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ボッチャのルールと遊び方を図でわかりやすく解説
ボッチャは、白い目標球に赤球と青球を近づけて得点を競うスポーツです。赤・青の2つの側に分かれ、それぞれ6球ずつ使います。投げ終わったとき、相手の最も近い球よりも内側にある自分の球が得点になります。
ここでは、ボッチャを初めて行う人に向けて、道具の準備、投げる順番、点数の数え方を図で説明します。基本の進行と、レクリエーションとして条件を変える場合の例を分けて紹介します。

ボッチャの基本ルール早見表
- 人数
- 赤と青に分かれて対戦します。個人戦(1対1)、ペア戦(2対2)、チーム戦(3対3)があります。
- 使う球
- 赤球6個・青球6個・白球(目標球)1個
- コート
- 縦12.5m、横6m
- 投げる順番
- 白球、先攻の色球、後攻の色球の順。その後は、目標球から遠い側が投げます。
- 得点
- 相手の最も近い球よりも目標球に近い球1個につき1点
- 試合の長さ
- 個人戦とペア戦は4エンド、チーム戦は6エンド
- 勝敗
- 全エンドの合計点が多い側の勝ち。同点ならタイブレイク
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ボッチャのルールと遊び方
準備するもの
- ボッチャのボール一式:赤球6個・青球6個・白球1個の計13個を用意します。白球はジャックと呼ぶ目標球です。
- 床に貼れるラインテープ:コートの外枠、投球する場所、Vライン、クロスの位置を示します。会場で使用できるテープか確認します。
- 距離を測る用具:目標球との距離が目で判断しにくいときに、メジャーやキャリパーを使います。球を動かさずに比べられるものを用意します。
- 得点を記録する紙と筆記具:赤・青それぞれの得点をエンドごとに書きます。投球する色を示す赤・青の表示板もあると進行を確認できます。
- 必要に応じた椅子やランプ:手での投球が難しい参加者がいる場合は、本人の投球方法と使う用具を事前に確認します。ランプは球を転がして送り出す勾配具です。
出典:日本ボッチャ協会「ボッチャとは/用具・コート」(別タブ)
遊び方(1/6)
人数を決め、赤球と青球を分ける
赤6球・青6球・白い目標球1球の、合計13球を使います。 ボッチャのルールでは、赤・青に分かれて対戦します。1人対1人の個人戦は1人6球、2人対2人のペア戦は1人3球、3人対3人のチーム戦は1人2球です。どの形式でも、片側が使う色球は合計6球になります。
白球はどちらかの得点用の球ではなく、両者が狙う共通の目標です。白球を投げる役が回ってきても、自分の持ち球6球から1球を減らすわけではありません。
以降の図では、通常の個人戦の進行を例に説明します。正式な大会にはクラス分けやチーム編成の条件もあるため、出場時には大会要項を確認してください。
出典:日本ボッチャ協会競技規則2025–2028 v1.0・2項(別タブ)
遊び方(2/6)
コートと投球する場所を確認する
手前の1~6が投球エリアです。Vラインの中央は投球線から1.5m、両端は3m先です。白い目標球はVラインを完全に越えた有効エリアに止めます。線の幅や設営時の計測方法は公式規則をご確認ください。 ボッチャの正式なルールでは、コートは縦12.5m、横6mです。投球する区画をスローイングボックスといい、1区画は縦2.5m、横1mです。個人戦では3番を赤、4番を青が使います。
ボールは、ボックスの前端にあるスローイングラインの後ろから投球します。最初に投げる白球は、Vラインを完全に越えた有効エリアに止まる必要があります。白球を最初から中央のクロスに置いて始めるのが通常の進め方ではありません。
会場を小さくして体験する場合は、下の「レクリエーションで条件を変える場合」を確認してください。
出典:日本ボッチャ協会競技規則・1項、2.1項、3.1項、コート図(別タブ)
遊び方(3/6)
白球、先攻の色球、後攻の色球の順に投げる
第1エンドで、赤が白を有効エリアに投げた場合の開始順です。無効球や場外球が出た場合の手順は省略しています。 ボッチャのルールでは、第1エンドは赤側が白球を投げます。白球が有効エリアに止まったら、その白球を投げた人が続けて赤球を1球投げます。その後、青側が青球を投げます。図は双方の最初の色球がコート内に残った場合です。
