「1日のスポーツ活動に、いくらくらいの保険料がかかるのだろう?」
そんな疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
実は1日30円程度から加入できるスポーツ保険もあります。
とはいえ、スポーツの種類や加入形態によって料金は大きく異なり、個人向けなら90円から700円程度、団体向けなら驚きの9円からと、用途に応じてさまざまな料金設定があるのが特徴です。
この記事では、1日スポーツ保険の具体的な保険料から、個人・団体それぞれの相場、料金を抑えるコツまで、知っておきたい保険料の情報を徹底解説。
「1日いくらかかるの?」「もっとお得に加入できない?」そんな疑問にお答えします。
コスパ重視の方必見の内容です。
1日スポーツ保険の料金相場はいくらくらい?
スポーツ保険は加入形態や補償内容によって料金が大きく異なります。
個人向けの1日スポーツ保険は100円から700円程度、団体向けは1人1日あたり10円から600円程度が一般的な相場です。
一見すると大きな差があるように見えますが、これは補償範囲や加入人数によるもの。
スポーツを楽しむ形態に合わせて、最適な保険を選ぶことが大切です。
個人向け1日スポーツ保険は100円から700円程度
個人でスポーツやレジャーを楽しむ際の1日スポーツ保険は、代表的な商品でjustInCaseの「1日ケガ保険」が90円、セブンイレブンの「1DAYレジャー保険」がベーシックプランで500円、プレミアムプランで700円。
加入条件や補償内容に応じて幅広い料金設定となっています。
これらの個人向け1日スポーツ保険には、ケガによる通院や入院の補償に加え、他人への賠償責任も含まれているのが特徴。
スマートフォンやコンビニで24時間いつでも加入できる手軽さも魅力です。
また、家族やグループでの加入なら、1人あたりの保険料が個人加入の金額の半分程度まで保険料が下がるプランもあります。
定期的にスポーツを楽しむ方は、複数日加入することで1日あたりの保険料が割引になるスポーツ保険もありますので、活用してみましょう。
団体向け1日スポーツ保険は10円から600円程度
団体向けスポーツ保険の多くは、活動内容の危険度によって、保険料が3つの区分に分かれています。
例えば三井住友海上の場合、ゲートボールなどの低リスク活動(A区分)なら9円、陸上競技などの中リスク活動(B区分)で47円、スキーなどの高リスク活動(C区分)で95円と、1人1日あたりの保険料が設定されています。
補償内容も充実しており、死亡・後遺障害から通院まで幅広くカバー。
オプションで熱中症や食中毒の補償を追加できる団体スポーツ保険もあります。
加入条件は保険会社によって異なり、10名以上から加入できるスポーツ保険もあれば、45名以上が条件の商品もあります。
団体割引が適用されるケースも多いため、参加人数が多いほど1人あたりの保険料を抑えることが可能です。
活動内容と参加人数に応じて、最適な団体スポーツ保険を選びましょう。
独自調査!人気の1日スポーツ保険プランと保険料一覧
では、具体的な保険プランを見ていきましょう。
個人向けは90円からと手頃な価格のケガ保険から、充実した補償内容のレジャー保険まで、ニーズに合わせて選択可能です。
一方、団体向けは人数条件はあるものの、驚くほどリーズナブルな保険料が特徴。
10名以上から加入できる商品もあり、小規模な活動でも利用しやすくなっています。
個人向け・団体向け1日スポーツ保険のそれぞれの代表商品について、具体的な保険料と特徴を以下の表にまとめました。
個人向け1日スポーツ保険 料金一覧 | |||
---|---|---|---|
保険会社 | 商品名 | 保険料(1日) | 特徴 |
justInCase | 1日ケガ保険 | 90円(年齢・性別によって変動) | 最安値、スマホで加入可 |
セブンイレブン | 1DAYレジャー保険 ベーシックプラン |
500円 | コンビニで24時間加入可 |
1DAYレジャー保険 プレミアムプラン |
700円 | 2名以上なら1人300円 |
団体向け1日スポーツ保険 料金一覧(1人あたり) | |||
---|---|---|---|
保険会社 | 商品名 | 保険料(A区分) | 加入条件 |
三井住友海上 | レクリエーション傷害補償プラン | 9円~ | 20名以上 |
東京海上日動 | レクリェーション災害補償プラン | 24円~ | 45名以上 |
AIG損保 | レクリエーション傷害保険 | 32円~ | 10名以上 |
あいおいニッセイ同和損保 | レクリエーション傷害保険 | 29円~ | 20名以上 |
※A区分:いちご狩り、写生会、ハイキングなど低リスクの活動
※B区分(料金の目安):50円~350円程度
※C区分(料金の目安):100円~600円程度
※保険料は活動内容や補償内容により変動する場合があります
これらの保険プランは一例です。
個人向けスポーツ保険ではスポーツの種類によって異なる保険料のサービスを展開しているケースが多く、団体向け保険ではB区分・C区分になると保険料が大きく変わります。
また、熱中症補償や食中毒補償などのオプション追加で保険料が上がるケースもあります。
特に団体向けの1日スポーツ保険は、活動内容によって料金が3~20倍程度変動することもあるため、事前に活動内容のリスク区分を確認することをおすすめします。
加入前に補償内容と保険料のバランスを検討し、必要に応じてオプション補償の追加も考慮しましょう。
1日スポーツ保険の料金に影響する要因
ここまで、1日スポーツ保険の基本的な料金相場と代表的な商品を見てきました。
「1日1人90円」という格安プランから「1日1人700円」の充実プランまで、金額の幅が大きいことがわかります。
なぜこれほど保険料に差が出るのでしょうか。
実は、スポーツの種類や加入者の属性、保険期間など、さまざまな要因が保険料に影響を与えています。
以下では、1日スポーツ保険の料金設定の仕組みについて詳しく解説していきます。
スポーツの種類による保険料の違い
スポーツの種類は保険料を決める最も重要な要素の一つです。
スキーやラグビーなどの接触の多い競技は事故のリスクが高く、保険料も高めに設定されています。
逆に、ヨガやウォーキングなどの低リスク活動は保険料も抑えめです。
団体向けの1日スポーツ保険では、この違いが顕著に表れます。
例えば、写生会やハイキングなどのA区分(低リスク)が10円程度なのに対し、サッカーやスキーなどのC区分(高リスク)では300円を超えることも。
活動内容によって保険料が20倍以上変わる可能性があるのです。
個人向けの1日スポーツ保険については、各スポーツの特徴に対応するために「山岳保険」「ゴルファー保険」「スキー・スノボ保険」など、スポーツごとに保険が分かれているケースが多いです。
そのため、これらに該当しないスポーツが「総合的なスポーツ保険」としてまとめられており、保険料も一律になります。
年齢や性別で保険料が変わる?
