フットサルは何人でプレーするの？
試合を始める前に、必要な人数を正しく理解しておくことはとても大切です。
フットサルはサッカーよりも少人数でプレーする競技で、チームワークや瞬時の判断がより求められます。
この記事では、フットサルの試合に必要な人数、ベンチ入りの上限、最低人数のルールまでわかりやすく解説します。
チーム作りや大会参加を考えている方は、人数の目安や注意点をぜひチェックしてください。
そもそもフットサルとはどんなスポーツ？
フットサルは、サッカーを小規模にしたような室内型の球技で、スピード感と技術の高さが特徴です。
国際サッカー連盟（FIFA）が定める正式名称は「Futsal」で、もともとは南米で生まれたスポーツです。
フットサルの大きな特徴の一つが、プレー人数の少なさです。通常のサッカーが11人制なのに対し、フットサルは1チーム5人で構成されます。
この5人の内訳は、フィールドプレイヤー4人とゴールキーパー1人。コートも狭く、攻守の切り替えが早いため、全員が常に関わる展開になります。
少人数でも本格的な試合ができるのが、フットサルの魅力のひとつです。
また、チームの人数が少ないことで、個人のボールタッチ数が増え、技術向上や戦術理解が深まるとも言われています。
フットサルは子どもから大人まで楽しめる競技であり、学校教育や地域のクラブ活動でも広く取り入れられています。
フットサルの試合は何人で行う？
フットサルの試合では、チームの人数構成を理解することが基本中の基本です。
サッカーのように11人も必要ないため、気軽に始められる点が魅力ですが、公式ルールでは厳密に人数が定められています。
ここでは、試合に出場できる人数やカテゴリーごとの違い、そして試合が成立するための条件を詳しく解説します。
フットサルは1チーム5人制
フットサルの試合は、1チーム5人で構成されます。内訳はフィールドプレイヤー4人とゴールキーパー1人です。
つまり、コート上には常に10人（5人×2チーム）がプレーしている状態になります。
少人数ながらも全員が攻守に関わるため、集中力とチームワークが非常に重要です。
さらに、試合時間が短く展開も早いため、体力的にも戦術的にも緊張感のあるゲームが繰り広げられます。
各選手が攻守の両面で貢献する必要があり、個々の判断力とチーム連携が勝敗を左右します。
カテゴリーごとの人数ルール
公式ルールでは5人制が原則ですが、ジュニアやエンジョイ大会などでは4人制が採用されることもあります。
大会や年齢、男女の区分によってもルールが異なるため、出場前に確認しておくことが大切です。
| カテゴリー | 人数ルール | 補足 |
|---|---|---|
| 一般（成人） | 5人制（フィールド4人＋GK1人） | 公式大会・社会人リーグで採用 |
| ジュニア（小学生） | 4〜5人制 | 体格や安全面を考慮して調整される |
| 女子カテゴリー | 4〜5人制 | 大会主催者のルールによって変動 |
| エンジョイ大会 | 主催者ルールによる | 4人制ミニコートなど柔軟に運用 |
大会や地域によってルールが異なる点は要注意です。
特にジュニアやミックス大会では、初心者も安全にプレーできるように人数やルールを調整しているケースが多いです。
試合成立に必要な条件
試合の開始時には、必ずゴールキーパーを含む5人がそろっている必要があります。
人数が不足した場合、試合開始ができないか、没収試合として扱われることがあります。
最低3人がそろえば試合は成立しますが、極めて不利な状況になるため、実質的には5人を確保しておくのが前提です。
社会人チームなどでは当日の欠席が発生することもあるため、交代要員を含めて7〜8人を目安にメンバーを準備しておくと安心です。
次章では、その「ベンチ入り人数」と「交代ルール」について詳しく見ていきます。
ベンチ入り・交代可能人数のルール
フットサルの魅力のひとつは、試合中の交代が自由に行えることです。
少人数でプレーするため、1人の体力負担が大きくなりますが、交代ルールを上手に活用すればチーム全体でリズムを保つことができます。
ここでは、ベンチ入りできる人数の上限と、交代のタイミングや方法について詳しく解説します。
ベンチ入りできる人数の上限
公式ルールでは、1チームあたり最大7人までベンチ入りが認められています。
つまり、試合に出場する5人に加えて、7人まで控え選手として登録できるということです。
