遠足や校外学習、部活動の遠征、修学旅行など、バスでの移動時間は意外と長く、退屈になりがちです。
この記事では、小学生・中学生・高校生の世代別に楽しめるバスレク30選を紹介します。
道具がなくてもできる簡単ゲームから、チーム戦で盛り上がる企画、SNS映えするアイデアまで幅広くピックアップ。
学校行事等でバス内でのレクリエーションを計画している方は、ぜひ参考にしてください。
バスレクを成功させるポイント

バスレクを盛り上げるためには、単にゲームを準備するだけでなく、参加者全員が楽しめる「環境づくり」が大切です。
ここでは、企画を成功に導くための3つのポイントを紹介します。
司会進行・盛り上げ役の準備
バスレクの雰囲気を左右するのは、司会者や盛り上げ役の存在です。明るくテンポのよい進行を意識し、場の空気を温めましょう。
- 最初は全員が参加しやすい簡単なゲームから始める
- 笑顔や拍手など、リアクションで一体感を出す
- 「正解・失敗」にこだわらず、雰囲気を重視する
事前に進行台本を用意しておくと、緊張せずスムーズに進められます。特に学校行事などでは、先生や生徒代表が交互に司会を担当するのもおすすめです。
バス酔い対策・安全面の配慮
盛り上がるあまり、体調を崩してしまうケースもあります。バスレクを実施する際は、参加者の健康と安全に十分配慮しましょう。
- ゲームは視線を動かしすぎない内容を選ぶ(例:言葉遊び・クイズなど)
- 座席の近くに空気を入れ替えるタイミングを設ける
- バス酔いしやすい人は前方の席に配慮する
「無理せず途中休憩を入れる」のも大切なポイントです。短時間でも体を伸ばしたり、水分を取るだけで集中力が戻ります。
タイムスケジュールと休憩の入れ方
バスレクは長時間続けるよりも、メリハリをつけて行うのがコツです。
- 出発直後は静かめな自己紹介ゲームでスタート
- 休憩後に盛り上がる系ゲームを投入
- 到着前はクイズやビンゴなど全員で参加できるものを実施
時間配分を意識することで、疲れを感じさせずに最後まで楽しい雰囲気を維持できます。特に遠足や社員旅行など長距離移動では、30〜45分おきにゲームを切り替えるのが理想です。
このように、事前準備とタイミングの工夫次第で、バスレクの満足度は大きく変わります。次章からは、世代別に盛り上がる具体的なレクアイデアを紹介していきます。
【小学生向け】盛り上がるバスレク10選

小学生向けのバスレクは、誰でも理解できるシンプルなルールとテンポの良さが重要です。
ここでは、先生や幹事の方がすぐに実践できる人気レクリエーションを10種類紹介します。
| レク名 | 内容 | 所要時間 | 必要なもの |
|---|---|---|---|
| ○×クイズ | 出された問題に○か×で答える定番ゲーム。 | 約10分 | クイズ用の問題リスト |
| 名前しりとり | 名前を使ってしりとりを行い、親睦を深める。 | 約10分 | なし |
| バスの中ビンゴ | 旅に関する単語でビンゴを楽しむ。 | 約15分 | ビンゴカード・ペン |
| 絵しりとり | 言葉ではなく絵でつなぐしりとり。 | 約15分 | 紙・ペン |
| バス探しゲーム | 外の景色を観察して指定されたものを探す。 | 約15分 | お題リスト |
| 手拍子リズムゲーム | 順番に手拍子をつなげていくリズム遊び。 | 約10分 | なし |
| お題あてゲーム | 司会者のヒントをもとに答えを推測するゲーム。 | 約10分 | お題リスト |
| おちたおちたゲーム | 動作で反応する瞬発力ゲーム。 | 約5分 | なし |
| なぞなぞクイズ大会 | なぞなぞを出してチームで回答を競う。 | 約15分 | なぞなぞ問題集 |
| テーマしりとり | テーマを決めてしりとりを行う応用型。 | 約10分 | なし |
1. ○×クイズ
司会者が出す問題に対して、参加者が「○」か「×」で答える定番のレクリエーションです。
