「どのレクリエーション保険を選べばよいか分からない」
「保険会社によって補償内容が異なるため比較しにくい」
レクリエーション保険への加入を検討している方にとって、これらはよくある悩みではないでしょうか?
各保険会社のパンフレットには補償内容が記載されていますが、情報量が多く、内容を把握するのは難しい場合が多いです。
そこでこの記事では、主要な保険会社のレクリエーション保険について、パンフレットやカタログの内容を分かりやすくまとめています。
保険選びのポイントや各社の違いを比較できるので、この記事を読めば、きっと自分にぴったりの保険が見つかるはずです。
5つのおすすめレクリエーション保険をパンフレットをもとに解説
ここでは、5つの保険会社のレクリエーション保険の内容を、パンフレットをもとに解説していきます。
保険会社のカタログは情報量が多く複雑なので、ここでは概要をかみ砕いて分かりやすく解説します。
読んでいただくと、それぞれの保険会社の違いがよく分かるでしょう。
あいおいニッセイ同和損保 - レクリエーション傷害保険
あいおいニッセイ同和損保の「レクリエーション傷害保険」は、充実した補償内容が特徴の保険です。
ここでは、あいおいニッセイ同和損保のカタログをもとに補償内容について解説します。
加入条件
このレクリエーション傷害保険に入るには、以下のいずれかの条件を満たす必要があります。
- 1日のイベントの場合: 参加者数が20名以上であること。
- 2日以上のイベントの場合: 1日あたりの平均参加者数が20名を超えていること。
契約方法は、「スポット契約」と「包括契約」の2種類があります。また、団体割引が適用される場合があり、保険料がお得になることもあります。
補償内容
あいおいニッセイ同和損保のレクリエーション保険は、行事に参加している間のケガを幅広く補償します。この保険には、以下のような保険金が用意されています。
- 死亡・後遺障害保険金:事故によりケガをして亡くなられたり、後遺障害が残ったりした場合に支払われる。
- 入院保険金:ケガで入院した場合に、入院日数に応じて支払われる。
- 手術保険金:ケガの治療のために手術を受けた場合に支払われる。
- 通院保険金:ケガで通院した場合に、通院日数に応じて支払われる。
さらに、特約を付けることで、以下のようなケガも補償の対象となります。
- 集合場所への往復中のケガ
- 地震・噴火・津波が原因のケガ
- 熱中症や食中毒によるケガ
このように、ニッセイ同和損保のレクリエーション保険では、行事参加中のさまざまなケガが手厚く補償されます。
基本的な補償に加えて、特約を選ぶことでより様々な状況に対応できるでしょう。
契約方法
レクリエーション傷害保険は、行事の主催者が契約者となり、参加者全員を被保険者としてまとめて契約する保険です。
この保険に加入することで、行事中のケガや事故に備えることができます。
契約時には、参加者の名簿提出は必要ありません。
ただし、事故が発生した場合には名簿が必要となるため、主催者は参加者の名簿を用意しておくことが大切です。
保険料は一括払いで1契約あたり1,000円からとなっています。
具体的な保険料は、参加者数や行事の内容などによって異なります。
「ネットで簡単!レクリエーション傷害保険」ならネット完結!
「レクリエーション傷害保険」なら、加入から事故対応、保険金請求まで、すべてネット上で完結できます。
申し込みはイベント前日の23時59分まで可能です。
万が一の事故の際は、いつでもネットから手続きできます。保険会社の担当者がサポートしてくれるので、安心して利用しやすいでしょう。
パンフレット
あいおいニッセイ同和損保のレクリエーション保険のパンフレットには、補償内容の詳細や保険料の例、契約時の注意点、保険金請求の流れ、よくある質問などの補償内容の概要が載っています。
あいおいニッセイ同和損保のホームページからダウンロードできるので、加入を検討する際はぜひチェックしてみてください。
公式サイト:レクリェーション傷害保険 | みんれく
損保ジャパン日本興亜 - レクリエーション補償プラン
損保ジャパン日本興亜のレクリエーション保険は、レジャーやスポーツなどのイベントに参加している間に、ケガや病気、死亡、後遺障害などを幅広く補償してくれる保険です。
ここからは、損保ジャパン日本興亜のレクリエーション保険の詳細を見ていきましょう。
加入条件
損保ジャパン日本興亜のレクリエーション保険に加入するには、以下の条件を満たす必要があります。
- 1契約あたりの参加者数が20名以上
- 日帰りの行事であること
- 参加者の名簿などで参加者が明確にわかること
ただし、これらの条件を満たしていても加入できない場合もあるので、申込時にイベント内容を説明するようにしましょう。
補償内容
レクリエーション補償プランでは、主に以下の内容が補償されます。
- レクリエーション中のケガ(参加者全員)
- オプションで、熱中症によるケガも補償できます。
保険金額は、ケガの程度や種類、レクリエーションの内容、参加人数などによって異なります。