このため、チーム全体では最大12人まで登録できる仕組みになります。
| 項目 | 人数 | 備考 |
|---|---|---|
| 試合出場（コート上） | 5人 | フィールドプレイヤー4人＋GK1人 |
| ベンチ入り可能 | 最大7人 | 自由交代制により入れ替え可 |
| チーム登録上限 | 12人 | 大会やリーグにより変動あり |
ベンチ入り人数が多いほど戦略の幅が広がり、試合中の対応力も高まるため、できるだけフルメンバーで挑むことが理想的です。
交代ルールと注意点
フットサルでは「フライングサブスティテューション（自由交代制）」が採用されています。
これは、ボールがインプレーの状態でも選手交代が可能というルールです。
ただし、交代エリア（自チームベンチ前）を使い、交代する選手が完全にコートの外に出てから次の選手が入らなければなりません。
交代ミス（早すぎる入場）は反則となり、相手に間接フリーキックが与えられるので注意が必要です。
また、ゴールキーパーも交代可能で、状況に応じて「パワープレイ（攻撃的GK交代）」を行うこともあります。
この戦術は終盤の得点狙いとして多くのチームが活用しています。
交代戦略のポイント
交代は単なる休憩ではなく、戦術の一部です。
- 疲労した選手を早めに交代してテンポを維持する
- 守備力やスピードのある選手を局面で投入する
- パワープレー時にはキーパーを攻撃的選手に変更
このように、交代を上手く使うことでチームのパフォーマンスを最大化できます。
1〜2分ごとの短いローテーションが理想的とされ、フットサルでは体力管理も重要な戦術要素となっています。
ベンチ入りや交代ルールを理解することで、選手全員が常にベストパフォーマンスを発揮できます。
交代自由制を活かすことで、戦術の幅を広げ、試合展開をコントロールすることが可能です。
次章では、試合が成立する最低人数と、人数が足りない場合の対応方法について解説します。
試合が成立する最低人数は3人！
フットサルの試合は、開始時点で規定の人数がそろっていなければ成立しません。
チーム人数のルールは一見シンプルですが、実際には「最低限そろっていればいい」のか「途中で減った場合どうなるのか」など、細かな条件があります。
ここでは、試合を成立させるために必要な人数と、人数不足時の扱いについて詳しく解説します。
最低3人いれば試合は成立する
フットサル競技規則では、試合を成立させるためには「最低3人の選手」が必要と定められています。
この3人には、ゴールキーパーを含む必要があります。
3人を下回った場合、試合は不成立となり、没収試合扱いになるのが一般的です。
例えば、試合開始時に2人しかいなかったり、退場者が続いて3人未満になった場合、審判が試合を中止することがあります。
このルールは安全性を確保するためでもあり、人数が少なすぎると競技性や公平性が保てないためです。
そのため、チームは常に「最低5人＋控え数名」を確保しておくことが推奨されます。
人数が減ってしまった場合の対応
試合中に退場やケガが発生しても、試合は続行可能です。ただし、出場選手が3人を下回った時点で試合は打ち切りになります。
- 4人でプレーしていて1人が退場 → 試合続行可（4人→3人）
- 3人でプレーしていて1人が退場または負傷 → 試合終了（不成立）
- GKが退場の場合 → 他の選手が代わりにGKを務める
途中退場が起きた場合も、控え選手がいればすぐに交代可能です。
ただし、退場した選手の代わりをすぐに出すことはできず、一定時間（2分間）の経過後に別の選手を入れるルールが適用されます。
これは「退場選手に対するチーム全体のペナルティ」として設けられています。
人数不足による没収試合の扱い
もしチームが人数不足で試合開始できない、あるいは試合途中で3人を下回った場合、その試合は没収扱いとなります。
公式戦では、没収となったチームに「0-5」の敗戦スコアがつけられるケースが一般的です。
社会人リーグや地域大会では、人数不足が続くと出場停止やペナルティを受けることもあるため注意が必要です。
このような事態を防ぐためには、試合前にメンバーを確定し、予備登録を活用しておくことが重要です。
大会によっては「代替選手の当日登録」が認められている場合もあります。
チーム運営者は、リーグ規約や大会要項を必ず事前に確認しましょう。
チーム全体で必要な人数の目安は？
