日帰りキャンプは、従来の宿泊キャンプとは異なり、道具をレンタルでまかなえることや、施設が充実していることなどから、初めてキャンプを行う方からキャンプ上級者の方にも人気があります。
ここでは、手ぶらでいける日帰りキャンプの楽しみ方や、関東エリアのおすすめスポットなどを紹介していきます。
日帰りキャンプとは?
日帰りキャンプとは、その名の通り「宿泊いらずで日帰りで楽しめるキャンプ」のことを言い、最近では「デイキャンプ」としてアウトドア好きの方や、アウトドア初心者の方など、幅広いユーザーから注目され人気があります。
日帰りキャンプは、従来の宿泊キャンプとは異なり、道具をレンタルでまかなえることや、施設が充実していることなどから、初めてキャンプを行う方からキャンプ上級者の方にも人気があります。
このような日帰りキャンプの最大のメリットは「手ぶらでキャンプ場を訪れても気軽にキャンプを楽しめる」ことです。
専門的な道具や施設のほとんどをレンタルでまかなえるため、荷物をほとんど必要とせず、初めてキャンプを行うことに不安な初心者の方や、ファミリー層なども、気軽かつ本格的にキャンプを楽しむことができます。
また手ぶらでキャンプを楽しめると言うことは、新たにキャンプアイテムを購入する必要がないため、仮にキャンプが自分に合わない場合でも道具代で損をすることはありません。
日帰りキャンプのメリット
日帰りキャンプには以下のようなメリットが考えられます。
日帰りキャンプのメリット
- 手ぶらでキャンプを楽しめる
- キャンプ場によってはアクティビティ要素も豊富
- キャンプの入門的なコンテンツとしても使える
繰り返しにはなりますが、一番のメリットはやはり手ぶらでキャンプを楽しめることであり、従来の宿泊型キャンプに比べ荷物が極端に少なくなり、準備も少なく簡単に済みます。
また、キャンプに必要となる道具や施設はほとんどキャンプ場のレンタルでまかなえるため、キャンプが初めてでまずはお試しで始めたい方や、キャンプの雰囲気を味わってその後本格キャンプを始めたい方など、キャンプの入門的なコンテンツとして使うことができます。
手ぶら日帰りキャンプでもあると便利なおすすめアイテム
手ぶらで訪れても楽しめるのが日帰りキャンプの魅力ですが、必要最低限の便利アイテムを持っていくことで、日帰りでもより本格的にキャンプを楽しめます。
ですがいくら便利であっても、大きいものを持って行ってしまうと日帰りキャンプのメリットを活かすことができないため、日帰りキャンプを楽しむ際はコンパクトかつ軽量であるアイテムを選ぶことが重要なポイントと言えるでしょう。
テントは基本的に不要
「キャンプと言えばテント」が一般的なイメージだと思いますが、日帰りキャンプは宿泊をしないため、基本的にはテントは必要ありません。
ですがキャンプ場によってはスペースが狭かったり、荷物置き場を用意する必要があるため、キャンプ場の施設に応じてそれに適したテントを持って行けば便利に快適に楽しめます。
例えば、お子様のお昼寝スペース、急な雨の避難所、小休止のスペースなど、ちょっとしたテントがあるだけで、安心・快適に日帰りキャンプを楽しむことができるので、訪れるキャンプ場の施設情報を事前に調査し、必要であれば簡易的なテントを用意しましょう。
日帰りキャンプでテントが必要な場合は、「ワンタッチ式」「軽量・コンパクト」これらの点をポイントに選びましょう。
虫除けアイテムは必須
日帰りであっても泊りでもあっても、キャンプは基本的に外で楽しむものなので、虫除けアイテムは必須と言えます。
虫除けアイテムにはスプレータイプや貼りつけタイプ、蚊取り線香などのスタンダードなものから、お子様のベルトや鞄に装着できる超音波タイプのものまで幅広くあるので、家族構成やスタイルに応じて用意しておきましょう。
レンタルや販売情報から持ち物を決める
調理器具や食器などキャンプに必要となる全てのものがレンタルや販売されている場合や、そうでない場合など、キャンプ場によって異なります。
キャンプ場に行ってから「あれが足りないこれが足りない」もしくは「これは必要なかった」などとならないようにも、そのキャンプ場のレンタルや販売情報を事前に調査しておくことが大事です。
例えば、キャンプ場でお皿や調理器具がレンタルもしくは販売されていないのなら、必要最低限のお皿や調理器具が必要ですし、逆にキャンプ場で全てまかなえる場合は手ぶらでもキャンプを楽しめます。
日帰りキャンプを楽しめるキャンプ場の選び方
ここからは、日帰りキャンプを楽しめるキャンプ場の選ぶポイントを、項目別に解説していきます。
日帰りキャンプも従来のキャンプの同様に、スタイルやキャンプに対しての知識によってキャンプ場選びが異なるので、「どのように日帰りキャンプを楽しみたいのか?」「家族連れの場合は?」など、自分のスタイルやプランに合ったキャンプ場を選ぶように心掛けるようにしましょう。
施設のチェック
キャンプ場によってはレンタルや購買店、またコテージやテントタイプなど、施設の内容や充実度が異なります。