最初の白球が場外や無効エリアに止まった場合は、次のエンドで白球を投げる予定の人に投球権が移ります。有効な白球を投げた人が、最初の色球を投げます。
赤の最初の色球が場外なら、赤球がコート内に残るか、持ち球がなくなるまで赤が投げます。その後、青の球が場外になった場合も、赤より近い青球がないため青が続けて投げます。
出典:日本ボッチャ協会競技規則・10.4~10.7項(別タブ)
遊び方(4/6)
目標球から遠い側が次に投げる
各サイドで白に最も近い球だけを示しています。この場面では赤が近いため、球が残っている青が次に投げます。 赤球と青球がコート内にそろったら、それぞれの色で目標球に最も近い1球を比べます。次に投球するのは、その比較で遠い側です。赤・青が1球ずつ交互に投げるルールではありません。
例えば赤球の方が近ければ、次は青側です。青が投げても赤より近くならなければ、もう一度青が投げます。青球の方が近くなったら、次は赤側に移ります。
一方が6球を使い切ったら、もう一方が残りの持ち球を投げます。ボッチャでは、投げた球を相手の球や目標球に当てて動かすこともできます。その場合は動いた後の位置で近さを比べます。
出典:日本ボッチャ協会「試合の流れ」・競技規則10.7項(別タブ)
遊び方(5/6)
全て投げ終わったら、近い球の数で得点を数える
赤①・赤②が青①より白に近いため、赤2点・青0点です。得点に関係しない残りの球は省略しています。点線は近さを比べる目安で、実際の測定線ではありません。 双方が6球ずつ投げ終わるまでの一区切りを「エンド」と呼びます。途中で近かった球ではなく、そのエンドが終わった時点の配置で得点を数えます。
まず、目標球に最も近い球の色を確認します。次に、相手の最も近い球を基準にして、それより目標球に近い自分の球を数えます。該当する球1個につき1点です。
図の例では、青の最も近い球より内側に赤球が2個あるため、赤2点・青0点です。青より遠い赤球は得点に入りません。「近い方が常に1点」「目標球に触れたら必ず勝ち」ではありません。
判定が終わるまで球を拾わず、必要なら審判・進行役が距離を測ります。同距離の扱いは下の補足で説明します。
出典:日本ボッチャ協会競技規則・1項、10.16.1~10.16.4項(別タブ)
遊び方(6/6)
次のエンドへ進み、合計点で勝敗を決める
数字は説明用の仮の例です。各エンドの得点を合計すると、赤3点・青4点になります。 得点を記録したら球を回収し、次のエンドを始めます。通常、奇数エンドは赤側、偶数エンドは青側から白球を投げます。前のエンドで勝った側が毎回先攻になるわけではありません。
ボッチャのルールでは、個人戦とペア戦は4エンド、チーム戦は6エンドで1試合です。全エンドの得点を足し、合計が多い側の勝ちになります。図の個人戦の例は、赤3点・青4点で青の勝ちです。勝ったエンドの数だけでは判定しません。
合計点が同点なら、正式な試合はタイブレイクという追加エンドを行います。コイントスに勝った側が先攻か後攻を選び、白球をクロスに置いて始めます。再び同点なら、先攻を交代して追加エンドを繰り返します。タイブレイクの得点は、試合の合計点には加えません。
レクリエーション保険
行事を開催する主催者の方へ
- 開催前日までネットで申込開催日の60日前から、前日23時59分まで申し込めます。
- ケガに加えて熱中症・食中毒も補償行事参加中のケガや、熱中症・食中毒による入院・通院などを補償します。
- 1日1名あたり約29円から(※)申込サイトで行事の種類・参加人数・開催日を入力し、保険料を試算できます。
1日20人以上の日帰り行事が対象です。行事種目など、その他にも引受条件があります。
保険料をシミュレーション申込サイトが別タブで開きます。
補償内容・加入条件を確認する(公式サイト・別タブ)※約29円は、ライトプランで料率区分がA料率(危険度小)の行事に加入する場合の、1日1名あたりの概算です。1契約あたりの最低保険料は1,000円です。補償には条件・免責事項があります。大百科に種目が掲載されていることは、保険の対象となることを保証するものではありません。
ボッチャのルールの補足とよくある質問
ボールが場外に出たらどうする?
