「体育館で何か面白いことできないかな?」
「少人数でも大人数でも楽しめるレクリエーションは?」
このようなことでお悩みではありませんか?
体育館は学校や地域のイベント、家族でのレクリエーションに最適な場所です。
体育館の広い空間を使った遊びや競技を楽しむことで、チームワークや体力向上にもつながります。
体育館でのレクリエーションは少人数でも大人数でも楽しめるものがたくさんあり、ちょっとした工夫で幅広い年齢層が一緒に盛り上がれます。
そのため、この記事では、少人数から大人数まで楽しめる体育館でできるレクリエーション10選を紹介します。
読むことで、体育館でのレクリエーションのアイデアが豊富に得られます。
その結果、どんなレクリエーションをすれば良いか悩む必要がなくなるでしょう。
ぜひ最後まで読んで、体育館でのレクリエーション開催のヒントにしてください。
【少人数向け】体育館のおすすめレクリエーション5選
少人数で体育館を使うなら、広いスペースを活かしたレクリエーションが最適です。
ここでは体育館で少人数でも楽しめるレクリエーションを紹介します。
特別な道具がなくても、工夫次第で誰でも簡単に遊べるもの5つを厳選しました。
- 瞬間移動ゲーム
- ピンポン玉リレー
- ドリブル相撲
- 万歩計ダンス
- 風船バレー
以下で、それぞれの遊び方やポイントを詳しく説明します。
瞬間移動ゲーム
新聞紙で作った棒を使い、協力しながら反射神経を試すゲームです。
非常にシンプルなルールなので、だれでも理解しやすいのが特徴です。
手順は以下のとおりです。
- 棒を1人1本ずつ持ち、床に立てます。
- 合図と同時に全員が棒から手を離し、隣の人が持っていた棒を素早くキャッチします。
以上です。
うまくキャッチできなかった場合、その人はゲームから抜けるというルールも追加できます。
体育館などの広いスペースでは、参加者同士の距離を広げたり、移動する際に片足跳びを取り入れたりすることで、難易度を変えることも可能です。
ピンポン玉リレー
スプーンにピンポン玉を乗せて運ぶ、シンプルなゲームです。
チームごとに順番にスタートし、ゴールまでリレー形式で進みます。
ピンポン玉を落とした場合は、スタート地点からやり直すルールを加えると、さらに緊張感が高まり盛り上がります。
また、小さな子どもにはスプーンを大きめのものに変更するなど、年齢に応じたアレンジも可能です。
一見シンプルなゲームですが、バランス感覚と集中力が必要なため、意外と難しく感じるはず。
体育館内でコースを設定し、チーム戦にしてどのチームが一番早くリレーを終えられるか競争すると、さらに盛り上がるでしょう。
ドリブル相撲
ドリブル相撲は、バスケットボールを一人ずつドリブルしながら、相手を押し出す対戦型の競技です。
2人は円の中で向かい合い、それぞれがバスケットボールを床にドリブルしながら、相手を円の外へ押し出すことを目指します。先に相手を円の外へ押し出した方が勝ちとなります。
競技中は、片手を使って相手の動きを邪魔することも、ルール上認められています。
バスケットボールが2つあれば気軽にでき、体育館で行うのにピッタリのレクリエーションです。
万歩計ダンス
万歩計を腰に付け、制限時間内にカウントを多く増やした人が勝ちです。
腰を振るなどして歩数を稼ぎながら、リズムに合わせて体を動かします。
体育館に広さを活かし、音楽に乗って踊ることで、楽しみながら体を動かせるのが特徴です。
また、競争要素があることで自然と盛り上がりやすく、広い場所さえあればできるので、体育館でのレクリエーションにぴったりです。
音楽のジャンルを決めたら制限時間を決めるなどするなど、アイデア次第で、より多くの人が楽しめる遊びになるでしょう。
風船バレー
風船を使って行うバレーボールです。
普通のバレーボールよりもルールが簡単で、子どもから高齢者まで気軽に楽しめます。
