大手通信会社のドコモは、スポーツやレジャーでの事故・ケガに備える「スポーツ・レジャー保険」を提供していました。
しかし「スポーツ・レジャー保険」は現在では新規申込みの受付を終了しており、加入することができない状況となっています。
レジャー保険に加入したい方は、ほかの方法を検討するしかありません。
この記事では、ドコモの「スポーツ・レジャー保険」の新規申込み受付終了の詳細や、代替案となる保険商品について解説します。
スポーツやレジャーでのリスクに備えたい方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
ドコモのワンタイム保険は2022年5月をもって新規申込みの受付を終了
大手通信会社のドコモでは、以前まで「ドコモワンタイム保険 スポーツ・レジャー保険」という商品を取り扱っていました。
スキーやテニスなどのスポーツで他人にケガをさせてしまったり、登山中に転んでケガをしてしまったりしたときに補償が受けられる商品でした。
しかしドコモワンタイム保険は、商品リニューアルのために2022年5月25日をもって新規申込みの受付を終了しています。
新規で加入することはできないため注意が必要です。
ただし、レジャー保険はリニューアル後に販売再開が予定されています。
ドコモワンタイム保険のレジャー保険を契約したい場合は、リニューアル終了を待ちましょう。
【代替案】ドコモが取扱代理店となっている「アウトドア保険」とは
ドコモワンタイム保険のレジャー保険は新規申込みができない状況ですが、ドコモが取扱代理店となっている「アウトドア保険」は加入できます。
申込みから支払いまでスマホで完結できるため、気軽に契約できる点が魅力です。
特長
ドコモが取り扱う「アウトドア保険」の特長として、以下の3点が挙げられます。
- 自分に合ったプランを選べる
- アウトドア以外の日常生活も補償の対象
- dアカウントを使って簡単に申し込める
アウトドア保険は「ライトプラン」「スタンダードプラン」「プレミアムプラン」の3つのプランから選択可能です。
保険料と補償内容のバランスを比べながら、自分のニーズに合った契約プランを決められます。
また、アウトドア以外の日常生活も補償の対象となります。
普段の生活での事故やケガにもしっかりと備えられる点も魅力です。
また、dアカウントを持っている場合は3ステップで簡単に申し込めます。
スマホから手軽に申し込める点も「アウトドア保険」に契約するメリットです。
補償内容
アウトドア保険の補償内容は以下の通りです。
- 救援者費用
- 個人賠償責任
- 死亡・後遺障害
- 入院日額
- 通院日額
- 携行品
ただし、上記の補償内容はプランによって受けられなかったり、補償金額が異なっていたりします。
アウトドア保険に加入する際は、事前にプランごとの補償内容を確認しておきましょう。
ドコモ以外のレジャー保険を検討するのもおすすめ
レジャー・スポーツでのリスクに備えるレジャー保険は、ドコモ以外からも提供されています。
レジャー保険に加入したい場合は、ドコモ以外の商品を検討するのもおすすめです。
レジャー保険の選び方
レジャー保険を選ぶ際、以下の3つのポイントに注目して選びましょう。
注目ポイント
- 補償期間
- 契約プラン
- 補償の重複
それぞれのポイントを解説していきます。
補償期間
レジャー保険は、1日単位・1年単位など補償期間が商品ごとに異なります。
レジャーやスポーツを楽しむ頻度に合わせ、適切な補償期間を選ぶことが大切です。
例えば毎週のように釣りやゴルフを楽しむ人の場合、1年単位のレジャー保険で手厚い補償を受けた方が良いでしょう。
一方、年に1〜2回程度レジャーを楽しむのであれば、手頃な保険料で加入できる1日単位のレジャー保険がおすすめです。
ご自身がどれくらいの頻度でレジャー・スポーツを楽しむのか考えて、補償期間を決めましょう。
契約プラン
レジャー保険には、さまざまなレジャー・スポーツの種類に特化したプランがあります。
「ゴルフ向けプラン」「スキー・スノボ向けプラン」「登山向けプラン」などがあるため、自分が楽しむレジャー・スポーツに合った商品を選びましょう。
例えばゴルフ向けプランは、ゴルフでのケガや携行品の破損だけでなく、ホールインワン・アルバトロスを達成したときの費用が補償されることがあります。
レジャー全般が補償されるタイプでは受けられない補償内容もあるため、ゴルフ好きな方におすすめのプランです。