フットサルでは、試合出場人数だけでなく、チーム全体としてどのくらいの人数を確保すべきかを考えることも重要です。
社会人リーグや地域大会に参加する場合、選手交代や欠席リスクを踏まえた人数編成が求められます。
ここでは、チームを安定的に運営するために必要な人数の目安と、ポジションごとのバランスについて解説します。
理想的なチーム人数は10〜12人
フットサルは1チーム5人でプレーしますが、控え選手を含めて10〜12人の構成が理想的とされています。
この人数であれば、交代をうまく回しながら常にベストメンバーを維持できます。
10人を下回ると交代の自由度が減り、体力的な負担が大きくなるため、継続的な活動が難しくなります。
| チーム規模 | おすすめ構成人数 | 特徴 |
|---|---|---|
| 最小限で活動 | 7〜8人 | ギリギリ試合が成立する人数。欠席リスクあり。 |
| 安定運営型 | 10〜12人 | 交代がスムーズでバランスが良い。 |
| 大会常連・上位狙い | 13〜15人 | 戦術的交代・パワープレー対応も可能。 |
一般的な社会人チームでは、10人前後が最も運営しやすい規模です。
参加率が高いメンバーを中心に、必要に応じて助っ人や登録外メンバーを加えるケースもあります。
ポジションごとのバランスを考える
フットサルではポジションの役割が流動的ですが、バランスを意識した構成が必要です。
- ゴールキーパー：1〜2人（交代または緊急時用）
- 固定（ディフェンダー）：2〜3人
- アラ（サイドプレイヤー）：3〜4人
- ピヴォ（ストライカー）：2〜3人
GKを1人しか登録していないと、ケガや退場時にリスクが生じます。
特にGKとピヴォは代えが効きにくいため、2人ずつ確保しておくのが理想です。
チーム全体の役割を分散させておくことで、安定感のあるプレーが期待できます。
チーム人数を決めるときのポイント
実際にチームを作る際は、以下の点を考慮すると良いでしょう。
- 平均出席率（社会人は週末に集まりにくい）
- 大会出場時の登録上限（12〜14人が多い）
- ポジションのバランスと得意分野
- 練習・試合日程に合わせたメンバー構成
チーム人数の最適化は「戦術＋運営」の両面から考えることが大切です。
人数が多すぎても試合機会が減り、少なすぎても負担が増えるため、活動目的に合った規模を選びましょう。
練習や大会形式による人数の違い
フットサルは、試合の種類や目的によって必要な人数が変わるのも特徴です。
大会ごとに登録上限が異なるほか、練習のときは人数がそろわないこともあります。
ここでは、練習試合・地域大会・クラブ活動など、状況に応じた人数構成の目安を紹介します。
練習試合・ミニゲームの人数構成
練習やエンジョイ目的のミニゲームでは、参加者の人数に合わせて柔軟に試合形式を変えることができます。
最も多いのは「4対4」や「3対3」の形式で、狭いスペースでも実践的なプレー練習が可能です。
| 形式 | 人数 | 特徴 |
|---|---|---|
| 3対3（GKなし） | 6人 | 狭いコートで技術向上に最適 |
| 4対4 | 8人 | ゲーム性が高く、チーム練習に向く |
| 5対5（公式形式） | 10人 | 試合感覚を養う本格的な形式 |
少人数でも楽しめるのがフットサルの魅力です。人数が足りないときは、コートサイズを小さくすることでテンポの良い練習が可能になります。
大会やリーグ戦での登録人数
公式大会では、出場登録できる人数がルールで定められています。
多くの大会では「最大12人まで登録可」となっており、5人が出場、7人がベンチ入りするのが一般的です。
大会によっては追加登録や当日変更ができない場合もあるため、事前の確認が欠かせません。
- 地域リーグ：登録上限12人前後
- 全日本フットサル選手権：登録14人（うち試合出場12人）
- 学生大会・社会人大会：大会規定により異なる
リーグ戦では長期的な活動になるため、故障やスケジュールを考慮した控えメンバーの確保もポイントです。
学校・クラブ・企業チームでの人数構成
フットサルは年齢層や組織によって運営スタイルが異なります。
それぞれの特徴を理解して、最適な人数バランスを整えましょう。
| チーム種別 | 平均人数 | 特徴 |
|---|---|---|
| 学校（中高・大学） | 15〜20人 | 部員数が多く、交代やポジション練習が容易 |