ルールが非常にシンプルで説明に時間がかからないため、低学年のバスレクでも取り入れやすいのが特徴です。
全員が同時に参加でき、個人戦・チーム戦のどちらにも対応できるため、人数や年齢層を問わず盛り上がります。
また、学校やイベントのテーマに合わせた問題を出題すれば、学びと笑いを両立した時間が作れます。
手順
- 10問ほどの簡単なクイズを用意する。
- 司会者が問題を読み上げ、「せーの!」で全員が○か×で答える。
- 正解を発表し、得点を集計して優勝者を決める。
2. 名前しりとり
自分の名前を使ってしりとりを行う、交流型のバスレクです。
初対面の参加者でも自然に名前を覚えられ、緊張をほぐす効果があります。
しりとりという馴染みのあるルールなので、低学年でもすぐに理解できるのが魅力です。
テーマを途中で変えたり、あえて珍しい名前を考えたりすると、想像以上に盛り上がります。
手順
- 5〜6人のチームを作る。
- 最初の人が自分の名前を言い、次の人がその最後の文字から始まる名前を言う。
- 続けられなくなったら終了し、最も長く続けられたチームが勝ち。
3. バスの中ビンゴ
旅に関連した単語を使うオリジナルのビンゴゲームです。
数字ではなく「トンネル」「お弁当」「バス停」などの単語を使うため、移動時間そのものが楽しいイベントになります。
景色や会話の中で出てくる言葉を使うため、参加者全員の一体感が生まれます。
自由度が高く、学年行事から親子旅行まで幅広いシーンに対応できます。
手順
- 単語を25個書いたビンゴカードを配布する。
- 司会者が単語をランダムに読み上げる。
- 縦・横・斜めのいずれかが揃ったら「ビンゴ!」と宣言する。
4. 絵しりとり
言葉ではなく絵を描いてつなげていく、想像力豊かなレクリエーションです。
絵が得意な子も苦手な子も楽しめるのが魅力で、個性が出やすく笑いが絶えません。
「これ何の絵?」と会話が生まれやすく、コミュニケーションのきっかけにもなります。
短時間でも満足度が高く、遠足の中盤などに取り入れると効果的です。
手順
- 紙とペンをチームに配る。
- 1人目が「りんご」を描き、次の人が「ご」から始まる絵を描く。
- 全員が描き終わったら絵を見せ合い、どの絵が面白かったか発表する。
5. バス探しゲーム
車窓の外を観察して、指定されたものを探す観察力ゲームです。
長距離移動の退屈を防ぎながら、周囲の景色にも関心を持てるようになります。
ゲーム性と教育的要素を兼ね備えており、学年やテーマに応じたアレンジが可能です。
注意点として、夢中になりすぎて立ち上がらないよう司会者が声をかけましょう。
手順
- 「赤い車」「橋」「犬」「信号」などのお題を10個発表する。
- 子どもたちは窓の外を観察し、見つけたら報告する。
- 多く見つけたチームが勝ち。
6. 手拍子リズムゲーム
音楽がなくても楽しめるリズム遊びです。
リズム感と集中力を使うので、静かな時間でも自然と盛り上がります。
テンポを変えたり逆回しにしたりすることで、難易度を調整できます。
短時間でできるため、バス出発直後や休憩明けにおすすめです。
手順
- 最初の人が手拍子を2回打つ。
- 次の人が同じリズムで続け、順番に1回ずつ増やしていく。
- 間違えたら最初からやり直す。
7. お題あてゲーム
司会者が考えた「もの」をヒントから当てるクイズ形式のゲームです。
知的な要素がありつつ、チームで相談する楽しさもあります。
ヒントの出し方次第で難易度を変えられるため、どの年齢層にも対応可能です。
全員が発言できる形式にすることで、主体的に参加しやすくなります。
手順
- ジャンルを決める(例:動物、食べ物など)。
- 司会者がヒントを3つ出す。
- チームで相談し、答えを発表して正解なら1点獲得。
8. おちたおちたゲーム
掛け声に合わせて動作を変える瞬発力ゲームです。
テンポを速めることで笑いが絶えず、低学年にも人気があります。
