できるイベント保険を選ぶうえでとても大切です。
複雑な手続きや書類のやり取りが必要な場合は、加入までに時間がかかってしまいます。イベントの準備で忙しい時期に、保険の申し込みで手間どるのは避けたいものです。
その点、スマートフォンからフォームに記入し送信するだけで加入できるなど、申し込み手順がシンプルな保険は便利です。
イベント保険は、いざという時に備えて加入するものですが、加入手続きが煩雑では、せっかくの良い保険も加入をためらってしまいます。
申し込みやすい保険を選ぶことは、安心してイベントに参加するためにも重要なポイントと言えます。
1日単位で申し込みできるかどうか
1日単位での申し込みに対応しているかどうかも必ずチェックしましょう。
イベント保険には、年間契約など長期の契約のみに対応しているものがあります。
そうした保険では、1日だけの短い契約ができないので、保険料が割高になってしまう可能性があります。
その点、1日単位で加入できる保険を選べば、必要な補償をリーズナブルな保険料で受けることができます。
保険料が予算に合っているかどうか
保険料が予算にあっているかどうかも確認するようにしてください。
保険料は、イベントの内容や参加人数、補償内容によって異なります。複数の保険会社を比較して、自分の予算に合った保険を選びましょう。
ただし、保険料が安ければ安いほうが良いとは限りません。保険料が安いからといって、必要な補償が含まれていない場合は意味がありません。
逆に、高すぎる保険料を支払って、必要以上の補償を受けるのももったいないです。
参加する1日制イベントの内容を考えて、必要な補償がしっかりと含まれていて、予算の範囲で支払える保険プランを選ぶことが大切です。
保険加入時の注意点
個人向けの1日イベント保険に加入する際には、どのような点に気を付けるべきでしょうか。
ここでは、1日イベントに適した保険を選ぶ際の、4つの注意点を紹介していきます。
申込みのタイミングに気を付ける
イベント保険に加入する際は、申し込みのタイミングに気を付けるようにしましょう。
申込期限が設定されている場合があり、期限を過ぎると加入できない可能性があります。
イベント当日の1週間前など、保険によって申し込みの期限があるので、間に合わなくならないように中止しましょう。
保険金が支払われない場合を確認しておく
場合によっては、保険金が支払われないケースもあることを知っておく必要があります。
例えば、保険契約の内容に違反した場合や、故意に事故を起こした場合などは、保険金が支払われないことがあります。
また、保険によってはスカイダイビングやハングライダーなど、リスクの高い活動は補償対象外となる場合があります。
こういったことを知らないと、いざイベント中に事故が起こった場合に、保険金を受け取れなくなってしまう可能性があります。
保険に加入する際は、どのような場合に保険金が支払われないのか、事前にしっかりと確認しておくことが大切です。
※参照 保険金のお支払いの対象外となるスポーツやレジャーはありますか? | よくあるご質問 | 1DAYレジャー保険 https://ehokenstore.com/qa/1dayleisure
事故発生時の連絡方法を確認しておく
イベント中に事故が起こった際に、どのように保険会社に連絡すればよいのか事前に把握しておきましょう。
保険会社によっては、24時間対応の事故受付センターを設けている場合があります。
フリーダイヤルが設置されている場合もあるので、電話番号をスマートフォンに登録しておくなど、すぐに連絡できるようにしておくと、いざというときにすぐに対応できます。
※参照 【1DAYレジャー保険】事故の際はどこに連絡すればよいでしょうか? | 三井住友海上 https://faq2.ms-ins.com/faq/show/4448?back=front%2Fcategory%3Ashow&category_id=205&page=1&site_domain=default&sort=sort_access&sort_order=desc
個人加入におすすめな1日イベント保険商品3選
個人加入におすすめの1日イベント保険は以下の3つの商品です。
- レジャー保険(Pontaかんたん保険)
- 1日ケガほけん(Justincase)
- 1DAYレジャー保険(三井住友海上)
それぞれについて詳しく紹介していきます。
レジャー保険(Pontaかんたん保険)
レジャー保険(Pontaかんたん保険)は、国内旅行やライブ、遊園地などのレジャー活動中のケガや賠償責任を補償する保険です。