契約プランごとの補償内容をチェックし、自分に合ったプランを選びましょう。
補償の重複
レジャー保険に加入する際、すでに加入している保険と補償が重複していないか確認しましょう。
補償が重複していると、どちらか一方しか保険金を受け取れない可能性があるため注意が必要です。
例えば、他人にケガを負わせてしまったときの「個人賠償責任」の補償は、火災保険や自動車保険などに含まれているケースが多いです。
また、万が一ケガをしてしまったときの補償も、医療保険でカバーできる可能性があります。
レジャー保険の契約をする前に、現時点で加入している保険の補償内容を確認しましょう。
簡単に加入できる!おすすめレジャー保険を紹介
ドコモ以外の保険会社から提供されているレジャー保険として、以下の2商品がおすすめです。
おすすめレジャー保険
- au損保:ケガの保険 日常の事故
- 三井住友海上:1DAYレジャー保険(24時間単位型総合生活補償保険)
各商品の特長と補償内容について解説します。
au損保:ケガの保険 日常の事故
「ケガの保険 日常の事故」は、au損保が提供しているレジャー保険です。
1年単位で補償が受けられるタイプの商品で、レジャーやスポーツ、日常生活でのアクシデントに備えることができます。
特長
「ケガの保険 日常の事故」の特長として、以下の3点が挙げられます。
- レジャーやスポーツ、日常生活でのさまざまなケースで補償が受けられる
- 法律上の損害賠償責任を負った事故も補償される
- 加害者になったときに相手側と交渉する「示談代行サービス」も付いてくる
「ケガの保険 日常の事故」では、ハイキング中の転倒やゴルフ中のケガだけでなく、普段自宅でケガをしたり、熱中症にかかったりしたときも補償を受けられます。
さまざまなケースでの補償をオールシーズン受けられるため安心です。
また、事故などで加害者になってしまったときに相手側と交渉してくれる「示談代行サービス」も付いてきます。
専門のスタッフが間に入ってくれるため、安心して交渉を進められます。
補償内容
「ケガの保険 日常の事故」は、以下の補償が受けられます。
- 死亡・後遺障害
- 入院一時金
- 入院保険金日額
- 手術保険金
- 通院保険金日額
- 熱中症補償
- 個人賠償責任
- 示談代行サービス
- 携行品損害
- 救援者費用等
ただし、コースによっては補償が受けられなかったり、補償金額が異なったりするケースがあるため、事前に確認しておきましょう。
さらに詳しく
三井住友海上:1DAYレジャー保険(24時間単位型総合生活補償保険)
「1DAYレジャー保険」は、三井住友海上が提供しているレジャー保険です。
1日単位で加入できる商品であるため、特定の日のレジャー・スポーツでのリスクに備えたい方におすすめの商品です。
特長
「1DAYレジャー保険」の特長として、以下の3点が挙げられます。
- レジャーの種類に特化したプランが用意されている
- 保険料1日500円から契約できる
- スマートフォンから簡単に契約できる
「1DAYレジャー保険」は、「ゴルフ向けプラン」「スキー・スノボ向けプラン」「ハイキング・軽登山向けプラン」「レジャー全般プラン」が用意されています。
自分が楽しむレジャー・スポーツの種類に合わせてプランを選べる点が魅力です。
また、保険料は1日500円からと安い点も「1DAYレジャー保険」のメリットとして挙げられます。
手頃な保険料でスポーツやレジャーでのリスクに備えたい方におすすめです。
補償内容
「1DAYレジャー保険」は、主に以下のような補償が受けられます。
- 傷害死亡保険金
- 傷害入院時一時保険金
- 骨折時一時保険金
- 日常生活賠償保険金
- ゴルフ賠償責任保険金
- 救援者費用等保険金
- ホールインワン・アルバトロス費用保険金
ただし契約するプランによって補償内容が異なるため、事前にプランの内容を確認しておきましょう。
さらに詳しく
記事まとめ
ドコモが以前提供していた「ドコモワンタイム保険 スポーツ・レジャー保険」は、新規申込みの受付が終了しています。
ドコモでレジャー保険に契約したい方は「アウトドア保険」がおすすめです。
また、ドコモ以外から提供されているレジャー保険も数多くあります。
本記事でご紹介したレジャー保険の選び方やおすすめの商品を参考に、ご自身に合ったレジャー保険を選びましょう。