リズミカルに進行すると自然と一体感が生まれます。
短時間で終えられるので、移動の合間や到着前のクールダウンにも使えます。
手順
- 司会者が「おちたおちた、なにがおちた?」と問いかける。
- 参加者が「りんご!」「雨!」などを答える。
- 答えに合わせた動作を行う。
9. なぞなぞクイズ大会
頭を使いながらチームで競う知的なレクリエーションです。
難易度の調整がしやすく、幅広い年齢層で楽しめます。
学年や授業テーマに関連する問題を混ぜると教育的効果も期待できます。
集中力が必要なため、バス移動の後半など落ち着いた時間帯に最適です。
手順
- 司会者がなぞなぞを出題する。
- 答えが分かったチームが手を挙げて答える。
- 正解したチームに1点を与え、最終得点で競う。
10. テーマしりとり
通常のしりとりにテーマを設けて行う応用型レクリエーションです。
思考力と語彙力を使うため、高学年にも人気があります。
テーマを変えるだけで何度でも遊べる汎用性が魅力です。
チームごとに作戦を立てながら行うと、より白熱します。
手順
- テーマを1つ決める(例:食べ物、動物など)。
- テーマ内の言葉でしりとりを続ける。
- 制限時間を設け、続けられた回数を競う。
小学生のバスレクは、ルールを簡単にして短時間で盛り上げることが成功のポイントです。
目的地への移動もイベントの一部として楽しめるよう、テンポよく進行しましょう。
【中学生向け】盛り上がるバスレク10選

中学生向けのバスレクは、頭を使いながら笑える内容や、チームで協力して進める要素を取り入れると盛り上がります。
思春期ならではの照れや遠慮が出やすいため、ルールを明確にして参加しやすい雰囲気を作るのがポイントです。
| レク名 | 内容 | 所要時間 | 必要なもの |
|---|---|---|---|
| バス内イントロクイズ | 曲の冒頭部分を聞いてタイトルを当てる定番クイズ。 | 約15分 | 音源・再生機器 |
| チーム連想ゲーム | 共通のテーマに関連する言葉を素早く答えるチーム対抗戦。 | 約10分 | テーマリスト |
| スピードワード(瞬発しりとり) | しりとりをテンポよく続けていくスピード勝負。 | 約10分 | なし |
| お絵かき伝言ゲーム | 絵で伝える伝言ゲーム。表現力と発想力が試される。 | 約15分 | 紙・ペン |
| もしもトークリレー | 「もしも〜だったら?」という仮定の質問でトークを回す。 | 約10分 | 質問リスト |
| 笑ってはいけない自己紹介 | わざとユニークに自己紹介し、笑ったら負けのバトル。 | 約10分 | なし |
| 早押しジェスチャークイズ | ジェスチャーでお題を伝え、チームが回答するゲーム。 | 約15分 | お題リスト |
| 記憶チャレンジ(観察ゲーム) | 一瞬だけ見たものをチームで思い出す記憶力勝負。 | 約15分 | 写真または小物数点 |
| チーム対抗なぞなぞバトル | なぞなぞをチームで相談しながら解く競技型ゲーム。 | 約15分 | なぞなぞ問題集 |
| 心理テスト大会 | 質問に答えて性格診断や笑いを楽しむ会話型レク。 | 約10分 | 心理テストリスト |
1. バス内イントロクイズ
音楽のイントロ部分を聞いて曲名やアーティスト名を当てる定番クイズです。
知っている曲が流れた瞬間に反応が起こるため、自然とテンションが上がります。
年代やジャンルを調整することで、先生や保護者も一緒に楽しめます。
音楽好きが多いクラスでは特に盛り上がるおすすめレクです。
手順
- 事前に10曲ほどのイントロ音源を用意する。
- 数秒だけ再生して、チームで相談して回答する。
- 正解したチームに1点を与え、最も得点が高いチームが勝ち。
2. チーム連想ゲーム
司会者が提示するテーマから連想される言葉を次々と答えるスピード型のチーム戦です。
テンポの良さと発想力が鍵で、全員の発言機会を自然に作れます。
