団体で行事やイベントを開催する際、主催者として参加者の万が一の事態が気になるもの……。
ケガや事故のリスクに対応するために、レクリエーション保険に加入するケースも多いです。
しかし、いろいろな保険会社からレクリエーション保険が販売されているため、どの保険に加入すべきなのか判断できずに困ってしまうこともあるでしょう。
そこで本記事では、人気のレクリエーション保険の情報をまとめて紹介します。
6つの保険の内容を比較しながら、自分たちの希望にあうレクリエーション保険を探してみましょう。
人気のレクリエーション保険6選
今回は、以下6つのレクリエーション保険を比較していきます。
6つのレクリエーション保険
- 損保ジャパン:レクリエーション補償プラン
- 三井住友海上:レクリエーション傷害補償プラン
- 東京海上日動:レクリェーション災害補償プラン
- AIG保険:レクリエーション傷害保険
- JA共済(農協):イベント共済
- あいおいニッセイ同和損保:レクリエーション傷害保険
それでは各レクリエーション保険の補償内容や保険料、加入条件などをチェックしていきましょう。
補償内容を比較
まずは人気があるレクリエーション保険の補償内容を比較してみましょう。以下に基本契約の補償内容をまとめています。
保険商品 | 補償内容 |
---|---|
損保ジャパン:レクリエーション補償プラン | 死亡保険金、後遺障害保険金、入院保険金、手術保険金、通院保険金 |
三井住友海上:レクリエーション傷害補償プラン | 死亡保険金、後遺障害保険金、入院保険金、手術保険金、通院保険金 |
東京海上日動:レクリェーション災害補償プラン | 死亡保険金、後遺障害保険金、入院保険金、手術保険金、通院保険金、賠償責任保険(損害賠償金、損害防止軽減費用、緊急措置費用など) |
AIG保険:レクリエーション傷害保険 | 死亡保険金、後遺障害保険金、入院保険金、手術保険金、通院保険金 |
JA共済(農協):イベント共済 | 死亡共済金、後遺障害共済金、重度後遺障害費用共済金、部位・症状別治療共済金 |
あいおいニッセイ同和損保:レクリエーション傷害保険 | 死亡保険金、後遺障害保険金、入院保険金、手術保険金、通院保険金 |
レクリエーション保険は傷害保険の一種で、死亡保険金、後遺障害保険金、入院保険金、手術保険金、通院保険金が基本補償となっていることが多いです。
一方、東京海上日動のレクリエーション保険は傷害保険だけでなく、賠償責任保険もセットになっています。
そのため、行事・イベント中に施設や第三者に損害・傷害が発生した場合に、損害賠償金や緊急措置費用などが支払われる可能性があります。
また、保険会社によっては基本補償への特約の付帯が可能です。例えば、三井住友海上のレクリエーション保険の場合、以下のような特約が用意されています。
- 天災危険補償特約
- 食中毒補償特約
- 熱中症危険補償特約
AIG損保の場合は、以下の特約を基本補償に付帯可能です。
- 細菌性食中毒補償特約
- 熱中症危険補償特約
このように保険会社によって付帯できる特約が変わってくるため、契約の際は担当者に確認したり、公式サイト・パンフレットをチェックしたりしてよく比較するのがポイントです。
人気のレクリエーション保険の保険料を比較
続いて、保険料を比較します。
保険商品 | 保険料 |
---|---|
損保ジャパン:レクリエーション補償プラン | 30円~ |
三井住友海上:レクリエーション傷害補償プラン | 9円~ |
東京海上日動:レクリェーション災害補償プラン | 24円~ |
AIG保険:レクリエーション傷害保険 | 32円~ |
JA共済(農協):イベント共済 | 24円~ |
あいおいニッセイ同和損保:レクリエーション傷害保険 | パンフレットに記載なし。販売店に要確認。 |
※いずれも団体割引を適用しない場合
上表からレクリエーションは数十円ほどから契約できることが分かります。
各社とも団体割引を用意しているので、行事・イベントの参加人数によってはもう少し保険料を抑えることができるでしょう。
団体割引の適用内容や条件は保険会社や実施する行事・イベントの種類、参加者の人数によって変わってきます。
加入条件(参加者の人数)を比較
レクリエーション保険は加入条件として、開催する行事・イベントの参加者の人数を制限していることがほとんどです。
以下に人気があるレクリエーション保険の加入条件をまとめたので、確認してみましょう。
保険商品 | 加入できる参加者人数 |
---|---|
損保ジャパン:レクリエーション補償プラン | 20名以上から |
三井住友海上:レクリエーション傷害補償プラン | 20名以上から |
東京海上日動:レクリェーション災害補償プラン | 45名以上から |
AIG保険:レクリエーション傷害保険 | 10名以上から |
JA共済(農協):イベント共済 | 10名以上から |
あいおいニッセイ同和損保:レクリエーション傷害保険 | 20名以上から |
上表から、レクリエーション保険に加入するためには基本的に20名以上の参加者が必要であることがわかります。
AIG保険、JA共済(農協)のレクリエーション保険であれば10名以上で加入できますが、レクリエーション保険の選択の幅を考えるなら参加者は最低でも20名以上集めることがポイントになるといえるでしょう。
まとめ
行事やイベントの際に参加者を補償できるレクリエーション保険は、いろいろな保険会社から販売されています。
人気がある商品でも補償内容や保険料などに違いがあるので、情報を比較したうえで契約者の希望や開催するイベント・行事に最適なものを見つけてみてください。
-
人気のレクリエーション保険を補償と加入条件で比較!1日・少人数も加入OK
この記事はこんな方におすすめ! レクリエーション保険の契約条件を比較したい人 どのレクリエーション保険を選ぶべきか悩んでいる人 レクリエーション保険を比較するポイントが分からない人 団体で遠足や野球大 ...
続きを見る