レクリエーション保険のこと

保育園行事・イベント開催時に役立つ!おすすめレクリエーション保険はコレ

保育園の団体行事・イベントにおすすめ!レクリエーション保険の補償内容とは

保育園行事・イベント開催時に役立つ!おすすめレクリエーション保険はコレ

保育園では運動会やお遊戯会など、団体で行事・イベントを開催することが多くあります。

園児たちにとって楽しい思い出ができる機会でもありますが、保育園で働く先生として「園児に万が一のことがあったらどうしよう」と不安を感じている方もいるのではないでしょうか。

こうした場合に役立つのがレクリエーション保険です。

保育園で行事・イベントを開催する間に加入しておくことで、万が一事故が発生した場合でもしっかり園児たちを補償できます。

本記事では、そんなレクリエーション保険について詳しく解説します。

保育園で働く先生向けにレクリエーション保険へ加入するメリットやおすすめの商品を紹介するので、ぜひ役立ててください。

レクリエーション保険とは

レクリエーション保険とは

そもそもレクリエーション保険とは傷害保険の一種で、団体で行事やイベントを開催する前に加入しておくことで参加者が万が一ケガなどを負った場合に、補償が適用される保険です。

一契約でひとつの行事・イベントに参加する園児全員を補償できるため、各家庭に保険契約の手続きを依頼しなくてすみます。

ここでは、レクリエーション保険における一般的な加入条件や補償内容を確認しましょう。

一般的な加入条件

一般的な加入条件

レクリエーション保険に加入するためには、

  • 開催する行事・イベントが保険会社の補償対象である
  • 行事・イベントの参加人数が規定を満たしている

といった加入条件を満たす必要があります。

開催する行事・イベントが保険会社の補償対象である

保育園で開催する行事・イベントは保険会社が補償対象とするものである可能性が高いです。

ただし、高い危険性を伴うような行事・イベントについてはレクリエーション保険で補償されない場合があるので、あらかじめ保険会社へ確認することをおすすめします。

行事・イベントの参加人数が規定を満たしている

一般的なレクリエーション保険は、1日あたり20名以上の参加者がいることを加入条件としています。

なかには参加人数が20名より少なくても加入できるレクリエーション保険も存在しますが、選択肢が狭くなってしまうため注意が必要です。

反対に、参加者の条件が20名よりも多いレクリエーション保険もあるので、保険を比較する際に公式サイトやパンフレットなどでよく確認しておきましょう。

基本的な補償内容

基本的な補償内容

レクリエーション保険は基本的に傷害保険であるため、補償内容や下表のような内容であることが多いです。

保険金の種類 内容
死亡保険金 行事・イベントの参加者が事故などで亡くなった場合に支払われる保険金。
後遺障害保険金 行事・イベントの参加者が事故などのケガで後遺症が残った場合に支払われる保険金。死亡保険金の一部、もしくは全額が支払われる。
入院保険金 行事・イベントの参加者が事故などのケガで入院した場合に支払われる保険金。入院日数に応じて金額が決まることが多い。
手術保険金 行事・イベントの参加者が事故などのケガで手術した場合に支払われる保険金。入院保険金日額の10倍に設定されていることが多い。
通院保険金 行事・イベントの参加者が事故などのケガで通院した場合に支払われる保険金。通院日数に応じて金額が決まることが多い。

上表の補償内容のほかに、特約を付帯することでさらに手厚くカバーすることもできます。

特約の内容は保険会社によって異なりますが、例としては次のようなものがあります。

  • 天災危険補償特約
  • 熱中症危険特約
  • 細菌性食中毒・ウイルス性食中毒補償特約

また、なかには傷害保険の範囲だけでなく、賠償責任保険の補償内容も含まれているレクリエーション保険も存在します。

この場合の一般的な補償内容は下表のとおりです。

保険金の種類 内容
損害賠償金 第三者をケガ・死亡させたり、ものを壊したりした際の損害を補償するためのお金。
緊急措置費用 行事・イベント中に発生した事故の緊急的な措置で必要になるお金。
争訟費用 示談交渉、裁判で必要になるお金。
損害防止軽減費用 損害の拡大を防いだり、軽減したりする際に必要なお金。
協力費用 保険会社と第三者が交渉するために必要なお金。