施設やレンタルが充実していれば、それだけ手ぶらで行けると言うことなので、キャンプが初めての方や初心者の方は、特に注目すべきポイントと言えます。
コテージタイプのキャンプ場であれば、訪れてすぐに気軽にキャンプを楽しめますし、テントタイプであればテントの併設や食事の準備など、キャンプならではの手間を体験できます。
初心者の方や、荷物が少ない手ぶらを好む場合は、各施設が充実しているコテージタイプのキャンプ場がおすすめですが、キャンプならではの「不便さを楽しみたい」場合は、あえて施設の充実度の低いシンプルなキャンプを選んだりなど、プランやスタイルに応じた施設があるキャンプ場を選びましょう。
販売・レンタル情報のチェック
荷物が少な目、手ぶらで日帰りキャンプを楽しみたい場合は、施設はもちろん、そのキャンプ場の販売・レンタル情報を事前にチェックすることが大事です。
手ぶらで日帰りキャンプをする場合は、荷物を少なくすることが基本になるので、現地で調達できるものは現地でまかなうことがポイントになります。
そうすると、そのキャンプ場で「どのようなアイテムがレンタルできるか?」「食器の種類はそのくらい販売されているか?」など、事前に知っておくことが何よりも大事だと言えます。
キャンプ場までの距離
日帰りキャンプの場合は、宿泊せずにその日に帰るので、自宅からキャンプ場までの距離が近ければ近いほどその分キャンプを長く楽に楽しむことができます。
いくら手ぶらでキャンプを楽しめると言っても、移動時間が長くなってしまうとその分キャンプを楽しむ時間が減ってしまいます。
ですが、キャンプ場は何時でも訪れた時間であれば利用できるというわけではなく、チェックインとチェックアウトの時間が決まっているキャンプ場が多いです。
キャンプ場のチェックイン・アウトの時間、キャンプ場までの距離、アクセス方法、これらさまざまな要素を照らし合わせて、事前にしっかりとしたプランを立てておけば、当日をストレスなく過ごすことができます。
関東エリアで手ぶら日帰りキャンプを楽しめるおすすめスポット
日帰りかつ手ぶらで楽しむことができるキャンプ場は、関東エリアには豊富にあります。
ここからは、関東エリアで手ぶら日帰りキャンプを楽しめる、特におすすめのスポットをいくつか紹介していきます。
THE FARM(ザファーム)
- 所在地:千葉県香取市西田部
- 施設:テント、コテージ、トイレ、キッチン、冷暖房完備、電源
- レンタル:調理器具、炊飯器、その他
千葉県は成田エリアに位置する自然あふれるキャンプ場です。
都心から車で90分とアクセスもしやすく、手ぶらで気軽に楽しめる日帰りキャンプから、豊富なプランからなる宿泊キャンプまで、さまざまなスタイルで本格キャンプを楽しめます。
空中滑空が楽しめるアクティビティ「ジップスライダー」や、疲れた体に最適の天然温泉まで、アクティブから癒しまで幅広く休日を過ごせます。
キッチンやトイレの充実、アスレチックのオープンなど、ご家族連れにもおすすめのキャンプ場です。
ACNサンタヒルズ
- 所在地:栃木県那須郡那珂川町
- 施設:コテージ、トイレ、キッチン、食料調達可
- レンタル:BBQ機材、イステーブルセット
クリスマスをイメージした栃木県のキャンプ場で、トイレとキッチンの付いたコテージが19棟と、女性やご家族連れの方にもおすすめのキャンプ場です。
BBQ機材、イステーブルセットもレンタルが可能で、事前予約をしておけばキャンプ場でBBQ食材セットも用意してくれるので、手ぶらで訪れても本格キャンプを楽しむことができます。
コテージでなくても、キャンプサイトは炊事場、トイレ棟も完備しているので、キャンプ初心者の方でも安心して利用できます。
清水公園 キャンプ場
- 所在地:千葉県野田市
- 施設:バンガロー、アスレチック、牧場
- レンタル:調理器具、寝具、椅子、その他BBQ関連
千葉県は野田市に位置する自然あふれるファミリー向けのキャンプ場で、アスレチックと言ったアクティブな要素だけでなく、マス釣りやポニー牧場など大自然との触れ合いもしっかりと堪能できます。
都心から60分とアクセス面も優れており、また各種レンタルも充実しているので初心者の方からご家族連れの方、手ぶらスタイルに方など、幅広いユーザーにおすすめできるキャンプ場です。
手ぶらで楽しめる日帰りキャンプ まとめ
ここでは、初心者やご家族連れの方におすすめの、手ぶらで楽しめる日帰りキャンプについてのポイントや、おすすめのキャンプ場などについて紹介しました。
日帰りキャンプをできるキャンプ場は、レンタルや施設や充実してるため、新たに道具を購入する必要もなく、またテントの設営などと言った専門的な知識や技術もあまり必要がないため、手ぶらで気軽にキャンプをお試しで体験することができます。
また、日帰り旅行感覚でも楽しめるので、ご家族の方はもちろん、カップルや仲間同士でも楽しく休日を過ごすことができます。
日帰りでキャンプを楽しむ際は、なるべく手ぶらで行けるように、キャンプ場のレンタルや施設などの充実度を事前にしっかりと調査するようにしましょう。