イベント中止、機材破損、参加者のケガなど、あらゆるリスクに備える損保ジャパンのイベント保険

「損保ジャパンのイベント賠償責任保険について詳しく知りたい。」

「損保ジャパンのイベント賠償責任保険の特徴は？」

このようなことでお悩みではありませんか？

イベントや行事を開催する際、参加者の安全を確保し、予期せぬ事故や損害に備えることは非常に重要です。

そのため、イベント主催者向けの保険について詳しく知っておくことが大切です。

この記事では、以下の内容を紹介します。

この記事を読むことでイベント賠償責任保険や関連する保険商品について理解が深まります。

その結果、安心してイベントを企画・運営できるようになるでしょう。

ぜひ最後まで記事を読み、イベント運営にお役立てください。

イベント賠償責任保険とは

イベント賠償責任保険は、イベント主催者が事故などの際に負う可能性のある賠償責任から、主催者を守るための保険です。

この保険が役立つ主な場面は以下のとおりです。

• イベント参加者がケガをした時
• 参加者の持ち物が壊れた時

これらの事故は、会場設営の不備や、行事中の安全管理が十分でなかった場合などが原因で起こることがあります。

例えば、お祭りでテントが倒れて来場者がケガをしたり、コンサートで観客の荷物が壊れたりすることがあります。

このような事故で主催者が責任を問われ、損害賠償金を支払う必要が生じた時、イベント賠償責任保険が経済的な負担を軽くします。

保険がイベントや行事で発生した損害に対する賠償責任をカバーするのです。

どのようなイベントでも、開催時には賠償責任が発生する可能性があります。

そのため、イベント賠償責任保険に加入することは非常に重要です。

参照：イベント賠償責任保険(主催者のための賠償保険） | グッド！保険サービス

イベント賠償責任保険の補償内容

ここからは、イベント賠償責任保険について詳しく説明していきます。主に以下の3つの点について見ていきましょう。

• 補償対象になる行事
• 補償される損害の種類
• 保険の契約方法と支払いについて

イベントを安全に楽しく開催するために、この保険がどのように役立つのか、一緒に見ていきましょう。

補償対象になる行事

イベント賠償責任保険は、人が多く集まる様々なイベントを補償します。具体的には、次のようなイベントが対象です。

• お祭り（盆踊り、花火大会など）
• 音楽イベント（コンサート、発表会）
• スポーツ大会（運動会、マラソン）
• 文化的な催し（展示会、講演会）

これらのイベントは、多くの人が集まるため、安全面への配慮が欠かせません。

例えば、お祭りでは参加者や見物客の安全を確保する必要がありますし、音楽イベントでは機材の事故にも注意が必要です。

スポーツ大会は怪我のリスクが高いので、保険があると主催者も参加者も安心してイベントを楽しめます。

他にも多くのイベントが対象となる場合があるので、開催予定のイベントが対象かどうか、保険会社に確認してから契約を検討するとよいでしょう。

補償される損害の種類

イベント保険は、イベント中の事故やトラブルによる損害を補償する保険です。補償は大きく二つに分かれています。

一つ目は、参加者への補償です。会場で転んでケガをしたり、設備が落ちてケガをした場合などに、治療費や通院費、慰謝料などが支払われます。

二つ目は、主催者への補償です。主催者の不注意で参加者がケガをしたり、持ち物が壊れたりした場合に、損害賠償金や弁護士費用などが支払われます。

これらの補償によって主催者は安心してイベントを運営でき、参加者も安心してイベントを楽しむことができます。

保険の契約方法と保険料の支払いの手順

イベント賠償責任保険の契約は、イベント・行事の計画段階で行います。契約の手順は以下の通りです。

1. 保険会社に問い合わせる
2. 契約内容を決定する
3. 保険料を支払う
4. 保険証券を受け取る

事故が起きた場合は、すぐに保険会社に連絡します。

必要な書類を提出した場合、審査後に保険金が支払われる場合があります。

契約内容をよく確認し、不明な点があれば保険会社に質問することが大切です。

契約後も、イベントの内容に変更がある場合は速やかに保険会社に連絡し、契約内容の調整が必要か確認しましょう。

損保ジャパンが提供するイベント賠償責任保険に該当する商品

損保ジャパンでは、イベント賠償責任保険に該当する保険商品として、「興行中止保険」と「動産総合保険」の2種類を取り扱っています。

それぞれ詳しく解説していきます。

興行中止保険