保育園で開催する行事・イベントの危険度や規模感にあわせて、賠償責任保険の必要性を検討するといいかもしれません。

保育園での行事・イベント開催時にレクリエーション保険に加入するメリット

保育園での行事・イベント開催時にレクリエーション保険に加入するメリット

レクリエーション保険に加入するとどのようなメリットを感じられるのでしょうか。この章で、3つのメリットを確認しましょう。

保育園行事で万が一のことが起きても補償される安心

保育園で行事・イベントを開催する際は、複数の先生で連携して園児たちが安全に楽しめるように動きますよね。

しかし、時には園児たちが予想もできない行動をとることもあるでしょう。もし、大きなケガを負ってしまった場合、高額な治療費が必要になってしまいます。

行事・イベントを開催する前にレクリエーション保険に加入しておくことで、万が一のことが起きても保育園としての責任をとることができます。

一契約で参加者全員が補償される

先に少し触れたとおり、レクリエーション保険は一契約で行事・イベントに参加する人全員が補償されます。

このため、保育園などの団体で行事・イベントを開催する際に、保護者から参加費などの費用を集金する必要がありません。

園児たちとの生活で大変ななか、行事・イベントのための集金を行うのは大きな負担になりやすいです。

レクリエーション保険と似た補償内容を得られる保険としてレジャー保険がありますが、レジャー保険は個人で加入する必要があります。

このため、レジャー保険の場合は各家庭に保険契約を依頼しなければいけない点に注意しなければいけません。

保険料が日額で設定されていてわかりやすい

レクリエーション保険は保険料が1日あたりで設定されていることが多いです。

日額で設定されているので、保育園で開催する行事・イベントに参加人数に乗じるだけで全体の費用を簡単に把握することができます。

なお、年間契約に対応したレクリエーション保険も存在するので、保険期間を長めに設定したい場合は保険会社へ確認してみましょう。

保育園行事やイベントにおすすめの保険商品をピックアップ!

保育園行事やイベントにおすすめの保険商品をピックアップ!

ここまでレクリエーション保険の一般的な特長などを見てきましたが、実際に加入するとなると「どのようなレクレーション保険を選べばいいのだろう」と悩む方も少なくありません。

そこでこの章では、保育園で行われることが多い行事・イベントにおすすめのレクリエーション保険を3つ紹介します。

それぞれの違いを比較しながら、どのレクリエーション保険に加入すべきか検討してみましょう。

あいおいニッセイ同和損保「レクリエーション傷害保険」

あいおいニッセイ同和損保:レクリエーション傷害保険

あいおいニッセイ同和損保のレクリエーション保険は、バレーボール大会や運動会などの行事・イベント中の傷害を補償することができます。

1日あたり参加者が20名以上いれば加入でき、スポット契約はおちろん、包括契約にも対応しているのが特長です。

基本補償は、死亡保険金、後遺障害保険金、入院保険金、手術保険金、通院保険金の5つです。また、以下のような特約を付帯して補償の幅を広げることもできます。

  • 食中毒補償特約
  • 熱中症危険補償特約

保育園の行事・イベントで何か起きたときは、24時間365日いつでも利用できる事故対応サービスがあるので安心です。

平日だけでなく、土日に事故が発生した場合でも受け付け・保険金支払いの可否判断をしてもらえます。

ネットで簡単!レクリエーション傷害保険

損保ジャパン「レクリエーション補償プラン」

損保ジャパン:レクリエーション補償プラン

損保ジャパンのレクリエーション保険は、日帰りの遠足やいちご狩り、芋ほりといった行事・イベントを補償します。

園児たちが集合してから解散するまでに発生した傷害事故が補償対象です。

加入条件は1日あたりの参加者が20名以上いることで、基本補償は次の5つです。

  • 死亡保険金
  • 後遺障害保険金
  • 入院保険金
  • 手術保険金
  • 通院保険金

熱中症危険補償特約をセットで契約することもできるので、保育園の行事・イベントの開催時期などを踏まえて検討するといいでしょう。

契約方式は個別契約(活動日特定)方式と年間包括契約方式の2つから選択できます。

東京海上日動「レクリェーション災害補償プラン」

東京海上日動:レクリェーション災害補償プラン

東京海上日動のレクリエーション保険は、傷害保険と施設賠償責任保険をセットもしくは単独で契約できる仕組みになっています。

傷害保険に加入すれば死亡保険金、後遺障害保険金、入院保険金、手術保険金、通院保険金といった補償を得られます。

対して賠償責任保険に加入すると、以下のような損害に対する保険金が支払われるので確認してみましょう。

  • 法律上の損害賠償金
  • 争訟費用
  • 損害防止軽減費用
  • 緊急措置費用
  • 協力費用

なお、東京海上日動のレクリエーション保険に加入するためには1日あたりの参加者が45名以上いなければならないため、園児があまり多くない保育園は注意してください。

記事まとめ

記事まとめ

レクリエーション保険に加入しておけば、行事・イベントを開催する際に万が一園児たちがケガを負った場合でも保育園として責任をとることができます。

一契約で参加者全員を補償できるなどのメリットもあるので、この機会に加入を検討してみてはいかがでしょうか。

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