同じテーマでもチームによって発想が違うのが面白く、笑いが絶えません。
頭を柔らかくするウォーミングアップとしても使えます。
手順
- 「海」「学校」「冬」などのテーマを用意する。
- 司会者がテーマを発表し、チームごとに交互に答える。
- 5秒以内に答えられなければ脱落し、残ったチームが勝ち。
3. スピードワード(瞬発しりとり)
通常のしりとりをテンポ重視で行う、反射神経系レクリエーションです。
5秒以内に答えないと負けというスピードルールを設けることで、緊張感が生まれます。
頭の回転と集中力を同時に鍛えられ、静かな時間帯にも向いています。
テーマを設定することで難易度を調整できます。
手順
- テーマを決める(例:食べ物、動物など)。
- 最初の人が言葉を出し、次の人が5秒以内に続ける。
- 詰まった人が出たら一巡し、最後まで残ったチームが勝ち。
4. お絵かき伝言ゲーム
言葉を絵で伝えていく伝言ゲームで、チームワークと発想力が求められます。
絵心に自信がなくても楽しめる内容で、爆笑必至の定番です。
正確に伝えるよりも、解釈のズレを楽しむのがコツです。
文化祭や合宿など、創造力を育てたい場面にもぴったりです。
手順
- チームに紙とペンを配り、お題を1つ提示する。
- 1人が絵を描き、次の人にだけ見せて続きを描いていく。
- 最後の人が見た絵をもとに答えを発表し、正解チームに1点。
5. もしもトークリレー
「もしも〇〇だったら?」という質問に次々答えていく会話型のレクリエーションです。
想像力とトーク力を活かせるため、普段あまり話さないメンバー同士でも自然に打ち解けられます。
ユーモアのある質問を混ぜると、笑いながら距離が縮まります。
途中でテーマを変えることで、長時間でも飽きずに続けられます。
手順
- 司会者が「もしも透明人間になれたら?」などの質問を出す。
- 参加者が順番に答える。
- 特に面白い回答があった場合は拍手で称える。
6. 笑ってはいけない自己紹介
あえてユーモラスに自己紹介を行い、聞く側は笑ったら負けというシンプルなルールのゲームです。
照れを笑いに変えることで、場の空気を一気に和ませます。
チーム単位でも個人戦でも実施でき、想像以上の一体感が生まれます。
旅行の初日やオリエンテーションなどに最適です。
手順
- 参加者が順番に面白い自己紹介をする。
- 他のメンバーは笑わずに聞く。
- 笑ってしまった人がポイントを失い、最後まで笑わなかった人が勝ち。
7. 早押しジェスチャークイズ
お題をジェスチャーだけで表現し、チームメイトが答えるアクティブなレクです。
動きの面白さやリアクションで自然と笑いが起きます。
言葉を使わずに伝える難しさがゲームを白熱させます。
体育会系のグループにも人気の高い内容です。
手順
- お題を司会者が1枚ずつ提示する。
- 代表者がジェスチャーで表現し、チームが答える。
- 制限時間内に最も多く正解したチームが勝ち。
8. 記憶チャレンジ(観察ゲーム)
一瞬だけ見たものをチームで協力して思い出す記憶力勝負のゲームです。
集中力とチームの連携が問われるため、静かな盛り上がりが楽しめます。
写真や実物を使うことで、難易度を自在に調整できます。
頭を使うタイプのレクとして、知的なグループにもおすすめです。
手順
- 小物や写真を10秒だけ見せる。
- 見えなくした後で、チームで内容を思い出す。
- 最も多く正解できたチームが勝ち。
9. チーム対抗なぞなぞバトル
司会者がなぞなぞを出題し、チームで相談しながら答える競技型のクイズです。
頭を使いながらも、仲間同士で協力できるため、学級全体の一体感が生まれます。
問題の難易度を上げると燃える展開になりやすく、やりがいがあります。
クイズ好きが多いクラスに特におすすめです。
手順
- なぞなぞ問題を用意する。
- 司会者が問題を読み上げ、チームで相談して回答する。
- 正解で1点を加算し、合計点で勝敗を決める。
10. 心理テスト大会