スマートフォン・PCのブラウザでフォームに沿って入力するだけで申し込みが完了します。
書類や印鑑などは不要なので、気軽に利用できる点が魅力です。
Pontaポイントで支払うこともでき、その場合は保険料の1%分のPontaポイントがたまります。
1日90円からという手頃な価格で、レジャー時のケガや賠償責任に備えられます。
イベント中にケガをした場合に、受け取れる保険料は以下の通りです。
ケガによる入院 (一時金) | 50,000円 |
---|---|
ケガによる損傷 (一時金) | 20,000円 |
ケガによる通院 (日額) | 1,000円 |
個人賠償責任 (実費) | 10,000,000円 |
保険期間は1日から28日の間で選べ、1日限りの単発イベントでも利用できます。保険期間の開始タイミングについては、申し込み後すぐか、翌日~半年以内の指定日の0時を選べます。
イベント当日でも申し込みでき、直前に保険に入りたくなった場合でも対応しやすいので、1日制のイベントに参加する際に、非常に使いやすい保険といえます。
※参照 よくあるご質問 | Pontaかんたん保険 https://ponta.pointhoken.jp/faq
1日ケガほけん(Justincase)
Justincaseの「1日ケガほけん」は、その名の通り1日単位から申し込めるイベント保険です。
スマートフォンから簡単に申し込みができ、当日に申し込むことも可能です。加入手続きが完了すれば、すぐに補償が開始されます。
日常生活やレジャーなど、さまざまな場面でのケガを補償します。1人1日あたり100円程度から加入できるので、手軽に利用できます。
ケガをして通院や入院が必要になった場合は、以下の保険金を受け取ることができます。
ケガによる入院 | 50,000円 | ケガにより1泊2日以上入院したとき |
---|---|---|
ケガによる損傷 | 20,000円 | 骨折・脱臼・靭帯断裂の いずれかのケガを負ったとき |
ケガによる通院 | 1,000円 | ケガにより通院したとき |
さらに、必要に応じて個人賠償責任保険や食中毒、遭難救助などの補償を追加することも可能です。
「1日ケガほけん」は、手軽に加入できるため、イベントに参加する際に安心して利用できる保険です。
※参照 1日単位からのケガ保険年間自転車保険も入れます。 | justincase.jp https://accident.justincase.jp/
1DAYレジャー保険(三井住友海上)
三井住友海上の1DAYレジャー保険は、24時間単位でレジャー時の「もしも」に備える保険です。
日帰り旅行やハイキング、サイクリングなど、1日単位のレジャー中のケガや死亡などに備えることができます。
個人向けプランには以下の2つがあります。
- ベーシックプラン:500円
- プレミアムプラン:700円
ベーシックプランは、その名の通り、必要な保障が一通りそろった基本的なプランです。
一方、プレミアムプランは、入院日額や手術給付金などの金額がベーシックプランより高く設定されています。また、賠償責任の補償限度額も高くなっています。
申し込みは、セブン-イレブンのマルチコピー機で24時間365日いつでも可能です。保険料の支払いは店舗のレジで行い、現金やクレジットカード、nanaco決済などさまざまな方法に対応しています。
コンビニで気軽に申し込むことができ、充実した補償が得られる点がこの保険の魅力といえます。
※参照 1DAYレジャー保険(24時間単位型総合生活補償保険)(コンビニ手続用) | 三井住友海上 https://www.ms-ins.com/personal/travel/oneday/
※参照 1DAYレジャー保険 | セブン-イレブン×三井住友海上 https://ehokenstore.com/1dayleisure
記事のまとめ
この記事では、1日限りのイベントでも個人で加入できる保険について解説しました。
イベントの規模や内容に合わせて、必要な補償内容や予算に見合った保険を選ぶポイントを紹介しています。
イベント保険を選ぶ際は、補償内容の確認や申込手続きのしやすさがとても大切です。
また、申込期限や保険金が支払われない場合についても事前に確認しておくことで、安心してイベントを参加できます。
今回ご紹介した3つのイベント保険は、いずれもスマートフォンやコンビニから簡単に申し込めて、1日単位での加入が可能です。
ぜひ、参加予定の行事にぴったりの保険を選んで、安心してイベントを参加できるように備えましょう。