赤球・青球が外周ラインに触れるか、その外へ出た場合は無効です。他の球に当てられて出た場合も同じです。そのエンドの得点には入らず、投げ直して使うこともできません。場外に出てからコート内へ戻ってきた球も無効です。
一方、プレー中に白球が弾かれて場外や無効エリアへ出た場合は、白球をコートのクロスへ戻して続けます。クロスが他の球でふさがっているときは、クロスとスローイングラインの間(投球者側)で、左右のサイドラインから等距離の、クロスに最も近い位置へ置きます。白球を置き直した後の配置で、次に投球する側を判断します。色球が1球もコートに残っていなければ、白球を弾き出した側が次に投げます。
これは最初に投げた白球が無効になった場合とは別です。開始時の白球は、中央へ置いて済ませず、手順3で説明した順番で投げ直します。
出典:日本ボッチャ協会競技規則・10.5項、10.10項、10.11項(別タブ)
赤球と青球が目標球から同じ距離だったら?
ボッチャのルールでは、投球途中の同距離と、エンド終了時の同距離を分けて考えます。
投球途中で最も近い赤球と青球が同距離になり、その時点で得点になる球数も同じなら、直前に投げた側がもう一度投げます。同じ状態が続く間は、そこから交互に投球します。同距離でも赤2球・青1球のように得点になる球数が違えば、少ない側が次に投げます。持ち球がない場合は、残っている側が投げます。
エンド終了時に最も近い赤球と青球が同距離なら、その距離にある球1個につき、双方に1点ずつ入ります。例えば赤1個・青1個なら各1点、赤2個・青1個なら赤2点・青1点です。より遠い球を比べ直して、どちらか片方だけの得点にするわけではありません。
出典:日本ボッチャ協会競技規則・10.13項、10.16.2項(別タブ)
手で投げられない場合も参加できる?
ボッチャのルールで認められている投球方法には、手で投げる・床を転がす・足で蹴る方法のほか、ランプという勾配具を使う方法があります。手で投げることだけを参加の条件にする必要はありません。
レクリエーションで実施する際は、参加者が球をどう送り出すか、椅子や車いすの置き場所、補助する人が必要かを事前に確認します。ランプを使う場合は、本人が方向や投球を選べるように準備します。
正式な大会では、ランプを使えるクラスや補助者が行えることに規定があります。体験会で用具を調整する場合と、大会の出場条件は区別してください。
出典:日本ボッチャ協会「投球方法・ランプ・クラス」(別タブ)
レクリエーションで条件を変える場合
学校や地域の行事でボッチャを体験するときは、正式な競技規則をそのまま使うか、会場や参加者に合わせて一部を変えるかを、開始前に決めて全員へ説明します。変更したものを正式ルールとして紹介しないようにします。
例えば初回の練習なら、コートを小さくする、投球距離を短くする、まず1エンドだけ行う、といった調整が考えられます。これは本ページで提案する体験用の例で、協会の競技規則ではありません。距離とエンド数を変えた場合でも、次に投げる側の決め方や得点の数え方は先に共有します。
6人を超える参加者がいる場合は、順番に選手を交代するなど、一度に投球する人数を整理します。人数、持ち球、交代するタイミングを曖昧にしたまま始めないようにしてください。
また、競技規則には制限時間や反則時のペナルティもあります。このページは基本の理解を目的とした説明です。大会に参加する場合は、主催者が指定する規則と大会要項を確認してください。
出典:正式な競技条件の確認:日本ボッチャ協会競技規則(別タブ)
注意事項
投球先やコートの周囲に人や荷物がないか確認してから始めます。球の回収は投球が終わり、得点の確認が済んでから行ってください。
ルールの確認日:2026年10月4日。日本ボッチャ協会競技規則2025–2028 v1.0を参照しています。大会の規定をすべて掲載したものではありません。





