イベント保険

「文化祭」に最適なイベント保険はこれ!損害賠償やケガのリスクに備えよう

文化祭において想定されるリスクの内容やおすすめの保険商品について紹介

高校や大学などの学校生活における大きなイベントとして「文化祭」があります。

さまざまな出し物によって楽しいイベントになる反面、文化祭の最中に事故が発生して参加者・第三者に損害を与えてしまうリスクを想定しなければなりません。

万が一のリスクに備えるための手段として「イベント保険」の活用がおすすめです。

本記事では、文化祭において想定されるリスクの内容やおすすめの保険商品について紹介します。

イベント保険以外の選択肢として考えられる「レクリエーション保険」の特徴なども合わせて解説していくので、ぜひ本記事を参考にして文化祭のリスクに備えていきましょう。

文化祭で起こりうるリスク

文化祭で起こりうるリスク

文化祭を開催するとき、主に以下のようなリスクが想定されます。

  • 設営していたテントが倒れて下敷きになった観客がケガをする
  • 提供した飲食物が原因で食中毒が発生する
  • 真夏の文化祭で参加者が熱中症を発症する
  • 文化祭の出し物で参加者や見学者が将棋倒しになってケガをする
  • 悪天候などで延期となって追加費用が発生する

文化祭の内容や規模、開催する時期によっても異なりますが、上記のようなリスクが想定されます。

学校行事の中でも規模が大きい文化祭では参加者・見学者が多くなる分、事故の規模も大きくなってしまいます。

場合によっては多額の損害賠償費用が発生する可能性があるため、イベント保険への加入でリスクをカバーしておくことが大切です。

文化祭に最適なイベント保険3選!補償内容も紹介

文化祭に最適なイベント保険3選!補償内容も紹介

さまざまなリスクが想定される文化祭においてイベント保険は重要な役割を果たします。

ここでは、文化祭におすすめのイベント保険を3種類ご紹介します。

  • 損保ジャパン「興行中止保険」
  • 東京海上日動「傷害保険(特殊な団体傷害保険)」
  • 三井住友海上「施設賠償責任保険(レジャー・サービス施設費用保険)」

上記の3つの商品は、いずれも違った補償内容を提供しているイベント保険です。

開催する文化祭の内容に合わせ、最適なイベント保険を選んだり、組み合わせたりして補償を準備しておきましょう。

損保ジャパン「興行中止保険」

損保ジャパンの「興行中止保険」は、開催する予定のイベント・行事が偶然な事故によって中止または延期となった場合に被る損害を補償するイベント保険です。

悪天候やその他の偶然な事故によって文化祭が中止・延期となるリスクに備えられることが特徴です。

文化祭が中止・延期となった場合、本番までに準備してきた費用が無駄になってしまったり、食材を再び仕入れて費用がかかったりなど、さまざまな損害の可能性があります。

万が一のリスクに備えるためにも「興行中止保険」への加入がおすすめです。

なお、損保ジャパンの「興行中止保険」はイベント開始日の前日から起算して14日前までに保険契約の締結と保険料の支払いが必要となります。

早めに手続きを済ませ、文化祭当日を迎えましょう。

主な補償内容

損保ジャパンの「興行中止保険」で支払われる保険金は「(支出した費用)-(自己負担額)×縮小支払割合」で求められた金額となります。

縮小支払割合とは、保険金が支払われる場合に損害額に乗じる割合のことを指し、90%以下で設定されることとなります。

契約時にあらかじめ保険の対象とする事故の内容(中止・延期の原因)や支払限度額、縮小支払割合などが決定される仕組みです。

なお、事故または損害が生じたことで支出を免れた金額および他人から回収した金額などは支出した費用から差し引いて保険金額が算出されます。

また、支払限度額が保険金の上限となることを頭に入れておきましょう。

東京海上日動「傷害保険(特殊な団体傷害保険)」

東京海上日動では「特殊な団体傷害保険」として、イベント等の参加者がケガをした際に補償を受けられるイベント保険を提供しています。

万が一の事故によって文化祭の参加者・見学者がケガをしたときのリスクに備えられることが特徴です。

また、学校行事における文化祭であれば「学校契約団体傷害保険」として契約し、学校の管理下中の偶然な事故によるケガを補償の対象とすることもできます。

ただし「学校契約団体傷害保険」として契約した場合、申込書等に記載した学校に所属する園児や児童、生徒、学生のみが補償の対象となり、見学者等は補償されない点に注意が必要です。