心理テスト形式の質問に答えて、笑いや共感を楽しむ会話型レクリエーションです。
恋愛や性格、行動パターンなど、ユニークなテーマを選ぶと盛り上がります。
男女混合のグループでも自然に話せるのが魅力です。
回答を聞き合うことで、相互理解や親近感が深まります。
手順
- 心理テストの質問を5〜10問用意する。
- 司会者が1問ずつ読み上げ、全員が答える。
- 答えを共有し、診断結果を発表して笑い合う。
中学生のバスレクは、笑いと考える要素をバランスよく取り入れることがポイントです。
頭を使うゲームとトーク系を交互に組み合わせると、移動時間全体がより充実します。
【高校生向け】盛り上がるバスレク10選

高校生向けのバスレクは、発想力・表現力・チームワークを活かせる内容が中心になります。
ただの遊びではなく、思考や会話を通して関係を深めるようなテーマが効果的です。
| レク名 | 内容 | 所要時間 | 必要なもの |
|---|---|---|---|
| お題即興トークバトル | 出されたテーマに対して即興で意見を述べ合うトーク型ゲーム。 | 約15分 | お題カード |
| 共通点さがしゲーム | チームで制限時間内に共通点をできるだけ多く探す。 | 約10分 | なし |
| 3ワード即興ストーリー | ランダムな3つの単語を使って短い物語を作る。 | 約15分 | 単語カード |
| チーム推理クイズ(嘘つきは誰だ?) | 1人が嘘をつき、残りが推理する心理戦レク。 | 約15分 | お題リスト |
| バス内プレゼン対決 | テーマをもとに即興でプレゼンするコミュニケーションゲーム。 | 約20分 | テーマカード |
| NGワードゲーム | 決められたNGワードを言わないように会話を続ける。 | 約10分 | NGワードカード |
| 写真で一言大会 | 写真を見て面白いコメントを即興で発表する。 | 約15分 | 写真数枚 |
| 究極の二択ゲーム | 2つの極端な選択肢のうち、どちらを選ぶかを発表し合うトーク型レク | 約10分 | なし |
| スマホ早打ち連想 | スマホのメモやチャットを使って連想ワードを入力する。 | 約10分 | スマートフォン |
| 未来予想トーク「10年後の自分」 | 自分の将来像を語り合い、共感や笑いを生むトーク型レク。 | 約15分 | なし |
1. お題即興トークバトル
与えられたお題に対して、即興で意見を述べ合うトーク型レクリエーションです。
発想力や表現力を試されるため、話すのが得意な人も苦手な人も楽しめます。
テーマは「スマホは便利か?」「理想の休日」など、身近な話題が盛り上がりやすいです。
ユーモアを交えることで、真面目すぎず笑いも生まれます。
手順
- 司会者がテーマを発表する。
- 2チームに分かれ、それぞれが1分以内で意見を発表する。
- 観客が拍手で勝者を決定する。
2. 共通点さがしゲーム
チームで協力して、できるだけ多くの共通点を探すゲームです。
会話の中で意外な共通点が見つかり、自然と笑いが生まれます。
初対面でも打ち解けやすく、グループの距離を一気に縮められます。
短時間でできるため、移動時間の途中に最適です。
手順
- 4〜6人のチームを作る。
- 制限時間5分で「共通点」をできるだけ多く探す。
- 最も多く見つけたチームが勝ち。
3. 3ワード即興ストーリー
ランダムに選ばれた3つの単語を使って、短い物語を即興で作る創作系レクです。
想像力とチームワークを同時に発揮できるため、文系・理系を問わず盛り上がります。
発表タイムでは個性豊かなストーリーが生まれ、笑いと拍手が絶えません。
緊張をほぐす効果もあり、グループ活動のアイスブレイクにも向いています。
手順
- 司会者がランダムな3つの単語を発表する。
- チームで1分間話し合い、即興で物語を作る。
- 各チームが順番に発表し、拍手投票で優勝を決める。
4. チーム推理クイズ(嘘つきは誰だ?)
