「小学校のレクリエーションで、みんなが楽しめる室内ゲームって何があるかな?」
「小学校で、雨の日に室内でできるレクリエーションはないだろうか?」
しかし、毎回同じ内容では、小学校の子どもたちも飽きてしまいます。
小学校のレクリエーションでは、バリエーションを増やす工夫が大切です。
そこで、この記事では、小学校で簡単にできて盛り上がるレクリエーションゲームを16個紹介します。
室内向け、屋外向けのレクリエーションをそれぞれ8種類ずつ紹介しているので、状況に合わせてぴったりなものを選べます。
小学校の活動に新しいレクリエーションを取り入れて、子どもたちが楽しく過ごせる時間を増やしましょう。
室内でできるレクリエーション8選

小学校では、外に出られない日に、教室で楽しく過ごすレクリエーションが必要になります。
そこで、小学校の室内でも楽しめるレクリエーションを8つ紹介します。
- 瞬間移動ゲーム
- ハンカチ落とし
- 〇×クイズ
- みんなで答えを合わせるゲーム
- リズム4
- かめかめぴょん
- ポーズ合わせゲーム
- 信号ゲーム
それぞれについて詳しく紹介するので、お気に入りの遊びを見つけてください。
瞬間移動ゲーム
新聞紙で作った棒を使い、反射神経と集中力を競うレクリエーションです。
棒を1人1本持ち、内側を向いて円を作ります。掛け声とともに全員が棒から手を放し、時計回りに1人分移動します。
倒れる前に隣の棒をキャッチできれば成功です。
タイミングがずれてしまうと移動する前に棒が倒れてしまうので、全員の動きを揃えるのがポイントになります。
慣れてきたら、反対回りにする、棒を離した後にジャンプしてキャッチする、目をつぶって移動するなど、ルールを追加すると難易度が上がります。
走るスペースがあれば教室や体育館でもできるので、短い休み時間でも楽しめます。
ハンカチ落とし
少人数でも大人数でも楽しめる、昔ながらの鬼ごっこ遊びです。
- 参加者は円になって座り、鬼を1人決めます。
- 鬼はハンカチを持って円の外を歩き、気づかれないように誰かの後ろにそっと落とします。
- ハンカチを落とされた子が気づかないまま鬼が一周し、その子の背中をタッチできたら、鬼が交代します。
- 一方、ハンカチを落とされた子がすぐに気づいた場合は、立ち上がってハンカチを拾い、鬼を追いかけます。
- 鬼にタッチできたら、鬼はそのまま続行。タッチされる前に元の席に戻れたら、新しい鬼と交代します。
ハンカチを落としたあと、あえてゆっくり歩いて相手を油断させたり、追いつかれる前に早く走って逃げ切ったりと、いろいろな作戦が考えられます。
そのため、プレイヤーそれぞれの性格や考え方が表れやすく、ゲームが盛り上がります。
〇×クイズ
出題される問題に「〇」か「×」で答えるシンプルなレクリエーションです。
床に線を引き、一方を『〇』、もう一方を『×』のエリアに分けます。その後、出題者がクイズを出し、参加者は正解だと思うエリアへ移動します。
全員が同じ答えになるとは限らないので、意外な展開が生まれます。
最後まで残った人が優勝というルールを加えると、より白熱します。
クイズの内容は自由です。
「日本の首都は大阪である(×)」や「シマウマの体には黒と白のしま模様がある(〇)」など、小学校の授業に関連した問題を出すと学びながら楽しめます。
また、遊びながら学ぶことも可能なので、上手に問題を作成すれば小学校のテスト対策や復習にも活用できます。
みんなで答えを合わせるゲーム
出されたお題に対し、全員が同じ答えを出せるか挑戦するゲームです。
1人が出題者となり、「小学校の休み時間によくする遊びは?」などの質問をします。
参加者は答えを考え、タイミングをそろえて一斉に答えます。
全員の答えが一致すれば成功。一人でも違う答えを出してしまったら失敗です。
バラバラになってしまった場合は、なぜ違う答えになったのか話し合うと、意外な発見があるでしょう。
お題の工夫次第で、いろいろな楽しみ方ができます。
たとえば、「2文字の動物といえば?」「冬に人気の食べ物といえば?」など、ジャンルを変えるとバリエーションが広がります。
小学校で行うと、クラスのみんなと仲良くなるきっかけにもなるでしょう。
リズム4
「リズム4」は、リズムに合わせて名前を呼び合うゲームです。
全員で4拍子のリズムを取りながら進めます。
親が3拍目で誰かの名前を呼び、4拍目で1~4の数字を言います。