個人向けスポーツ保険では、加入者の年齢や性別が保険料に影響を与える商品もあります。
一般的に、若年層より高齢者の方が怪我のリスクが高いことは皆さまのご認識の通りです。
それに伴い、保険料も高齢者の方が若干高めになる場合があります。
また、スポーツによっては性別でも料率が異なることも。
例えばjustInCaseの1日ケガ保険では、年齢・性別によって保険料が変動します。
保険期間の長さと料金の関係性
1日単位で加入できるスポーツ保険ですが、実は加入期間を延ばすことで保険料がお得になるケースが多くあります。
個人向けのスポーツ保険の場合は、7日間まとめて加入すると1日あたりの保険料が半額近くになったり、団体スポーツ保険なら年間契約で大幅な割引が適用されたりします。
定期的にスポーツを楽しむ方は、都度加入するよりも期間をまとめた方がコスパが良いということです。
ただし、保険期間中に使用しない日があっても返金されないケースがほとんどなので、実際の活動頻度を考慮して期間を選択することが重要です。
お得に1日スポーツ保険に加入するコツ
料金に影響を与えるさまざまな要因を理解したところで、より賢く保険に加入する方法を探ってみましょう。
実は、加入の仕方を工夫することで、保険料を大幅に抑えることができるんです。
加入期間をまとめたり、仲間と一緒に申し込んだり、団体での活用を検討したり。
同じ補償内容でも、申込方法によって保険料が半額以下になることも。
ここからは、スポーツ保険をもっとお得に利用するためのテクニックをご紹介します。
複数日加入で1日あたりの保険料を節約
保険料を抑える最も効果的な方法は、複数日分をまとめて加入すること。
例えばjustInCaseの場合、1日90円の保険料が、7日間加入なら216円(1日あたり約31円)、28日間なら244円(1日あたり約9円)まで下がります。
週末のスポーツや短期の合宿など、活動日が決まっている場合は、必要な日数をまとめて申し込むことでコストを大幅に削減できます。
ただし、未使用日の返金はないことは先述の通りです。予定をしっかり確認してから期間を決めましょう。
個人向けはグループ割引を活用
友人や家族と一緒にスポーツを楽しむ場合は、グループでの加入がお得です。
セブンイレブンの1DAYレジャー保険では、2名以上で申し込むと1人あたり300円に。
これは通常料金(500円~700円)から見ると、最大57%もの割引となります。
休日のテニスや登山など、仲間と楽しむスポーツの際は、個別に加入するのではなく、みんなでまとめて申し込むのがおすすめです。
グループ割引を使えば、より充実した補償内容のプランも視野に入れやすくなります。
団体向けスポーツ保険なら団体割引が◎
運動会やスポーツ大会など、大人数での活動の場合は団体向けスポーツ保険の活用を。
参加人数が多いほど割引率がアップし、1人あたりの保険料が驚くほど安くなります。
例えば20名以上なら5%、50名以上なら10%、100名以上なら15%といった具合に、参加者が増えるほどお得に。
さらに年間契約や早期申込割引を組み合わせれば、より一層の節約が可能です。
記事のまとめ
この記事では、1日スポーツ保険の保険料について、個人向け・団体向けの料金相場から、お得に加入するためのコツまで詳しく解説してきました。
たった1日9円から加入できる保険もあれば、より手厚い補償で700円程度のプランもあります。
「安ければいい」と考えがちですが、大切なのは活動内容に見合った補償を選ぶこと。
例えば、ケガのリスクが高いスポーツなら、通院や入院の補償が充実したプランを。
他人にケガをさせる可能性がある競技なら、賠償責任補償もしっかりカバーされているプランを選びましょう。
また、グループ加入や複数日加入など、賢く活用すれば保険料を抑えることもできます。
スポーツを楽しむ上で、「もしも」の備えは欠かせません。
ぜひ、保険料と補償内容のバランスを考えながら、自分に合った1日スポーツ保険を選んでくださいね。