文化祭では参加者がケガをするリスクが想定されるため、ケガを補償できるイベント保険「特殊な団体傷害保険」の活用を検討しましょう。

主な補償内容

東京海上日動の「特殊な団体傷害保険」では、以下のような基本補償が設けられています。

死亡保険金 イベント中の事故が原因でケガをして、事故の日から180日以内に死亡した場合に保険金が支払われる。
後遺障害保険金 イベント中の事故が原因でケガをして、事故の日から180日以内に後遺障害が生じた場合に保険金が支払われる。
入院保険金 事故の日から180日以内に入院した場合、入院保険金日額に入院日数に乗じた額が保険金として支払われる。
手術保険金 治療を目的として所定の手術を受けた場合に入院保険金日額の10倍(入院中の手術)または5倍(入院中以外の手術)の額が支払われる。
通院保険金 事故の日からその日を含めて180日以内に通院した場合、通院保険金日額に通院した日数を乗じた額が保険金として支払われる。

文化祭中の事故が原因で死亡・後遺障害となったり、入院・手術・通院をしたりしたときに保険金が支払われます。

さらに特約によって以下の補償内容の追加も可能です。

往復途上傷害危険担保特約 住居との往復途上において被ったケガについて補償される特約。
特定感染症危険「後遺障害保険金、入院保険金および通院保険金」担保特約 特定感染症による後遺障害・入院・通院が補償される特約。
熱中症危険担保特約 熱中症(急激な日車または熱射による身体の障害)が補償される特約。

文化祭におけるリスクを幅広くカバーできる点が「特殊な団体傷害保険」の特徴です。

補償内容を把握し、リスクに備えていきましょう。

三井住友海上「施設賠償責任保険(レジャー・サービス施設費用保険)」

三井住友海上の「レジャー・サービス施設費用保険」は、施設の利用者が事故によって身体に傷害を被った時の費用が補償されるイベント保険です。

文化祭を開催する施設内でのリスクをカバーできることが特徴となっています。

本商品では、保険金は火災や落雷、爆発、風災、水災、外部からの物体の落下・飛来などによる損害によって保険金が支払われます。

また、施設内で製造・提供した飲食物で食中毒が発生した場合の費用も保険金支払いの対象です。

基本的には不特定多数の利用者が集まるレジャー・サービス施設が対象となる保険ですが、学校もイベントのために使用する場合は補償対象となります。

学校内で文化祭を行う場合、三井住友海上の「レジャー・サービス施設費用保険」の活用を検討してみましょう。

主な補償内容

三井住友海上の「レジャー・サービス施設費用保険」の主な補償内容は以下の通りです。

被災者対応費用 施設の利用者が事故で身体に傷害を被り、死亡または医師の治療を受けた場合に被保険者が被災者に対する親族現地訪問費用や移送費用等を負担したことによる損害が補償される。
被災者傷害見舞費用 施設の利用者が事故で身体に傷害を被り、死亡または医師の治療を受けた場合に被保険者が被災者または被災者の法定相続人に対して慣習として支払った見舞金等を負担したことによる損害が補填される。
災害広告費用 事故の発生によって被保険者が新聞等にお詫び広告を掲載する場合などにかかった費用が補償される。

