文化祭・学園祭

学園祭での食中毒や事故はイベント・レクリエーション保険で補償しよう

イベント・レクリエーション保険は、学園祭の主催者が加入し、参加者全員を対象とした保険

学園祭での食中毒や事故はイベント・レクリエーション保険で補償しよう

「学園祭でもしケガ人が出たらどうしよう...」

「屋台で食中毒が起きたら、責任問題になるのかな?」

「保険って必要なのかな?どんな種類があるんだろう?」

このようなことでお悩みではありませんか?

学園祭は楽しいイベントですが、事故やケガ、食中毒などのリスクも伴います。そのため、学園祭に備えた保険について詳しく知っておくことが大切です。

この記事では、以下の内容を紹介します。

この記事でわかること

  • 学園祭で起こりうるリスク
  • 学園祭での事故や賠償責任を補償できる2種類の保険
  • おすすめのイベント・レクリエーション保険5選

この記事を読むことで、学園祭に必要な保険について理解が深まり、安心して学園祭を開催・参加できるようになるでしょう。

学園祭の安全を守るために、ぜひこの記事を参考にしてください。

学園祭で起こりうるリスク

学園祭で起こりうるリスク

学園祭では屋台の出店やステージでのパフォーマンスが行われます。

そのため、さまざまな事故やケガが発生するリスクがあります。

例えば、次のようなことが考えられます。

  • 急いで組み立てた屋台の棚が崩れて、商品や調理器具が来場者に落下する。
  • 屋台で提供した焼きそばの具材が十分に加熱されておらず、食中毒が発生する。
  • 長時間の行列待ちで日陰がない場合、熱中症患者が続出する。
  • 急な雨でステージの電子機器がショートし、火災の危険性が生じる。

これらの事故では、学園祭の来場者がケガをする可能性があります。

そのため、もしも参加者がケガをした場合に備えて、賠償責任をカバーできる保険に加入することが大切です。

そうすることで、万が一の事態に備え、安心して学園祭を開催できるでしょう。

学園祭での事故や賠償責任を補償できる2種類の保険

学園祭での事故や賠償責任を補償できる2種類の保険

学園祭で参加者にケガをさせてしまった場合に、多額の賠償責任が発生するリスクがあります。

そのため、賠償責任には保険を活用してしっかりと備えましょう。

事故や賠償責任を補償できる保険には主に「イベント保険」と「レクリエーション保険」の2種類があり、それぞれ特徴が異なります。

ここからはこれら2種類の保険の概要を説明します。学園祭の準備をする際に、どちらの保険が適しているか考えてみましょう。

イベント保険

イベント保険は、学園祭の主催者が加入する保険です。

学園祭中に起こった事故で、主催者が法律上の賠償責任を負う場合に備えることができます。

参加者数に関係なく保険料が一定で、名簿の提出不要で加入できるのが特徴です。

不特定多数の人が参加する大規模イベントなど、リスクが高いイベントの開催には特に適しています。

一般的な補償内容

イベント保険の基本的な補償内容は主に以下の通りです。

  1. 参加者や観客に対する賠償責任
  2. 借りた会場や設備の損壊に対する賠償責任
  3. 食中毒に対する賠償責任(特約で対応)

例えば、会場設備の不備で来場者がケガをした場合や、借りた会場を誤って損壊してしまった場合などが補償の対象となります。

また、保険会社によっては様々な特約が用意されている場合があります。

特約に加入することで、イベントの中止や延期による損失、イベントスタッフのケガ、盗難など、さらに幅広い状況に対応することも可能です。

レクリエーション保険

レクリエーション保険は、学園祭の主催者が加入し、参加者全員を対象とした保険です。

学園祭中に起きたケガなどを補償します。参加者が20人以上で、参加者数や氏名が分かり、名簿の提出が可能な場合に利用できます。

一般的な補償内容

レクリエーション保険は、行事中のケガによる入院や通院を補償します。行事の主催者が加入し、参加者全員が対象です。

例えば、運動会での骨折や野球大会でのケガなどが補償されます。

保険会社によっては、行き帰りのケガも補償対象になる場合があります。

特約付帯で食中毒や熱中症をカバーできるケースも

食中毒や熱中症も補償してくれる、特別なオプション(特約)を付帯できる場合もあります。

食中毒の特約は、学園祭で食べたものが原因で具合が悪くなったときなどに役立ちます。また、熱中症の特約は、日射病や熱射病を補償します。

これらの特約は、イベントの内容や開催する季節に合わせて選ぶとよいでしょう。

おすすめのイベント・レクリエーション保険5選

おすすめのイベント・レクリエーション保険5選

ここではイベント開催時に利用できる、イベント保険・レクリエーション保険を紹介していきます。

ここで紹介するのは以下の5つの保険です。

  • あいおいニッセイ同和損保:レクリエーション傷害保険
  • 三井住友海上:レクリエーション傷害補償プラン
  • 大同火災:レクリェーション傷害保険
  • 損保ジャパン:レクリエーション補償プラン
  • JA共済 - イベント共済

それぞれの保険には特徴があり、活動の内容や規模に合わせて最適なものを選べます。

それでは、各保険の詳しい内容を見ていきましょう。

あいおいニッセイ同和損保:レクリエーション傷害保険

あいおいニッセイ同和損保のレクリエーション傷害保険は、遠足やイベントなどの学校行事やレジャーで、ケガをしてしまった時や熱中症や食中毒で入院・通院が必要になった時などに役立つ保険です。