契約方法
契約方法は2つあります。
- 個別契約(活動日特定)方式:行事ごとに契約
- 年間包括契約方式:年間の行事予定を提出し一括契約
最初に概算の保険料を支払いますが、その後、実際の参加者数に応じて保険料が調整されます。
パンフレット
パンフレットには、補償内容や行事の種類ごとの保険金額例、保険金請求の注意点などが分かりやすく記載されています。
レクリエーション保険のパンフレットは以下のURLからダウンロードできます。
公式サイト:行事(レクリエーション)参加中に被る傷害事故を補償する商品のご案内
AIG損害保険 - レクリエーション傷害保険
AIG損害保険のレクリエーション傷害保険は、レジャー中の事故やケガに備えることができる保険です。
ここでは、AIG損害保険のカタログをもとに、レクリエーション保険の加入条件や補償内容、契約方法などを分かりやすく説明します。
加入条件
レクリエーション傷害保険は、3歳から69歳までの日本国内に住んでいる方が加入できます。
幅広い年齢層の方を対象としており、グループや団体での加入も可能です。
しかし特例として、プロスポーツ選手や危険なスポーツをされる方は、レクリエーション保険には加入できません。
補償内容
このレクリエーション保険の魅力は、充実した補償内容です。
レジャー中の事故でケガをした場合、次のような保険金が支払われます。
- 死亡保険金:事故日から180日以内に亡くなった場合、保険金額の全額
- 後遺障害保険金:事故日から180日以内に後遺障害が生じた場合、程度に応じて保険金額の4〜100%
- 入院保険金:事故日から180日以内の入院に対し、1日につき5,000円(最長180日分)
- 手術保険金:事故日から180日以内の手術に対し、入院中は入院保険金日額の10倍、外来は5倍
さらに、「救援者費用等補償特約」をつけると、レジャー中の事故で救助が必要になった際の費用も補償されます。
契約方法
レクリエーション保険の契約期間は1年間で毎月1日が始期日です。
新規加入の場合は、補償開始希望日の前月20日までにお手続きを完了してください。
例えば、7月1日に補償を開始したい場合は、6月20日までにお手続きが必要です。
保険料は年齢や職業によって異なりますが、30歳代で保険金額500万円のプランなら年間約8,000円と手頃な保険料で加入できます。
更新時は自動継続されますので、特別な更新手続きは不要です。
パンフレット
より詳しい内容を知りたい方は、AIG損保のホームページからダウンロードできるカタログを参照してください。
補償内容や特約の説明、保険金の請求方法なども丁寧に解説されています。
レクリエーション保険のカタログは以下からダウンロードできます。
三井住友海上 - レクリエーション傷害補償プラン
三井住友海上の「レクリエーション傷害補償プラン」は、レクリエーション中の幅広い事故によるケガを補償し、安心してアクティビティを楽しめるようサポートする保険です。
ここからは、三井住友海上のレクリエーション保険のカタログをもとに、加入条件や補償内容などについて詳しく解説していきます。
加入条件
このレクリエーション保険に加入するには、いくつかの条件があります。
- 3名以上のグループであること
- 国内でのレクリエーション中の事故が対象であること
年齢は問いませんので、幅広い年齢層の方が加入できます。
スポーツをするグループや、レクリエーションを目的とした団体旅行などにぴったりのプランです。
補償内容
このレクリエーション保険のメリットは、レクリエーション中のさまざまな事故を補償してくれるところです。
- ケガの治療費:病院で治療を受けたら、自己負担分を補償します。
- 死亡・後遺障害:事故で亡くなったり、後遺障害が残ったりした場合に保険金が支払われます。
- 入院日額のお見舞金:ケガで入院したら、1日あたりのお見舞金がもらえます。
このような補償があるので、万が一のときの経済的な負担を軽くすることができます。
契約方法
三井住友海上のレクリエーション保険の契約は、代理店に頼むのが一般的です。
グループの代表者が申込書に記入し、保険料を支払えば契約は完了します。
補償内容や保険料は、グループの人数や活動内容によって異なります。
グループに合ったプランを提案してもらうためにも、まずは代理店に相談してみましょう。
パンフレット
三井住友海上のレクリエーション保険の概要について、もっと詳しく知りたい場合は、ぜひカタログを見てみてください。
カタログには、補償内容や保険金額だけでなく、保険の選び方や契約の手続きなど、役立つ情報がたくさん載っています。
三井住友海上のウェブサイトから、レクリエーション保険のカタログをPDFでダウンロードできます。
公式サイト:レクリエーション傷害補償プラン | 三井住友海上
日新火災 - レクリエーション傷害保険
日新火災は、レクリエーション傷害保険の分野で充実した商品を提供しています。
ここでは、日新火災のレクリエーション保険の加入条件や補償内容、契約方法などの概要について見ていきましょう。