| 地域クラブ | 10〜12人 | 試合・練習の両立がしやすい |
| 企業・社会人チーム | 8〜10人 | 勤務スケジュールに合わせた活動が中心 |
チームの性格や目的に合わせて柔軟に人数を設定できるのが、フットサルの大きな利点です。
無理にフルメンバーを集める必要はなく、状況に応じてゲーム形式を調整することで、少人数でも十分に競技性を保てます。
審判・運営スタッフの人数もチェック
フットサルの試合を成立させるには、選手だけでなく審判や運営スタッフの存在も欠かせません。
特に公式大会やリーグ戦では、複数の審判が役割を分担して試合の公平性を保ちます。
ここでは、審判員の配置や運営スタッフの人数について紹介します。
フットサルの審判員構成
公式戦のフットサルでは、基本的に2人の審判が同時に試合を担当します。
1人は「主審」、もう1人は「第2審判」と呼ばれ、コートの両側からプレーを見守ります。
2人制によって、狭いコート内のすべてのプレーを死角なくカバーできる仕組みです。
| 役職 | 人数 | 主な役割 |
|---|---|---|
| 主審（Referee） | 1人 | 試合全体の統括、ルール適用、キックオフの進行 |
| 第2審判（Second Referee） | 1人 | 主審の補助、反対側からの視認、ファウル判定 |
| 第3審判（Third Referee） | 1人（大会により） | ベンチ管理、交代監視、選手の出入り確認 |
| タイムキーパー | 1人 | 試合時間・タイムアウト・ファウルカウントの管理 |
主審と第2審判は必須ですが、大会規模によっては第3審判やタイムキーパーが加わる場合もあります。
特に全国大会やプロリーグでは、審判チームとして4人体制で試合を進行します。
小規模大会やエンジョイマッチでの運営体制
地域のフットサル大会やスクールイベントでは、すべての審判を配置できないこともあります。
その場合、1人の主審が兼任したり、タイマー管理を運営スタッフが行う形式も一般的です。
安全性と公平性を確保するためには、最低1人の主審を置くことが推奨されます。
また、試合の進行をスムーズにするために、以下のようなサポート役も欠かせません。
- 記録係：得点・ファウル・タイムアウトの記録
- コート管理：ボール補充や備品準備
- 大会運営スタッフ：試合スケジュールの進行
エンジョイ大会では、選手が交代で審判を務めるセルフジャッジ形式も増えています。
特にフレンドリーマッチでは、ルールの厳密さよりも「全員で楽しむ」ことが重視されます。
審判と運営スタッフが連携してこそ、安全でスムーズな試合運営が可能になります。
選手もルールを理解して協力することで、トラブルや不公平な状況を防げます。
審判・選手・スタッフが一体となってフェアプレーを実現することが、フットサルの基本精神です。
人数が足りない時の工夫・対策
フットサルは少人数でプレーできるとはいえ、5人が集まらないと試合が成立しません。
社会人チームや学生サークルでは、仕事・学校の都合でメンバーが足りないことも珍しくありません。
ここでは、人数不足の際にチームが取れる現実的な対策や工夫を紹介します。
代替メンバー・助っ人の活用
最も一般的な対策は「助っ人プレイヤー」を招く方法です。
同じリーグや地域の仲間、知人を臨時で呼ぶことで、人数を補うことができます。
助っ人参加は大会によってルールが異なるため、事前に規定を確認しておくことが重要です。
| 試合種別 | 助っ人参加の可否 | 補足 |
|---|---|---|
| 公式戦 | 不可（登録選手のみ） | 大会規定で厳格に管理される |
| エンジョイ大会 | 大会運営側の了承があれば可 | レベルや大会目的により柔軟 |
| 練習試合 | 自由参加OK | 事前申告またはチーム代表者の了承のみ必要 |
助っ人を呼ぶ場合は、できるだけ事前にチームの戦術やポジションを共有しておくとスムーズです。
特にGKは専門性が高いため、急な代役を見つけにくいポジションです。
少人数でもできる練習メニュー
人数が足りない日でも、練習を中止する必要はありません。
3人や4人でも、基礎技術やチーム連携を磨くメニューを組むことが可能です。
人数が少ない日は「質を高める練習」に切り替えるのがポイントです。
- 1対1、2対2のポゼッション練習（判断力とフィジカル強化）