その数だけ、指名された人がリズムに合わせて自分の名前を言い、次の人を指名します。
リズムを崩したり、回数を間違えたりすると失敗です。
ミスをした人はゲームから抜けるか、罰ゲームをするルールを加えても盛り上がります。
かめかめぴょん
「かめかめぴょん」は、親と同じ指を上げないようにするゲームです。
まず親を1人決めます。親が「かめかめぴょん!」と掛け声をかけたら、全員が片手の指を1本だけ上げます。
このとき、親と同じ指を上げた人が負けとなり、次の親になります。
親が誰とも指をかぶらせなかった場合は、隣の人に交代してゲームを続けます。
みんなが上げそうな指を避けるのがポイントで、人差し指は選ばれやすいため、あえて薬指を上げるなどの選択をすると勝ちやすくなります。
参加人数が多いときは、「親が誰とも指をかぶらせなかったら負け」とするルールを加えると、より緊張感が増して楽しめます。
シンプルですが心理戦が楽しめるので、小学校のレクリエーションでも採用しやすいゲームです。
ポーズ合わせゲーム
出されたお題に対し、全員が同じポーズを取れるか挑戦するレクリエーションです。
「サッカーのポーズ」「忍者のポーズ」などの指示が出たら、参加者は一斉にポーズを決めます。全員のポーズが一致すれば成功ですが、それぞれのイメージが違うと失敗になります。
例えば、「忍者のポーズ」と言われても、ある人は手裏剣を投げる動作をし、別の人は刀を構えるポーズをするかもしれません。
みんなのイメージを揃えることが成功のカギになります。
小学校で行う場合、チーム対抗戦にするとより盛り上がります。
遊びながら発想力やチームワークを鍛えられるレクリエーションです。
信号ゲーム
信号の色に合わせて動く反応レクリエーションです。
「青」は前進、「黄色」は後退、「赤」は停止というルールで、指示を聞きながら進みます。
間違えたらスタート地点に戻り、最後まで間違えずに進んだ人勝ちです。
ルールがシンプルなので、小学校の生徒でも気軽に楽しめます。
遊びながら交通ルールを学べるため、安全教育の一環としても役立ちます。
屋外でできるレクリエーションゲーム8選

ここでは、小学校の屋外で楽しめるレクリエーションを8種類紹介します。
小学校の校庭やグラウンドを活かしたレクリエーションは、思い切り体を動かせるのが魅力です。
休み時間や体育の時間、学級活動など、さまざまな場面で活用できるので、ぜひ試してみてください。
影ふみ鬼
影ふみ鬼は、影を踏むことを目的とした鬼ごっこです。
シンプルなルールですが、太陽の位置や影の動きを意識する必要があり、考えながら楽しめるレクリエーションゲームです。
遊び方は以下の2種類です。
- 他の人の影を踏んだら勝ち。
- 鬼が他の人の影を踏むと、踏まれた人が鬼になる。
特に晴れた日は影がはっきり見えるため、より遊びやすくなります。
シンプルながら工夫次第で盛り上がるレクリエーションです。
火水木(ひみずき)
火水木(ひみずき)は、3つのチームに分かれて遊ぶ鬼ごっこに似たゲームです。
ルールが簡単で、小学校で行うレクリエーションとしても人気があります。
遊び方の手順は以下のとおりです。
- 参加者を「火組」「水組」「木組」の3つのチームに分ける。
- 火は水を追いかけるが、木には捕まえられる。
水は木を追いかけるが、火には捕まえられる。
木は火を追いかけるが、水には捕まえられる。
- 捕まった人は相手の陣地に連れて行かれるが、仲間がタッチすると復活できる。
- 制限時間内に最も多くの相手を捕まえたチームが勝ち。
仲間と助け合う場面が多く、協力する楽しさを味わえます。
ルールがシンプルなので、初めてでもすぐに楽しめるレクリエーションです。
フィールドビンゴ
フィールドビンゴは、自然の中を歩きながら指定されたものを探し、ビンゴカードを埋めていく遊びです。
小学校のレクリエーション活動や自然観察の授業にもぴったりです。
具体的な遊び方は以下のとおりです。
- 事前にビンゴカードを準備する。(例:「カマキリ」「たんぽぽ」「どんぐり」など)
- 参加者は屋外を歩きながら、カードに書かれたものを探す。
- 見つけたら穴を開けたり、チェックを入れる。
- 縦・横・斜めのいずれかがそろったらビンゴ達成。
自然の中で遊びながら、生き物や植物を発見する楽しさを味わえます。
簡単なルールなので、小学校低学年の子どもでも楽しめるでしょう。
人間オセロ