加入条件
日新火災のレクリエーション保険には、次の条件を満たす方が加入できます。
- 0歳から79歳までの方
- 日本国内に居住している方
- 保険期間の初日時点で、健康状態に問題のない方
これらの条件を満たしていれば、家族での加入も可能です。
補償内容
日新火災のレクリエーション保険では、次のような幅広い補償内容を用意しています。
- 傷害死亡保険金
- 傷害後遺障害保険金
- 傷害入院保険金
- 傷害手術保険金
- 傷害通院保険金
ライフスタイルに合わせて必要な補償を選択し、保険金額も設定できます。
日新火災のレクリエーション保険は他社と比較しても、柔軟性が高い保険であるといえるでしょう。
契約方法
日新火災のレクリエーション保険の契約方法は2つあります。
- 代理店での契約:直接保険の契約手続きを行い、専門家のアドバイスを受けられます。
- インターネットでの契約:オンラインで24時間いつでも手続きができ、便利で時間の節約になります。
専門の人に相談しながら契約したい場合は代理店で、気軽に契約手続きしたい場合はインターネットで手続きすると良いでしょう。
パンフレット
詳細については、レクリエーション保険のパンフレットをご請求ください。
レクリエーション保険のパンフレットでは、以下の情報を確認できます。
- 補償内容の詳細と保険金額の設定方法
- 保険料の計算方法と払込方法
- 契約時の注意事項と契約後の諸手続き
- 保険金請求の方法と必要な書類
パンフレットは、以下のURLからダウンロードできます。
こんなところをチェックしよう!レクリエーション保険の選び方
レクリエーション保険を選ぶ際には、さまざまな保険会社から自分に合ったプランを選ぶのは難しいと感じるかもしれません。
そこで、ここではレクリエーション保険を選ぶときに確認しておくべきポイントを、補償内容、保険料、加入条件などの観点から説明します。
補償内容と特約
レクリエーション保険を選ぶとき、最も重要なのは補償内容ですが、保険料や加入条件なども考慮する必要があります。
補償内容については、基本的には以下のような項目が含まれていることが多いので、確認してみましょう。
- ケガの治療費用
- 賠償責任
- 救援者費用
また、特約を追加することで、補償内容を調整できる場合があります。例えば、以下のような特約があります。
- ケガで亡くなったり、後遺症が残ったりしたときの特約
- 持ち物が壊れたり、なくなったりしたときの特約
- 地震や台風などの天災によるケガも補償してくれる特約
レクリエーション保険を選ぶ際は、まず補償内容をよく確認し、自分に必要な特約を選びましょう。
その上で、保険料や加入条件なども比較検討し、総合的に判断することが大切です。
加入条件を確認する
レクリエーション保険は、補償内容や加入条件が保険会社によって異なります。
年齢制限や補償対象となるレジャー・スポーツの種類も様々です。
例えば、以下のような条件が存在します。
- 0歳から80歳までの人が対象
- 補償してくれるレジャー・スポーツが決まっている
- 海外での活動も補償してくれる
レクリエーション保険のパンフレットには、様々な情報が記載されています。
補償内容は、万が一の事故やケガに備えるために非常に重要です。
自分が加入条件を満たしているか、そしてやりたいレジャー・スポーツが補償対象となっているかを、パンフレットでしっかりと確認しましょう。
保険料は支払い方法を確認する
レクリエーション保険の保険料は、補償内容や加入条件によって違います。
また、支払い方法も保険会社によって様々です。主な支払い方法としては、以下のようなものがあります。
- 一括払い
- 分割払い(月払い、年払いなど)
- クレジットカード払い
自分の予算や都合に合った支払い方法を選びましょう。
ただし、分割払いのときは、手数料がかかることがあるので気をつけましょう。
記事まとめ
この記事では、レジャーやスポーツを楽しむみなさんのために、主要な5つの保険会社のレクリエーション保険についてをまとめました。
レクリエーション保険とは、イベント中のケガや、レジャー中の持ち物の破損・紛失、さらには天災によるケガなど、さまざまなトラブルに対応できる保険です。
保険会社によって、死亡・後遺障害の補償、ケガの治療費の補償、持ち物の補償、天災によるケガの補償など、レクリエーション保険の補償内容が少しずつ異なります。
また、年齢制限や補償されるレジャー・スポーツの種類も保険会社によって違うので、注意が必要です。
この記事を参考に、各社の保険内容を比較検討し、自分にぴったりのレクリエーション保険を見つけて、安心してレジャーを楽しみましょう。
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団体行事に合わせて1日単位で入るレクリエーション保険!参加人数に要注意
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