2チームに分かれてプレーし、10回以内のパスで相手コートに風船を返します。風船が床に落ちたときや10回を超えてパスをしたときは、相手チームに1点が入ります。
風船を使うため動きがゆっくりで、勢いよく飛んでくる心配がありません。
そのため、運動が苦手な人でも安心して参加でき、チームで協力しながらプレーを楽しめるのが魅力です。
年齢に関係なく楽しめるため、体育館で行うレクリエーションとして最適です。
【大人数向け】体育館のおすすめレクリエーション5選
子供だけでなく、大人にもおすすめの体育館でできるレクリエーションを紹介します。
- しっぽ取り鬼ごっこ
- ブラインドサッカー
- 人間知恵の輪
- 王様じゃんけん
- バースデーチェーン
以下でより詳しく説明するので、大人どうしでレクリエーションをする場合には、これらのなかから選んでみてください。
しっぽ取り鬼ごっこ
しっぽ取り鬼ごっこは、参加者全員が腰にしっぽを付け、それを取り合う白熱の競技です。
ルールは以下のとおりです。
- 参加者は2つのチームに分かれる。
- 各チームは、色分けされたビニールテープをしっぽとしてズボンにつける。(赤チームは赤いテープ、青チームは青いテープなど)
- 合図と同時に、相手チームのしっぽを取りに行く。
- しっぽを取られた人は退場となる。
- 制限時間内に、より多くしっぽを取ったチームの勝ち。
しっぽを取るときに相手のからだに触れたり、しっぽを押さえて取られないようにすると反則負けになります。
体育館内を走り回るだけでなく、チームで作戦を立てて進めることで、より楽しく盛り上がれるレクリエーションです。
ブラインドサッカー
ブラインドサッカーは、体育館などの屋内で行われる、目隠しをして視覚に頼らず音を頼りにプレーするサッカーです。
転がると「シャカシャカ」と音が鳴る特殊なボールを使用し、声をかけ合いながらゴールを目指します。
ルールはフットサルに似ており、相手のゴールにボールを入れると得点になります。
ボールを手で扱わず足で操作する点や、ゴール前に手を使えるゴールキーパーがいる点もフットサルと共通しています。
1チーム6人で構成され、両チーム合わせて12人でプレーします。
1チームには3種類の役割があります。
- フィールドプレーヤー(FP):4人。目隠し(アイマスク)をしてプレーします。
- ゴールキーパー(GK):1人。目が見える人、または弱視の人が担当します。
- ガイド(コーラー):1人。ゴール裏から攻撃の指示を出します。
フィールドプレーヤーがボールを持つと、ガイドがゴール裏から「もう少し前に進んで、左からシュートを打て!」というように具体的な指示を出します。
それを頼りに、ドリブルでボールを運んだりパスを出したり、シュートしたりします。ゴールにボールが入れば得点です。
守備の際にはゴールキーパーが「右側が空いている!」などと声をかけて、フィールドプレーヤーの動きをサポートします。
また、相手選手がボールを奪いに来るときは「ボイ!」と声を出し、お互いの接触を避けるルールがあります。
このように、屋内で視覚に頼らず音や声を頼りにプレーする点が、ブラインドサッカーの特徴です。
通常のサッカーとは大きく感覚が異なり新鮮な気持ちでプレイできるので、体育館でのレクリエーションのひとつとして最適です。
人間知恵の輪
人間知恵の輪は、知恵の輪を人間で再現するようなレクリエーションです。
参加者同士が手をつないで絡まり合い、手を離さずに元の状態に戻すことを目指します。
くぐったりまたいだりしながら、全員で一つの輪を完成させたらゴールです。
遊び方は以下の通りです。
- 5~6人程度が輪になり、両隣以外の人と手をつなぎます。
- 右手と左手は、それぞれ違う人とつなぎましょう。
- 手を離さずに、絡まった状態をくぐったりまたいだりしてほどいていきます。
- 全員で一つの輪になれば成功です。