この保険の魅力は、補償範囲が広いことです。

例えば、集合場所に向かう途中で転んでケガをしてしまっても、この保険でしっかりカバーしてくれます。

さらに、地震や津波などの天災によるケガも追加で補償してくれるので、もしもの時も安心です。

「ネットで簡単!レクリエーション傷害保険」なら、前日23時59分まで申し込みOK

「ネットで簡単!レクリエーション傷害保険」は、行事の前日の23時59分まで申し込みができるので、直前まで参加人数が確定しなくても大丈夫です。

保険料は1日1人あたり100円以下で、お手頃な価格なのも嬉しいポイントです。

プレミアム(約29円)、スタンダード(約50円)、ライト(約75円)の3つのプランから、行事の内容や予算に合わせて最適なプランを選べます。

手軽に申し込めて、補償内容も充実しているので、検討する価値のある保険と言えるでしょう。

ネットで簡単!レクリエーション傷害保険

三井住友海上:レクリエーション傷害補償プラン

三井住友海上のレクリエーション傷害補償プランは、イベント中のケガだけでなく、集合場所への行き帰りも含め、イベント中の事故を幅広く補償します。

契約は、単発のイベント向けの個別契約と、年間を通して複数の行事を開催する場合に便利な年間包括契約の2種類がありますので、開催頻度に合わせて選べます。

保険金は、死亡、後遺障害、入院、手術、通院などがあります。

保険料は参加人数が多いほど割引になり、以下のように活動内容によって3つのランクに分かれています。

ランク 活動例 リスク 保険料(1名・1日あたり)
A ソフトボール、水泳 9円~37円
B マラソン大会、サイクリング 47円~181円
C サッカー、スキー 95円~361円

※保険料は保険金額や団体割引率によって変動

この保険は、イベントなどを企画する方が加入する保険です。

万が一の事故に備えておくことで、参加者も主催者も安心してイベントを楽しめます。

参照:レクリエーション傷害補償プラン | 三井住友海上

大同火災:レクリェーション傷害保険

大同火災のレクリェーション傷害保険は、会社や団体、町内会などが開く様々な行事の参加者を守る保険です。

この保険の主な特徴は以下の通りです。

補償内容 ケガによる入院、通院、死亡保険金など
対象期間 行事の集合から解散まで(追加契約で往復も可)
対象例 野球大会、町内清掃など
必要条件 1日20人以上の参加者(宿泊を伴う行事は対象外)

例えば、スポーツ大会で足を捻挫してしまった時や、遠足中に転んでケガをしてしまった時などに、この保険が役立ちます。

参照:レクリェーション傷害保険 | 大同火災

損保ジャパン:レクリエーション補償プラン

損保ジャパンのレクリエーション補償プランは、いちご狩りや遠足、サッカー、スキーなど、様々なレクリエーション活動に対応した保険です。

補償の対象は、行事の開始から終了までの間に起きたケガです。

また、熱中症になった場合も、「熱中症補償特約」に加入すれば補償の対象になります。

活動内容によって保険料が異なり、予算に合わせて適切なプランを選べます。

具体的な保険料は以下のとおりです。

危険度 料率 行事例
A(低) 30円 いちご狩り、遠足、海水浴
B(中) 150円 運動会、キャンプ、野球
C(高) 300円 サッカー、スキー、ラグビー

契約方式は1回限りの行事には個別契約、年間を通じての行事には年間包括契約の両方を利用できます。

また、参加人数によっては団体割引も適用されるので、大規模な行事の場合はお得になる可能性があります。

参照:レクリエーション補償プランのご案内 | 損保ジャパン日本興亜

JA共済 - イベント共済

JA共済のイベント共済は、地域のイベントを応援する保険です。

もしものケガや事故があった時、イベント主催者も参加者も安心できます。

学園祭で誰かがケガをしてしまったり、イベント中に物を壊してしまったりした場合も、この保険がしっかりサポートします。

保険料は、以下のようにイベントの種類によって変わります。

イベント種類 傷害共済(1人) 賠償責任共済(1人)
バレーボール 18円〜24円 12円〜28.6円
野球・運動会 75円〜90円 12円〜28.6円
みこし 156円〜186円 12円〜28.6円

加入手続きはとても簡単。必要な書類を提出するだけで、すぐに手続きが完了します。

農業関係者以外でも加入できるので、加入したい場合は、お住いの地域のJAに問い合わせてみるとよいでしょう。

参照:イベント共済 | JA共済

記事のまとめ

記事のまとめ

この記事では、学園祭を開催する際に知っておくべき保険について解説しました。

学園祭では、屋台での食中毒や、ステージでの転倒、展示物の破損など、さまざまなリスクが潜んでいます。

これらのリスクに備えるためには、学園祭を主催する際に、イベント保険やレクリエーション保険に加入するのがおすすめです。

教員や生徒のケガや病気と、参加者への損害賠償責任の両方に備えたい場合は、両方の保険に加入するのもよいでしょう。

その上で、必要な特約を有効活用すると、さらに安心できます。

学園祭を安心して開催・参加するためには、学園祭の内容や規模に合った保険を選ぶことが大切です。

この記事で紹介した保険の中から、自分に合ったものを選び、万が一の事態に備えましょう。

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