- 3対3のミニゲーム（スペース管理とカバーリング練習）
- シュート練習＋キーパー練習（連携と反応スピード向上）
- セットプレー確認（人数が少なくても実施可能）
このように、限られた人数でもチーム力を維持できるメニューを工夫することで、活動を継続できます。
人が集まらないチームの共通点と対策
人数不足が慢性化しているチームにはいくつかの共通点があります。
- 連絡手段が統一されていない（出欠確認が遅れる）
- 活動頻度が不規則（モチベーションが続かない）
- メンバーの役割分担が不明確
- チーム内の雰囲気が悪化して離脱者が出る
これらを改善するには、運営体制を整えることが第一歩です。
出欠管理アプリやSNSグループを活用し、参加率を見える化することで、チーム全体の意識が変わります。
また、代表や主将が一方的に負担を背負わないよう、練習担当・会計・連絡係などを分担してチームを支える仕組みを作りましょう。
人数確保を安定させる仕組み
長期的にチームを運営していくためには、定期的なリクルートも欠かせません。
地域のフットサル施設やSNSを通じて、新規メンバーを募集するのも効果的です。
- フットサル施設の掲示板・公式LINEでの募集
- X（旧Twitter）・Instagram・掲示板サイトへの投稿
- 知人紹介制度を設ける（紹介者に特典を用意）
- ビギナー向けの練習会を定期開催
メンバー募集を「常にオープン」にしておくと、欠員時にも対応しやすいです。
人数不足を恐れず、柔軟にチーム運営を続けることが、長期的に活動を維持するコツといえます。
フットサル人数に関するよくある質問（FAQ）
最後に、フットサルの人数に関してよく寄せられる質問をまとめました。
公式戦・練習・エンジョイ大会など、状況によってルールが異なる部分も多いため、実際の運営や参加前に確認しておくと安心です。
Q1：社会人リーグでは何人まで登録できますか？
多くの社会人リーグでは、1チームあたり最大12人まで登録できます。
大会によっては14人登録が可能な場合もありますが、実際の試合に出場できるのは12人までというケースが一般的です。
また、登録選手の入れ替えができるのは大会期間中の指定日までに限られることが多いため、リーグ開始前に名簿を確定させておきましょう。
Q2：5人以上で試合に出てもいいですか？
いいえ。フットサルの公式ルールでは、1チーム5人までしか出場できません。
6人以上が同時にコートに立つと反則（人数超過）となり、相手ボールの間接フリーキックで再開されます。
選手交代は自由にできますが、同時に出場できる人数は5人までです。
ただし、エンジョイ大会やスクールイベントでは、特別ルールとして「6人制」などが採用される場合もあります。
Q3：女性が混ざっても問題ありませんか？
もちろん問題ありません。
フットサルは男女混合（ミックス）でも楽しめる競技で、ミックスリーグやエンジョイクラスの大会も全国各地で開催されています。
ただし、ミックス大会では「女性が最低1人は出場していること」「男性のシュート制限」など、独自ルールが設定されることがあります。
安全性と公平性を重視したルールが多いため、事前に大会要項を確認しておきましょう。
Q4：公式戦とエンジョイ大会の人数ルールの違いは？
公式戦はFIFA・JFAが定めるルールに基づいて行われ、厳密に5人制（最低3人）で進行します。
一方、エンジョイ大会や地域イベントでは、参加しやすさを重視してルールが柔軟に設定されています。
| 大会形式 | 出場人数 | 特徴 |
|---|---|---|
| 公式戦 | 5人（最低3人） | 国際・全国・地域リーグで統一 |
| エンジョイ大会 | 4〜6人（主催者ルールによる） | 初心者・ミックス層に人気 |
| スクールイベント | 3〜5人 | 技術練習や体験目的が中心 |
どの大会でも共通して言えるのは、「試合の安全性と公平性を守ること」が最優先という点です。
ルールの柔軟性を理解しながら、目的に合った大会を選びましょう。
まとめ
フットサルは、少人数でも本格的に楽しめるスポーツです。
基本は1チーム5人、最低3人で試合が成立します。
交代は自由で、ベンチ入りは最大7人まで可能です。
ルールを正しく理解すれば、安全かつ戦略的にプレーを楽しめるのがフットサルの魅力です。
チーム人数の計画をしっかり立てて、仲間と一緒にフェアで熱い試合を楽しみましょう。