手のつなぎ方によっては輪が2つに分かれることもありますが、その場合も成功とみなして構いません。
また、どうしても手首をひねらなければいけない場面では、一度その手を放して同じ人と再びつなぎ直しても大丈夫です。
少人数なら気軽に楽しめますが、人数を増やすと難易度が上がり、より頭を使う遊びになります。
体育館など広い場所を使える場合は、大人数で挑戦するのも面白いでしょう。
王様じゃんけん
王様じゃんけんは、体育館や広い場所でできる勝ち抜き型のレクリエーションです。
じゃんけんを使ったシンプルなルールなので、子どもから大人まで誰でも楽しめます。
やり方は以下のとおりです。
- 王様を決める
最初に「王様」役の人を決めます。王様は椅子に座ります。 - 他のプレイヤーは並ぶ
王様以外の人は、向かい合う形で一列に並びます。 - じゃんけん開始
「よーい、スタート!」 の合図で、王様と列の先頭の人がじゃんけんをします。 - 王様が勝った場合
王様が勝った場合、負けた人は列の最後尾に移動します。王様はそのまま椅子に座り、次の人とじゃんけんをします。 - 王様が負けた場合
勝った人が新しい王様になり、負けた王様は列の最後尾に移動します。 - 合図が鳴ったときに王様だった人が勝者
「おしまい!」 の合図がなったときに、イスに座っていた「王様」がゲームの勝者です。
このように非常にシンプルなルールで誰もが楽しめるのが王様じゃんけんです。
シンプルなルールながら、全員が楽しめるゲームです。さらに盛り上げたい場合は、以下のようなルールを追加することもできます。
- 王様に景品を用意する
- 王様が他のプレイヤーに「〇〇の秘密を1つ暴露!」などの命令をできるようにする
工夫次第でいろいろな楽しみ方ができるレクリエーションなので、ぜひ試してみてください。
バースデーチェーン
バースデーチェーンは、声を出さずに身振りや手振りだけで、制限時間内に参加者全員が誕生日順に並ぶシンプルなレクリエーションです。
誕生日順に並ぶのは声で伝えれば非常に簡単ですが、あえて声を出してはいけないルールにすることで、ゲーム性が生まれます。
ゲームがスタートしたら、身振り手振り・ジェスチャー・アイコンタクトなど、あらゆる方法でまわりに誕生日を伝えます。
紙に文字を書いて伝える方法もありますが、制限時間内に終わらせるためにはジェスチャーが効果的です。
例えば、6月生まれの人は指で「6」を示しながら、もう片方の手で「月」を表現します。15日生まれの人は片手で「10」、もう片方で「5」を示して誕生日を伝えます。
このように参加者は動きでコミュニケーションを取る必要があり、実際にやってみるととても盛り上がります。
道具が不要なため、体育館などの広い場所でも簡単に行えます。また、複数のレクリエーションを行う際には、緊張をほぐすアイスブレイクとして取り入れるのもおすすめです。
記事のまとめ
体育館は、天候や季節を気にせずさまざまな活動を楽しめる便利な場所です。
この記事では、少人数から大人数向けまで楽しめる体育館でのレクリエーションを10種類ご紹介しました。
この記事でご紹介したレクリエーションは、どれも特別な道具がなくても、ちょっとした工夫やアイデアで楽しめるものばかりです。
反射神経を鍛える「瞬間移動ゲーム」やバランス感覚が試される「ピンポン玉リレー」、みんなで盛り上がれる「風船バレー」など、参加者の年齢や人数に応じて工夫しながら楽しんでください。
さらに、安心してレクリエーションを楽しむために「レクリエーション傷害保険」を利用するのもおすすめです。
行事中のケガや熱中症、食中毒などを補償する保険で、イベント中はもちろん、行き帰りの途中での事故もカバーします。
保険料は1日1名あたり約29円からと手頃で、ネットで簡単に申し込むことが可能です。
必要に応じて保険も上手に活用しながら、体育館でのレクリエーションを楽しみましょう。