興行中止保険は、イベントが予定通り開催できなくなった時、主催者が受ける経済的損害を補償してくれる保険です。

例えば、野外コンサートを計画していたのに、当日大雨で中止になってしまったとします。

会場のレンタル料やアーティストへの出演料など、すでに支払った費用は戻ってきません。

このような場合、興行中止保険に加入していれば、安心して補償を受けることができます。

この保険の対象となるイベントには、次のようなものがあります。

• スポーツ大会
• コンサートや音楽会
• お祭りやパレード
• 展覧会や博覧会

ただし、すべてのイベントが対象になるわけではありません。

通常の仕事の一部と見なされるものや、イベント性がないものは対象外です。例えば、自動車販売店の展示会や、学習塾の夏期講習は対象になりません。

また、この保険で補償される事故にも、いくつか条件があります。悪天候やその他の偶然な出来事が原因の場合に限られます。

例えば、台風で会場に行けなくなったり、出演者が急病になったりした場合が挙げられます。

参照：興行中止保険 | 損保ジャパン

動産総合保険

動産総合保険は、イベントで使う大切な物が壊れたり、なくなったりしたときに役立つ保険です。

イベントで使う機材や展示品などが、火災や盗難などの様々な理由で損害を受けた場合に、その損害を補償してくれます。

例えば、音楽フェスティバルで使うスピーカーが運搬中に落下して壊れてしまったり、美術展で展示していた絵画が盗まれてしまった場合などに、この保険が役に立ちます。

動産総合保険が補償する主な事故には、次のようなものがあります。

• 火災や爆発
• 落雷
• 物の破損
• 盗難
• 水濡れ

ただし、すべての損害が補償されるわけではありません。

例えば、置き忘れや紛失、自然に壊れてしまった場合などは、補償の対象外となります。

動産総合保険は、展示会、コンサート、スポーツ大会など、イベントの規模や内容に合わせて柔軟に設計できます。

また、保険料の支払いについても、イベントの予算に応じて調整できる場合があります。

参照：動産総合保険 | 損保ジャパン

損保ジャパンはレクリエーション傷害保険も提供している

損保ジャパンではイベント主催者が契約できる保険として、イベント賠償責任保険の他に、レクリエーション傷害保険も提供しています。

イベント賠償責任保険とは違って、レクリエーション傷害保険は、活動中に起こるケガなどの損害から参加者を守る保険です。

イベントや遠足などで万が一事故にあっても、安心して治療を受けられるようにサポートします。

損保ジャパンのレクリエーション傷害保険の特徴

損保ジャパンのレクリエーション傷害保険の特徴は以下のとおりです。

• 参加者が20名以上のイベントで加入できる
• 集合から解散までのケガを補償する
• 参加者全員が自動的に補償の対象になる
• 熱中症も補償の対象になる（特約が必要）

保険料の目安

損保ジャパンのレクリエーション傷害保険の保険料の目安は以下のとおりです。

補償対象

損保ジャパンのレクリエーション傷害保険では、主催者が加入すれば、参加者全員が自動的に補償の対象となります。

例えばクラスの運動会の場合、運動が得意な人も苦手な人も等しく補償を受けられます。

ただし、参加者の人数が変更になった場合は保険会社への連絡が必要です。

また特約に加入すれば、熱中症も補償対象となります。

夏の屋外活動で熱中症になり、病院へ搬送された場合でもその費用が補償されます。

損保ジャパンのレクリエーション傷害保険は、イベント賠償責任保険とは補償内容や対象が異なります。

そのため、これらを組み合わせたり使い分けたりすることで、イベントをより安全に開催できるでしょう。

参照：レクリエーション 補償プランのご案内 | SOMPOホールディングス

まとめ

この記事では、損保ジャパンのイベント賠償責任保険について紹介しました。

損保ジャパンでは、イベント開催時に役立つ様々な保険を取り扱っています。

イベント賠償責任保険には、悪天候でイベントが中止になった時の費用を補償してくれる「興行中止保険」や、イベントで使う機材が壊れた時に補償してくれる「動産総合保険」などがあります。

また、参加者がケガをした時に補償してくれる「レクリエーション傷害保険」も用意されています。

これらの保険に加入することで、イベントの中止や機材の破損、参加者のケガなど、イベント開催中に起こる様々なリスクから主催者や参加者を守ることができます。

万が一の事故が起こってしまっても、経済的な負担を軽くすることができるでしょう。

この記事が、イベント開催時に加入する保険を選ぶ際の参考になれば幸いです。