学校に来場した人が事故で傷害を被るリスクに備えたい場合、三井住友海上の「レジャー・サービス施設費用保険」がおすすめです。

ケガだけに備えるならイベント保険よりもレクリエーション保険がおすすめ

ケガだけに備えるならイベント保険よりもレクリエーション保険がおすすめ

上記で解説した通り、イベント保険は参加者のケガに対する補償やイベントの中止・延期に対する補償など、幅広くリスクに備えられることが特徴です。

一方、参加者のケガのみを補償したいのであれば、イベント保険は補償範囲が広過ぎる可能性があります。

参加者のケガだけを備えたいのであれば、イベント保険よりもレクリエーション保険の方がおすすめです。

ここではレクリエーション保険の基本的な特徴や主な補償内容、加入条件などを解説します。

レクリエーション保険とは

レクリエーション保険は団体向けの傷害保険であり、イベント・行事の参加者がケガをしたときに保険金が支払われる仕組みの保険商品です。

主催者が契約者となって保険を契約し、イベント・行事の参加者をまとめて補償することが特徴となっています。

イベント保険のように不特定多数の参加者を想定しているわけではないため、比較的小規模なイベント・行事が補償対象となります。

事前に参加者の人数や名前が分かる名簿を作成しておく必要があるため、当日までに参加者が把握できない内容のイベントには向いていません。

文化祭の場合、参加する児童や生徒、学生は事前に把握できるケースが多いため、レクリエーション保険でも十分に補償可能です。

なお、レクリエーション保険では基本的に行事の参加人数が「20名以上」「45名以上」などの条件を満たさなければなりません。

加入条件を満たさない規模の文化祭では補償されないため注意が必要です。

レクリエーション保険の補償内容

レクリエーション保険は団体向けの傷害保険であるため、基本的には参加者のケガを補償します。

主な補償内容は以下の表の通りです。

死亡保険金 参加者が事故で死亡した場合に保険金が支払われる。
後遺障害保険金 参加者が事故でケガをして後遺障害が残った場合に保険金が支払われる。
入院保険金 参加者が事故でケガをして治療のために入院した場合に保険金が支払われる。
手術保険金 参加者が事故でケガをして治療のために手術を受けた場合に保険金が支払われる。
通院保険金 参加者が事故でケガをして治療のために通院した場合に保険金が支払われる。

なお、商品によっては見学に来た第三者に損害を与えてしまった場合の賠償責任補償が受けられるケースもあります。

賠償責任保険における補償内容は以下の表の通りです。

損害賠償金 第三者にケガをさせてしまったり、モノを壊してしまったりした際の賠償金が補償される。
緊急措置費用 事故の発生時に緊急で必要となった応急手当てなどの費用が補償される。
損害防止軽減費用 事故の発生時に損害の拡大防止・軽減にかかる費用が補償される。
争訟費用 裁判・示談交渉の際に発生する弁護士報酬や書類作成費用などが補償される。
協力費用 保険会社が被害者と交渉する際、被保険者が保険会社に協力するためにかかった費用が補償される。

損害賠償責任に関する補償を備えたい場合は、賠償責任補償が得られるレクリエーション保険への加入を検討しましょう。

「ネットで簡単!レクリェーション傷害保険」ならスマホで完結

レクリエーション保険への加入を検討しているのであれば、あいおいニッセイ同和損保の「ネットで簡単!レクリェーション傷害保険」をおすすめします。

本商品はスマホやパソコンから24時間365日いつでも気軽に申し込むことができるレクリエーション保険です。

「ネットで簡単!レクリェーション傷害保険」の特徴として以下の3つのポイントが挙げられます。

  • 手頃な保険料で幅広い補償を得られる
  • 地震や津波などの天災もオプションで補償できる
  • 加入手続きや保険金請求をネットで簡単に行える

本商品は行事参加中のケガだけでなく、食中毒・熱中症による入院や通院、死亡・後遺障害などを補償する商品です。

有料のオプションで地震や噴火、津波などの天災によるケガを補償対象とすることもできます。

また、保険加入手続きや万が一の事故発生時の保険金請求手続きもネットから簡単に行えます。

保険金請求手続きは担当者がしっかりとサポートしてくれるため、安心して手続きを進められます。

文化祭を控えている時期は準備に忙しく、保険加入のために保険会社や代理店とやり取りをする手間が面倒に感じるケースが少なくありません。

ネットから簡単に手続きを行える「ネットで簡単!レクリェーション傷害保険」を活用し、文化祭で想定される怪我のリスクをカバーしましょう。

ネットで簡単!レクリエーション傷害保険

記事まとめ:リスクに備えて適切な保険を契約しよう

記事まとめ

文化祭では、参加者のケガや熱中症・食中毒、悪天候による中止・延期などのリスクが想定されます。

リスクをカバーするためにも「イベント保険」の活用がおすすめです。

本記事でご紹介したイベント保険の補償内容を比較し、開催する文化祭の内容や規模に合った商品を選択しましょう。

また、イベント保険以外の選択肢として「レクリエーション保険」という保険商品もあります。

参加者のケガのみを補償したい場合や事前に参加者を把握できている場合におすすめの保険商品です。

なかでも「ネットで簡単!レクリェーション傷害保険」は、ネットから気軽に申し込み手続きを行えることが強みのレクリエーション保険です。

ぜひ本記事の内容を総合的に考慮した上で適切な保険を選び、文化祭のリスクに備えていきましょう。

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