人間オセロは、2つのチームに分かれ、相手チームのメンバーを自分のチームに変えていく遊びです。作戦とチームワークがカギとなるため、戦略的に動くことが求められます。
遊び方は以下のとおりです。
- 地面に大きな四角を描き、全員がその中に入る。
- 参加者を赤チームと白チームに分ける。
- 各チームの動く順番を決める。
- 先攻チームを決めたらゲーム開始。
- 赤と白のプレイヤーが交互に3歩ずつ動く。
- 相手チームの人を両側から挟むと「オセロ!」とコールし、挟まれた人は自分のチームの色に変わる。
- 全員が1回ずつ動いたら、先に動いたチームの最初の人から繰り返す。
- どちらかのチームが1人だけになったら負け。
作戦を考えながら動くため、頭を使うゲームです。
小学校のレクリエーションや体力づくりの時間にも活用できるゲームです。
仲間集めゲーム
仲間集めゲームは、素早く仲間を見つけることがポイントの遊びです。
チーム戦にも個人戦にもできるため、小学校教育のさまざまな場面で活用できます。
- 進行役が「〇〇の仲間を〇人集めて!」と指示を出す。
- 参加者は指示に従い、すばやく仲間を集める。
- 集まれなかった人は脱落、または罰ゲームを受ける。
- 最後まで残った人やチームが勝ち。
例えば、「赤い服の人3人!」や「誕生日の月が同じ人を3人!」といった条件を出すことで、自然と会話が生まれ、みんなで楽しめます。
簡単なルールで誰でも参加しやすく、レクリエーションやチームビルディングにも最適なゲームです。
小学校の行事にも取り入れやすい遊びの一つです。
ねことねずみ
ねことねずみは、反射神経が試される追いかけっこゲームです。
準備なしで楽しめるため、小学校のレクリエーションやイベントにもぴったりです。
- ねこチームとねずみチームに分かれ、それぞれの陣地を決める。中央に境界線を引き、両チームはその境界線を挟んで立つ。
- 進行役の合図で、両チームは少しずつ境界線に近づいていく。
- 進行役が「ねーねーねーねー…ねずみ!」と言ったら、ねずみチームがねこを追いかけてタッチする。
- 逆に「ねーねーねーねー…ねこ!」と言われたら、ねこチームがねずみを追いかける。
- タッチされた人は脱落し、端で応援する。
- 最後まで残った人数が多いチームの勝ち。
慣れてきたら、「ねーねーねーねー…ねこじゃらし!」などのひっかけワードを入れて難易度を上げると、より盛り上がります。
シンプルなルールながらもドキドキ感があり、小学校のレクリエーションとしても楽しめる遊びです。
宝探しゲーム
宝探しゲームは、隠されたアイテムを見つける遊びです。
チームで協力することで、戦略を考えたり、コミュニケーションを深めたりできます。
- 事前に宝(紙やおもちゃなど)を隠す。
- ヒントや地図を用意し、参加者に渡す。
- ヒントを頼りに、隠された宝を探す。
- 先に宝を見つけたチームが勝ち。
宝の隠し方やヒントの難易度を変えることで、年齢やシチュエーションに合わせて遊び方を工夫できます。
小学校のイベントやレクリエーション活動にもぴったりの遊びです。
色鬼
色鬼は、指定された色のものに触れることで鬼から逃げられる鬼ごっこです。
遊び方の手順は以下のとおりです。
- 鬼を1人決め、ほかの参加者は広場や校庭に散らばる。
- 鬼が「〇色!」と叫ぶ。
- 参加者はその色のものを素早く探し、触れることで鬼に捕まらなくなる。
- 色に触れられなかった人は鬼に捕まるとアウト。
- 捕まった人が次の鬼になり、ゲームを繰り返す。
例えば、「赤!」と言われたら、赤い帽子や赤い花、赤い遊具などに素早く触れます。
とっさに色を判断し動く必要があるため、小学校の子どもたちは大盛り上がり。
小学校のレクリエーションとしても手軽に取り入れられます。
まとめ
この記事では、小学校で楽しめるレクリエーションゲームを16種類紹介しました。
室内・屋外どちらでも、子どもたちが盛り上がれる遊びを取り入れることで、より充実した時間を過ごせます。
ぜひ、この記事で紹介したレクリエーションを試して、小学校の子どもたちと楽しい時間を過ごしてください。
ちなみに、レクリエーションを企画する際は、安全面への配慮も欠かせません。
思いきり遊べる環境を整えることで、子どもたちも安心して楽しめます。
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安心して小学校のイベントを楽しむために、活用を検討してみるのもよいでしょう。