ボランティアなどを募って地域で草刈りの行事を開催する際は、レクリエーション保険に加入しておくと安心です。参加者に万が一のことがあっても補償されます。
本記事では、草刈り行事の際に検討したいレクリエーション保険の特長を紹介します。
基本的な補償プランや加入条件、レクリエーション保険への加入が難しい場合の対策もあわせて見ていくので参考にしてください。
レクリエーション保険で草刈り時の傷害を補償できる
結論からいうと、レクリエーション保険のなかには草刈りを補償対象としているものが存在します。
保険会社の公式サイトやパンフレットに「草刈り」と記載されていなくても、直接確認するとレクリエーション保険で補償できるという回答が得られるでしょう。
ただし、レクリエーション保険を契約するためには、加入条件を満たさなければいけません。
いくら補償プランが魅力的であっても、保険会社が設定した加入条件をクリアできない場合は契約できないため注意が必要です。
レクリエーション保険の加入条件とは
そもそもレクリエーション保険とは、規模が比較的小さめの行事・イベント時の参加者の傷害を補償する保険です。
小規模な活動といっても、レクリエーション保険の多くは1日あたりの参加者が20名以上いることを加入条件として設定しています。
したがって、地域の草刈りなど参加者が20名に達しない場合は、レクリエーション保険を活用して参加者の万が一に備えるのが難しくなります。
補償を得るためには、草刈りの参加者を増やす必要があるでしょう。
例えば、ボランティアを募るのでなく、参加賞を設けて楽しい行事・イベントとしてPRするのもひとつの方法です。
草刈りの実施日を多くの人が参加しやすい日程に変更するだけでも、効果を得られるかもしれません。
平日の開催を考えていたなら土日に、日中の開催を予定していたなら夕方~夜にスケジュールの変更を検討するといいでしょう。
おすすめのレクリエーション保険
あいおいニッセイ同和損保のレクリエーション保険は、一般的なレクリエーション保険の補償内容に特約を付帯することで補償を手厚くできる特徴があります。
また、保険料をキャッシュレスで支払えるのもポイントです。
この章で補償内容と保険料の支払方法を確認しましょう。
あいおいニッセイ同和損保のレクリエーション保険:補償内容
基本の保障内容は、以下のとおりです。
- 死亡保険金
- 後遺障害保険金
- 入院保険金
- 手術保険金
- 通院保険金
また、下記の特約を付帯することで、より補償が手厚いレクリエーション保険を契約することも可能です。
- 食中毒補償特約
- 熱中症危険補償特約
あいおいニッセイ同和損保ではこのほかにも特約が用意されているので、必要に応じて相談してみるといいでしょう。
あいおいニッセイ同和損保のレクリエーション保険:保険料の支払方法
支払方法は、現金、クレジットカード、口座振替の3つ用意されています。
キャッシュレスで保険料を支払えば、口座から現金を引き出す手間が省けるのでおすすめです。
なお、口座振替は保険期間が1年の場合に利用できる支払方法です。契約プランによっては草刈り活動では口座振替できないケースもあるため、注意してください。
イベント共済で草刈り活動時の万が一を補償する
これだけ工夫してもレクリエーション保険の加入条件を満たせないケースもあります。
この場合、そもそも保険に加入しない選択肢をとる方もいるかもしれませんが、レクリエーション保険以外の方法で開催者としての責任を果たすのもおすすめです。
共済とは農協(JA)や労働組合、生協などが行っている事業で、保険と同じように何かあった際にお金が支払われる仕組みです。
イベント共済のなかにも草刈りのときに役立つものがあるため、レクリエーション保険の加入条件を満たすのが難しい場合は検討してみてもいいかもしれません。
ただし、共済に加入するためには基本的に協同組合運動に賛同し、出資金を払って組合員になる必要があります。
場合によっては、組合員にならなくてもイベント共済に加入できるケースもあるためあらかじめ問合せて確認しておきましょう。
まとめ
レクリエーション保険のなかには、草刈り時の補償が可能なものがあります。
行事の前に契約を完了させておけば、参加者の万が一を補償できるのでこの機会に加入を検討してみてください。
本記事で紹介したあいおいニッセイ同和損保のレクリエーション保険だと、補償の種類や保険料の支払い手段も豊富で便利です。
レクリエーション保険の加入条件を満たすのが難しい場合は、イベント共済を選択肢に入れてみましょう。
基本的に出資金を出して組合員になる必要がありますが、場合によっては組合員にならなくてもイベント共済を利用できる可能性があります。