1人だけが嘘をついており、残りのメンバーが推理する心理戦型ゲームです。
相手の表情や話し方を観察する力が試され、盛り上がりと笑いの両方を得られます。
緊張と駆け引きのバランスが絶妙で、毎回違う展開が楽しめます。
人間関係を深めるきっかけにもなるレクリエーションです。
手順
- 4〜5人のグループを作る。
- 司会者がテーマを出し(例:「好きな食べ物」)、1人だけに嘘の内容を伝える。
- 全員が順番に発表し、他のメンバーが誰が嘘つきかを当てる。
5. バス内プレゼン対決
即興でお題に沿ったプレゼンを行い、チームごとに競い合うレクリエーションです。
発想力やリーダーシップを発揮できるため、グループの雰囲気を活性化できます。
テーマは「理想の旅行プラン」「無人島に持っていくもの」などが人気です。
ユーモアと論理性を両立させると、完成度の高い発表になります。
手順
- 司会者がプレゼンテーマを発表する。
- チームで3分間の準備を行う。
- 1分以内で順番に発表し、拍手投票で優勝を決める。
6. NGワードゲーム
決められた「言ってはいけない言葉」を避けながら会話を続ける心理型ゲームです。
話しているうちにうっかり口にしてしまう瞬間が面白く、笑いが絶えません。
相手の言葉を引き出す駆け引きもポイントです。
短時間でできるため、バスの中で何度も遊べます。
手順
- 各自に「NGワード」を1つ配る(例:「でも」「たぶん」など)。
- 自由に会話をしながら、他人のNGワードを言わせるように誘導する。
- NGワードを言った人が脱落し、最後まで残った人が勝ち。
7. 写真で一言大会
写真を見て、即興で面白い一言コメントを考える発想系ゲームです。
言葉のセンスや瞬発力が試され、SNS世代の高校生に特に人気があります。
笑いのセンスが光る場面も多く、クラス全体で楽しめます。
テンポよく進めると、バス全体が笑いに包まれます。
手順
- 司会者がスクリーンやスマホで写真を1枚見せる。
- 参加者が順番に一言コメントを発表する。
- 最もウケた発言を拍手で決定する。
8. 究極の二択ゲーム
2つの極端な選択肢のうち、どちらを選ぶかを発表し合うトーク型レクリエーションです。
「一生スマホ禁止」vs「一生お菓子禁止」など、答えに困るテーマほど盛り上がります。
単純なルールながら、意外な価値観や考え方が分かり、クラス全体の一体感が生まれます。
真剣に答える人もいればボケに走る人もいて、笑いと共感のバランスが抜群です。
手順
- 司会者が「究極の二択」を1問ずつ発表する(例:「夏休みが1か月延長」vs「テストが全て中止」など)。
- 参加者は手を挙げてどちらを選ぶかを示す。
- 理由を聞いて盛り上げ、拍手や歓声でリアクションを取る。
9. スマホ早打ち連想
スマホのメモやチャットを使って、司会者の出すお題から連想される言葉を入力するスピード対決です。
現代的な遊び方でありながら、発想力と反射神経を同時に使います。
誰が一番早く正解に近い答えを出すかで盛り上がります。
少人数でもできるため、クラス全体に分散して行うのもおすすめです。
手順
- 司会者が「赤」「学校」「未来」などのお題を出す。
- 参加者はスマホで連想する言葉を入力する。
- 最も面白い・独創的な回答を発表した人が勝ち。
10. 未来予想トーク「10年後の自分」
自分の将来像をテーマに語り合うトーク型レクリエーションです。
真剣な話も冗談も交えながら進めることで、笑いと感動が生まれます。
友人の意外な一面を知ることができ、仲間意識が強まります。
卒業旅行や進学前のバス移動にぴったりの締めくくりレクです。
手順
- 司会者がテーマを発表する(例:「10年後、どんな仕事をしている?」)。
- 1人ずつ順番に発表していく。
- 最後に感想を共有し、印象的だった発表者を拍手で称える。
高校生のバスレクは、会話を通じてお互いを知ることを目的にするのが効果的です。
発想力と笑いを融合させて、移動時間をコミュニケーションの場として楽しみましょう。
まとめ

バスレクは、移動時間を楽しい思い出に変える絶好のチャンスです。
小学生にはルールが簡単でテンポの良いゲームを、中学生にはチーム戦や会話型のレクを、高校生には発想力や表現力を活かせる内容を選ぶと効果的です。
大切なのは、全員が安心して笑える雰囲気づくりです。
次の遠足や旅行では、ぜひ今回紹介したバスレクを取り入れて、移動時間を最高のひとときに変えてみてください。





